道中記~其の2
道中記はまだ続くよ。
22時にもう1回、おかわりが有ります。
俺達は村や町に寄り道しながらの旅を続けている。
町に寄って馬車も泊まれる宿屋を探しながら、町を散策する。流石に4頭引きは迫力が有るのか、下手に話し掛けて来ないな。
俺達は町の人達からの宿屋の情報を聞いて良い宿屋を見つけてそこに決めた。
馬車を預けて冒険者ギルドに向かった。勿論、カールとネーイに発信器モドキの魔道具を装着している。
冒険者ギルドに到着した俺達は、受付嬢に魔物や盗賊の情報を聞いた。
「Cランク冒険者のセツナです。最近の魔物や盗賊の情報を教えて下さい。」
「セツナ様。お待ちしておりました。現在、盗賊がこの街周辺に多数棲息しており、困っておりました。是非とも盗賊討伐をお願い致します。」
「分かりました。では、盗賊の情報を教えて下さい。」
「はい。畏まりました。盗賊の情報は…………になります。」
「ありがとうございます。俺達は明日から盗賊討伐に向かいます。」
「セツナ様、宜しくお願い致します。」
俺達はギルドを出ようと出入口に向かうと、ギルド名物の使えない邪魔な未来の無い冒険者が現れた。
「おい!ガキが!!粋がってんじゃあ無えぞ!」
「俺達に何か用か、オッサン。」
「テメエみたいなガキが盗賊を討伐出来る訳が無えっ!おれ達の迷惑料に有り金と武具一式をおれ様に献上して女共を置いて、お家に帰ってママの膝枕で寝ているんだな。」
この馬鹿は俺がCランク冒険者と名乗ったのを聞いていないのか?
まあ。今更、手遅れだがな。
「受付嬢さん。ギルド……」
「セツナ様。死ななければ問題ありません。」
「……分かりました。」
「ガキが何を訳分からねぇ事を言ってやがる。」
「いや。墓場を使う時期が近い馬鹿の墓を準備する為に情報を聞いていただけだ。」
「ガキ!誰の事を言っている!」
「気付いているからムキになっているんだろう?そして、オークのメスにもフラれたオッサン!彼女達に近寄るな、馬鹿が移る。」
「このガキャー!!」
「はい。抜いた。」
「死……ガッ!ギィッ!!ゴァッ!!!」
俺はセリフを最後まで言わせずに、オッサンの顎を蹴り上げ、そのまま蹴り上げた足で踵落としを喰らわして軸足で着地した瞬間、反転して、鳩尾に後ろ蹴りを深く入れる。
「このガキが、何しやがる!?」
潰したオッサンの仲間が現れた。
親切な事に既に抜いている。手間が省けたよ。オッサン2人。感謝の印に痛む場所を減らし、痛む時間を減らしてあげよう。
「女共は夜を過ぎても使い続けてやる!」
前言撤回!潰す!!
「死ねや!ガ……ガァっ!グッ!!グッガァァ!ガァ!グッフゥっ!!」
先に到着したオッサン1号が振り降ろした剣を避けながら1歩前進して、剣を握っている手が左耳辺りを過ぎる直前に俺の左腕を外側から出し上から被せる様に降り、オッサンの腕が延びきった瞬間にそのまま左腕と俺の首を基点にしてオッサンの右肘を砕き、そのままの勢いで抜き手でオッサンの右脇腹に刺したまま、オッサンが怯んだ隙に俺は右手でオッサンの頭を掴み、自分に引き寄せ、オッサンの顎に膝蹴りを喰らわし、仰け反った所をオッサンの鳩尾に右肘を下から突き上げた。
それを見ていた残ったオッサンは、俺に背を向けて逃げ出したが、逃がさん!
俺は逃げるオッサンに対して飛び膝蹴りを後頭部と首の間に喰らわした。先に倒れたオッサンにそのまま上からオッサンの背中に両膝を叩き突けた。骨が折れる音が複数した。
俺は沈黙したオッサン3人から、所持金と武具一式と武器を没収して、所持金の合計の6割を受付嬢に渡した。
「受付嬢さん。何か有りました?」
「セツナ様。特に何も有りませんでした。今、鉱山の働き手が不足していたので助かります。その調子で出来ればで結構ですので、働き手を用意して頂けたら助かります。」
「分かりました。出来るだけ、努力をしてみますね。」
俺は「洗浄」を掛け、呆気に取られている、リーナとシャオをそれぞれの手を繋ぎギルドを退出した。慣れているリン達4人は平常運転だ。
オッサン共の安い武具一式と武器を売っ払い、その金で最近減って来た縄を購入した。盗賊に使った縄は通常使い捨て。そりゃ減るわな。
リーナとシャオの意識が帰って来た。
「セツナ君。盗賊の扱いで何となく察していたけど過激だね。」
「まあ。2人目のオッサンが禁句を言ったからな。」
「セツナ君。ありがとう。」
「どういたしまして。」
「セツナ。冒険者ギルドは、あんなにも野蛮な所なのかじゃ?」
「まあ。規模や人数や内容に大小の違いが有るけど日常的に起こる。」
シャオはリン達4人を見るとリン達4人は頷いた。
「それと俺達自身が原因の場合が有る。」
「妾達は何もしとらんのじゃ。」
「俺達は確かに何もしていないが、外見が原因だよ。男1人に美少女6人の組み合わせだからな。」
「そうなのかじゃ?」
リン達6人は手のひらで顔を隠すようにしながら、身体をくねくねと動き出した。
暫く待つと、多分羞恥で顔を赤くして帰って来た。
「そんな原因でも、俺達自身にとっては関係の無い言い掛かりだからな。だから、潰す。」
「人の世は面倒くさいのじゃ。」
「全くだ。さて、冒険者ギルドの受付嬢さんが教えてくれた情報を参考に盗賊討伐を始めますか。」
「「「「「「はい。」」」」」なのじゃ。」
俺達は盗賊を探索して、数時間後に1つ目の盗賊のアジトを発見する。
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