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次元龍屋  作者: -Sare-
ガイドブック
3/140

登場者紹介-次元に棲む者-

※此処に載っている情報は95次元迄の内容です。其以降は物語全体のネタバレになってしまう為、追記はしません。ご了承ください。

二次元の次元の主導者(コマンダー)。スナリー国出身で、有名な小説家であった父を殺した兵に復讐をする為に敵国であるフィーア国に一人でやって来た。

子供であり、齢は十二位。茶髪で紅色の瞳。

余り良い物を食べていないのか大人っぽい顔立ちの割には背は低い。服もぶかぶかのぼろぼろ。

雷属性であり、ケンの腕がある。

父の影響で小説を書いている。実は母は絵師で、父の本の挿絵を描いていた。


ロセス・ハリオン

四次元の次元の主導者(コマンダー)。勇者である父を黔日夢の次元(ゼロ・ディメンション)でセレに殺されて以来、魔物を滅ぼすと決意して依頼等をコナしていた。

年若い青年で良くいる直球馬鹿みたいな若さがある。口が悪いが、礼を言う位の節度は弁えている。

短い髪は浅葱色で瞳は紫煙の様な澄んだ紫。

右の頬に黔日夢の次元(ゼロ・ディメンション)でセレに付けられた引き()れた様な傷跡がある。

(マト)う鎧は父の形見であり、一見(トテ)も階級が高そうな装飾があしらっており、可也古い物で傷だらけ。耳元にも装飾品が施されている。


フレス

ギルド坎帝の牙(ラークセラー)に所属していた神。ドレミの姉でもある。線の細い柔らかな微笑を常に浮かべている。

容姿は翡翠色の長い髪、蒼い藍玉(アクアマリン)の瞳。

ドレミの過去を断ち、一柱立ちさせるのが使命。

神の威を借る、神の力を借りる術を前世では使えたが、前世で使い切ってしまった為か神となってからは使えなくなった。絶対的な未来を夢で見たり、無理矢理神を作ったり、又召還すると言った力だった。

鎮魂の卒塔婆(レクイエムストゥーバ)にてドレミを他次元へ逃がした後、直接にセレに手を下され神になる。

八次元にてドレミを次元龍屋へ導くと言う使命を果たし、消滅する。


ロレンツェッティ(ロレン)

六次元の次元の主導者(コマンダー)。故郷の村を黔日夢の次元(ゼロ・ディメンション)に触発されて暴走した魔物に滅ぼされる。其以来魔物と意思疎通が図れる様にしようと研究を始める。

髪は短く、癖が強いのか跳ね捲っている。茶髪だが所々(シロ)混じり。余りにも真直マッスぐな何か夢や目標を持った生き生きとした鈍色の瞳。元気は有り余っている。其の元気に身を任せて駆け回ったのか肌が(クロ)く焼けていてる。

大き目の眼鏡を何故か二重にしており、一寸チョットした事でぐ壊す。メガネクラッシャー。只此の眼鏡(正式名称はMeddle Gabfest Negligent、略してMEGANE)は彼女の研究成果の結晶であり、魔物を落ち着かせる波長を放っているのだと言う。

ドレミと同じ年頃、同じ背丈(一寸チョットロレンの方が背が高い)で背に大きなリュックを背負っている。小柄なので可也身軽。服はボロボロ。見様からして頑丈な服なのかも知れないが、全体的な印象としては自堕落そうに見えてしまう。

実は有名な気の使い手だったらしいが(実力も折り紙付き)、研究の開始と共に封じたらしい。


エンエン

九次元の次元の主導者(コマンダー)黔日夢の次元(ゼロ・ディメンション)に因りクロい焔が噴出する様になった為、村を護ろうと一人、フェニックスを探しに行く。

身長40㎝位で大きな筒の様な碧樹()の仮面をすっぽり被っている所為で絳茶(アカチャ)の仮面から手足が生えている様な形をしている。仮面には(シロ)(アカ)とカラフルに塗られており、作られた表情は無表情乍らも何処か陽気そう。

1mはある黔曜石(コクヨウセキ)が取り付けられている鑓を携えている。

仮面の中は異次元なのか幾らでも物が蓄えられるらしい。

正義感が強く、直ぐ行動を移そうとする為、潔い半面無茶も物ともしない。

故郷であるユンヤミ村でも信頼は厚く、長でもある神官と話し合う程である。齢は数えない風習だが、十六位である。


我=嚶=倭(ガ=ヨウ=ヤマト)

十次元の次元の主導者(コマンダー)黔日夢の次元(ゼロ・ディメンション)に因り金鏡ツキが落ちて大地震が起き、棲んでいた街が機能しなくなった為、一獲千金を夢見て一人土を掘る少女。

クロと灰の肩より少し長い位の髪で、瞳はソラを凝縮したかの様な深い黄色。肌は灰色掛かっている。両の腕が枯れ木の様に細長く、鋭い鉤爪が備わっている。元々土を掘って暮らす民族。

服は布一枚を紐で縛った様な簡素な物。髪もぼさぼさ。

貧乏だった為、金に執着がある。

今は地下に皇齎=帝丐国|(コウセイ=テイカイコク)と言う大帝国を築き、王兼教祖として暮らしている。


ハイカーン

十一次元に居る神。黔日夢の次元(ゼロ・ディメンション)に因り死に掛けた為真の姿となり、此の次元から出られなくなった。もう永い時を生きており、使命を果たして朽ち果てる事を願っている。

