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ワイバーン狩りじゃあ!

ラブコメのフラグは立つのか?


あとがきに変化有り。

 次の日。俺は朝食を済ませ身支度を整えて、リン達を迎えに領主館に向かった。


 俺は領主館に到着し、門番に用件を伝える。暫く待つと、領主のガイルさん。夫人のミランダさんに長女のミリスお嬢様に執事のヤナクさんにメイドさんという総出で、リン達を見送りに来た。

 リン達は若干恥ずかしそうにしていたが満更でも無い様だ。


「お待たせしました。」

「お待たせー。」

「お待たせ致した。」

「待たせたの。」

「待たせたね。」

「セツナさん、お待たせしましたね。」

「リンちゃん。ランちゃん。セレンちゃん。ミヤちゃん。また、お茶会しようね。」


 俺への挨拶は無しの無視かい!


 俺は大人気無く、無視したミリスお嬢様を無視して、ガイルさん達と挨拶した。


「ガイルさん。リン達がお世話になりました。」

「セツナ君、みずくさいぞ。君と私の仲じゃないか。」

「セツナさん、娘も喜んでいたので、リンさん達をまたお茶会に招待させてくださいね。」

「分かりました。それでは。皆行くよ。」

「「「「はい。」」」」


 俺達は領主館を後にして、鍛治屋に向かった。

 道中、ミリスお嬢様の俺への無視の理由を訪ねたら、お茶会や夜の女子会で俺の話題が登り、次第に興味を持つ様になり、結果、先程の無視に繋がったらしい。知らんがな。更に、リンから、冷たい空気が背中を襲ったが敢えて感じていない振りをした。


 俺達は鍛治屋に到着した。

「店主来たぞ。」

「おう。坊主、来たな。坊主達の武具一式は全て調整と補修が済んである。料金は、金貨2枚だ。」

「ありがとさん。ほい、金貨2枚。」

「金貨2枚確かに貰ったぞ。後、坊主。確かに、この全ての武具一式は出来は良い。だが、より上が欲しいなら、素材持ち込みになるが、儂が手掛けてやって良いぞ。なんなら、共同製作でも良い。どうだ?」

「そうだな。今日、行く予定地の戦果次第で考えるよ。その時は頼むよ。」

「おう。約束だぞ。」


 俺達は鍛治屋を後にして、適当な喫茶店でリン達と今日の予定を話し合った。リン達には、今日したい用事が無い為、俺の希望を話した。


「詳しい話は省くけど、昨日、ワイバーンが都市の外に現れて、討伐したんだけど、巣が有った山には他のワイバーンや巣が有るかもしれないから行かないか?」

「……セツナ様。要望には賛成ですが、Bランク相当のワイバーンを1人で討伐するとは。」

「ランも、賛成ー。」

「吾も賛成する。」

「アチシも賛成やの。」

「では、出発だ!」

「「「「はい。」」」」



 俺達は、都市から北東の山に向かった。

 リン達には言わないけど、昨日は、かなり甘いお菓子を食べている筈だから、この山への移動は丁度良かったんじゃないかな?


「セツナ様。こうして、長く歩くのはたまには良いものですね。」

「ランも気持ちいいー。」

「そうですな。リン殿。」

「そうやな。」




 俺達は、昨日ワイバーンの巣が有った所を中心に辺りを探索した。数時間経ち諦め始めた時、俺とランの探知に引っ掛かった。俺達はその方向へ向かうと、深い渓谷が有って10匹のワイバーンが居た。

 俺はワイバーンを見て思い出した。東の大国オウカの第3王女の誕生会に出す建前上の贈り物としてワイバーンを使うと。

 俺は贈り物の件を話して、このワイバーンは俺が対処する事を伝えた。


 先ずは、広範囲に睡眠系魔法と麻痺系魔法を同時に放ち、全てのワイバーンが両方の魔法に掛かり静かになった。俺は全てのワイバーンをリン達と1ヶ所に集めて、ワイバーン1匹ずつに回復魔法を掛け古傷を含め治療し、見た目は綺麗なワイバーンが揃った。

 俺はこの中から、更により綺麗なワイバーンを3匹選び、氷系魔法「凍結葬儀(アイスコフィン)」を放ち、凍死させ常温に戻るまでほっとく。その間に残ったワイバーンは、「雷撃弾(ライトニングブレット)」で、頭を撃ち抜き処理をした。だって綺麗な身体の方が高く売れるもの。

 俺は高く売る為の充分な手間を掛けたワイバーンを、選んだ3匹はアイテムボックスへ、残りのワイバーンは、大容量のマジックバックに収納した。(選んだ3匹は見栄え重視で凍結させ、残りのワイバーンは、討伐証明の為に頭を撃ち抜いた。)


「相変わらず、セツナ様の魔法はふざ……規格外ですね。」

「リン。言い直しているけど、ダメージは一緒だ。ライフ0になったよ。」

「セツナの魔法は本当凄いなー。」

「セツナ殿の魔法がこれ程凄いとは。」

「決闘の時、あれでも手を抜いてたんやな。」

「これだけ有れば、リン達の武具に使える量が揃ったから、新しく武具一式を揃えるか。」

「良いのですか?」

「良いのー。」

「宜しいのか?」

「豪勢やな。」

「うん。元々、その為に来たんだからね。じゃあ、帰ろうか。」



 俺はワイバーン大量ゲットで満足感に満たされながら、都市への帰途についた。

 直ぐに鍛治屋に向かい到着し、店主との話し合いに入った。


「全員分の武具一式に必要なワイバーンは、何匹要る?」

「坊主。帰って来るなり、えらいもんを狩って来たな。4匹有れば5人分揃うじゃろう。」

「じゃあ、ワイバーン4匹とドラゴンの牙と爪に革5人分。これで頼むな。勿論、外見は地味で、一見程度では素材が判らないようにして欲しい。」

「坊主も無茶苦茶言うのう。なら、坊主も手伝え。この際に色々教えてやる。幾らなんでもまだ基礎ぐらいしか、学んでおらんだろう?」

「え?良いの?では、師匠宜しくお願いします。」

「おう。明日からビシバシ鍛えてやる。朝9時前に来い。」


 俺は、素材一式を裏の庭に置き、使わない予定の余ったワイバーンはアイテムボックスに入れ直し、今日はリン達と一緒に宿屋に帰った。俺達は宿屋で夕食を済ませ、リン達の部屋で今後の予定を話し合った。


「俺は明日から全員分の武具一式を製作する。この際に、この都市で1ヶ月ぐらい滞在して、色々とやりたいと思う。ここは東の大国の要所の1つだ。様々な情報や素材が揃う。どうだろうか?」

「私も賛成です。私も、戦闘面や魔法をもっと出来るようになりたいと思っていました。」

「ランも、もっと魔法を使って強くないたいー。」

「吾もリン達と同じです。」

「アチシもやわ。」

「それじゃあ、明日からは1ヶ月間、自己鍛練期間にしよう。」

「「「「はい。」」」」


 俺達は、明日からの予定を決め就寝についた。





暖かい応援メッセージと星の加点をお願いします。


今、思い出したのですが、「あとがき」と言えば、作者的にはあの作品。

長文は無理だけど挑戦したいと思います。

次回から……。

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