登場者紹介-次元龍屋所属者-
今日は、はい、如何も。御丁寧にこんなページを読んでくれて有難う御座います。只此方を御読みになる前に注意点を。
此は所謂、巻頭にある登場人物紹介ではなく、今迄の粗筋に近い物となっています。其の為、本文を一切読まずに此方に来ると・・・ネタバレの宝庫です。其処の所は御了承下さい。
此処は何方かと言うと、
「早くて月一で更新て(筆者が)内容忘れるじゃない!」
と言う事でメモを兼ねた物です。
つまりは補足説明と言うか、分かり難い所だとか、復習をするのに読んで頂けたらと思います。一応話の更新をしたら此方もしたいんですけどね、気力が続けばですが。
・・・然うです、然うなんです。此を上げると言う事は、大きなリスクがあるのです。設定ミス、矛盾が見付かり易くなっちゃうんですね。作品としては良い事ですが、筆者としては心臓を握られているかの様な物な訳です。細い縷で縛られている感じですね。バランスが大事と言った所。
一応筆者も毎話ごとに設定は見直しているつもりですが未だあります、屹度。
ゲーム中に書いた所とか、ベッドで考えた話とか、ノリで書いたのとか・・・あぁあああ・・・。
プラス筆者が取り上げたい所がばれてしまうんですね。あ、此書くって事は大事なんだみたいな。伏線も一応入れてますけれど、誰も掛からない気がします。
まぁ其は良いのです。此処は然う言う所なんだって分かって貰えれば。
と言う訳で基本は本文の引用が殆どなのですが、作中では書かない裏設定的な物も載せて行くと思います。気儘に気の向くままに長ーく御願い出来たらな、と長ーい言い訳も此処等で閉めましょう。
※此処に載っている情報は95次元迄の内容です。其以降は物語全体のネタバレになってしまう為、追記はしません。ご了承ください。
こんな所ですが、ご挨拶をば。
宜しく御願い致します!
次元龍屋一同よりby案山子山
セレ・ハクリュー
黔日夢の次元を起こした張本神、自分で壊してしまった世界に償う為何でも屋である次元龍屋の店主になる。化物と言う言葉を嫌い、自分の姿に多大なコンプレックスを持っている。
容姿は長い金髪(光陰を浴びたり暗所では銀髪に)、左右に三つづつの六つ目の様に見えるが上二つの目は右が銀、左が黔で失明しており、下の四つの目は右が黔、左が銀で爬虫類を思わせる様な縦の瞳孔が入っている。此方の目は実は魔力の結晶体で、目としての機能は一切ない。
黔くて歪な、獣の様な陶器の様な手足をしている。顔の左半面も黔い鱗が生え、漆黔の二本の尾、八翼の大きな翼があり、蝙蝠の翼、鳥の翼、青刺と輝石の翼、闇の不完全な翼で構成されている。もう全身真黔である。
肩、肘、膝等に水精が生え、水鏡に似た天冠が頭上に輝いている。
克ては背に六角形の黔曜石みたいなマイクロチップ(BDE‐01)が埋め込まれていたが、現在はZ1-Θへ引越している。
驕陽を浴びると腐ってしまう。(天冠内に居る場合は其の限りではない。)
目は失明しているが、魔力の波紋を放つ事で辺りの景色を知覚している。
全てを受け入れている様で受け入れていない。壁を作って何時も気を遣っている。自分の中に踏み込ませないし、自分も内面を晒さない。晒しているのは飽く迄表面的な物だと知っているので、良く其で苦悩する。
自分と周りの平和を護る為なら周り全てを壊すのを厭わない平和主義者。
実は性別が無い。
干渉力が迚も高い為、其に因って数多の特異性を獲得している。
(魔力との意思疎通、身体の変化、魔力の武器化、異常な加護の付与等。)
力を使い過ぎると非常に無力な黔獣になってしまう。他にも酒や魔力抑制剤、光等、存在に関わる物に耐性がない。
存在が不安定な所為で定期的に人肉を摂取せねばならず、現在はガルダの血肉で対処している。
一度死亡し存在が失われたが、ガルダの懐い等を依代に精霊として召喚され、疑似的に生き返った。
記憶は共有しているが、精霊として作り替わった為大きく内面的の変化が起こっている。
其に因り、心を直接見る事が出来る様になり、負の感情等を食べる事で存在の糧にしている。
ガルダ其の存在の全てを依存する形になった為、今迄以上に彼に対して特別な懐いを抱いている様だが・・・。
相当説明文省いたら破綻した中二キャラになった。/(^o^)\ナンテコッタイ\(^o^)/ソレデモイイジャナイカ
初期版
アップグレード版
黔獣の姿
ガルダリュー
元鎮魂の卒塔婆所属。セレを殺す事が使命だったが、セレの守護神になる事へ変更した。其からセレと一緒に次元龍屋の家主として所属している。
彼も前世に関する記憶がない(時期もあったけれど、19次元で懐い出したよ)。光属性であり、驚異的な再生力を持っている。
容姿は短い茶髪で色皓。瞳は沫雪や紅鏡、氷鏡の様に薄い皓 。
背はセレより頭半分位高い。
右利きで釼が使える。料理も出来る。雑草料理は星のレベル。
一人称は俺。内心も俺。口調は語尾がぜ、伸ばす癖がある(そーだなーとか)。少し適当癖がある。
空気が読めない。壊滅的に。扇風機の様に空気を掻き乱し、空気清浄機の様に空気を全く違った物に変えてしまう所があったが、セレの方がハチャメチャな事をするので流石に読める様になって来た。もう只の一般神と化している。