谺属性であり、容姿は全長2mの蛇の様な頭にリボン似の触手。虫か華葉()の様な翅を有した姿。只胴はなく、タマが点々と繋がり、尾迄象っていると言った具合。目は閉じられており、開かれる事はない。

挿絵(By みてみん)



クルル

十三次元にて煌輝と言う人間と一緒に暮らしている風陣龍。

口調は少し爺臭いが、十歳程の未だ未だ子供の龍。

全長4m程。笛の嗜みがあり、セレも彼から手解きを受けた。

煌輝が行方不明になり、心配の余り風陣龍特有の能力、風呼を用いて次元龍屋へ依頼を行った。

温和な性格で、家族の纏め役になろうと影乍ら頑張っている。

家族であり、同じ風陣龍であるカララとは、同族と言う丈で本当の兄弟ではない。

奥の大きい方がクルル 手前の小さいのがカララ

挿絵(By みてみん)


カララ

十三次元にて煌輝と言う人間と一緒に暮らしている風陣龍。

クルルと同じ龍族だが、彼より一回り小さく、体毛の色が薄い。

無邪気で甘えん坊であり、実は結構力持ち。

遊ぶのが大好きで、常に狗の様に駆け回っている。


キリリ

十三次元にて煌輝と言う人間と一緒に暮らしている陰風龍。

躯中に古傷が多くあるが、此は彼等に会う前に人間に苛められて付けられた物。

其から人間は嫌っているが、煌輝丈は別で彼の事は心から信頼している。

カララ曰く、常に渋面でかっこいいとの事。

次元龍屋が依頼を受けた時は彼は反抗期に近い状態だったので、家出感覚で街等を放浪していた。

けれども現在は落ち着いており、家族と一緒に暮らせて幸せそうだ。

又一番の甘えん坊で、常に煌輝の傍に控えている。

挿絵(By みてみん)


煌輝(コウキ)/皐騎(コウキ)

十三次元で出会った少年。ぼさぼさの髪は紫色で、大きな瞳は灰色。次元の主導者(コマンダー)である翡翠のタマが埋め込まれている頸飾りをしている。

龍であるキリリとカララ、クルルと住んでいたが黔日夢の次元(ゼロ・ディメンション)に因り死亡。神として転生したが記憶喪失になり其の際は皐騎と名乗っていた。

今は碧山ヤマにて龍達と慎まやかに暮らしている。


晴天 霙(セイテン ミゾレ)

十八次元の次元の主導者コマンダー黔日夢の次元ゼロ・ディメンションに因って次元のホボ全ての人類が滅んでしまい、霊界に閉じ込められていた少女。

作中では結構あっさりと語られたが、可也絶望的な状況にいる。当人が幼過ぎる故に未だ理解し切れていない所があるが、アンマリな宿命を突き付けられた物だと今更乍ら筆者は痛感しています。後から考えると本当此の子可哀相過ぎないか?

容姿は曙の少し眠そうな垂れ目にふわふわのクロのセミロング、礼服みたいなシロクロで統一された衣装をマトっており、其のアクセントが可愛さを引立てる。(ロード談)

極普通に両親に育てられ、狗の音憂(ネウ)を飼っていたりと、本当に普通の生活を送っていた。

慈鴉神を祀る神社の跡取りだった為、如何にか慈鴉神の加護に因り黔日夢の次元ゼロ・ディメンションを生き延びた。

ロード達の協力に因り霊界から解放された彼女は慈鴉神の御神体であるカササギを肩に乗せ、他の生き残りであり、同じ次元の主導者コマンダーである三人の子供を探す旅に出る。

次元の主導者コマンダーとしての宿命に引き寄せられている運命の様ではあるが、其でも彼女は前を向いて歩いて貰いたい物である。


慈鴉神

十八次元にて黔日夢の次元ゼロ・ディメンションから次元を護ろうとした心優しき慈悲深い神。だが力及ばず晴天 霙含む四人の子供しか助けられなかった。加えて彼女達が霊界に囚われた為、陰乍ら見護り続けていた。

親を敬愛する一羽のカササギが生命の繋がりに感謝をし、全ての生き物を好きになって愛する余り神になったと言う言い伝えがある。

慈しみの神である為力がツヨい訳ではなく、現世ではカササギの一羽として世界を飛び回っていた。

一応霊界の様な思念丈の世界では姿を変える事が出来、長い黔髪クロガミに潤んだ暗翠の瞳を有した青年の姿を取る。絹を何枚も重ねた様なユッタリとした服を羽織る様に着ているが、未だ姿としては不完全な為、その両腕はクロい羽根が生えており、素足は鳥の様に節榑フシクレ立った足と、カササギの姿が未だ残っている。



ボス(本名不明)

セレの前世の次元で殺し屋専門のギルド『梟ノ睛オリーキスド』のボスを務めていた男。

化物と呼ばれ、蔑まされて生きていたセレを、ムシろ化物な部分に価値を見出して買った。

冷淡で敏腕な才を持ち、他のギルドから一目置かれていた。

自ら悪である事を認め、其を自覚した上で必要悪としてギルドの長を務める事を信条としており、国も無視出来ない存在だった。

そんな彼だが、異様に化物であるセレに執着をする様な節があり、其の姿は他のギルド員からも奇異に映っていた様だ。

セレがギルドを脱退した時に見せた姿が、余りにも縋り付く様な弱い人の其に見えたのだが・・・。

其の後、如何やらセレがギルドを脱退した翌日に自殺をした事をナレーから聞かされる。

彼は裏で革命軍を指揮しており、其の日は大規模なクーデター決行日でもあった。

何故彼がそんな最期を選んだのか誰も知る由も無いが、ナレー曰くセレに救いを求めていたのではないかと告げる。


ナレーリスト

セレの前世の次元で殺し屋専門のギルド『梟ノ睛オリーキスド』の構成員であり、セレの相棒だった男。

御喋りで世話焼き、器用じゃない癖に御節介で、御負けに甲斐性無し。(セレ談)

