家族紹介~其の2
ランの気持ち。
途中で視点が変わります。
ランは今、ランの家に向かっている。
ランの家に到着ー。
「ただいまー。ラン、帰って来たぞー。」
「お帰りー。ラン姉ちゃん。」
「お帰り。ラン姉。」
「ラン姉!1年以上を何処に行ってたのよ?」
「リンと一緒にセツナ達と旅をしてたー。」
「ラン姉ちゃん。あたし、寂しかったんだよ。」
そうなんだ。ランの家は孤児院だ。ランは気にしない。婆ちゃんや皆とは血が繋がっていないけど、皆は家族だから。
後、何人かいないけどお金を稼ぎに行っているのだろう。
婆ちゃんにただいまの挨拶しないと。
「婆ちゃん、ただいま。ラン、帰った。」
「1年以上も帰って来なかったバカが帰ったか。」
「婆ちゃん、相変わらず口が悪いな。」
「それで、今までどうしてたんだい?」
「リンとの依頼中に黒い衣装の集団に浚われ捕らわれて、セツナに助けられてそこから共に旅を続けている。」
「セツナって、誰だい?」
「リンが認めた冒険者パーティーのリーダー。」
「まあ、リンちゃんが認めた冒険者なら大丈夫か。それで、ランはこれから、どうするんだい?」
「婆ちゃん。」
「どうしてたんだい?姿勢を正して?」
「ランは、セツナにランの尻尾に触って欲しいと思っている。」
「出逢えたんだね?」
「うん。リンも同じ気持ち。」
「リンちゃんが認めたなら、安心だね。なら、コレを持って行きな。この箱の中には、ランの身分を証明する物が入っている。大事にするんだよ。」
「分かった。また、来ても良いか?」
「当たり前だろ。生まれ故郷は違っていても、ランの家と言ったら此処になるんだからね。」
「ランもそう思う。また来る。」
「ラン。行って来なさい。」
ランは箱を腕輪に収納して、家族の皆に行って来ますの挨拶をして、セツナ達が居る町長の家に向かった。
婆ちゃんに尻尾の事を許して貰えたし、良かったー。
これで、セツナにもっとランの匂いを付けれるぞー。
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俺は妙な寒気を2回感じたがどういう事なんだろう?
(セツナには、今まで縁が無かったイベントです。今から楽しみです。)
(今日はどうしたんだ?)
(今日は2つの告知にしました。)
(2つもか?)
(まあ、2つと言っても教えるのは、1つですが。)
(2つと言いながら、1つかい!)
(片方はどちらでも問題無いが、もう片方は存在するが本当の意味でチートな内容です。)
(セツナは、どっちが良いですか?)
(どっち?と聞かれても分からないしな。)
(どちらも、セツナは知っていますが気付いて無いだけです。)
(どちらも、知っている?)
(そうです。)
(う~~~ん。)
(やはり、チートの方は後回しにしましょう。両方を教えると……、)
(……教えると?)
(私の出番が減ります。)
(……天上の)
(わー!待って!仕方ないですね。セツナのわがまま……)
(むかっ!天上の……)
(すみません×2。)
(面倒くさいから、両方を教えてくれ。)
(……分かりました。チートの方は所謂『空間転移』です。もう、既にアスモデウスが見せたでしょう。)
(あ!?)
(もう1つは、セツナのユニークスキルが目覚めました。)
(ユ……!?)
(魔王(欠片)に使った最後の魔法の時ですね。その前の『龍紋破軍』に因って遮るモノが無くなったのが原因でしょう。)
(空間転移はどうすれば使える?)
(存在を教えるだけです。セツナには、まだ使えません。)
(それは、残念だ。ユニークスキルの方は?)
(そちらは、寝る前の日課でしている『魔力操作』と『魔力制御』を今まで以上にしっかりやらないとダメですね。)
(結構、ギリギリだと思ったが……。)
(一度発動したので大丈夫です。難易度が、文字通りに1段階上になっています。)
(うわ!マジかよ。)
(マジです。)
(まあ、当分ユニークスキルの出番は無いか。そうそう、魔王がポンっと復活されちゃあ敵わんからな。)
(魔王崇拝者集団はまだいますよ。)
(え~~~!)
(頑張って下さい。ユニークスキルその物は使えますが、全力は封印解除しないとダメなので、注意が必要ですね。)
(因みに、ユニークスキルの名称は?)
(ユニークスキルの名称は『超越の極み』です。)
(効果は?)
(まだ秘密です。)
(そうかい。)
(はい。出番は終わりました。仕事に帰りましょうねぇ。)
(は~い。)
(創造神エルドロード様、ありがとう。)
(これからも、楽しく頑張って下さい。)
……天上の誰かが、きちんと対応したという事は、今回はサボりでは無いという事だな。
思考がそれたが、決定事項が明日にでもランの自宅訪問だな。
問題はその後だな。
1つは、南東部の大型の魔物討伐。
1つは、南の大国バイコウの観光。
1つは、南北の街道を越えての南西部方面を探索。こっちは情報不足だけどな。
さて、どれが良いかな?
この辺は、リン達と相談だな。
よし。1人で考える事はもう無いな。
試しに、「魔力操作」と「魔力制御」をやってみますか。
……!?
うわっ!?
本当に、今まで以上に踏み入れたら、1段階上と言える状態になっている。
これは、今後が楽しみだ。
「セツナ様。夕食の準備が整いました。」
あれから、没頭していた様だ。
何時の間にか夕食の時間だけど
「はい。今、行きます。」
暖かい応援メッセージと星の加点をお願いします。