・・・筈だったのだが、裏で単身En078△▽大聖堂を攻めて暗殺する等、彼も彼で何か秘めている物がある様だ。
魔術の詠唱はセレに同じ。
シャツ等の比較的ラフな服装、スラックスを穿いている。特徴が余りないのが彼らしさでもある。
本気時には(再生能力の鍵を外した姿)腕と脚が巨大化して皓い獣の様な物になり皓銀の毛皮が備わる。爪は釼の様に少し欠けた鋭い物に。長く鋸状の牙と長い皓い尾と八翼の翼が生える。
翼は一つは鳥の翼、一つは長布を束ねた様な翼、一つは青刺丈で象られた翼、一つは巨大な先の少し霞んでいる不完全な翼。皆一様に皓い。
耳の先は申し訳程度の小さな翼が生え、セレの姿と対称であるかの様に皓い。
キレた時、皓い異形の手と化した事で長く伸びた爪が複雑に絡まり合い、一振りの剣の太刀を形成する事がある。生きた釼は時に形を変え、六尺程にもなる事も。
又再生能力も桁違いに上がり、血や肉片からも彼自身が再生できる様になると言った荒業が出来る様になる。
其の生命力を活かして現在、セレの生餌として身も心も捧げる事となる。本神は満更でもない様だが・・・。
只其の生命力を使い過ぎると己の姿を保つ事が出来なくなり、小さな異形の姿に転じてしまう事がある。
斯うなると只無力で、生命力も並以下。媚びて生き残るしか手段を持たなくなってしまう。
皓獣の姿
ニバンセンジハチョット・・・
丗闇漆黎龍(セオンシツレイリュウ)
魂に印と呪と封をされた者。闇の神であるが何故かセレの魄に封印されてしまっている為、現実世界に現れる事は余りない。自分の魂を使い顕現する事は出来るが、多量の魔力を消費してしまう。
セレが死ぬ事で封印が解け、自由になれるらしいが其の事に余り興味はない様。基本面倒事は嫌う質。
実は封印は自分で解く事が出来る。だが解けば其の大き過ぎる魔力に因って宿主であるセレが死んでしまう為解かないでいる。決してドMだからではない。
容姿は長い黔髪。瞳は漆黔。目元には横一文字に傷があり、左耳には銃創がある。躯や翼(翼が歪なのは其の為)も実は傷だらけ。
項に普段隠れている黔き羽根の様な鬛がある。
背には八翼の翼があったり、黔い尾や手足があるのはセレと同じだが、彼女はそんなに変化していない様だ。
武器の使用もそつなく熟すが、基本は詠唱。
少しハスキーな、でも凛とした声をしている。
一人称は我。口調は語尾がだ、基本丁寧に、でも厳しい言い方。
服装は神官等が着そうな、繊麗とした黔一色の装飾が為された物。(元はセレと同じ襤褸のオーバーコート、でも闇が包んで見た目丈変わっている)
20次元にて新しいオーバーコートをプレゼントされ、結構気に入っている様でもう此しか着なくなった。
何時も少し丈足元が浮いている。
元は闇なのであらゆる次元のあらゆる知識を闇として知っている。
使命もしたい事も一つ丈ある。
実は可也の綺麗好き。
そして割と隠せなくなったデレ期が来てしまった、収穫期である。結構面倒見も良いし、世話焼きである。
まさかの75次元にてずっと謎だった正体が判明し、クリエーターとして復活を果たした。
(正確には魂の無い器丈だった丗闇の中にクリエーターの魂が封印された状態)
だが失われた記憶は未だあるらしく、ハートレスである彼女の姿で居るのを嫌って丗闇の姿を取り続ける。
封印が解けた為、代わりにセレと契約を果たし、傍に居る事にした。今後の彼女が如何世界を見定めるか、気になる所だ。
ハリー(幻霧龍、ハルスリー・ション)
三大伝説龍と言う唯一幻属性を扱える実は超貴重な龍族。セレの事を甚く気に入った様で其が理由で次元龍屋に所属した。普段は幻を駆使して青年の姿を取っている(背はセレとどっこい)。
長く伸ばした髪は龍の姿のハリーに灯っていた焔と同じく蒼皓で、先を軽く結わえている。手足に青刺と輪が嵌められていて、鈴の様な音を立てる。爪が龍の時を意識してか長く尖っている。
服は寛としたシンプルな物で、浴衣に少し許り似ている。ハリーの居た次元に棲む者が身に付けていた物。
幻を手に灯して闘う。気を抜くと龍の本性が出る事も。
不器用、正直壊滅的。扉を開けられない、抑ドアノブを持てない、頭を掻けない、伸びが出来ない。でも最近段々と違和感が無くなって来た。其は努力の賜物か、単に皆が見慣れたからなのかは敢えて言わないで置こう。
因みに手丈ではなく足も不器用なので良く転ぶ。
幻での姿の為龍の時とは勝手が幾らか違うらしく前屈姿勢で寝る。指が手の甲に付く迄曲げられる。軟体動物の様であり乍らちゃんと関節の所で曲がると言う迚も気持の悪い手付きが出来る。
幾らでも食べられるが、幻を食べる事も出来るので耐えられる。肉が好き。
セレ教の盲信者で、部屋でセレの幻を量産して遊んでいるらしい。セレがモフモフに御執心なので最近はモフモフに媚びる形に転身しつつある。
口調は語尾がなのだ、のぅ、うむ。
元の姿(龍の姿)は龍古来見聞録を参照。
75次元にて真の力を解放した。新たな属性は現。
ドレミ
