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質問と西の聖獣

全員集合~。

「セツナです。」

「入れ。」

「失礼します。」

「今さっきまで、セツナの事を皆から聞いた。」

「何かろくでも無い内容の気がするが……」

「今の所は、戦闘面だけだ。私生活は、まあ今夜にでも嫁達から聞くから問題ないぞ。」

「それこそ、ろくでも無い事になりそうだ。」

「大丈夫だ。嫁達も弁えておるだろうよ。」

「勿論です。」×8

「セツナよ。渡す物が有るぞ。忘れる前に渡しておく。受け取れ。」

「私もだ。」


 俺に向かって、龍王様と狼王サラディナ様が、何かを投げた。

 受け取ると、ソレはコインだった。


「まさか、このコインは!?」

「そうだ。もう既に1つ受け取っているだろう。同じ物だ。」

「ありがとうございます。」


 俺は2つのコインをアイテムボックスに仕舞った。


「俺のは、ある程度、落ちついてからだな。」

「やはり、貴方様は……」

「そうだ。俺は『西』を預かる『白虎ヴァングリフ=アフェランドラ』だ。此処にいる『東の龍王』や『北の狼王』や『南の聖鳥』と同じ立場の者だ。」

「初めまして。改めて自己紹介させて頂きます。俺は冒険者セツナです。後ろにいるのが、俺の大切な嫁達で冒険者パーティーのメンバーでもあります。左から、リン、ラン、セレン、ミヤ、リーナ、シャオ、レイカ、イリスです。」

「うむ。きちんと挨拶が出来る事は大切だ。」

「所で、何故、皆様は一堂に会したのですか?」

「勿論、龍宝公主の人形への復帰を祝う為だ。」

「じゃあ、何故、パイリ母さんまで?」

「龍宝公主様の人形への復活は一瞬でその魔力は世界中に広がりました。だから、龍王様に『お願い』をして同行させて頂きました。」

(龍王様。何故、連れて来るのですか?)

(あの時の恐怖は、立場や武力ではどうにもならん。)

(分かりました。心中察します。)

(分かってくれるか。)

(はい。)

「そこっ! 何をこそこそ話しているの?」

「何でも無いよ、パイリ母さん。」

「それで、皆様はこの後は、どうされるのですか?」

「ヴァングリフ以外は解散だな。」

「まあ、仕事を途中で放り投げて来たからな。」

「それって、直ぐに帰った方が良いと思うけど。」

「ま、まあ、そうだな。部下はこ、怖くないが、仕事を途中で放り投げるのは良く無いからな。我々も名残惜しいが解散するとしよう。」

「そ、そうだな。」×3

「では、また会おう。セツナ、コインの使い方は同じだからな。」

「分かりました。」


 あっという間に、西のヴァングリフを除く4人は消えた。

 多分は、怒らせると恐い人がいるのだろうな。

 まあ、これで話が聞けるな。


「さて、話では、ダンジョンの完全攻略でしたのね。報酬はそのダンジョンのマスター権限で合っていますか?」

「そうだ。」

「では、何故、俺達が行く事になったのですか?」

「実は、以前に魔族の奸計に嵌まり、龍宝公主様が『黄金の珠』の時に、奪われかけた事が有って、その時の魔族には逃げられるし、魔族によって龍宝公主様の黄金の珠に呪いを掛けられ、極一部だが欠損が有ったのだ。」

「そんな事が有ったのですか?」

「黄金の珠の欠けた部分を修復する為には、土系魔法の使い手を数と質共、両方を揃えなければならなかった。」

「……そういえば!!以前に冒険者ギルドに土系魔法の使い手を探していたエルフ族が、いたな。」

「結局は、数は兎も角、質が揃わなかった。やむを得ず、龍王様に頭を下げてお願いした。」

「そういえば、以前に龍王様が大きな『蒼い珠』を大事そうに扱っていたな。」

「そう! 呪いのせいで、『蒼い珠』だったのよ。それを龍王夫妻が浄化されたのよ。」

「それで、無事に浄化が済んで人形への想いが募り、結果として、俺の事がバレてほぼ強制招集ですか?」

「あははは。」

「まあ、良いか。自分の母親を当てもなく探し回る手間が省けたからな。」

「話の続きだけど、残った問題がダンジョンへ逃げた魔族な訳なのよ。」

「俺達にその魔族を倒して欲しい訳だな。」

「そういう事。」

「分かった。明日にでも、そのダンジョンへ向かう。」

「それではお願いします。」

「後、さっきから思ったけど、えらく話し方が砕けているな。」

「堅苦しい話し方は疲れるからね。」

「それはそうだな。」



 こうして、俺達は中身の濃い1日が終了した。


 ……追記

 リン達は、龍宝公主と斎王母と女王に拉致され、ガールズトーク中だ。

 どんな事を話しているか戦々恐々だ。



 翌日


 若干体調不良っぽい皆と問題のダンジョンに到着した。

 ……が、何故、俺達にダンジョン完全攻略の話が来た本当の理由を知った。


 俺は今、「1人」でダンジョンを進んでいる。

 正確には1人では無いが、皆は俺の後ろを周りを警戒しながら付いて来ている。


 ……このダンジョンは……、このダンジョンは、全てが「虫」系の魔物だった!!


「ひぃっ!」


 皆はこの虫系魔物に嫌悪感丸出しで拒否している。

 結果、俺1人で対処中だ。


 まあ、たまには良いかと思いながらダンジョンを進んで行く。



「……やっと20階層の門だ。」


暖かい応援メッセージと星の加点をお願いします。

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