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旅路は都市ミズナヤからアルスランへ

セレンの暴走。

リーナに明かされる真実。


またまた、21時、おかわり有ります。


1部の文章に不適切な表現が有ったので修正しました。

 あっと、ダンジョン・コアに質問が有ったのを思い出した。


 ダンジョンの魔物の強さの変更は可能か?

 《可能です。》


 ダンジョン20階層のボスの強さを上げる事は出来るか?更に種族進化は可能か?

 《強さの変更も種族の進化も可能です。しかし、現状では1つ上までが可能です。》


 ダンジョンの20階層のボスを1つ上の進化を開始。

 《了解しました。………………終了しました。20階層のボス、ドラゴンがフレイムドラゴンに進化しました。》


 まあ、これでダンジョンクリアは無いかな。

 これで、おれのオモチャは安全と。


「皆。お待たせ。帰ろうか。」

「「「「「はい。」」」」」



 俺達は屋敷に戻り、リーナは屋敷の内装等をアレコレに手を出しながら、残った4人は庭で軽く汗を流している。



 俺達はしばらくのんびりと過ごす事に決め、3ヶ月が経ち。いよいよアルスランを目指す事になった。


「それではガイルさん、ミランダさん、ミリスお嬢様、アルスランに行って来ます。全員がアルスランのCランク冒険者になってくるよ。」

「セツナ。あまり、冒険者ギルドに迷惑掛けないようにな。」

「ガイルさん。向こうが悪いのですよ。」

「それでもだよ。」

「分かったよ。」

「気をつけてな。」


 こっちはさっぱりと挨拶しているが、いつの間にかアッチに移動したミランダさんとミリスお嬢様、女子組は熱いお別れ会をしている。

 介入すると大火傷になりそうなので、男組は静観する。因みにギルドの件だが、粋がったオッサンをいつも以上に派手に潰しただけだ。


 こうして、旅立ちの別れは済ませ、俺達は一路アルスランを目指す。



 アンスラ達に身体強化を掛けているが、久しぶりの爆走に楽しそうだ。


 俺達は途中の町や村にあまり寄らずに、ひたすらにアルスランを目指す。


 途中の夜営では、合計5つの盗賊団を潰してホクホクになった。勿論、アジトも美味しく頂きました。運悪く捕まった人達は無く、更に良い。


 超ボッタクリで腕輪を売った貴族が居た町にも寄ったが、特に何も無く1日が過ぎ、再びアルスランを目指す。



 盗賊も町等に行って換金が面倒になって来たから、有り金没収したら処理して土葬。



 都市ミズナヤから出発して、途中に村や町に寄り道しながら、3ヶ月。ついにアルスランに到着した。

 因みに、リン達には、アルスランの秘密を暴露している。

 それは、アルスランの要職等は人化した龍族が占めていると。

 それぞれの反応は。


「本物の龍族に会えるのは初めてです。」

「龍族と仲良くなれるかなー?」

「全竜人族の憧れの龍族に会える。ああ、お父さん、お母さん。私セレンは幸せものです。あの時、旅を勧めてくれたから、今の幸せが有ります。兄さん、ざまぁみろ!兄さんより早く龍族に会える私に嫉妬するがいい。そして、兄さんに会ったらとことん自慢してやる!チーナ姉さん。見ていますか?セレンは、今とても幸せよ。この幸運な時間をいつか、話をしに手を合わせに行くからね。あの時、助けてくれてありがとう。……」


「……セレン。止まれ!」

「はっ!!」

「落ち着いたか?」

「……セツナ殿。すみません。」

「しかし、凄い勢いでしゃべり出したな。」

「セツナ様。それだけの思いを持っていた。という事です。」

「そうなんだな。」

「セツナ殿。ご迷惑をお掛けした。」

「だからいいって。」

「セレンはんがこんな人だとは!?」


 セレンがこんなに舞い上がるなら、上の龍族に逢わせたろ。


 俺達は入る直前に騒ぎを1つ上げたがアルスランに入った。



 とりあえず、宿屋はリーナが泊まった所にした。ここなら馬車も泊めれるしな。リーナは途中で気付いて少し感動的になったようだ。


「皆、聞いてくれ。今日は宿屋でのんびりしようと思う。俺の将来を知っている龍族が騒ぐ可能性もあるからな。」

「セツナ君。将来って何?」

「そういえば、リーナには話して無かったな。」

「……セツナ様。私も迂闊でした。今では大切な仲間のリーナに最重要事項を伝え忘れていたなんて。」

「リン。どういう事?」

「そっか。リーナに話して無かったなー。」

「リーナ殿。申し訳ない。」

「リーナはん。すまんなぁ。」

「たがら、何!!」


「リーナ。俺には『龍王の弟子』という称号と、実際に指導を受けて来た歴史が有る。しかし、それ以上の『称号』を持っているんだ。」

「セツナ君。その『称号』って何?」


「その俺の称号とは、『龍王の後継者』だ!!!」


「……え!?何?どういう事!何故、セツナ君が龍王様の後継者なの?セツナ君、説明して!!」

「始まりは幼馴染みのシャオに出会った頃からになる。ある事件で俺は致命傷を負い、死にかけたが助けてくれたのが龍王様なんだ。自身の血を使う事に因って。これが原因で俺の種族は『半龍半人族』になった。それ以降、龍王様の弟子になって鍛練を続けたんだけど熱が入り過ぎて、鍛練中に致命傷を負う事が何度か有ってその度に龍王様の血で治療したんだ。それに依って俺の種族は今では『龍族』になった。」


「セツナ君。とりあえず、凄い人生だね。それがどう『将来』に関わるの?」

「それは、リーナの誕生会に出る為に出発するんだけど、その前日に龍王様の以前使った武具一式を譲り受けたんだ。」

「龍王様の!?」

「そうなんだ。この武具一式を譲り受けた事が龍族上層部に知られてしまってね。俺は知らなかったんだけど、龍族にとって自身の武具一式を譲り渡すのは『後継者の指名』になるんだって。

 そして、ある切っ掛けでそれが知られて、場を治める意味合いでも、龍王様自身が己の『龍王の後継者』に俺を指名したんだ。」


「……セツナ君。そうだったんだ。それで、何時、『龍王の後継者』の事を知ったの?」

「王城に上がる2日前。こっちも突然だった。」

「それで、何か変わったの?」

「当分先の事だから、自由な冒険は続けられる。」

「なら、今まで通りね、セツナ君。」

「そうだよ、リーナ。」

「リン達がこんな大切な事を話してくれなかったのは寂しいけど、内容が内容だから、許してあげる。」

「リーナ。ごめんなさい。」

「リーナ。こめんなー。」

「リーナ殿。すまない。」

「リーナはん。堪忍な。」


 俺達は外に出る気になれず、宿屋でゆっくり寛ぎ夕食を済ませ、リン達はもう少し話していたが俺達は就寝した。


 リン達は、明日はもっと驚く事が待っているとはこの時は思っていなかった。


 俺も驚いた。




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