ステータスオープン!
説明文と見せかけたストーリーポイントの1つ
設定上のネタバレが若干有ります。
視点が変わります。
~~~~~~セレンの部屋~~~~~~~~~~~~
魔王(欠片)を倒すという歴史的快挙は、あっさり流されて今、シュカの町の町長の客室で吾は寛いでいる。
セツナ殿に出会ってからは、龍族に出会える。龍王様と出逢えて交流するという竜人族始まって以来の快挙。遂には、冒険者仲間のセツナ殿が龍王様の後継者。吾には、何か憑いているのだろうか?
まあ、どちらにしても今後の答は変わらない。
セツナ殿と共に歩むだけだ。
この世界では、強者と戦うか倒すかすると、その強者の力が幾らか入ってくる。
欠片とはいえ、魔王と戦った事で、力が溢れている。今後に何か変化が有るかも知れんな。
そういえば、背中辺りが、ムズ痒いな。
変化がムズ痒いだけというのは嫌だな。
南東部には、大型の魔物が居るという。
実に楽しみだ。戦闘凶と言われる程では無いのだが、やはり強者や大型魔物との戦闘は楽しみだ。
楽しみ過ぎて2回も言ってしまった。
南と云えば、ドワーフの存在が有るがこのセツナ殿から頂いた武具一式以上は、ドワーフと云えども難しいだろう。
しかし、冒険者を続ける以上は、改良の余地が有るのならば、提案しなければな。
蛇足だが、シャオ殿によって、武具一式には体型に関する自動調整の付与が付いていて良かった。最近は、今まで使っていた夜用の寝間着の胸の部分が苦しい。
近々に買い直しが必要だな。
一応、ステータスを見ておこう。
ステータスオープン!
名称:セレン
種族:竜人族(?)
出身地:エンバレスタ
称号:「竜人族の町長の三女」「甘えん坊」「姉の命背負う者」「元兄様大好きっ子」「龍族崇拝者」「アルスランのCランク冒険者」「可能性を秘めし者」
ん!?
種族に何故、(?)が有る。両親もその親の両親も竜人族だ。
それに、「可能性を秘めし者」って何?
魔王(欠片)を倒した事で付いたのか?
解らん。
暫く、黙っていよう。
「セレン様。夕食の準備が整いました。」
「はい。直ぐに行きます。」
~~~~~~ミヤの部屋~~~~~~~~~~~~~
セツナはんやリン達は何故、欠片とはいえ、魔王討伐をあっさり流しているのだろうか。
歴史的快挙の筈なのに?
まあ、周りが騒がぬなら黙っていよう。
セレンの様子がおかしい。
恐らくは、アチシと同じで魔王討伐の歴史的な出来事を流して無視したのが原因の1つだろう。
もう1つ有る。多分だがアチシと同じで、セレンも欠片とはいえ魔王討伐する事で、力が溢れているのだろう。アチシも溢れている。
特に尻尾の根元辺りが。何故、溢れる力が身長や胸に行かずに、「尻尾」の根元に行く!?
可笑しいだろう。まさか、神辺りが、縁も所縁も無いアチシに嫌がらせでもしておるのか?
そうだとすれば、酷すぎる。
被害妄想では無い事を祈ろう。
何故、胸に……。
念の為にステータスを見ておこう。
ステータスオープン
名称:ミヤ
種族:(狐人族?)
出身地:南の大国バイコウに属する町キョウラク
称号:「狐人族の町長の五女」「しっかり者」「甘え下手」「ひねくれ者」「魔法にのめり込む者」「勤勉者」「アルスランのCランク冒険者」「可能性を秘めし者」
んん!?
何故、種族の名称の部分が丸々「()」が付いている?
称号の「可能性を秘めし者」って何だろう?
やっぱり、魔王(欠片)と戦った事が関係有るのか?
解らない以上は、放置やな。
「ミヤ様。夕食の準備が整いました。」
「了解や。直ぐ行くで。」
~~~~~~リンの個室~~~~~~~~~~~~~
お父様とお母様に話を通したから、もう大丈夫。
我慢する必要は無いわ。
でも、いきなり今までとは正反対に攻めたら嫌われるかもしれないから、様子を見ながらヤりましょう。
本来の獣人族は元気なのです。何処がとはいいませんが。
パイリお義母様からも許可を頂いておりますし。
ウフフフフフ。
……おっと!感情が漏れていたわ。
しかし、セツナ様。あっさり流されていましたわね。欠片とはいえ魔王討伐に成功したのに。
まあ、セツナ様が何か言われない限りは無視しましょう。
魔王と云えば、力が溢れているわ。
やはり、欠片と云えども魔王という事でしょうか?
念の為にステータスを見ておきましょう。
ステータスオープン
名称:リン(リン=ビスト=シュカ)
種族:猫人族(?)
出身地:南の大国バイコウに属する町シュカ
称号:「シュカの町長の長女」「早熟」「しっかり者」「甘え下手」「元兄いびり好き」「探求者」「ランと親友」「姉御肌」「アルスランのCランク冒険者」「可能性を秘めし者」
あら?
種族に(?)が付いているわ?
まあ、称号なので直接的には関係無いでしょう。
後、「可能性を秘めし者」は、何でしょうか?
これも、何か有るまで放置しましょうか。
悩んでも意味が余り有りませんからね。
「リンお嬢様。夕食の準備が整いました。」
「もう。成人した大人なのだから、お嬢様は要らないわ。」
「リンお嬢様は、何歳でも、何に成られても私達のお嬢様ですよ。」
「分かったわ。でも、セツナ様達の前ではキチンとお願いね。」
「分かっております。では、リンお嬢様。行きましょう。」
~~~~~~ランの部屋~~~~~~~~~~~~~
婆ちゃんから、セツナに匂いを付けても良いと許可を貰えたし、これからは、もっとセツナに甘えられるぞー。
家族の皆は元気そうだったなー。
会えなかった3人には残念だけど、また会えるから大丈夫だー。
あのセツナが倒すのに凄く大変だった赤いおっちゃん。
赤いおっちゃんが居なくなってから、どうも身体中がムズムズするー。
酷くなったら、リンやセツナに相談しよう。先ずはリンからだ。
何故か、相談事は、最初は必ずリンにしないといけないと言われている。
昔からなのに、何故か最近また言われたー。「ラン。相談事は、必ず最初は私にするんですよ。必ずですよ。」と言われたー。
きっとそうしないと大変な事になるのだ。
昔からそうだったからー。
そうだ!
リンから、何か変な時は、直ぐにステータスを確認する様に言われてたー。
ステータスオープン
名称:ラン
種族:(狼人族?)
出身地:南の大国バイコウに属する町シュカ(北の大国クロツバキに属する)
称号:「両親知らず」「孤児院出身」「お姉ちゃん」「お姉さん」「お姉」「元頭脳派」「食事大好きっ子」「料理大好きっ子」「リンと親友」「アルスランのCランク冒険者」「可能性を秘めし者」
あれ?
種族の名称の所に(?)が付いているー?
後、「可能性を秘めし者」って何だろう?
リンやセツナに聞けば解るからいいや。
「ランちゃん。晩ご飯出来たよ。食べに来て。」
「は~い。行きますー。」
ご飯が楽しみだなー。
……おっと!ヨダレが。
暖かい応援メッセージと星の加点をお願いします。