黔日夢の次元に因り故郷の村を壊滅させられ、唯一の肉親である姉、フレスを危められた事により酷くセレを憎んでいたのだが和解し、次元龍屋に所属した。本神は余り自覚がないが、死産だった所をフレスにより神に転生されている為、半人半神になっている。背はセレより頭一つ半低い。
・・・と言う事になっているが、実はローズと永い旅に出た事で此の辺りの事情は自ずと勘付いてしまった。ギルドに居たのも神となった姉だと気付いた上でドレミと言うキャラクターを演じていた。
其は全て姉から貰った愛を証明する為で、干渉力を高めれば彼女の想像する大人の姿へと変化する事が出来る。其により本来の力を行使出来る様になり、自身を雷に変える等とんでもない魔術を使える様になる。一応此の事実はローズのみが知る、二柱丈の秘密だ。
容姿は翡翠色の団子にした髪、山吹色の瞳。瞳は時折激しい金の曦に包まれ、中で雷が轟く様に変化する事がある。黄玉の瞳。
飃も認める、可也の雷遣い。又小物を合わせた合体技も得意で、臨機応変に戦う事が出来る。
例えば火薬を詰めた小瓶を割り、其に静電気を発生させる事で連鎖爆発を起こす通称『花火』
又は静電気の縷を張り、其の上に金属製の円盤を走らせる事で目標物を追い詰める通称『独楽回し』、砂鉄やら金属を混ぜ合わせた黔い瓊を詰めた小瓶を放ち、驚霆を当てる事で激しい曦と音、磁力を狂わせて場を混乱させる『我武者羅』等がある。
他にもエンシェントトレジャーである『RC=HΦC』と言うフレイルも扱う。
此は一見手枷の様な物に鎖を付け、其の先に瓊を付けた、丁度罪人の足枷の様な形をしているが、ある呪を唱えると瓊が大きくなり、中に蔦を絡めた時辰儀を閉じ込めた様な水精へと転じる。
彼女の雷魔術と合わせる事で縦横無尽に駆け回れる様になり、相手を翻弄する。
小さな子が絶対其の身に合わないのに大きな武器をふら付き乍ら扱うのって、何か良いよね!
首から不思議な波動を放っている紅の勾玉(ローズ)を下げている。ローブは魔術を無効にする(エンシェントトレジャー)。
相手の事をちゃん君付けする癖がある。
一人称はドレミだが、心情は私。内心はちゃんと御姉さん(若干フレス似)。
口調は語尾がだよと子供っぽい。
真名はフリューナ・セム・セレスクレイ=コフィルム(愛称コフィー)。
魔術の詠唱は、「在しませ、雷釼輪!」
呼び掛け、唱えるタイプ。
ローズ(古獣)
ドレミの勾玉になっている古獣と言う龍族。ドレミの姉、フレスに無理矢理卵を孵化させられて文字通り爆誕した。其からはドレミの良きパートナーとして共に戦っている。ドレミと一緒に次元龍屋に所属した。
長い尾を入れて全長3m程の狐か狗の様な体躯。耳は大きく翼の形をして黄の腹を除いて全体的に橙色。
背には棚引く茶の鬣を有し、恰も二つ目の尾の様になっている。
瞳は夕暉の様な真紅、紅玉。
柔らかそうな毛並、然う、モフモフです。野性味のあるモフモフです。(セレ談)
短い牙と爪が無い所から分かる通り温厚。
口調はだね、だよね、貴方、方。
歴史が大好きで、良く本を借りて読んでいたりと勉強熱心。
能力等は龍古来見聞録参照。
実は古獣達の王である事が判明。仲間達に昊陽を見せたいと願い、王の鎧を獲得する。
今迄の鎧は全て此の姿の断片に過ぎず、真の力を発揮出来る様になった。
―WS=10A―(光)
―JM=18X―(闇)
―ES=15T―(聖)
―YE=17Z―(雷)
―DF=8M―(浪)
―SI=7O―(涼)
―IF=13I―(灯)
―GS=14P―(翠)
―EC=9E―(嵒)
―TB=12F―(谺)
―WF=11Y―(飛)
―SM=16Q―(宙)
王の鎧
ロード
大神の巫である神族。永い間大神の宮処で世界を見て来たが、行動を読めないセレを気に入り、又世界を見て回りたい夢があった為、次元龍屋に所属する。
聖属性で、真皓な飾り程度に華をあしらったワンピース丈を纏い、素足でいる。
皓い肌に腰に届きそうな先が淡い水色の透ける金髪で、旻色と浅黄色に染まった瞳を有す。手足の甲や頬には輝石が埋め込まれており、状況に因って様々な色に灯る。
産まれ乍らの神であり、幼子の時に大神への捧げ物で贈られて以来、巫女として彼と過ごしていた。
聖遣いには珍しい格闘に因る戦いを好む、所か途轍もない怪力を有していました。実は神の干渉力に因り見た目上分からないが途轍もないマッチョ。其の躯では耐え切れない程の筋力を持っているが聖属性の御蔭で回復し乍ら攻撃が出来る。
己の筋肉しか信じていないのかと思いきや二つの武器を愛用している。
一つは『黔皓盤の覇道槌』
皓く金文字の装飾を施されたガベルであり、相手の犯した罪の大きさに因って巨大化する。
だが罪と言っても持主が何位相手を悪いと思っているか、罪があると思うかに左右されるので罪状を言えば言う程大きくなる訳でもなく、反対に懐いが強ければたった一つの罪状で途轍もなく巨大化する事もある。
ガベルであり乍ら不公平な性質を持つ、理不尽な絶対王政を具現化した武器である。
昔途轍もない権力を振るっていた王がおり、己の都合で国民を裁き、法律を作り変えていた彼だが或る日神をも裁こうとした所で振るっていたガベルが巨大化し、押し潰されてしまう。其の時のガベルであると言われている。