銀混じりの翠の肩より少しバカり長い位の髪で、金色に光る目は少年の様に澄んでいる。

元は教師をしており、紆余曲折してギルドに入る事になる。

けれども人殺しはモッパら苦手で、知識や教養があったので潜入捜査や証拠隠滅、情報収集等を主な任務にしていた。

只仕事の合間に孤児や奴隷を見付けると家に連れ帰ってしまう事が多く、家族としてひもじい乍らも一所懸命に育てていた。

ギルドに入ったセレを如何しても心配してしまう節があり、嫌われていると知りつつも常に一緒に行動した。

余りにも住む世界が違い過ぎたので最後迄セレと分かり合う事は出来なかったが、彼と交わした言葉を今でもセレは忘れられずにおり、彼から初めての誕生日プレゼントで貰ったオーバーコートを未だに捨てられずにいる。

其の後六十六次元にて、ひょんな事からセレが此の次元へ立ち寄る事になり、大きく見違えていたであろうセレに直ぐに気付いて声を掛けた。

彼は世界が大きく変わってしまった事を憂いており、克ての勢いを無くした様にセレは思った然う。

セレに約束していた新品のオーバーコートを渡し、彼女に銃で撃たれて呆気なく殺されてしまう。

因みにオーバーコートは丗闇が預かる形で受け取っている。


魔術具専門店の店長

セレの前世の次元にて魔術具専門店を開いていた店主。

初老の男であり、杖が無いと歩けない。特殊な店もあり随分な無口だったが、セレの事を魔獣と信じており、随分と慕っていた。

彼女の羽根や甲を換金してくれた、唯一対等に話せた相手。

彼女の事を孫の様に可愛がっていた所もあり、セレも彼に丈は少し違う懐いを抱いていた様だ。

後にセレがひょんな事で立ち寄った際、老衰で亡くなり孫が店を継いでいる事を知る。

そして店主はセレが死んでしまった原因は自分が翼を要求したからでないかと悩んだが、何時か屹度又店に来てくれると信じていた様だ。

因みにセレがガルダにプレゼントした御守りは此の店で購入した物だ。


チーファ

二十一次元の次元の主導者(コマンダー)黔日夢の次元(ゼロ・ディメンション)に因り濛雨アメが降らなくなった村で犠牲イケニエに選ばれ、家出をしてしまっていた。

只根が優しい丈に其はいけない事だと罪悪感にサイナまれてしまう。齢相応の反応を見せる所がある分、居た堪れなく映る。最後迄ガルダ達は手品が凄く上手い人達だと信じていた。

分かり易く言うと獣っ子。髪の代わりにクロくて兎の様に長く大きい耳、丸っこい角が左右に二本づつ生えており、深いグレーの大きな丸い目に、鼻はピンクで手足も茶の毛皮に覆われている。

挿絵(By みてみん)


シロの女王

二十二次元の次元の主導者(コマンダー)黔日夢の次元(ゼロ・ディメンション)で現れたセレと話をし、セレを次元へ返した。次元をたった一人で護った慈悲溢れる女王。

出来る事は自分でしたいと使用人も雇わず、景色が良いからとド田舎に城を建て、愛された人々から骨を送られたので其の骨で城を造った、聖人の余り狂気染みた事を平然としてしまう。

ピアノが弾き、何時も独りで過ごしていたが、其の実迚も寂しがり屋で誰か来ないか何時も憖い乍ら一人死んで行ったが、其の事実を知る者はいない。

真皓マッシロで華の様に広がるドレスをマトい、ティアラのダイアモンドが眩しく輝いている。肌も長く伸ばした髪もシロく、唯一其の双眸が紺碧。

だが其は生前の姿で、死後魂として甦った彼女は寂しさを紛らわす為訪れた者を次々と己を包む焔で燃やし尽くしていた。燃やされ続けた所為で女王はクロい骨と化し、焔の轟音と共にき叫んでいる。

最後セレが一緒にいる事を誓い、何やら彼女と契約を結んだ様だが・・・、


柊 楓夏(ヒイラギ フウカ)

飃と共に冒険者ギルドに所属していた正女。

(クロ)の長髪に利発そうな大きな水色の瞳。

飃が唯一気を許していたパートナーであり、コンビでの活躍はギルド内外でも有名だった。我宮魄殲滅剣璽(ガエイハクノセンメツノケンジ)の使い手でもある。

負けず嫌いで元気快活な性格の持ち主であり、彼女が巻き起こす嵐に飃は無理矢理付き合わされている風だったが、彼も満更では無かった様だ。

だが突如現れたスガタコロシと戦闘になり、飃を逃がす為に囮となり、其のママ帰らぬ人になる。

後悔なんてしない彼女の事だから神になんてなっていないだろうと、ある意味根拠のない確信を抱けた事は彼にとって小さな救いとなった。

彼女が最期に飃へ掛けた言葉に因って飃は大きく其の定めを変える事となる。


プーニー 

三十六次元の次元の主導者(コマンダー)。気付けば良く分からない蕭森モリ彷徨サマヨっており、大きな七色の羽根を集める事に執着していた。

全長2m程で二足歩行の蜥蜴の様な容姿をしている。

全身若葉色の鱗に覆われ、顔の先は嘴の様に尖り、水色に透き通っている。

金の耳が顔の後方に生え、背からもクロい甲が立ち、鋭い爪は蒼色。

何処か攻撃的な見た目に反して性格は温厚で、又恐怖や警戒心と言った物にウトく、誰にでも社交的に接する。

服をマトい、ケープを羽織ったり、眼鏡を掛けていたりと文明的な知的さも併せ持つ。

何か大事な事を忘れている様なのだが・・・如何やら不思議な羽根にヒントがある様だ。

挿絵(By みてみん)


