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国王の謁見パート3

謁見パートはまだ続く?


途中から視点が変わります。


今回はもう1本行きます。

「あの~、俺の意見は?」

「古今東西、こういう時の男の意見は通らぬものよ、儂の時のようにな。」

「俺の意見は諦めるとして、仲間のリン達の意見を聞かないと。」


 と、リン達の意見を聞こうと後ろを振り返ると、リン達はリーナ王女殿下と内緒話をしていた。


「セツナ様は……で、……ですが、それでも気を掛けてもらえます。」

「セツナは、……よー。」

「セツナ殿は、……が良いがやはり……が分かってないな。」

「セツナはん、間違い無く……やし、絶対……苦労するやろうな。」

「セツナ君は、……なんですね。しかも……でも有るのですね。ですが、……に負ける訳にはいかないですから。」

「分かりました。若干……に引っ掛かりますが、共にセツナ様を……していきましょう。」


 何か、話が纏まったっぽいな。しかし、内容が部分的に聞こえなかった。結局は何を話していたのだろうか?


「セツナ君、お父様にお母様、リン達とはお話が済み、旅の同行の許可を貰いました。これからは冒険の仲間として旅を共にします。」

「リン達が良いなら、俺も反対しませんが、仲間として冒険の旅に出るのなら、『王女殿下』のままでは無理だ。その辺りはどうする?」

「セツナ君、問題無いわ!既に、約1年間を王女としての役割を果たしながら、冒険者Sランクパーティーの指導を受けているわ。

 防御に専念すれば、そのSランクパーティーの攻撃や魔法攻撃が加わっても、ある程度の時間を無傷でやり過ごせるわ!

 それに魔法も回復系や支援系に光属性も使えるわ。そして初級であれば、無詠唱でいけるわ!」

「流石に、王都を出て実戦。という訳にはいかぬからの。だが、その分は自身の防御や回復に支援等に力を入れてある。最初は知識と経験不足で仲間の足を引っ張るかもしれんが、それさえ、越えれば充分に付いていける筈だ。」

「分かりました。」

「所で、セツナよ。指輪の効果だが、儂では全て鑑定しきれんかった。『全状態異常耐性(中)』に『敏捷性向上』までは見えた。だが、その次からは読めなかった。教えて欲しい。」

「それは、『危険探知』と『剣撃・刺突耐性(中)』が残りの効果ですね。」

「最初の2つだけでも凄いが、残り2つも有難い効果だな。」

「素材も度が過ぎた物ですが、付与も度が過ぎた効果ですので秘密でお願いします。」

「うむ。分かっておる。それとセツナよ、お主の強さを確認したいが良いか?」

「構いません。」

「アルスランのCランク昇級審査の合格者の実力を見たいのだ。」

「何処で見せようか?」

「ついて来い。」


 こうして、俺達と王家一家と何故かリーナ王女専属侍女アリアさんと訓練所に向かった。

 既に連絡が届いていたようで、訓練所には騎士達が待ち構えていた。俺は騎士の1人から木製の剣を渡された。


「では、セツナよ。ここの騎士達と闘ってくれるか?」

「国王陛下。1人ずつでは時間が掛かり面倒です。全員を同時に相手しましょう。」

「……セツナよ。儂でも、もう騎士達を止める事が出来ぬが良いのだな。」

「問題ありません。」

「騎士達よ、聞いたな。この者の高くなった鼻を叩き折るが良い!」

「ははあ!!」

「闘いを開始せよ!」



 俺達と王家一家とリーナ王女専属侍女アリアは訓練所から先程の応接室に戻った。


「セツナよ。お主の強さは、アルスランのCランクを越えておるな。『龍王の弟子』というのは伊達ではなかった訳だ。」

「そうだな。幾ら強いって言っても、人族の騎士達相手なら200人ぐらいは訳ないな。国王陛下、いや、父親として俺は合格かい?」

「おや、バレていたか?」

「まあ、気持ちは分かりますよ。幾ら強いと聞いても、やはり、自分の眼で見ないと納得出来ない事は幾らでも有るのでね。」

「うむ。合格じゃ。王妃も良いな?」

「ええ。合格ですわね。アリアも良いわね?」

「はい、王妃様。これならば、リーナ様を託す事が出来ます。」

「では、セツナ達よ、これで今日の用事は終いじゃ。客室に戻り、ゆっくりと過ごすが良い。

 明日の誕生会の事は、また、明日にユリアに聞くが良い。」

「それでは、失礼致します。」

「セツナ君。また明日ね。」



 俺達は客室に戻った。俺は衣装を着替えてゆっくりと寛ぎ、今日が終えた。







 ~~~リン達の女子会?(リン達4人の客室)~~~~



「リーナ参上!」

「……!?リーナ王女殿……」

「ダメよ。公式じゃあないんだから。旅の仲間じゃない。リーナって呼んで。」

「分かったわ。それで、リーナは何の用なの?」

「セツナ君について情報交換しない。因みに私との馴れ初めは1年前のアルスランの収穫祭の時が初めてよ。私はある理由で身分を隠していたんだけどね、毎回の恒例として案内係りが付くのだけど、彼セツナ君が案内係りだった訳。それで、1年後の私の誕生会に招待したのが最初よ。リン達は?」


「私とランは、ある依頼で失敗して謎の集団に追い続けられて捕まってしまい、スラム街に拘束されていたけど、何とか脱出して意識が朦朧する中で助けて頂いたのがセツナ様です。」

「吾とミヤは、森の中で不覚にも盗賊共に捕まり、契約魔法で縛られ、最初の命令がセツナ殿達の抹殺だったが、上手く納め(収め)盗賊共から解放してくれたのが切っ掛けだな。」


「そうなんだ。所で、リン達は『龍王の御息女シャオリート=ドラグナスト』に付いて何か知っている?」

「セツナ様が仰っていた『シャオ』が、その『龍王の御息女シャオリート=ドラグナスト』と同じ人物だと聞いています。そして幼馴染みだと聞いています。リーナは何か知っているの?」

「うん。応接室で話していた指輪の内容を覚えている?」

「確か、鱗を使ったって言ってたー。」

「雑学なんだけどね。龍族は、大人に成ると鱗は勝手に抜けるらしいのよ。だから、大人では無い者の場合は、鱗を手に入れるには直接、身体から取るしかないのよ。そして、取る場合は生爪を剥ぐのと同等の激痛が伴うらしいわ。」

「つまり、セツナ殿にそれ程の思いを持っているという事になると。」

「強烈な牽制やな。」

「指輪に鱗を使う事を考えた者は本人では無いかもしれないけど、セツナ君への思いは本物よ。」

「ですが、私達がセツナ様を思う気持ちも本物です。そして、セツナ様は私達が争うのは見たく無いと思いますので、彼女とも仲良くしたいと思います。」

「そうね。私もセツナ君に嫌われたく無いわ。」

「ランも同じー。」

「そうだな。吾も嫌われたく無い。」

「アチシもそうやな。」


 こうして、リン達とリーナの女子会が続いてゆく。





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