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初ダンジョン攻略の事後処理と購入した屋敷のアレコレ

長い(別の意味でも)初ダンジョン攻略が終わりましたが、終わっていないアレコレが。


18時におかわりでます。

 もう外は夕方になっているよ。

 とりあえず、冒険者ギルドに言ってギルドマスターを説明?説得?言い含める?脅迫?交渉?

 まあ、一応ギルドにも利益が有るから大丈夫だろう。……多分。



 冒険者ギルドに到着した。入ると受付嬢さんは俺の腕に巻き付いて、2階の応接室に連れて行こうとしている。当たっている。ラッキー!

 ……!?

 ヤバい!アレだ!!


「受付嬢さん。慌てなくても、行きますから。」

「……!セツナ様。失礼致しました。」


 ほっ。室内の物理的な室温低下は免れた。


「では、応接室でお待ち下さい。」

「はい。分かり……」

「セツナ。どうなったの?」


 ギルドマスターが自分の部屋から動いて応接室に入って話しに割り込んで来た。


「はい。1つ除いて利益が出る形で無事に終わりました。」

「何か、その1つが気になるわね。」

「まあ、その1つさえ納得?いや、我慢?いや呑み込めれば、都市とこのギルドに利益が齎されます。」

「領主様の所に行きましょう。貴女、副ギルドマスターに連絡。私が帰って来るまでの私の代行をするように伝えて。私は領主館に行きます。」

「はい。分かりました。」

「セツナ達。行きましょうか。」



 俺達は移動して、今は領主館の応接室に俺達とガイルさんとギルドマスターが居る。


「セツナ君。良く無事で帰って来た。それで、ギルドマスターと一緒に帰って来るとは、何か有ったのか?」

「そうですね。簡単に言えば、1つのある事を呑み込めれば、都市とギルドに利益が生まれます。」

「セツナ君。どういう事だ?」

「ダンジョンは10階層のゴブリンとオークのダンジョンでした。エリアボスがキングとエンペラーですね。」

「セツナ君。それは後でも構わないから、重要な部分を話してくれ。」

「単刀直入に言えば、俺はダンジョン・マスターになりました。」


「「!!??」」


「ですので、あのダンジョンからのスタンビートは有りません。あのダンジョンの魔物を討伐するとその討伐した魔物の規模に合わせた魔石が出現します。」

「……ちょっと待ってくれ。つまり、セツナ君はダンジョン・コアを破壊せず、ダンジョン・マスターになった。という事か?」

「そうなります。俺は破壊するつもりだったのですが、不幸な事故でダンジョン・マスターになりました。」

「それで、セツナ君は何か変化や異変は無いのか?」

「俺に現在や未来に於いての不利益は一切有りません。」

「まあ、セツナ君が問題無いのなら安心だ。」

「ありがとうございます。後は、俺がダンジョン・マスターで有る事を呑み込んでくれれば問題解決です。」


「ああ、注意事項が1つ有りました。スタンビートが発生すると、ダンジョンが発生する可能性が有ります。どうやら、スタンビートに因って集まった魔物の魔力の影響を受けてダンジョンが発生する可能性が生まれるみたいです。」

「それは注意する必要が有るわね。セツナ、良い情報だわ。」

「それでどうしますか?俺としては、俗に言う『悪い事』に使う気は有りませんし、俺は所有権等を手放す気は有りませんよ。折角、俺にとって遊具と言える物が手に入れたので。」


「ギルドマスター。どうする?領主としては、ギリギリ呑み込めれる。個人としては、問題無い。」

「ギルドとしても同じくギリギリ呑み込めれます。」

「あ!勿論、俺がダンジョン・マスターなのは、秘密でお願いします。やろうと思えば、重い代償が必要ですが、ダンジョンを崩壊させる事が出来ますから。」

「その代償とは?」

「誰かの命とか財産を喪うという代償では無いので誰かが不幸になる事は有りません。」

「そうか。」

「俺がダンジョン・マスターなのを秘密にするだけで、公的利益はダンジョンが有る都市として人が集まり、そこから利潤と発展が望めます。

 ギルドとしては、安定した魔石の入手が可能になり、ダンジョンの存在による、冒険者の数と質が向上します。」


「分かった。ダンジョン・マスターの件は秘匿する。」

「分かったわ。同じく、ダンジョン・マスターの件は報告せず秘匿します。」

「まあ。上には、利用価値が有る為、経緯観察に留まる。とかで、報告して下さい。後、念を押しますが、俺がダンジョン・マスターなのは秘密でお願いします。」

「分かっている。」

「分かっているわ。」

「後、ギルド側に吉報が1つ有りました。」

「何?」

「ダンジョン外の魔物をダンジョンが吸収すると、ダンジョンの魔物として、再利用出来ます。魔物の死体の3割ぐらい有れば足ります。」

「分かったわ。しかし、セツナ。貴方は本当は何歳なの?」

「何歳も何も外見通りのガキですよ。」

「そういう事にして置きましょう。では、領主様。これで失礼します。ギルドとして色々と仕事が増えましたので。」

「ご苦労であった。後、ダンジョン周辺の魔物討伐の報酬額の値上げは後3日続けてくれ。」

「承知致しました。失礼します。」


「セツナ君。お疲れ様。しかし、とんでもないお土産付きだな。」

「あははは。」

「とりあえず、ダンジョンの件は片付いた。後、セツナ君の屋敷だな。どうする?」

「そうだな。元々そうする予定だったけど、ダンジョンの件が有るから、この都市を拠点にして、世界を廻りたいと思っている。」

「そうなると屋敷の維持はどうする?」

「それが有るな。」

「セツナ君が永住するなら、兎も角。不在がちになる様ならと、人を準備している。その者達に任せてはどうだ?」

「セツナ君。それなら、信頼が有る人物が居るんだけど。」


 リーナが妖しく笑う。



「誰?」

「妹。」

「え!?まさか、『ユリアさん』!」

「そっ。彼女なら大丈夫でしょう。」

「確かに。」


「ガイルさん。屋敷の管理者にこれ以上は無い適任者が居るけど良いかな?」

「身元とか大丈夫かい?」

「東の大国オウカの王家が保証するわ。」

「後、おまけ的にミランダさんがより貴婦人として聡明になり、ミリスお嬢様が貴族令嬢としてより立派になります。」

「だから、一体誰なの?」

「「到着してからのお楽しみです。」」

「リーナ。早速、明日には手紙を速達で送って来てくれ。幾ら掛かるは判らないけど、とりあえず、金貨10枚有れば足りるよな?」

「金貨8枚だよ。」

「ガイルさん。ありがとう。」

「今日は色々と疲れたよ。セツナ君達も軽い夕食にして、休むと良いよ。」

「ガイルさん。そうするよ。リン達もそれで良いか?」

「「「「「はい。」」」」」





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