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バジリスク戦と新たな仲間

セツナ達対バジリスク。

セツナにまた女の子が、しかも、「ボクっ娘!」

 俺達は慎重に探索魔法等を使いながら、バジリスクを探した。

 7分くらい経って、目先の曲がり角から、異様な気配がしてゆっくり覗くと、バジリスクが居た。

 俺達は少し離れて確認をした。


「バジリスクは、猛毒性の息を吐く。だから、戦う際は充分に注意して欲しい。」

「石化はー?」

「それは、間違い易いけど、『コカトリス』が石化の息を吐くんだ。」

「そっかー。」

「他に気になる事は無いか?」

「有りません!!」×7

「皆。凄い気迫だね。良し。行こう!」


 俺は皆の安全の為にも、最初に飛び込んで注意を惹こうとしたら、皆がそれよりも速く動いた。


「凍えなさい『凍獄葬儀(ブリザードコフィン)』!」


 リンが、氷系魔法でバジリスクの口を塞ぎ。


「切り裂け『裂風狼牙(エアロファング)』!」


 ランが、両翼を切り落とし。


「穿ち貫け『岩炎魔槍(ブレイズランス)』!」


 セレンが、首と尻尾の2ヶ所を縫い付け。


「燃え尽きろ『紅蓮炎葬(グリムゾンロータス)』!」


 ミヤが、胴体を焼き焦がし。


「討ち払え『烈光乃槍(ノヴァランス)』!」


 リーナが、心臓辺りを刺し。


「ふれ伏せ『重力弾(グラビティボール)』!」


 シャオが、魔法で押し付け、魔法の槍等が更に深く刺さる。


「叩き斬れ『雷撃斧(ライトニングアックス)』!」


 レイカが、バジリスクの首を斬り落とす。


「……セツナさん。出番有りませんでしたね?」

「……あはははは。」


 バジリスクを討伐したリン達は大変素晴らしい晴れやかな笑顔を出していました。

 俺はとりあえず、バジリスクを収納して、残りカスをスーラに片付けて貰った。


「1人除いて、皆さん強いですね。ボクはこのパーティーに入りたいと思います。しかし、1人余分な気がしますが……。」


 イリスの発言で、微妙な空気に成る中、それは現れた!


「イリスさん、危ない!」


 イリスの後ろの通路から、もう1匹のバジリスクが出現した。

 しかも、先のバジリスクよりも、2倍近い大きさだった!


 俺は即座に身体強化を2倍に掛け、雷系魔法を刀に付与して、イリスを横切り、バジリスクの前に出る!


「瞬光閃斬!覇っ!!」


 2匹目のバジリスクは、俺の一閃で2つに別れた。


「嘘!?……7人掛かりで討伐したバジリスクを、それよりも2倍近い大きさのバジリスクを一撃で……。」

「いや、咄嗟だからね。」

「失礼しました。セツナさんは、パーティー内の最強だったんですね。是非、ボクをパーティーに入れて下さい。ボクに世界を見せて下さい。」

「イリス。皆で世界を見よう。」

「はい。」


 俺達はイリスの元パーティーの遺留品を探して幾つか見つかり、イリスが故郷に帰った時に遺族に渡す事になった。


 リン達に聞くと問題無いという事で、イリスに「例」の腕輪とポーチを渡した。


「この2つは?」

「リン達に聞いてね。」


 俺は説明をリン達に押し付け、周りの調査をしたが何も見つからなかった。

 リン達と相談して、レイカとイリスの武具一式と武器を揃える為と2人にも、アルスランのCランク冒険者になって貰う為、アルスランを目指す事にした。


 俺達はダンジョンを後にして、シュカの冒険者ギルドに到着して、諸々の手続きを終わらした。

 これにより、レイカは特例に近い形で、Dランクの冒険者になってイリスもCランクに成れるのだが、俺がアルスランでCランクになって貰うと言ったら、それを承諾したがイリスに受付嬢さんが黙祷を捧げた。別に死ぬ訳無いのにな。

 自分の所から出る、Cランク冒険者を奪った嫌がらせだな。


 俺達は、イリスの使っていた宿屋に向かい、元パーティーの遺留品を回収して、ルシムさんの家に到着して、明日には此処を経つ事を伝えた。


 翌日。俺達は馬車でアルスランに向かった。

 いつもの身体強化を馬達に掛けて爆走した。


 8日後、馬車はでかくても馬4頭。予想外に速く到着しました。

 途中のわざわざ来て頂いた盗賊さん方には、感謝しつつ、アジトを吐かせてお宝を回収しました。

 レイカもイリスも無事に盗賊を使って通過儀礼を終了しました。

 因みにこの盗賊さん達は処理して、土系魔法で開けた穴にポイって捨てて穴を閉じました。


 俺達は冒険者ギルドに到着して、中に入り受付嬢さんのサランさんに告げた。


「サランさん。この2人、レイカとイリスを4ヶ月コースでお願いします。」

「またですかぁ。私でさえ居ないのに、セツナ様は、8人ですか?」

「サランさん。人聞きの悪い事を言わないで下さいよ。皆、大切な仲間ですよ。」

「はいはい。そういう事にして置きます。」

「サランさん。では、お願いします。」


 俺達は、前回同様の宿屋に宿を取り、レイカとイリスの2人部屋を取った。

 2人は、初めての高級宿にビックリしていたが、リン達が同じ宿屋を取らない事に不安になった。


「料金が2人分しか無いなら、ボクは別にこの宿屋で無くても良いんですよ?」

「いや、お金の心配は要らないよ。ただ、俺達は違う場所で鍛練する予定だから、この宿屋は使え無いんだ。

 それに、レイカやイリスは、俺達を気にする余裕は無いと思うよ。アルスランのCランク冒険者になる為の昇級審査は甘く無いからね。だから2人共、頑張れ。」

「分かった。頑張ってみるだ。」

「俺達が何処に居るかは、教えられないけど、ギルドの職員は全員知っているから安心してね。」

「ボク、頑張ります。」

「じゃあ、4ヶ月後にアルスランのCランク冒険者になったレイカとイリスを待っているよ。」



 4ヶ月後、見事にアルスランCランク冒険者になったレイカとイリスが俺達の前に居る。


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