強過ぎる権力は何れ其の身を滅ぼすと言う教訓を持った武器だが、其を振るう筋肉天使を裁ける程の罪には未だ出会えていない様だ。
もう一つは『ΨΛΠΧΣΘ』(はい、もう全く読めませんね。)
玻璃の様な歯車が掛けられたタクトであり、魔術を的確な所へ導く為の補助魔法具。使い勝手が難しいので余り御目に掛かれない武器。
ロードが此を使うのも、抑聖は広範囲に疎らに発動し易い特性がある為、其を一点に集中させたい時位である。
基本は其の拳から放たれる余りあるエネルギーで全て解決出来るので殆ど使われていない。
だが何方も大神からのプレゼントである為使える時は成る可く使って行こうと思っている様だ。
『恋愛&変態』と言う石竹色の愛読本があるらしい・・・。
ソルナート・霸皇(ハコウ)・イルヴァレン=グリアレス
ソルドに追われていた(事案)時にセレ達に助けて貰った神。縁あってカーディナルと一緒に次元龍屋へ所属する。
濃い翠のカーディガンを羽織り、薫風が良く通りそうな薄いシャツとスカートを穿いている。
濃い翠の鳥の羽根混じりの髪で黔のカチューシャをしている。二枚の取り分け長い飾り羽根の様な髪が両肩に乗っている。耳は兎の様な毛に覆われた細長い形。瞳はカットした翠玉の様で、クリクリと動く様は快活そうな印象を与える・・・が、滅多に喋る事はない。
決して喋られないと言う訳では無いので必死な時とかはつい喋ってしまう。又引っ込み思案と言う訳でもなく、テレパシーでは茶々を入れたり合いの手を入れたりと割かし御喋り。斯うなってしまったのは前世に原因があるらしいが・・・?
先祖が鵄と翡翠の魔物である為霄目も効き、耳も良い。羽搏き丈で鳥の種類が分かってしまう程。
褒めに弱いです。普通に可愛いです。
60次元にて彼女の前世の次元に行く事になり、其の過去と邂逅する事になる。
元は其処の皇女に成る可く儀式をしていた時に黔日夢の次元に見舞われ、魔物に殺された神に成った。
リリアスと言う親違いの兄がいたが、黔日夢の次元の時に彼女を護ろうとして命を落とす。其の出来事が切っ掛けで喋るのが苦手となってしまった。
只過去と向き合った事に因り徐々に昔の彼女に戻りつつある様だ。又精霊術の超上級術である精霊歌を発揮し、翠本来の能力である精霊の召喚を行った。
カーディナル=皐牙(コウガ)
ソルドに追われていた(事案)時にセレ達に助けて貰った神。縁あってグリアレスと一緒に次元龍屋へ所属する。
両手の甲が絳と黔の棘の付いた鱗に覆われており、肘辺り迄一列の鱗の筋がある。只正体を隠す為にグローブを良くしている。
釣り目勝ちの紫根の瞳とぼさぼさのまるで燃え盛る焔の様な短髪で、パーカーに半ズボンと言うラフな服装。背はドレミより頭一つ分は高い位。
口が悪く、礼儀を知らない。ある意味天真爛漫な餓鬼。何だ彼だ言いつつも割と次元龍屋を気に入っている様子。興味ある事しかしないタイプなので彼が店をしているのは中々珍しい事だったりする。
単純に勁くてかっこいいのが好き。もう少ししたら中二病に進化する予定。
実はセレ達の戦い方に憧れて、こっそり朝練等をコツコツ頑張っている。頑張り屋さんなのだ。
六十八次元にて前世の次元へ赴く機会があり、彼が時々纏う皓い焔は命を燃やす神の焔を受け継いだ物であると発覚する。
昔彼自身其の焔で親友や村、彼自身を含む全てを燃やし尽くした経験から焔を忌み嫌っていたが、其の過去を振り切り己が物にした様だ。
神として成長した彼が今後何の様な道を歩むのか非常に気になる所だ。
ケルディ
鎮魂の卒塔婆の時のガルダのパートナー。狐火と言う龍族で、時には忠狗の様に、時には悪友の様にガルダと共に成長して来た。ある事でフォードと口論になり、ガルダとセレの前世の記憶毎黔水精に封印されていたが、只今其の封印も解けて自由を満喫している。
全長20㎝位の真黔い子狐の様で、胸元の膨よかな毛のみ真皓。頭に埋め込まれている藍の輝石と、六つに分かれた尾に灯った焔は蒼く揺らめいている。又大きくくりくりとした目は群青色で好奇心が強そうな印象を与える。
携帯用モフモフ(勿論セレ談)。
可愛い姿とは裏腹に可也あざとく計算高い。小型の姿が愛くるしいのを分かった上で敢えて可愛い振りをしている。実の所彼には他の狐火の姿も隠し持っている。
寧ろ子狐型の狐火は可也珍しく、可愛い姿とは言え其の幼さで狐火を扱えていたかと思うと秘めたる才能を感じずにはいられない。
少し力を解放する時には、自身を蒼い焔で包み、別の狐火の姿を取る。
其は全長2m程の大きな黔狐で、扱える焔の種類が増える。又狐火の特性上、姿が変わると其の躯の持ち主の性格に引き摺られるので、此の姿の時にはどすの利いた唸り声を良く上げる喧嘩っ早い性格になる。
でも基本は素直で自分が決めた事は貫き通す性格。友達の為なら組織を裏切る程度の事は何でもないのである。
御気に入りの場所はポケットの中。
又より本気の力を解放した時は別種である天狐に成る事も出来る。
只上位の存在でもある為、寧ろ彼が喰われる可能性もあり、滅多に使用しない。
