〜彼の存在確認〜第一話
どーもーーーMinoriです。
青春が好きなあなたにはこれを見てドキドキしてもらいたいなぁと思います!!!
ある日の休日、私はBlue SNSを見ていた。
好きなゲームの攻略情報や最新情報を見つけていくうちに1つのアカウントを見つけた。
誕生日が、私の小学校時代、片思いをしていた相手と同じだったのだ。
垢名:サウスフィード @insouth0313
フォロー:153 フォロワー:134
誕生日:3月13日
ついついフォロワーをタップして一覧を眺めてしまった。同じようなゲーム趣味のアカウントが並ぶ中、
Rikuというアイコンが猫のアカウントを見つけた。
垢名:Riku @Nakatoh0313
フォロー:30 フォロワー:13
南中→東高 誕生日:3月13日
....間違いない。
中遠 陸 だ。
プロフィール欄には彼が通っていた中学校、
そして通っていたであろう高校名が綴られており、学校についてや勉強についての呟きがあった。
口調も間違いなく彼そのものだった。
彼は私と同じ小学校のクラスメイトであり、同じ趣味友であった。
中学校では離れてしまい、小学校卒業以来会っていない。
ー小学校時代私は彼が好きだった。
彼は私が好きかどうかはわからなかった。
私が覚えている情報では、彼はクラスの女子の6人くらいから慕われていた。
もちろん私も6人のうちの1人だ。
だが彼にとって私は案外近い存在だったと言ってもいいほど仲が良かった。
同じ趣味であるため席が離れていても
休み時間によく話をしていたし、
同じ学習教室に通っていたため、そこでよく2人きりで噂話や学校の愚痴などをこぼしていた。
だから彼も私と同じ気持ちなのではないかと思っていた。
結局私は彼に思いを告げず、そのまま終わってしまったのだが、..........
ー私は現在迷っている。
この彼のリア垢をフォローするかどうか。
しかし私のこのアカウントはヲタ垢であり、リア垢を持っていない。
でもこのまま見なかったことには私は出来なかった。
.....よし、陸の趣味垢フォローしよう。
同じ趣味の垢からのフォローならば怪しまれないであろう!
今まで何のつながりもなかったが大丈夫。
そう思いを込めてフォローのタップをした。
陸からのフォローは来るのだろうか?
少し待つとするか。
彼のアカウントを見つけても趣味垢しかフォローできない私。
現実の私もきっとそうですw