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ダンジョン完全攻略とその後

後は、ダンジョンのラスト・ボスと今回の黒幕


8月中に水着回を予定

「此処で念の為、休憩しよう。」

「はい。」×8


 俺は皆に休憩に入っている間に、このダンジョンを振り返ってみる。


 ……基本的に頑張ったのは俺と、声を掛けなければ2ヶ月でも3ヶ月でも携帯用巣箱に大人しく居る優等生で出来る子のテイムしたスライムのスーラだ。

 俺が先ずは炎系魔法で消し炭にする。

 それで、残った魔物や死体の欠片をスーラが吸収する。

 何故、こうなったかというと、本来なら、ダンジョンの魔物を倒した場合は霧散してドロップアイテムが出る筈なのだが、黒幕はダンジョン・コアを通じて、魔物を倒しても霧散せず、ドロップアイテムも出ない様にしている。

 だから、倒しても魔物の死体は残ったまま。

 多分、ほっとけば、ダンジョンが吸収するだろうが、それまで精神的にも生理的にも我慢出来そうにない。

 だから、スーラの出番だ!

 俺が倒して残りをスーラが吸収する。

 という流れが出来上がった。


 因みに、リンとランはまだ動けた。

 だから、リンとランは最後尾で後方の警戒を担当している。

 前から、俺、スーラ、セレン、ミヤ、シャオ、リーナ、レイカ、イリス、リン、ランという順番だ。


 俺が問答無用で押し通している為に、途中の階層ボスも観戦者が居れば、払い戻し請求間違い無しのクレームが出る様な瞬殺で終わらしていた。


 無双、いや、蹂躙劇、いや、消化試合、いや、無人の野を行くが如くが1番しっくり来るかな。

 こんな感じで最速のダンジョン攻略が進み、遂に最下層かと思われる他の階層ボスの門より立派な門が俺達の前に建っている。


 さて、回想している間に、休憩は終わった様だな。


「さあ! 皆、もうちょっとでこのダンジョン攻略が終わる。最後まで気を引き締めて行こう。」

「はい。」×8

「今回は何時もより注意事項が有る。」

「セツナ様。どの様な内容でしょうか?」

「1つは、ダンジョン・ボスを倒しても俺の指示が出る迄は最大警戒で気配探知等を使い周りを探って欲しい。」

「何故なのじゃ?」

「今回の黒幕の魔族が最低で陰険で、虫系を使ってきたから。」

「それはどういう意味ー?」

「俺達のパーティーは俺を除けば女の子しかいない。それなのに、黒幕は虫系を散々出して嫌がらせをしている。」

「セツナ君。それだけ?」

「まだ有るぞ。2つ目は、黒幕も虫系の魔族かもしれない。虫系は意外と手強い。

 何故なら、ある程度のダメージを身体に加えても動けるからな。だから、黒幕も腕を千切れようが、足が千切れようが、向かって来るかもしれない。」

「分かったであります。」

「3つ目は、ダンジョン・コアの部屋に入っても警戒を怠らないで欲しい。」

「セツナはん。それは何故かや?」

「黒幕が、分身とかを残している可能性が有るからだ。」

「セツナさ、分かった。」

「黒幕が残っている場合は特に注意して欲しい。セレンは皆の足元を気を付けて欲しい。イリスは天井を。ランとレイカは周りの壁を、リーナとシャオは全体の補助を頼む。リンとミヤは居た場合の殲滅を頼む。」

「はい。」×8

「じゃあ、入るぞ。」


 俺達はダンジョン・ボスの大部屋に入った。


 現れたダンジョン・ボスは醜悪の極みだった。

 虫系の合成獣(キメラ)だった。


 俺は問答無用で魔法で消し炭にした!


「燃やし尽くせ。『殲滅業火(メギド)』!」


 俺は問答無用であっさりとダンジョン・ボスを倒すと皆に指示する。

「皆! 警戒を!!」


 俺達は、最大限警戒しながらダンジョン・コアの部屋に入った。

 すると、外見だけ見れば如何にもな貴族的な衣装を着た魔族が居た。

 運が良い事に魔族はダンジョン・コアから手を離していた!


「やあ、初めまして。私の名は…」

「消滅しろ。 『絶界陣(ワルドサクル)浄炎(ルイン)』!」

「なっ!?」


 魔族の語りかけを無視して俺の放った魔法で、魔族は結界内に封じられ、その中で燃やし尽くした。

 この魔法は、対トロールとか吸血鬼等の回復や再生が異常な魔物用に開発した魔法だ。

 イメージは火葬場の「アレ」だ。

 役に立ったな。



「皆、どうだ?」

「有りません。」×8


 俺はそれでも数分間、警戒した。


「皆。大丈夫だ。」

「セツナ様。警戒のし過ぎでは?」

「いや、ああいうタイプはこれくらいしないと安心出来ない。」

「それに、話を聞いて裏を確認しなくても良かったのですか?」

「大丈夫だ。問題無い。あのタイプは、まず大した情報を持っていないだろう。」

「何故ですか?」

「小者過ぎる。仮にも、龍宝公主に対する陰謀なのに、待っていたのは小者。あれは、本当の黒幕は多分もう居ない。俺が倒した小者は身代わりだろうな。」

「そうでしたか。」

「だから、俺達が得する情報を握っていないと判断したんだ。」

「そう……!? そこっ!」


 いきなりリンは、誰も居ない所に使い捨ての短剣を投げた。

 短剣は壁に近い所で『砕けた』!?


「貴女は本当に勘が鋭いですね。」


 壁に近い所から、誰かが、現れた。

 あの魔族は、リーナの王城で国王の影に潜伏していた魔族だ。


「さて、今では俺の実力はお前と最低でも良い戦いになるだろうな。」

「何が言いたいのですか?」

「言わなくても判るだろ?」

「仕方ないですね。吐かせて頂きます。」

「お前、いや、お前達の目的は何だ?」

「簡単に云えば、とある方が立案した計画は2つとも、貴方が潰したんですよ。」

「どういう事だ?」

「それはですね……」





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