何気に狐火の天狐は可也異例な存在なので、彼丈が扱える力でもある。
小っちゃい姿
大きい姿
さいきょーの姿
スー
小柄で気弱な次元龍屋の受付係。良く存在を忘れられる。此のページに描く事すら筆者に長らく忘れられていた可哀相な子。
齢は八歳位。皓の長髪は其の先を編んでおり、布を十分に余らせたゆったりとした服を纏っている。
少年っぽいが中性的で今一良く分からない。
真ん丸に開いた大きな瑠璃玉みたいな瞳の下方や手足に楔の様な模様があり、大きな背鰭と尾鰭も生えている。
普段は髪に編み込まれて分からないが、先が涙型になって淡く光る提灯鮟鱇の様な触覚が生えている。吃驚すると直ぐ出て来る。良く隠れるが其の触角の所為でばれる事も屡々。
深海魚っぽいが泳ぐ事や魔術の扱いは苦手な様だ。相当な恐がりだがガルダにパンを貰った事が余っ程嬉しかったらしくオンルイオ国から付いて来た。
得意の団子を作ったりと受け付け係として頑張っていた。
だが92次元にてオンルイオ国の王城に仕えていた事が分かり、王を護る為セレと戦い、命を落とした。
真の姿に成ったが彼女に敵わない事は彼も重々分かっていた。又王が護られる事を望んでいなかった事も理解していた。
其でも彼は自身の結末に納得し、使命に逆らってでも懐いを告げられた事を誇りに眠りに就いた。
真の姿
鏡(キョウ)
黔日夢の次元から次元を護った代償で次元に閉じ込められた神。次元は沢山ある事を知り、世界をもっと見たいと次元龍屋に入った。
何時もふらふらふわふわして掴み所のない青年。何を考えているのかも良く分からない。飛属性なので戦闘は得意ではない。
容姿は先を軽く結わえた長い瑠璃色の髪をし、山吹色に光る瞳に至極色の眼鏡を掛けており、着崩れた何処か古めかしい麻布の様な服を纏っている。
眼鏡は左右違う度が入っており、全く合っていない。常人が掛けたら酔う様な代物である。でも其が彼には落ち着くらしい。
片言で話すのでコミュニケーションを図るのは難しいが、可也永生きの神の為思慮や見聞は広い。
困った時は彼に炭をあげよう。幸せの象徴の神である彼は炭が大好物なので何らかの幸運を齎してくれる筈だ。
クトゥルフで言う幸運100である。ファンブルさえも彼には跪く。
颪 飃(オロシ ヒョウ)
セレを殺す、其の事丈を目的に次元龍屋に入った死神の青年。
黔日夢の次元で相棒である柊 楓夏(ヒイラギ フウカ)を失い、殺す事が生き甲斐の狂人へ彼を変えてしまう。
容姿は時雨色の短髪に鈍色の瞳。紫根色のウェザーオールを着ており、谺属性の使い手。
只彼はもう一つの魂と融合してしまっている為時間帯に因って其の魂は入れ替わり、まるで別神の様に振舞う時もある。
基本的に晁の彼は鏡界に囚われていた名も記憶も失くした古の神で迚も温厚で人当りも良く、戦闘能力の一切を持っていない。基本的に戦う事全般に対して否定的である。
霄は本来の彼であり、死を呼ぶ精霊を喰らった事で其の力を手にし、生きとし生ける者全ては死にたがっていると信じ、殺す事こそが救いだと躊躇わない狂神へと変り果てる。
『我至尊断截枴』と言う中央に巨大な水精、其の上部に黔曜石が埋め込まれ其の周りを金の刺青と翼を象った様な装飾がされた木彫りの枴を武器として扱う。
戦闘センスはずば抜けており、朏型の凱風を良く操る。
生み出した狂風を蹴る事で枴を使わずとも飛ぶ事が出来、其の結果枴を攻撃のみに集中して使用する事が出来る。
只可也の荒業な為、相当の集中力が必要で、強風を踏む為に足が傷だけになってしまう。
彼の圧倒的戦闘センスに因り実現した正に神業である。
又落龍の詠の際にセレの加護が発動し、柊の武器であった我宮魄殲滅剣璽を手にする。
此の武器は流す魔力の量に応じて斬れ味が変わる物で、我至尊断截枴と組み合わせる事で真価を発揮する。
二つ合わせての使用は大変難しく、彼の培った技術と信念で初めて成し得た戦闘スタイルである。
75次元にて昼の彼の正体が判明。実はライネス国のEn078△▽大聖堂に在籍していた三賢神の一柱、ムルマであり、大神の分かれた十一の魂の一つでもある。
訳あって鏡界に堕ちてしまい、存在の全てが失われた様だ。
真名を取り戻しても猶、彼は自覚すら持てないらしく、今後も飃として生きると決めた。
『我至尊断截枴』
『我宮魄殲滅剣璽』
ダイヤ
巫としてある次元を護っていたが、黔日夢の次元に因り世界の醜さを写した心を宿され、性格が酷く歪んでしまった。
次元龍屋に入ったが、飽く迄もセレに脅され、リーシャンが不自由なのは可哀相だからと思った丈で本神としては不本意なのだそう。
括りとしては悪霊なので呪ったり、明らかに不味そうなオーラや靄を発生させたり出来る。
菫色の短い髪に、尾花色の瞳を有し、呪われていようと悍い意志と自我を持って制している。
絹で出来た至極色の法衣に、霄色のローブを羽織り、如何にも巫然としているが他者が苦しむ姿を鑑賞するのが趣味だそう。
其の上で身内は彼女の所持品扱いをし、害を為す者には酷い執念を見せ付ける。自分の玩具が他者に遊ばれるのは我慢ならないそうだ。
涼属性の使い手で、呪いの力により魔力を強めたのか一瞬で相手を氷漬けにする事も出来たりする。