371(サナイ)

三十八次元の次元の主導者(コマンダー)。影が勝手に動くと言う奇っ怪な悩みを持つ華も恥じらう女子高生。

何やら色々隠している事もある様な・・・?

全長2m程の言わば二足歩行する蜥蜴の様な姿。

滑らかなシロい肌に二本の細長い触角が兎の耳の様に生え、顔は大きな黔水精クロスイショウに覆われ、蒼い瞳のみ認識出来る。

首は蛇腹みたいで細長く、手は短い四本指で、しっかりとした足は鳥の物と良く似ている。尾は長くふさふさしており、絹の様な毛を絡めて伸ばしたかの様。セレが居たら引き千切られていたのかも知れない。

学生の為制服としてクビにはアカいスカーフのネクタイがされ、二枚のクロい布を羽織っている。

布には校章である刺繍がされている。実は遠方でも有名な進学校である。

挿絵(By みてみん)


034(オミヨ)

三十八次元にて371達の通う学校で自殺をしてしまった女子高生。屋上で包丁を刺して亡くなると言う特異な死を遂げる。

特に悩みも無い様な普通の大人しい子(677談)なのに何故・・・?

真相は本人しか知らない。

生前の姿は371と良く似ており、一回り小さい。


677(ムナナ)

三十八次元で371達の通う学校で教師をしていた。けれども其は昔の話で、学校の階段で足を滑らせて転落死した事に因り学校に憑り付く地縛霊となっている。

死しても猶学校と生徒を愛し、若くして亡くなったが、ずっと学校に居られる事にムシろ本人は霊になった事を然う悪いとは思っていない様だ。

今でも其の時の教え子が時々華等を手向けに来てくれるので生徒達にも慕われていた。

実は生徒達を優先する余り危うい一面もあり、034の件からも一歩間違えると怨霊化してしまう所だった。

本人は余り自覚が無いが、実は霊としての格は学校の中でも可也高い。

371と良く似た姿で、彼女よりも一回り大きく、躯は薄灰色。

教師として制服の代わりにマントの様なシロい布を羽織っている。

挿絵(By みてみん)


リース

四十一次元で出会った青年。天使の末裔で、溝壑の化物を見張る為に出来た天使の子孫の村で生きていた。

もう退化して翼も無いのに飛べると信じ込んで互いに見張ったり牽制し合う村の風習を嫌い、何時か旅に出ようと画策していた。

村をスガタコロシに滅ぼされ、結果的に生き残りとして旅に出る事になる。

彼の順応力が遺憾なく活かされて、偶然出会う事となった溝壑の化物と旅を共にする事になった。

後に溝壑の化物へ名前を付けようとした所で化物がミナゴロシへ覚醒、其に因り殺されてしまった。

因みに彼に影響を与えた旅人は、此処にギルドを作ろうと立ち寄ったマスターだったりする。

只村の風習を知って、ギルドを作る事を断念した様だ。


҉溝҉壑҉の҉化҉物҉

҉四҉十҉一҉次҉元҉で҉溝҉壑҉に҉て҉生҉き҉永҉ら҉え҉て҉い҉た҉化҉物҉。҉記҉憶҉が҉無҉い҉様҉で҉、҉何҉時҉か҉ら҉此҉処҉に҉居҉る҉の҉か҉憶҉え҉て҉な҉い҉様҉だ҉。

҉性҉格҉は҉極҉め҉て҉温҉厚҉で҉、҉無҉邪҉気҉な҉子҉供҉の҉様҉で҉あ҉る҉。҉

҉只҉容҉姿҉は҉其҉程҉可҉愛҉ら҉し҉い҉物҉で҉は҉な҉く҉、҉全҉長҉8҉m҉程҉で҉全҉体҉的҉に҉黔҉(҉ク҉ロ҉)҉く҉、҉頭҉に҉目҉は҉無҉く҉、҉両҉前҉足҉は҉刃҉の҉様҉に҉鋭҉い҉。҉背҉に҉は҉大҉き҉な҉棘҉と҉触҉手҉が҉無҉数҉に҉生҉え҉、҉尾҉は҉皮҉が҉剥҉け҉た҉様҉に҉生҉々҉し҉い҉肉҉が҉盛҉り҉上҉が҉っ҉た҉悍҉(҉オ҉ゾ҉)҉ま҉し҉い҉姿҉を҉し҉て҉い҉る҉。

挿絵(By みてみん)

҉何҉も҉飲҉ま҉ず҉食҉わ҉ず҉で҉生҉き҉続҉け҉る҉事҉が҉出҉来҉た҉が҉、҉友҉で҉あ҉る҉天҉使҉の҉ネ҉ロ҉ン҉と҉の҉約҉束҉で҉死҉ん҉で҉し҉ま҉っ҉た҉天҉使҉を҉喰҉ら҉い҉続҉け҉て҉い҉た҉。

