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新しい再出発

色々と気を廻せるのに……。

何故?そっち方面だけが。


19時にまたおかわり有ります。

「アルスランのCランク合格、おめでとう。」

「セツナ様。ありがとうございます。」

「セツナ。ラン、頑張ったー。」

「セツナ殿。感謝する。」

「セツナはん。何かくすぐったいものやな。」

「セツナ君。これで、一緒ね。」

「セツナ。これで妾も肩を並べられるのじゃ。」


 俺は誕生会でリーナに渡しそびれた髪飾りを作り直して、同質の髪飾りをそれぞれに合わせて作成した6個の髪飾りをリン達に贈った。

 まあ、シャオに1つ多いのは幼馴染み特典として納得して欲しい。


 リン達は最初は遠慮がちだったけど、最後は涙を流して喜んでくれた。やっぱり、女の子の笑顔は良いな。


「大切にします。」

「ありがとうー。」

「家宝にします。」

「ほんまにおおきに。」

「大切にするわ。」

「妾にもか?……大切にするのじゃ。ありがとうなのじゃ。」


 俺達は一旦、里に戻ろうかと思っていると受付嬢サランさんが、龍王様が町長の家に居ると教えてくれたので、そこに向かった。龍王様、気を廻してくれたのかな?


 俺達は町長の家に到着して龍王様と町長に明日、出発する事を伝え、旅立ちの挨拶をした。


「リン達よ。後悔しないのなら、心のままに、我がままに生きるが良い。」


「「「「「「はい。」」」」」なのじゃ。」



 俺達は町の散策を始めた。リーナは少し皆より浮き足立っているかな。

 何か、今日はいつもより屋台や出店が多い様な気がする。

 俺はリン達と大袈裟に言えば祭りのような町を散策した。セレンとリーナの推薦で竜闘場に行き、リンやランやミヤ。何よりセレンが大盛り上がりで観戦を楽しんだ。


 俺はもう1つの贈り物を渡すべく、ある店に向かった。


「どうもー。誰か居ますか?」

「はーい。今行きます。お客様、当店によ……!?」

「久しぶりですね。」

「……セツナ様。」

「元気そうで何よりです。娘さんも元気ですか?」

「セツナ様。あの時はありがとうございます。娘と共に元気に暮らしております。」

「それは良かった。注文していた品を受け取りに来たんだけど、アレク居る?」

「失礼致しました。直ぐに呼んで来ます。」


「セツナ。たまにしか、顔を出さないクセに、出したら出したでキツい内容の注文するよな。」

「何を言っている。そんな注文が来るのが楽しみでやっているクセに。」

「まあな。セツナ、注文の品は出来ているぞ。」

「セツナ様。注文の品というのは?」

「リン達がCランクに成るのは分かっていたから、合格祝いに防具としての武具一式と、防具としての役割もあるけど、何よりも伝統や格式有るパーティーにも出れるドレスとちょっとした友人の祝い事等に出る為のドレスを2着作って貰ったんだ。受け取って欲しい。」


「「「「「「ありがとう。」」」」」なのじゃ。」



 リン達は嬉しそうに腕輪にドレス2着を収納して、武具一式をポーチに収納した。

 リン達の武具一式はそれぞれの個性と戦闘面の戦い方から合わせている。実際に戦ってみると、鎧系は思った以上に動き難い。特に強敵とかには致命傷になりかねない。だから、防具としての服系を選んだ。

 セレンだけ、若干鎧的でゴテゴテしているかな。因みに、身体の数字は受付嬢サランさんが、然り気無く聞き出したモノを利用している。俺はその数字を聞いていない事を創造神エルドロード様に誓う。


(でも、ドレスの飾りとかは結構口出しをしていたよね。)

(当たり前だろ。俺からの贈り物なんだから、全てを他人任せに出来ないだろ。)

(今日は引き取り人を呼ばないの?)

(今日は違うんでしょう?)

(ええ。本当の旅立ちに祝福を伝えに来ました。

 では、『セツナ達の旅に喜びがあらん事を。』頑張るのですよ。)

(ありがとう。創造神エルドロード様。)



「アレク。また何か有れば寄るよ。」

「セツナ。難しい注文は程々にな。」

「セツナ様。またお越し下さい。」


 俺達は次に鍛治屋に向かった。以前に手に入れた「魔鋼鉄」で、武器を打って貰った。サランさんが、遠回しにリン達の武器について聞いて貰って、それを鍛治屋に伝えて作って貰った。1部に俺の押し付けが有って当人には申し訳なかった。



「セツナだ。親父居るかー!」

「怒鳴らんでも居るわい。」

「出来てる?」

「誰に言っとる。ほれ。セツナのも合わせて7人分だ。」

「……セツナ殿。コレは?」

「あの時から押し付けてゴメンな。そっちの方が良かったんだろ?」

「セツナ殿。ありがとうございます。」

「いいって。皆、受け取って欲しい。」


 リン達は笑顔で受け取って貰った。

 今回は、素材だけでは足りずにそれなりの魔石も必要だった為、ちょっと遠出して魔石集めをしたんだけど、途中に魔石ならぬ「魔宝玉」が手に入り、差別は良く無いから俺のも含めて全員分を集め直しました。鍛練にはなったけど、かなりキツかったよ。


 俺達は宿屋に戻り、夕食を済ませ、就寝した。

 恒例?のリン達のガールズトークが有ったとか無かったとか。



 翌日


 俺達は都市ミズナヤに向かうべく、東門に行くと出入口にパイリ母さんが待っていた。


「パイリ母さんが送り出しに来るとは思わなかったよ。」

「息子の旅立ちに立ち会わない母親はいないわ。」

「パイリ母さん。行ってくるよ。」

「行ってらっしゃい。」


 リン達もそれぞれが挨拶をしていくんだけど、呼び方がパイリさん。から、パイリおかあさまとかになっていた。しかも、発音とか微妙に違うし。それを告げると知らなくていい。の一言で押し切られる。


 解せぬ。


 俺的には疑問が1つ出来たが、俺達はアルスランを旅立ち、都市ミズナヤを目指した。





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