“正直、洒落にならないチート技でした。”と実際凍らされたセレも語っている。
只本神は面倒臭がり屋な所もあり、本気は早々拝めそうもない。飽く迄も高みの見物が好きなのだ。
力を大きく使うと、全身に黔い刺青に似た物が浮かび上がって来る。
皮の下に無数の蛇が這っているかの様に蠢いているが、此はセレの呪いが具現化した物。
余りに強力な呪いで、下手に解呪しようとすると術者が呪い殺される程の代物で、此の呪いから生み出される不幸が彼女の存在証明や力にもなっている。
ベール・スペード
巫であるダイヤと対を為す覡として彼女を護っていた。色々背景はあるんだけれども、圧倒的不幸体質の所為で其の全てを無駄にしてしまっている。本領発揮はもう少し時期を待ってみよう。
ダイヤ達が行くならと次元龍屋に御負けとして入って来た。今日も彼女の為に彼は全てを犠牲にする。
ダイヤと一緒に黔日夢の次元の呪いを受けた事に因り世界の一日分の不幸全てを背負うと言う呪いを受けている。此が可也厄介だったり。
長い透ける様な旻色の髪を伸ばし、煤竹色の瞳の奥に何処か苛烈な曦が見える青年。色皓でひ弱そうな印象を受けるが、元々殺人鬼の家系であり、戦闘の才能は優れている。実は一寸珍しい宙属性でもある。
けれども持ち前の素晴らしい素質の所為で基本発揮出来ない。今迄の経験から土下座体質が組み込まれてしまい、良く土下座したり絶望したり穴に入ってたりと中々忙しそう。
ダイヤとは幼馴染であり、何時も不出来な自分を決して見捨てずに居てくれる事に心から感謝している。元から期待すらされていないからなんじゃ、とか言ってはいけない。其が彼の生き甲斐なのだ。
好物が蘚と判明。最期に食べた物が幽閉されていた塔に生えていた其だった為、飢餓がスパイスとなって極上の食事だったらしい。
彼の呪いはダイヤ一柱に呪いを背負わせたくないと言う願いから分かたれた物。
其の為此の呪い其の物が彼の存在証明でもあり、若し解けてしまえば其は彼の消滅を意味するだろう。
ダイヤと互いに想い合った結果が干渉力で歪められ、呪いとして顕現してしまった様だ。
リーシャン
三大伝説龍と言う唯一晶属性を扱える超貴重な龍族。ひょんな事で出会ったダイヤに迚も懐いており、彼女が良き霊生を歩める様見ていようと彼女と共に次元龍屋に入った。
全長8m程の巨鳥の為、ハリーの幻で手乗りサイズの小鳥に変えて貰っている。ダイヤの肩に留まる事が出来、本龍は此の幻の姿を可也気に入っている様だ。
迚も温和な性格で、争いを嫌う為皆に何か変化がないか常に気を使っている。今が楽しければ幸せと考えているので余り先の事は考えていない様だ。
元々テレパシーを使用していたが、ダイヤの甲斐甲斐しい教育の御蔭で神語を解する様になった。嘴の性質上息が漏れてしまうので上手く話せていると言う訳ではないが、本龍は此方の方が話している実感が沸いて楽しんでいる様だ。
ずっとダイヤと神殿に籠もって居た為、少し太り気味になって来ている事を何気に気にしている。
75次元にて真の力を解放した。新たな属性は麗。
L⊝ ▼▲/
三大伝説龍と言う唯一時属性を扱える超貴重な龍族。6890:鐘楼に捕らえられ、ある次元で時の研究として利用されていた所をセレ達に助けられ、次元龍屋に入った。
全長30m程の巨大な蛇に似た姿をしている為、ハリーの幻で小型化させて貰った。鬣のモフモフが素晴らしいので、屡々セレのマフラーにされている。
争いを好まぬ温厚な性格で、此迄余り何かに関わる様な生き方は避けて来ていた為、店での日々は彼にとって可也新鮮で、刺激になっている様だ。
気配りが効く世話焼きな所もあるので、良くハリーの介助をしてくれている。店の役に立ちたいと日頃から良く頑張ってくれている様だ。
最近は他種族の暮らしに興味を持ち始めたらしく、街や食べ物等を見て回るのが趣味になりつつある。モフモフが幸せそうで良かった。
75次元にて真の力を解放した。新たな属性は刻。
Z1-Θ(ジーオン)
6890:鐘楼が創った対セレ用ロボットに、セレの相知である魔力が宿った存在。一緒に仕事をしてみたかったらしく、終に躯を得た。
一抱え程ある皓銀の卵の様な姿をしている。ぷかぷか浮かんで移動するが、滅茶苦茶に重たい。
元々色々な機能があったが、魔力との融合化に因り、機能は拡張されつつある様だ。
魔力で編んだ鰭を手の様に使用したり、其を回転させる事で旻を飛べたり、魔力特有の感覚で探知能力が優れていたり、ビームや水鉄砲を吐く事も出来る。
彼は魔力達にとっても可也特異な存在となったらしく、もう個別の存在として認識されている様だ。
色々な事に興味津々で、感情が未だ幼い為、恐い物知らずな一面もある。
滅茶苦茶頑丈な上に容赦がない一面もあるので、戦闘経験は乏しいが戦力は余りある。
今後何の様に成長して行くのか気になる所である。
BDE‐01が寄生した事に因り、己の躯をより良く使い熟せる様になって行くらしい。
取り敢えずは扇風機に進化したが、もっと実用的な使い方を心得て欲しい物だ。
後に洗濯機に成れたよ!・・・違う、然うじゃない!