҉又҉期҉せ҉ず҉し҉て҉託҉さ҉れ҉た҉ネ҉ッ҉ク҉レ҉ス҉が҉|҉次҉元҉の҉主҉導҉者҉(҉コ҉マ҉ン҉ダ҉ー҉)҉で҉あ҉り҉、҉然҉う҉と҉も҉知҉ら҉ず҉に҉護҉り҉続҉け҉て҉い҉た҉。҉

҉永҉い҉間҉天҉使҉達҉に҉蔑҉ま҉さ҉れ҉て҉い҉た҉の҉に҉彼҉等҉の҉事҉を҉好҉い҉て҉お҉り҉、҉ス҉ガ҉タ҉コ҉ロ҉シ҉に҉村҉を҉破҉壊҉さ҉れ҉て҉初҉め҉て҉怒҉り҉を҉覚҉え҉て҉覚҉醒҉す҉る҉。

挿絵(By みてみん)

҉覚҉醒҉し҉た҉事҉に҉因҉り҉、҉背҉中҉の҉棘҉が҉伸҉び҉た҉事҉で҉出҉来҉た҉、҉鉱҉物҉で҉出҉来҉た҉様҉な҉翼҉が҉生҉え҉、҉黔҉(҉ク҉ロ҉)҉い҉焔҉か҉凱҉風҉(҉カ҉ゼ҉)҉が҉吹҉き҉出҉さ҉れ҉て҉飛҉べ҉る҉様҉に҉な҉っ҉た҉。

҉最҉後҉に҉は҉村҉の҉生҉き҉残҉り҉で҉あ҉る҉リ҉ー҉ス҉と҉一҉緒҉に҉旅҉に҉出҉る҉事҉に҉決҉め҉た҉様҉だ҉。҉一҉体҉其҉の҉旅҉で҉彼҉は҉何҉を҉得҉る҉の҉だ҉ろ҉う҉か҉。

҉ス҉ガ҉タ҉コ҉ロ҉シ҉に҉ミ҉ナ҉ゴ҉ロ҉シ҉と҉言҉う҉化҉物҉だ҉と҉告҉げ҉ら҉れ҉た҉が҉果҉た҉し҉て҉・҉・҉・҉?


瞳の化物

四十二次元でセレ達が出会った化物。

全長10m越えで、ざわざわと蠢く無数の鱗と触手に覆われている。

鱗は何らかの粘液を垂らしており、所々目が生えていて躯中無数の瞳がある。

牙の生えた嘴に牛か鹿の様な曲がった角、無数の細長く関節が曖昧な手が生え、実は此の手で千斬れてしまっている首を支えている。

可也知能が高いが狂暴で、言葉等も理解出来ているが、応える気は一切ない。

ある次元で神として崇められていたが、元々は其の次元の悪魔が色んな生物を滅茶苦茶にくっ付けて創ったキメラで、上位の存在ではない。

悪魔の気紛れで創られた生物だったが、セレ達を助ける為にアティスレイが乗っ取った事に因り、大人しくさせる事に成功した。

だが、アティスレイの力は不完全で、最後の力を使って化物を次元の外へ逃がして行方知れずとなる。

只其の後、クルスティード尖塔の物に捕らえられ、牢屋に入れられていた所、セレと再会を果たす。

化物の力で辛うじてアティスレイは生き残っており、マザーに伝えたい事があるからとセレに捕食される事を頼んだ。

最終的にセレの中へ戻る事が出来た様だが・・・今後彼女はの様に変化するのだろうか。

挿絵(By みてみん)


壟枉(ロウオウ)

四十三次元の次元の主導者(コマンダー)クロっぽい人間が背中に鮮やかな海牛を背負った様な姿をしている。

背中は感情に因って色取り取りに輝く。折り目正しく、村の為だったら命も惜しまない。

村が侵略者、巉罫達に滅ぼされるのを防ぐ為、セレを自分の命と引き換えに召喚する。

セレの事をヨル水鏡ツキと殺しの破壊神と崇めていたが、実は彼等一族はセレが黔日夢の次元(ゼロ・ディメンション)で暴れた際に出来た沼地に生息している為、破壊は創造でもあると言う教えを信じ、彼女を秘かに敬っていた。

実際セレを悪神とし乍らも敬っているケースは他にも幾つか存在する。

完全な敵同士として邂逅した為叶わなかったが、恐らく壟枉と巉罫は馬が合っていたんじゃないかと、後のセレは思う事があった様だ。


巉罫(サンガ)

四十三次元の次元の主導者(コマンダー)である壟枉ロウオウ達の村を侵略しに来た牛族の長。

全長10m以上の巨体であり乍ら俊敏さも兼ね備えており、礼儀を重んじる所から同族から戦神と崇められていた。

六足の牛の様な姿で、面が少し人間っぽく鼻が低い。

他の仲間はタテガミ丈が銀で全身はシロいのに対し、彼女は全身が銀色である。

石で出来た無骨な斧を両手に持ち、突進と同時に巧みに使いコナす事で負け無しだった。

実は其の一族と並外れた力は彼等の神から授かった物で、黔日夢の次元(ゼロ・ディメンション)に因り出来た沼地が世界を滅ぼすと考えた神は、巉罫に沼地を無くすよう神託をしていた。


ロア

四十五次元の次元の主導者(コマンダー)。火山の火口にあると言う珍しい人間の国へ遊びに行って色々巻き込まれてしまう。

姿が特徴的で、蟷螂の鎌の様な両手に、蹄のある二本の脚、家鴨アヒルの様な平べったい嘴、長い金魚の様な派手な尾と、取って付けたかの様なキメラ具合。

其の尾を揺らす事でソラを飛ぶ事が可能、脚力も中々な物で、機動力に可也優れた種。

今迄然程恐い経験をして来なかった所為で割とホイホイ人に付いて行ってしまう、疑う事を知らない様だ。

亜人は幸せの象徴と言う事で、人間に狙われてしまう様だが・・・?


