スタンピード終結。そして、事後処理と隠れていた脅威
スタンピード終結宣言。
オーガ達の価値は?
「さて、皆。休憩を終わらせてそろそろ動こうか?」
「セツナ様。そうですね。」
「ランも動くー。」
「セツナ殿。待っていました。」
「セツナはん。そうやな。」
先程の魔族セディアスまでの連戦で、疲れているかと思っていたけど大丈夫みたいだ。
龍王様から授けられた武器「龍鱗刀」は勿論、収納して普段の武器にしてある。
「じゃあ、皆。行くよ!」
「「「「はい。」」」」
俺達は早足ぐらいの速度でスタンピードの最後尾を目指して移動した。
スタンピードの最後尾に到着したが、ざっと半分くらい減っていた。俺達は、俺とリン達の2組に別れてオークの討伐を始めた。
リン達は、お互いに目が届かない所に行かず、各々で動いていた。
「砕け散りなさい!『凍結葬儀』」
「切り裂け!『風乃裂刃』」
「穿ち貫け!『岩撃槍』」
「貫き燃えろ!『紅炎乃矢』」
う~ん。リン達、何か楽しそうだな。
俺は地道に「風乃弾丸」で、オークの眉間に撃ち込み続けている。まあ、こういう時の為に作ったオリジナル魔法なんだけどね。
一時間後。
俺のオーク撃墜数は、既に400匹以上!
……流石に飽きてきた。リン達は、楽しそうにしながらも、真面目にオークを討伐している。アイテムボックスには、100匹以上のオークを収納したから、当分は食肉系の心配はないかな。
よし!そろそろ防衛戦の終結を加速させよう。
俺は雷系魔法を全身に付与して、魔力操作でこの状態を維持しながら、オークの群れに突っ込んだ!
俺は次々にオークを斬り飛ばしていく。剣だけではなく拳撃や蹴撃も加えていった。時には「雷撃弾」を撃ち放ちながら、オーク相手に無双していった。
俺の(無駄に派手な)頑張りのお陰かは分からないが、予想より早く防衛戦は終結したみたいだ。
リン達が駆け寄って来て、先ずは互いにの傷等の確認をした。念の為に俺は全員に回復魔法を使い、「洗浄」を全員に使った。リン達も今回のオーク討伐は満足のいく内容だったみたいで、皆いい顔をしている。
どうやら、俺の討伐は見ていないようだな。ちょっぴり強敵との戦いの解放感から、見た目も派手で攻撃力の有る戦い方をしたから、リン達にバレると怒られる可能性があるからな~。
俺達が、のんびりと王城に向かって歩いていると、王都の冒険者ギルドの職員から呼び止められた。
「セツナ様とパーティーメンバーの皆さん。もし、オーガ系を売る気が有るのならお願いします。」
「皆はいいかい?」
「「「「はい。」」」」
「では、冒険者ギルドに向かいますか。」
俺達は、冒険者ギルドの受付嬢の前に座っている。既に、オーガ系全てをギルドの解体室に提出済みで、幾らになるか楽しみだ。
「セツナ様。お待たせしました。オーガ系の買い取り額ですが、申し訳ございません。今日、買い取り出来るのはオーガと上位種とキング1匹とジェネラル1匹だけになります。亜種は明日以降になり、お手数ですがお越し下さい。」
「分かりました。また明日以降に来ますね。」
「ありがとうございます。それでは、今回の討伐による報酬ですが、オーガ60匹で金貨60枚、オーガ上位種20匹で金貨100枚、オーガジェネラル1匹が金貨20枚、オーガキング1匹が金貨80枚になります。
次に素材買い取り額ですが、オーガが60匹で金貨180枚、オーガ上位種20匹で金貨300枚、オーガジェネラル1匹で金貨60枚、オーガキング1匹で金貨240枚になります。
合計で、金貨1040枚になります。白金貨に替えますか?」
「金貨1000枚はギルド預金します。残り40枚下さい。」
「畏まりました。それでは、今回の買い取り金の金貨40枚です。」
「はい。確認しました。」
「オーガの亜種は明日以降にお支払い致します。」
「分かりました。では、明日以降に。」
俺達は王城に到着して、門番にはユリアさんが居て案内された。
「セツナ様、リン様、ラン様、セレン様、ミヤ様、お疲れ様です。今日は身体を休め、諸々は明日以降となっております。
先ずは、浴室で汚れを落として夕食を召し上がり寛いで頂きたいと思います。この後の予定となりますが宜しいでしょうか?」
「俺はそれで良いかと思います。皆は?」
「セツナ様。私も賛成です。」
「ランも賛成ー。」
「セツナ殿。それで良いと思います。」
「セツナはん、それで良いよう。」
「では、ユリアさん。それでお願いします。」
「畏まりました。」
今回は疲れているだろう。という事でメイドさん無しでゆったり湯船に浸かった。
風呂の後は夕食を済ませ、俺達は各部屋に戻り早々に就寝した。
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