カレン=KGN(カグノ)
棲んでいた村がライネス国に滅ぼされ、最後の生き残りとして戦っていた所を銀騎獅に助けられ、彼の紹介で次元龍屋に入った。
生まれ乍らの神であり、人型であるが少し針鼠に似た姿をしている。背はセレより一寸高い。
長い髪を後ろにポニーテールの様に纏めているが、其を高質化させて武器として扱う事が出来る。
全体的に皓っぽく、髪の先や、胸元に大きくある朏の様な模様丈が黔い。
柔らかい布一枚で全身を覆っていているが、此の姿は彼女の故郷であるKGN一族では一般的だった。
負けず嫌いで、戦いが好き。名誉の為なら死すら厭わない勇敢さもある一方、どんなに不味い状況でも撤退をするのを嫌う為、危うい一面もある。
得意な一族の出の為戦い方も珍しく、彼女が常食する土や石に因って髪の性質が変わり、其を利用して臨機応変に戦う事が出来る。
性質としては爆発したり、飛行能力を得たり、特定の属性を纏わせる事も出来る様だ。
又体術も自信があり、跣だがハイヒールの様に指が一本後方で支える様に伸びている蹄の為、威力は可也高い。
そして彼女も滅茶苦茶に重たい。泳ぎは全くの苦手である。
食べるのが大好きなので、屡々気に入った土を食べ過ぎて巨大化してしまい、動けなくなってしまっている事がある様だ。
其でも消化も滅茶苦茶に早いので、気付けば何時もの快活な彼女に元通りである。
新神とは思えない活躍っぷりを期待しよう。
鼠が苦手でしたが、無事火鼠達と和解出来ました!良かったね!
レイン
セレの前世で相棒だった黔猫。神となり更に真の姿となっていたが、フェリナに拾われ偶々次元龍屋を訪れた時にセレと邂逅した。
セレの事は変わらず大好きらしく、又一緒に暮らす事となった。
真の姿となった今は捉え所の無い姿をしており、真黔で四つの玻璃瓊が付いた蝸牛に似た姿をしている。
割りと変幻自在なので巨大化したり、蛇の様に細長くなったり平べったくなったりしている。矢っ張り猫は液体だったのだ。
只前世の名残で頸?に絳いリボンが掛けてある。
甘えん坊だが、気が利くので色々と店の為、セレの為に頑張っている。
今では店を蝸牛の殻の様に背負って移動している。黔い物なら何でも食べられるので、良く煙突の煤を食べて昼寝をしている様だ。
最近は魚を捕ってガルダに渡してくれている為、店の食卓が一寸華やかになった。
BDE‐01
セレの背に備わっている機械の名称。機械なのに何故登場者紹介にるのか、其は機械が破損した時、ホログラムとしてとある少女が現れるから。
容姿はセレと良く似ているが、透け気味であり、薄蒼色の皓く透ける髪と、良く分からない計具が組み込まれた様な瞳で、堪えずピントを合わせたりグラフや波紋が現れる等忙しない目あるのが特徴。
そして頬や躯の所々に機械の様な金属板や玻璃の当て物がされ、コードが伸び放題。只長い皓の軽装から伸ばされた手足は常人のと同じ、細く歪一つ無い物。
筆者を悩ませる中途半端な片仮名語を使う。コミュニケーションの一環として主に主であるセレを貶す事許りをしている。良い子は真似してはいけません。
戦闘能力は粗無く、主に機械の修理の為に出て来る。物理で直します。
・・・と言うのは過去の御話、現在はZ1-Θに寄生する事で、彼のアドバイザーをしているらしい。
彼に取り付く事でより高次の存在になれたと喜んでいるらしい。以外に無駄に感情は豊か。
其に因り、より真価を発揮出来るらしいが・・・其は今後の彼女の活躍に期待だ。
アティスレイ
セレの夢に芽吹いた絳の影。可也特異な存在故に未知の部分も多い。
其の正体はサラの力の欠片であり、欠けた歯車として世界の核に触れられる力に如何言う訳か意志が宿った物。
元々掛けられた願いは『人間を滅ぼす』であり、其故に度々残虐行為に走ったりしてしまう。
だがサラ自体が欠けた歯車でない事が分かり、欠けた歯車であると思い込んだ神であるサラがセレに分けた力の一部であると言うのが正しい。
(正直ややこし過ぎて面倒臭い。)
願いに繋がる事から夢を操る力を有したり、元が力なので特定の姿を持たず、どんな物にも変身したりする事が出来る。
そしてセレに宿った時から彼女を見続けた為に盲目的に愛する様になってしまい、ラックホールみたいな超重力の愛で常にセレに猛アタックを咬ましている。好き好き大好き超愛してる!正にそんな感じ。
愛故に華に成ったり鳥に成ったり男に成ったり果てにはセレ自身に成ったり、もう自由である。(一応一番の御気に入りの姿はセレを模した姿に大好きな絳を加えた物。)