ラフローレン

四十七次元の次元の主導者(コマンダー)。恋人であるロイドを失った悲しみに耐え切れず自殺したのに、消える事も出来ずに地獄に残り続けた正女。

只涕いていた彼女の涙は何時しか滄江カワになり、死者が現世に行かない様隔てる物へと変貌していた。

銀色のぼさぼさの長髪に、アカい瞳。数百年涕き続けた事に因り、最早涙の止め方を忘れてしまった。

彼女の願いを叶えると次元が滅ぶ可能性があった為、の様な形で願いを叶えるかセレ達は悩まされる事になる。


テルカナ=オーランド

四十七次元の地獄に棲む悪魔。其の次元では名の知れた上位の悪魔で、ラフローレンが創る滄江カワの御蔭で死者を見張る仕事が楽になると半ば彼女を利用していた。

姿は鰐の手足が蝙蝠に転じた様な具合で、激しく燃える真紅の瞳、其の全身は鱗の代わりに(クロ)い蛇が無数に生え、長い尾の先には牛の角の様な物が絡まり合って生えている。

セレを異国の邪神と認識しており、悪魔として交渉を持ち掛ける。

存外変化を楽しむ所があり、セレのある意味無茶振りな要求を呑んでくれた。

因みに此の一件の功績が認められ、彼はより上位の悪魔へと昇格する事になる。

挿絵(By みてみん)


スェズ

四十九次元の次元の主導者(コマンダー)雲華クモの上に棲んでいた御爺ちゃん。大らかで元気一杯。何不自由なく暮らしていたが、ある日旻ソラから来た謎のクロい樹に悩まされている。

酷く蓄えた髭と皴に刻まれた、もうしっかり齢を経た御爺ちゃんだが、黄玉(トパーズ)に似た輝きを持つ瞳の御蔭か若々しくも見える。

鏡に似た孫がいるらしい、随分と長生きをしていて魔術の才もとんでもなく、御蔭で一人で元気に暮らしていた様だ。

其でも一人暮らしは淋しかった様で、皐牙達と過ごした一時は大切な懐い出になっている。

因みに彼が手掛けた魚?料理に因って皐牙の神生ジンセイは大きく変わる。


AL(アル)

五十次元の次元の主導者(コマンダー)。気さくで陽気な研究者。とんでもない発明をどんどんしちゃう天才肌。只御人好しが祟って終わらない半日に閉じ込められる事になる。

ひょろりと背が高く、可也の猫背。(クロ)の、所々銀が混ざる髪。

パッチワークの白衣の様な、何とも変わった衣装を(マト)い、六本もの腕を持つ。

複眼にも似た翠玉(エメラルド)の目を有しており、一見虫と人のキメラの様。

近所の研究所から視察と称して研究成果の横取りをされ続けているが、本人は気にしていない模様。

実はT&TのZNと友人同士で、此の事が切っ掛けで次元龍屋と繋がりが出来る。

(実はZNも彼の技術を当てにしているのは内緒!)


レニア

五十二次元の次元の主導者(コマンダー)の一人。天馬を乗りコナす若き旅人。

年端も行かない幼子で、未だ世間の恐ろしさも何も知らず、無邪気に旅に出たいと夢を持つ少年。

何気、天馬に乗るのは大変難しい事なので、乗馬スキルがとんでもなく高かった。

何時か一緒に旅をする未来を迎えるのか、其とも新しい夢を見付けるのか。

若しくはそんな彼の傍を共に飛ぶ碧の翼があるかも知れない。


スーニー

五十二次元の次元の主導者(コマンダー)の一人。影追翼(ペリュトン)を手懐けた少女。ツヨい。

少し雀斑(ソバカス)のある面持ちで、金の長髪。其をツインテールに結っている。(ソラ)色のワンピースを着ている。

孤児院で暮らしており、良い所みたいで大切に育てて貰っている様だ。


エイガ

五十六次元で遺跡調査をしていた考古学者。

人型の猪の様な姿をしており、短くも伸びた鼻に、飛び出す牙、そして蹄の足をしている。

(アカ)いスカーフを頸に巻いているが、此で他の仲間と区別を付けている。

猪宜しく気になった物があると全力で突進をしてしまう癖がある。

其の姿勢は良いのだが、其の所為でとんでもない事態を引き起こしてしまう原因にもなってしまう・・・。


ローグ

五十六次元で遺跡調査をしていた考古学者。

エイガ達を率いた隊長で、物腰柔らかく、(クロ)のスカーフを巻き、耳に金の輪が掛かっている。

エイガの事は全力で頑張る所を評価しているが、突っ込んで大切な物を壊しはしないかいつも気に掛けている。


ファイアース・イルバレン=リリアス

六十次元の次元の主導者(コマンダー)。儀式中の皇女を護る為、神殿を警護していた親兵長。

其の正体はソルの親違いの兄であり、生前の彼女を命を賭けて護ろうとしたが、黔日夢の次元(ゼロ・ディメンション)に因り現れた魔物に敗れてしまう。

ソルが其の後如何なったのか、彼女を迎えに行かなくてはいけないと言う後悔から神に成り、死に掛けの次元の主導者(コマンダー)としての躯と、自覚のないママに神に成った魂と言う中途半端な存在としてあり続けた。

