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魔族、来襲

来ちゃった。


22時におかわりが有ります。



ダンジョン・マスター物に手を出しました。

此方もお願い致します。

 俺達は急いで、異常な気配のする中庭に向かった。


 俺はあまりにも異常な気配から、慎重に対応する事にした。

「中庭の方から来られるとは、何かお困りですか?」

「これは失礼したな。アタイとしてはかなり抑えていたつもりなんだが。お困りというよりかは、そこの女に用が有る。」

「久しぶりですね、アスモ。それで、私に何の用が有るのかしら?」

「用というよりかは、何故、あんたが此処に居る?」

「別に、アスモに教える義務はありません。」

「確かにそうだが、あんた程の立場の者が動けば気になるだろう。」

「これは迂闊でしたね。」

「それで、何であんたが此処に居る?」

「上からの要望で此処に居ます。」

「まあ、正直に言う訳がないか。」

「アスモは、この後はどうするのですか?」

「せっかく来た以上は楽しんで行くだけだ。」

「そうですか。」

「悪かったな。邪魔したな。」



 アスモという女性は、来た道を戻り中庭を出て、何処かに歩いて消えて行った。

 暫くは、周りを警戒したが、何も無かった為に領主館に戻った。

 ガイルさん達には、安全の為に領主館に残って貰って報告として、何事も無く問題も起きず終わったと告げた。

 俺達は屋敷に戻る事にした。アデルさんが言うには、ガイルさん達には、被害が出ないだろうとの事だ。



 俺達は屋敷に戻り人払いをしたリビングで、アデルさんの話を聞いた。


「あの者アスモは、正解には『アスモデウス』という悪魔です。しかも、七大魔王の1人です。本来は、七大魔王等の高位の存在は地上には出て来ないのですが、あのアスモデウスは地上を彷徨(うろつ)く物好きでして。今回は偶然にも近くに居て、私の気配に興味を持ち見に来たのでしょう。」


 俺はあまりにも大物過ぎる名前に驚いていた。

 あの異常な気配でさえ、本人にとっては抑えている状態。仮に戦っても相手にも為らないだろう。

 さて、どうしたものか。

 俺が考えている間にアデルさんの話は続いた。


「アスモデウスは、此方から何も攻撃等をせずにいれば大丈夫の筈です。いずれはこの地を去るでしょう。」


 今回はアデルさんが居たから起きたが、アデルさんが居るから無事に済んだとも言える。もし、俺達だけだった場合は無事には終わらなかったかもしれない。


 俺はアデルさんにアスモデウスの性格等を聞いた。

 内容はある程度は俺の予想範囲内だったのには安堵した。

 これならまだ何とかなる。それでも無事に済んだとしても、九死に一生を得るという結果に成るだろう。


 俺は確かに龍王様の後継者だ。互角に近い戦いが出来るが、それはあくまでも龍王様が俺の居る土俵まで降りているからだ。

 本来の龍王様の力ならまだ俺は相手にも為らない。

 それなら何故、俺が龍王様の後継者に成れたかと言うと、先ほど俺の土俵まで降りているからだ。と、言ったが龍王様が降りた土俵で負けた時に龍王様が言い訳しても意味が無いからだ。

 この降りた土俵というのは所謂(いわゆる)結界なのだ。

 結界の中だと降りた方が相手に合わせた戦闘力になる。つまりは降りた状態で俺が勝ったなら、あり得ないが俺が龍王様の土俵に降りて(上がって?)戦えば俺が勝つという事になる。

 だから、龍王様は俺を『龍王の後継者』に選んだ。


 さて、屋敷の問題が解決して、のんびりとリンとランの里帰りのつもりだったんだがな。まあ、アスモデウスはほっとけば消えるだろう。


 ………………念の為に1週間後に旅に出よう。



 あれから、1週間が経った。

 俺達はこの1週間は屋敷の中でのんびりと過ごした。

 ユリアさんやアデルさんとの交流を深め、ケランさん達には屋敷の約2年後辺りからの立場を伝えた。

 こうして、俺達は充分に身体を休めたと思い旅立ちの準備を済ませて、1週間後の今日に旅立つ。

 ………………!?


 ……何故に今日に限って来るかな?

 アスモデウスさん!

 確かにあの異常な気配はほとんどありませんけど、言い換えれば、来た事を知らせる為にちょっぴり出している。

 ……はい。分かりました。

 ………………出ます。



「やあ。遊びに来たよ。」


 やあ。遊びに来たよ。……じゃあねぇ!

 どうする?

 とりあえず、アデルさんのアスモデウスの性格判断を参考にして対処するしか無い!!


「ケランさん。これからお招きするお客様を考え得る限りの最上級の対応をお願いします。」

「……!?畏まりました。」


「ようこそ。アスモデウスさん。」

「いや、悪いな。それとな、アスモデウスでは無くて、アスモと呼びな。」

「それは悪かったな、アスモ。」

「ああ、それで良い。」

「それでアスモは何しに来たんだ。」

「遊びに来た。」

「それだけか?」

「それだけだ。」

「なら、立ち話は良くない。俺達の屋敷に招待するよ。」

「招待されよう。」


 何とか表面上は友好的には出来ている。後は、俺の考えが通じれば何とかなる!


 俺は密かに考えてたアスモ対策を用意した。

 過去の歴代転生勇者が残していったモノを今こそ使うべき!


 まあ、物自体は屋敷に居る時は、みんな一緒に使っていたけどな。


「じゃあ。アスモ、遊ぼうか?」

「待ってました。」


「さあ、遊戯の時間だ!」




暖かい応援メッセージと星の加点をお願いします。

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