七十八次元にてセレから世界の欠片を貰い、スレイと言う独立の存在として認められる。又彼女の妹として扱って貰える様になったので正に春、絶頂期である。
もう彼女が何処に向かっているのかは筆者にも分からない。
筆者の考えているヤンデレ否、メンヘラは何処迄病めるのか、其の考察に欠かせない迚も重要な存在である。
筆者が愛して止まない子。
丗曦輝煌龍(セギキコウリュウ)
遠い未来から来たガルダ。記憶も可也失くした様だが迚も強力な光魔術が扱える様だ。
容姿もガルダと少し変わっているらしく、背は伸び、肩より少し長い位の皓髪になっている。
姿を人身にするのは好まないらしく、基本的に翼も尾も出しっ放しで腕や足は獣の其である。
過去の改編をしに来た様だが抑未来から来る事自体が不可能な筈であり、本神も如何やったかを分かっていないので色々腑に落ちない所、不明な所が多い。
只如何も未来の彼は独り限であり、次元龍屋も存在しないらしい。
そして如何言う事か殺したい程に丗闇を憎んでいるらしいが・・・。
常にガルダの傍に曦として存在し、必要になったら現れる然う。
何があったのか相当口が悪い、短気、其で勁いのだからとんでもないトラブルメーカーである。
尋常じゃない生命力を持ち、即死であろうが死んだ傍から再生する。全身を一瞬で消滅させないと滅ぼす事は出来ないだろう。
何故か得物は銃を良く使う、若しかしたら失われた記憶と関係があるのかも・・・?
最近多少は懐い出して来たらしく、セレと嫌々約束した事で一応は協力関係にあるらしい。
彼も徐々に現実(過去)を受け入れて行っているらしく、暫くは店の動向を見て考えたいみたいだ。
火鼠
次元龍屋に棲んでいる灯属性の龍族、鼠達。普段は家中を自由に走り回っているが、暖炉に付けてあるベルを鳴らすと、集まって火になってくれる。
本来此は彼等の威嚇の姿なのだが、モフモフが大きくなった分、セレの御気に入りとしてモフモフ保養用で良く呼び出される。
元々嫌われ易い龍族だったので斯うして好意を寄せられる事が少なかった彼等にとって何とも棲み心地の良い家だそうだ。
因みに家が燃えない様耐火性仕様に店は改築されている。
甘い物が好物なので金平糖等を散蒔くとどんどん集まって来る。
数が多いので正確な数は分かっていない。セレは彼等に名前を付けてあげたいみたいだが、未だ如何したいか相談中だ。
火鼠(威嚇の姿)
焔蜥精
カレンの部屋探しをしている時に洞窟で偶然見付け、セレが連れ帰った蜥蜴に似た龍族。
(思い付きで動物を連れて帰ってはいけません!)
彼からしたら気付いたらセレに捕獲され、火鼠の作る暖炉へ投入されたが案外棲み心地は良いみたいだ。
実は秘かに彼を使った占いが店で流行っており、火鼠の暖炉へ手を突っ込み、持ち上げた時に彼が乗っていたら良い事があるとか何とか。
こっそりカーディが世話をしているらしく、何とか芸を仕込もうしている微笑ましい光景が稀に見られる。
ゼノ
95次元にてセレが連れて帰った龍族、日ノ狗。
元々はある次元にて主と共に暮らしていたが、主を黔日夢の次元で失い、其の事から目を逸らし続けて主を待ち続けていた。
仕事にて訪れたセレを主として接し、彼女と心を通わせて終には真実も受け入れた。
そして滅び行く事が確定した次元から彼女と共に脱し、次元龍屋に身を置く事になる。
過去の戦いに因り左目を失明しており、右目も年老いて余り良く見えない。
其の為激しい動きは控え、店の看板狗として今日も頑張っている。
さて、如何でしょう。復習は終わりましたか?次元への準備は大丈夫ですか?
ま、こんな堅っ苦しく読まなくても良いんですけれどね。只少しでも楽しめたら幸いです。
と言うのも筆者、斯う言う人物紹介、大の苦手なんです。纏められないんですよね。グダグダしちゃう。其に話が話なので大抵の奴が「死亡」で終わっちゃうんです。
後はキャラ達が数字ないし記号化されてしまうみたいで、其が恐いです。自分達も履歴書とか面接とかで自分を客観的に見たりはしますけれど、果たして其処に書いてある物丈を足して、其の人物が出来るのかと言う話なんです。
例え自叙伝を書いたとしても100%理解は出来ないでしょう。IとYouは結局1と1ですからね。同じ言葉でも皆さんの感じ方が違うのだから当然ですね。
だから此処は飽く迄もメモと言う事で。如何しても此は譲れないんですね。我儘でも願いでもない、注意書きです。
ではでは此処からはどうぞ自由に進んで下さい。此の欠片を如何繋ぎ、紡ぐかは貴方次第です。