只秘めたる力はツヨかった様で、彼が死んだ最期の日を超えられる様永遠に其の日をループし続けていた。

だが干渉力の高さが仇となり、彼一柱の力では乗り越えられない試練となって力尽きるギリギリまでループを繰り返す羽目となった。そんな彼をソルの詠が導いて終わらせられたのはせめてもの救いだろうか。

時鳥ホトトギスの生まれの為、灰色の長髪、瞳は灰と翠のオッドアイ。

彼の心は今も、ソルの中で翠に輝いている事だろう。


コルコル

六十二次元にて街中を徘徊していた清掃、観光案内用ロボット。

可也科学が進んだ次元だったので意思に近い物を獲得しており、状況を見て判断する高度な知能を有していた。

加えて何百年も稼働し続ける程の耐久力もあり、非常に優秀なロボットである。

姿は地に接している方が広く大きい縦長の台形。其処からボールが六つ付いており、其が回転する事で移動する。

伸ばされた触手を光らせたり物を掴んだりと割と器用に何でも出来る。滅茶苦茶便利な子。

沢山質問してくれたZ1-Θの事が御気に入りだったみたいだ。


ツミン

六十二次元の次元の主導者(コマンダー)。ソラミテクノ工場の兎飼育担当のロボット。

姿は金属の箱から手足を伸ばした様な姿で、長年稼働した為か多少錆が目立つ。

打ち上げ用ロケットに乗せる為の大量の兎を一体で管理しており、中でもある兎を特に可愛がっていたみたいだ。

彼もコルコルと同じく優秀なロボットで、己の使命に忠実であり乍ら兎へ独特の感情を抱いていたみたいだが・・・。


アイル

六十三次元、古獣の国に棲んでいる古獣の一頭。

全体的に薄い水色をし、額に小さな角が生えていて、手足や尾に立派なモフモフがある。

大人しくもしっかりとした性格の持ち主で、神獣を心から敬愛し、何時も神殿等を掃除して過ごしていた。

成体に見えるが古獣の中では未だ未だ幼く、齢で言えば二十位である。

挿絵(By みてみん)


カエイ

六十三次元、古獣の国に棲んでいる古獣の子供。

全体が燃える様に(アカ)い毛並で、少し鼻が長くて扇の様に耳が大きい。

すばしっこいのが自慢で、駆けっこには絶対の自信を持っている。

好奇心旺盛で遊び盛り、子犬みたいに走り回る様は何とも愛らしいだろう。

挿絵(By みてみん)


ローエイ

六十三次元、古獣の国に棲んでいる古獣の子供。

全体的に淡い体色をしており、鼻先付近は檸檬色、尾に掛けて旻色(ソライロ)に変化している。

耳はくるんとカールしていて、頸元に豊かな毛を蓄えている。

可也小さいので他の古獣達の足の間に入って遊ぶのが大好き。

穴掘りが大好きだったが、流石に井戸は其の小さな前足では掘れなかったみたいだ。

挿絵(By みてみん)


カリオン

六十四次元の次元の主導者(コマンダー)。迷宮を彷徨サマヨい続けた異形の者。

特異な姿をしており、立派な巻き角を有した羊の頭、豊かな首元の毛に包まれ、其より下は触手が無数に生えている。

何故かずっと血が出続けるナイフを大事に握っている。裏切り者と言う言葉に酷く執着している様だが・・・。

飄々としている様で早々信用しない、冷静に周りを見て判断するので中々手強い御方。

でも一度信用を得られたら絶対の物になるだろう。

ナイフ捌きが見事で、怒らせると洒落じゃあ済まない。

・・・実は雌でした。まぁ同族なんてホトンど出ないし、関係ないよね。


蕾(ライ)

六十六次元の次元の主導者(コマンダー)

服の代わりに毛皮をマトったクロい少年。

巨大な黔獅子クロシシに転じる事が出来る。

只其の姿は次元へやって来たクルスティード尖塔の者達にイジられた所為らしく、同時に記憶も失ってしまった様だ。

何とか仲間達の棲む島へ戻りたい様だが・・・。

気弱そうに見えて戦闘センスは可也の物で、獅子の姿で暴れられたら神でさえも手が付けられない程。


レニー

七十次元の次元の主導者(コマンダー)。一人暮らしがきつくなったので孫の所へ引越をする当日に悲惨な目に遭ってしまう御祖母ちゃん。

若い頃に夫に先立たれ、其処からは何でもコナして頑張るパワフルな方。

そんな訳で夫への墓参りツイでに其のママ孫の家へ引っ越すと、中々ハードなスケジュールをコナす為に大荷物を手に頑張るぞ!

鶏に近い様な、彼等を連想する鶏冠(トサカ)がまるで髪の様に段々になって生えていて、長く撓垂シナダれる尾を有している。

腰は曲がっているが、元気で笑顔を絶やさない人柄は迚もエネルギッシュで、今回の引っ越しで持ち寄った荷物に因り国すら救う事を彼女は未だ知らない。


和子

七十三次元の次元の主導者(コマンダー)の少女。

藤色の髪の御下げに、リボンがあしらわれた旻色(ソライロ)のワンピースに身を包んでいる。

少し気が強いが、実は一寸チョット魔術の才能がある様子。

家の事情で引越が多く、友達が出来ないのが悩み。

一寸チョットした出来心で母の持つ魔導書を使い、影子を生み出す魔術を発動させるが・・・?


