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魔王との決着は!?

魔王戦の行方は!?


龍紋破軍のフリガナは創作です。ツッコミを入れたら負けです。



龍紋破軍(ドラグリヴェータ)


 シャオが俺に掛けられていた封印を、この瞬間に解かれる。

 俺の中で閉じ込められてた力が湧き溢れて来る。

 俺のスキルと龍王の血は予想を越える力をもたらした。

 しかし、強すぎる力は恐怖を生む。だから封印した。

 それを今、解放した。


「戯れに時間稼ぎに付き合ってやったのだ。期待しておるぞ。……!?

 貴様、人族の魂を持ちながらその器は龍族。何者だ?」

「答える理由は無い。そして、その余裕を消してやる!」


 俺は武具召喚で龍王様から授かった武具一式と武器「龍鱗刀」を装備した。


「ほう!素晴らしい武装だ。」

「その余裕を後悔するがいい!」


 リン達は牽制代わりに魔法攻撃しながら、離れていき、俺は居合いの構えのまま、魔王に突撃し間合いに入った瞬間、詠唱を唱え終わった俺は叫ぶ。


「瞬光閃斬!覇っ!!」


 俺は封印されて使えなかった龍紋から来る「龍力」を限界まで刀に込め、振り斬った!


「グハァッ!」


「これなら……!?」

「……何故、滅びないの?セツナ様の信じられない一撃を受けて何故?」

「いや、かなり効いているぞ。予想を越えるモノで有ったが、我が滅ぶ程の一撃では無かった。誇るが良い。我を此処まで追い詰める事は、我を封印した者達すら叶わなかったのだからな。」

「妾は確かに封印を解いた。あの一撃は父様に匹敵していたのに……。」

「出し尽くした様だな。ならば、戯れの時間は終わりだ。楽しい暇潰しだった。」

「逃げて下さい。」

「逃げてー。」

「時間を稼ぎますから……。」

「次は、頼むで。」

「今まで楽しかったよ。」

「父様に伝えて欲しいのじゃ。妾は引かなかったと。」

「最期の言葉は終わったな。消え去るが良い。」



 魔王から発した紅い光は辺りを包み込み、俺達は死を覚悟した。



「………………!?何故、俺達は生きているんだ?」

「セツナ、危なかったな。アタイが助けに来たよ。」

「貴様はアスモデウス!何故、此所に居る。何故、卑小な人族共を庇う!」

「庇うも何も、アタイとセツナ達は友達。友達が危なかったら助けるのが当たり前だろ。それに何よりも、そこに居る1人は『マナミ=ソウツキ』の末裔(すえ)だ。」

「『マナミ=ソウツキ』の末裔(すえ)だと!?

 尚更、アスモデウスと云えども邪魔をするなら、是非も無い。諸とも消し去るのみ!」

「アタイが片付けてもいいが、本当に出し尽くしたのか?アタイにはまだ有るように見える。」

「流石だなアスモ。未完成だけど後1つ有るんだ。」

「なら、それを出しな。駄目だった場合に限り、特別に助けてやる。」



 最後の魔法を、詠唱しようとすると俺の中の何かが動き出した。


『天を照らす者、月の調べを読む者、須佐の荒海に佇む者、三柱の貴き子らに、魂に誓いて心に願う、虚ろう者に安息を与え回帰の輪に還せ。』


「貴様!何だ、その力は!?先程とは比べる事すら敵わぬ魔力は!!」

「知らねーよ!」


「滅びを受け入れろ!『終焉乃再生(ジ・エンド・オブ・リバース)』!!!」



 俺が放った魔法は、青と金の光を放ち混じり合い、魔王を包み込み消滅した。


「凄いじゃないか!アタイでも、あれ程の魔力を見るのは久しぶりだ。何処が未完成だよ。」

「魔力操作、魔力制御、詠唱の内容と全てだよ。今回は何故か上手くいっただけだ。」

「そうかい。じゃあ、アタイは消えるよ。湿ったいのは苦手なんだ。」

「アスモ、またな。」

「ああ。またな。」


 アスモが消えると、リン達が駆け寄って来て俺に抱きついた。

 リン達は何も言わず、ただ、ただ、抱き締めるだけだった。


 どれくらい経ったのか分からないが、皆が落ち着きを取り戻して離れた。


「シャオ。封印してくれ。」

「分かったのじゃ。龍王が長子にして巫女のシャオリート=ドラグナストが封印する。龍紋白夜(ドラグラシャナ)


 これで、俺の中の龍力は封印されたが、最後の魔法の時に溢れた『力』は謎のまま。

 俺の中から溢れた以上は俺の力の筈だ。使いこなせる様にならないとな。

 しかし、遺跡は消滅するし、周辺が荒野になってしまったから、リンの親父さん。つまり、町長に上手く誤魔化して貰わないとなぁ。


「皆。とりあえず、サラちゃんの所に向かおう。」

「「「「「「はい。」」」」」なのじゃ。」


「サラ、大丈夫?」

「リンお姉様、ランお姉ちゃん。怖かったよ~。」

「もう大丈夫よ。……あ!レイシア義姉(ねえ)様も気付いたみたいね。」

「う~ん。此処は?サラ!?無事なの?それにリンさん!ランちゃん!」

「1年以上も音信不通で何をしていたの?心配したのよ。」

「レイシア義姉様、すみません。私とランは、黒い衣装の集団に依頼中に浚われ捕らわれていたのですが、ここに居るセツナ様に助けられて、その後、此処に居る皆と旅をしていました。」

「初めまして。この冒険者パーティーのリーダーをしているセツナと言います。」

「初めまして。私は南の大国バイコウに属する町『シュカ』の町長の長男の嫁レイシア=ビスト=シュカです。この子は娘のサラ=ビスト=シュカよ。」

「初めまして。サラ=ビスト=シュカです。」

「さて。お互いに積もる話が有るでしょうが、町に戻り皆を安心させましょう。」

「そうですわね。」

「サラも賛成です。」

「リン達も行こうか。」

「「「「「「はい。」」」」」なのじゃ。」





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