ニハーガの街の盗賊共
何時もの盗賊退治
すみません。予約が間に合いませんでした。
俺達は受付嬢からの情報を元に盗賊の探索を開始した。
森に入り、盗賊を探しながら俺達は魔物を狩っていく。
俺はゴブリン6匹に風系魔法を放つ。
「撃ち抜け!風乃弾丸」
リンはコボルトウォリアー5匹に氷結系魔法を放った。
「砕け散りなさい!凍結葬儀」
ランはオークジェネラル3匹に風系魔法を放つ。
「切り裂け!風乃裂刃」
セレンはハイオーガ1匹を土系魔法で止めを刺した。
「穿がけ!岩撃槍」
ミヤはフォレストグレイウルフ10匹に火炎系魔法を放った。
「貫いて燃えろ!紅炎乃矢」
俺達は若干手応えが上がった魔物を、討伐しながら盗賊を探した。昼食を済ませ再び盗賊を探す傍ら、高く売れる薬草を発見し、ホクホクで採取した俺達は今日は引き上げようかと思った時、街道の方から木材が折れて壊れる音が大きく鳴り響いた。俺達は音の方向に急いだ。
街道に近づくと言い争いと剣撃の音が鳴り響いた。
俺達は息を潜め、少し騒動の中心部から遠回りしながら、様子を伺った。
「ほら、命が惜しかったら武器を捨てな。」
「誰が捨てるか。お前らの事は聞いている。武器を捨てた所で皆殺しだ。」
「ちっ、知っていたか。おい。誰か人質を獲れ。お!?丁度いい。馬車が転倒した時に放り出されたようだな。このお嬢さんがどうなっても良いのか?」
運が悪い事に馬車から放り出されたお嬢さんが人質に取られたようだ。俺はリン達に囮を頼み、盗賊共の気を引いている内に背後に廻った。
「あなた達、何をしている!」
「あん?ほう!これは上玉だ。今日はついている。」
盗賊共がリン達に意識を向けた。今だ!
俺は盗賊共13人の右腕を狙って無詠唱で雷系魔法を放つ!!
「雷撃弾」
俺の雷系魔法は見事に盗賊共の右腕を撃ち抜いた。
「「「「ぐっ!?」」」」
「「「「「がぁ!?」」」」」
「「「「ぎゃあ!?」」」」
盗賊共13人の悲鳴が上がった。
隙を伺っていたリン達と共に、盗賊を拘束する為に俺は動き順次盗賊を捕らえていった。そして、全員を捕らえた頃、盗賊に攻められていた人達が俺達に話し掛けて来た。
「危ない所をありがとうございます。」
「こういう時はお互い様ですから。」
「いえ、それでも命の恩人にお礼をしなければ、私共の気が収まりません。」
「俺達も依頼で探していた盗賊なのでお気に為さらず。」
「商人はこういう恩や縁を大事にしなければ大成しません。是非、お礼をお受け取り下さい。」
「分かりました。では、皆さん全員で5人いますので、金貨5枚で如何が?」
「そんなに安くても良いのですか?」
「構いません。それに馬車が使い物になりそうに無いですし、購入費だって馬鹿になりませんでしょう。だからですよ。」
「ありがとうございます。ならば、是非、街の私共の商店にお越し下さい。十分に勉強させて頂きます。」
「そうさせて頂きます。所で皆さんは口は堅いですよね?」
「当然です。何よりお客様の情報は商人の財産ですから。」
「では、荷物の品目を用意して頂きますか?
俺のマジックバックは容量が大きいので何とか入りそうなんですよ。」
「何から何までありがとうございます。そういえば、まだ自己紹介がまだでしたね。」
「では、先に俺の名前はセツナです。後ろに居る彼女達が左からリン、ラン、セレン、ミヤです。」
「ご丁寧に。私はダーナで、同じく左からヤン、ハンに、私の娘サーナです。後、今回の護衛に雇った冒険者の方々です。」
「代表して、冒険者のガラマだ。危ない所を助けてくれてありがとう。」
「ダーナさん。荷物の品目を用意して頂けますか?その間に盗賊のアジトを聞き出すので。」
「分かりました。準備しておきます。」
「さて、盗賊の親分さん。今ここでアジトの場所を吐かずに死ぬか、アジトの場所を吐いて街の詰め所に行くか、どっちが良い?別に吐いてくれる口はまだ有るから吐きたく無いなら、吐かなくてもいいんだよ。」
「アジトの場所は……だ。」
「物分かりの良い親分さんで良かったよ。リン達は縄を使って盗賊を連れて行き易いようにしといてくれ。俺はダーナさんの荷物をマジックバックに入れて来るから。」
「「「「分かりました!」」」」
こうして、俺達はダーナさん達と街に帰り、詰め所に寄り盗賊を預け、冒険者ギルドに向かった。諸々の手続きを終わらせた後にダーナさんに是非、と言われ店の場所を教えて貰った。
もう良い時間なので、盗賊関係の報酬はアジトが残っているので明日にして貰い、俺達は宿屋に戻り就寝した。
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