影子

和子が作り出した魔術に因って生まれた、彼女の影をマトった何か。

只の影だったが、ハリーが幻で形を与えた事で愛らしい少女の姿を得た。

其の正体は精霊に近い者で、昔から彼女の傍に居続け、何時でも見護っていた。

彼女の事が大好きで、彼女の為なら手を尽くしたいと思っている様だが・・・?


碧音(アオト)

七十六次元で歯車だらけの塔に幽閉されていた老人。

見た目は老人だが、如何やら本当は子供らしい・・・?

長い間塔に居た為、歯車登山の熟練者。塔の頂上にある鐘を鳴らすと何か起こると信じ、落ちても果敢に挑み続けている。


メニラ

八十四次元にて出会った蛇石女(メドゥーサ)

実はとんでもないキーパーソン、彼女が居なければ全てがマトまる事は無かった。

世界を股に掛けた商人は逞しくて強い!正にそんな彼女は神と言うタブーを使わずに魔法の様な力を惜し気もなく貸してくれました。

色々と彼女に助けられたので筆者としても改めて御礼を言いたい所、其の意味も込めて此処に紹介させて貰いました。

面倒事を全部引き受け、至らぬ筆者を助けてくれて有難う!滅茶苦茶助かりました!


淪珈(リンカ)

八十五次元の次元の主導者(コマンダー)

狐の獣人アニムであり、村の奥にある大きな平屋の館にて一匹で住んでいる女主。

余りにも大き過ぎる屋敷で不便だし、変わらぬ日々に結構暇をしている様子。

背中に狐の毛皮を被っているみたいに髪と合わさった銀の髪をし、肌はクロ、眸は蒼玉サファイアの様。

世話焼きで気さくに話したり笑い上戸だったりと明るい一面を持ちつつも、如何も其の眸の奥に焼き付いたある光景が忘れられない様だ。


ノロサン

八十五次元にて淪珈の屋敷に訪れた旅の者。

蜘蛛の獣人アニムであり、ぼさぼさのクロい髪にシロい肌、何処か眠た気な眸は一見クロく見えるが、良く見ると中心がアカく灯っている。

脚は八本広がって生えており、内前の二本が異様に長く、鎌の様に反った其を手の様に上げている。

自分の信じる可き一番の物を探す可く彷徨サマヨっている様だが、淪珈が声を掛けた事に因り取り敢えず彼女を信じて住み込みで働く事になる。

多少容量は悪いものの、家事全般は得意で庭の手入れは最早芸術レベルだが、彼にも大きな秘密がある様だ。


カカルラ

八十八次元の次元の主導者(コマンダー)

元気が宜しく物怖じしない。裁縫と園芸が得意で、大事な彼と写真を交えた文通をしている極普通の正女。

けれども人が樹に成る現象が多発し、彼に会う為に手紙を辿る旅に出る。

腰程の長い零星色ホシイロの髪の中心丈軽く三つ編みをし、頭には立派な鹿に似た角が生えている。

彼女からして本当に普通に、普通に生きて来た為戦闘等はからきしで、危険を顧みずに家を飛び出したのだった。


クニ

八十九次元の次元の主導者(コマンダー)碧山神ヤマガミ犠牲イケニエになる所を、自分の信じる神の姿と違い過ぎた為に逃げ出し、ドラゴンのルーナに攫われてしまうという散々な目に遭う正女。

只如何やらドラゴンには心を動かされた様で色々ドラゴンの世話を買って出る様だが・・・?

名前はドラゴンが付けた丈の物で、餌と言う立場から単純に肉を逆から読んだ丈の名前なのだが、彼女にとって生涯で最も大切な宝物となった。


ルーナ

八十九次元にて現れるドラゴン。碧山神ヤマガミの住む碧山ヤマに生まれてからずっと独りで生き続けて来た。

御蔭で自由気まま、傍若無人に育ったドラゴンは己が最も偉いと信じて疑わない。

只ある日、何時もみたいに餌として人間、クニを攫った事で彼の生活に変化が訪れた様で…?


烽唳(フウレイ)

91次元の次元の主導者(コマンダー)

神代叶社と言う神と契約をし、力を借りた神使達が所属するギルドと似た組織に只人として所属している。

彼が神と契約をしていない理由は神の力に頼らない様にする為らしいが・・・?

四十代後半位で丸眼鏡を掛けており、平たい(アヒル)に似た嘴もあって人当たりの良い穏やかそうな正丁である。

他の神使からは少し馬鹿にされている節があるが、実は只人で神代叶社に所属しているのは凄い事であり、戦えはしないが其の実力と経験は確かである。


天羽(ソラウ)

烽唳に弟子入りした新人神使。

十代後半位で、未だ幼さの残る顔立ちをしており、長めの浅黄色の髪をし、頭頂部から生えて後方へ鶏冠(トサカ)の様に垂らしている。

嘴は旻色(ソライロ)で啄木鳥の様に長く尖っていて、彼の何時も真直ぐで元気な性格が表れている様である。

神の力を借りずに神代叶社に在籍している烽唳を慕っており、彼と同じ生き方を目指している然うだが、其の信念の裏には何かある様だ。

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