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魔法の学舎

やっぱり何か有った、都市ミズナヤ。

 南の大国バイコウに属する町シュカを後にして、俺達は都市ミズナヤを目指した。

 途中に無人の村、恐らくは黒い衣装の集団「魔王崇拝者」の仕業かと思える場所だったけど、今は近辺から人を集めたのか、其なりに賑わいを見せていた。

 どうなったか気になるが無視して、俺達は都市ミズナヤに向かった。



 5日後に到着した。また、世界を縮めてしまった。我が家の馬達もレベルアップでもしているのだろうか?不思議だ。


 都市ミズナヤに屋敷を置く者として、先ずは領主館に向かい到着した。

 門番さんも、俺の顔を覚えてくれたお陰で、直ぐに呼びに行って執事のヤナクさんが迎えに来てくれた。


「セツナ様方。お帰りなさいませ。ガイル様がお待ちしております。」

「ありがとう。ヤナクさん。」

「新しいパーティーの方々を予め教えて頂けますか?」

「此方の右がレイカで、左がイリスです。」

「お嬢様方。私は都市ミズナヤを預かる領主ガイル様に仕える執事のヤナクと申します。以後お見知り置きを。」

「アタイ、レイカといいます。」

「ボクはイリスといいます。」

「では、ヤナクさん。案内をお願いします。」


 俺達は何時もの応接室に案内された。


「セツナ君。お帰り。後ろに居る2人が新しいパーティーメンバーの方々かな?」

「ガイルさん。右がレイカで、左がイリスです。」

「初めまして。都市ミズナヤの領主をしている、ガイル=シゼル=ミズナヤだ。」

「ガイルさん。帰って早々だけど、学舎はどうなったかな?」

「此方の予想外に選考に苦労しているよ。」

「へぇ。思った以上に凄いね。」

「東の大国オウカの後ろ楯に、アルスランの魔法の教師。かなり、美味しく見えるみたいだよ。」

「ガイルさん。俺達には無理何で頑張って下さいね。」

「ああ。分かっているよ。」

「では、何時も通りに女性陣はお茶会に。俺はアッチに行って来ます。」

「了解だよ。」

「じゃあ、リン達はミリスお嬢様のお茶会に招待されてね。俺は、アッチと冒険者ギルドに顔を出して来るから。」

「はい。」×8


 リン達は、出待ちをしていたミリスお嬢様とミランダさんにドナドナされていた。

 俺は冒険者ギルドに顔を出した。


「受付嬢さん。最近どう?」

「セツナ様。お久しぶりです。最近は大分安定してダンジョンから魔石が取れて来ていますね。」

「それは良かった。後、ギルドマスターに会えるかな?」

「少しお待ち下さい。」


 数分後


「セツナ様。お会いになるそうです。」

「ありがとう。」


「ギルドマスター。セツナ様をお呼びしました。」

「入ってくれ。」

「久しぶりです。ギルドマスター。最近はどうですか?」

「久しぶりだな。最近は魔石関係は上手くいっている。やっと、セツナ抜きの書類が終わってね。」

「それはお疲れ様です。また、ダンジョンに新しい魔物を放り投げて置きますから。」

「ありがとう。というべきかしら?」

「まあ、順応性や対応力が上がるのは良い事ですよ。」

「そうね。」

「後、49階層からは、俺達用の階層になるので、48階層のボスを倒したら、引き返した方が良いですよ。」

「……行けそうな冒険者が現れたら注意しておくわ。」

「では、また来ます。」


 俺は冒険者ギルドを後にして、ダンジョンに潜って、適当な突き当たりに新しい魔物を吸収させた。ついでにスーラにもあげていなかった魔物を吸収させた。

 移動して、ダンジョン・コアに階層の再構築を行い、48階層を表向きのラスボスにして、49階層からは俺達用の階層にした。

 ダンジョンでする事が終わった俺は、領主館に戻った。


 俺はまた執務室に通され、ガイルさんとお話しをした。

「セツナ君。旅はどうだったかな?」

「そうですね。リンとランの家族に挨拶をして、バジリスクを2匹討伐して、その前後でレイカとイリスが仲間になりました。」

「他には?」

「後は、レイカとイリスもアルスランのCランク冒険者になりました。」

「つまり、セツナ君の冒険者パーティーは、全員がアルスランのCランク冒険者という訳だ。」

「そうですね。俺的には、やっと冒険が出来るって気分です。」

「あれだけの戦力を揃えて、『やっと』かい。」

「そうなります。やはり、パーティーメンバーの欠員は嫌なので。」

「意外と怖がりなんだね。」

「そんなもんですよ。」

「次の目的地は有るのかい?」

「とりあえずは、『北の大国クロツバキ』を考えています。」

「何故?」

「東。南。と来たら、次は『北』でしょう。」

「そういう事にしておくよ。」

「そういう事です。」

「ミリスのお茶会も終わりの様だね。」

「レイカとイリス。ミリスお嬢様と仲良く出来たか?」

「アタイ。仲良くなったぞ。」

「ボクも仲良しになった。」

「それは良かった。じゃあ、俺達の屋敷に帰ろう。」

「はい。」×8

「ガイルさん。ミランダさんにミリスお嬢様。これで、失礼します。」



 俺達はガイルさん達と別れ、俺達の屋敷に到着した。


「ただいま。」

「お帰りなさいませ。セツナ様方。」

「ケランさん。とりあえず、リビングで寛ぎたいから、お茶や軽食をお願いします。後、新しい仲間を紹介したいので、全員集合でお願いします。アデルさん居ます?」

「アデル様も居られますから、リビングでお待ち下さい。」

「ケランさん。お願いします。」


 リビングで寛いでいる俺達の前にこの屋敷で働いている人達とアデルさんが揃った。

 俺はケランさん達とアデルさんにレイカとイリスを紹介して、レイカとイリスにケランさん達とアデルさんを紹介した。何かややこしいな。


「それで、3階何だけど、部屋数が足らないと思う。だから、ユリアさんとアデルさんは、悪いけど敷地内に新しい管理者用の家を建てるから、それまでは貴賓室を使ってて。良いかな?」

「確かに3階の部屋数は10部屋。利用者は11人ですわね。」

「だから、ユリアさんとアデルさんは家が出来るまで、貴賓室で過ごして欲しいんだ。駄目かな?」

「雇い主が、こうまで言われた以上はそれで、良いですよ。」

「では、まだ時間に余裕が有るので手配をしますね。」


 俺は領主館のガイルさんに聞いた。


「ガイルさん。屋敷の敷地内に新しい管理者用の家を建てたいから、何処か紹介して欲しい。」

「さっき出て行ったセツナ君が来たと思ったら、どういう事かな?」


 俺は事の経緯を話た。


「分かったよ。此方で手配をしておくよ。完成予定日は10日後で代金は完成後で良いよ。」

「ありがとう。ガイルさん。」


 俺はガイルさんにお礼を伝えて領主館を後にして、屋敷に帰った。


「ガイルさんに手配をして貰ったよ。」

「……早い対応、ありがとうございます。」


 こうして、俺達は新しい管理者用の家が完成するまで、休日にした。


 10日後に新しい管理者用の家が完成した。



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