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北の大国のダンジョン

北の大国のダンジョン。

何が待ち受けるのか!?


今日は七夕なので、追加しました。

気にいってくれれば幸いです。

 俺達は今、北の大国の3つ有るダンジョンの1つに到着した。

 このダンジョンは3つ有るダンジョンの中で人気が1番無いらしい。

 ダンジョンの魔物を倒しても大した旨味も無く、最近では、殆ど冒険者が来なくなったらしい。

 余りにも旨味が無い為に誰も最下層に行かずに、誰もダンジョン・コアの有無が分からないらしい。

「らしい。」の連発だが、本当に情報が無いから仕方ない。

 まあ、これだけ誰も来ないなら貰っても良いよな?

 一応は、ダンジョン・コアが有って、ダンジョン・マスターに成れれば、北の大国にも利益出る様にするしな。

 という訳で出発だ。


「さて、皆。これからこのダンジョンを踏破したいと思います。」

「セツナ様、この様な、正直に言えばみすぼらしいダンジョンに価値が有るとは思えませんが……」

「まあ、それもダンジョン・コアが有ればの話だから踏破しないといけないんだ。」

「セツナはん、何か企んではる?」

「実はそうなんだ。」

「正直に言いなはれ。」

「最下層にダンジョン・コアが有ればね。」

「イケずやな。」

「セツナ殿、まさか!?」

「多分、正解かもね。」

「なら、確かにダンジョン・コアが無いと話せないでありますな。」

「セレンはん、教えて。」

「吾の考えが正解ならば、セツナ殿の言う通りで話せないであります。」

「セレンの言う通りだ。まあそういう訳だ。

 そろそろ行こうか?」

「はい。」×8


 結論から言えば、最下層21階にダンジョン・コアの部屋が有った。

 しかし、このダンジョンは本当に旨味が無い!

 1階層から20階層まで、出てくる魔物は「ゴブリンやコボルト」や「アンデットやスケルトン」と倒しても大した経験値も得ないし、ドロップアイテムも良くて錆びた剣や錆びた槍という内容。

 これなら、確かに誰も来ようとはしない。

 にも関わらず、20階層のダンジョン・ボスだけは、ゴブリン・キングとゴブリン・ジェネラル7匹とゴブリンが20匹という鬼畜仕様。

 誰も踏破しない訳だ。

 だが、俺達には関係無いから、踏破しました。

 さて、ダンジョン・コアに触れますかな。


 《ダンジョン・コアに物理的接触により、接触した者をダンジョン・コアのマスターに暫定します。マスターはダンジョン・コアに魔力を流して下さい。流さない場合、ダンジョンの崩壊が10分後に始まります。》


 俺はダンジョン・コアに魔力を流した。


 《ダンジョン・コアにマスターの魔力が充満された為、暫定から認定に変更され、ダンジョンの崩壊を停止します。マスターはこれ以降はダンジョンに関する事は、ダンジョン・コアに接触した状態で思考による交流で運用して下さい。》


 魔力を半分くらい持っていかれた。


 俺はダンジョンを2つ支配したが、俺やマスターとしての俺に影響は有るか?

 《何も影響は有りません。》


 このダンジョンはどういう意図で作成された?

 《当初は新人冒険者や新人の騎士の研修用に作成されました。》


 前ダンジョン・マスターの行方は?

 《不明です。》


 別個のダンジョン・コアからデータを共有は可能か?

 《基本的には不可能。》


 基本的には不可能という事は例外が有るのか?

 《肯定。別々のダンジョン・コアで有っても、ダンジョン・マスターが同一人物なら可能です。》


 俺が支配するダンジョンのダンジョン・コアからデータを引き出し、同一のダンジョンを作成。

 《了解しました。………………………………完了しました。》


 このダンジョンに出せる宝箱のリストアップせよ。

 《了解しました。……完了しました。》


 よし! あれが有るぞ。

 これでこのダンジョンの私物化を押し通せるかな。


 ダンジョン・コアに命令する。

 ◯◯ポーションを100個作成せよ。

 《了解しました。……完了しました。》


 ダンジョン・コアに命令する。

 内包量(大)の時間経過(遅)でリストアップ付きのアイテムバッグを作成せよ。

 《了解しました。……完了しました。》


 俺は◯◯ポーションを新しく作成させた真新しいアイテムバッグに入れていった。


 ダンジョン・コアに質問だ。


 複数のダンジョンへの転移は可能か?

 《ダンジョン・マスターが同一人物なら可能です。》


 ダンジョンからダンジョンへの転移時に付属物や同行する複数の人物が居た場合でも転移が可能か?

 《可能です。》


 このダンジョンから俺が支配するもう1つのダンジョンへの10人前後の同行者が居ても転移が可能か?

 《マスターの魔力を消費する事で可能です。》


 では、向こうのダンジョンからこちらのダンジョンへの転移も、先程と同じ条件で可能か?

 《可能です。》


 よし!移動時間が僅かだが減った。

 後、アレも確認しないとな。


 条件を指定して条件を満たした人物がダンジョンに来た時にその人物が倒した魔物のドロップアイテムをその時に限り変更する事は可能か?

 《5人まで可能です。》


 その人物が居なくても指定する事が可能か?

 《不可能です。1度ダンジョンに侵入させ、記録を取る必要性が有ります。》


 立場が有る人だが、あのポーションを手に入れる為なら、必ず首を縦に降るだろう。


(ピンポンパンポ~ン。時節報告です~。)

(うわ! いきなりきた!?)

(地球の日本では、今日は七夕ですよ~。)

(マジ!?)

(はい。マジです。)

(彼女達に何かした方が良いかな?)

(彼女達は七夕を知らないので黙っていれば何も問題は有りませんが、女性としての立場で言えばして欲しいですね。)

(ありがとう。創造神様。)

(そこは、名前でお願いしますね、)

(……ありがとう、エルドロード。)

(良いですね。かなり心をこめましたね?)

(七夕だからな。)

(ご馳走様です。後、レイカとイリスにも私の加護を与えておきますね。)

(ありがとう、創造神様。)

(では、またです。)


 作業が終わると皆の居る、居住区に移動する。

 皆が色々とポリポリ、モグモグ、ごっくんしている。


「お~い。注目~。」

「セツナ様、ダンジョンの管理は終了したのですか?」

「うん、大まかな部分は済んだよ。」

「この後の予定はどうするのですか?」

「実は、とある人物から今日は恋人や夫婦の人達の祭りの日らしいだ。だから、今日は皆と一緒に居たいと思うけど、どうかな?」

「賛成です。」×8


 こうして、皆との穏やかな交流会が始まった。

 でも、いつの間にか、お酒のリクエストが上がり、皆にお酒を配った。

 どんどんとお酒が廻り、場の空気が「穏やか」から「艶やか」になり、いつの間にか俺VS皆になり、お互いにお酒のお陰で気にする事が無く、誰かが掛けた回復魔法のお陰で継戦が出来、1人3戦の合計24戦を戦い抜き、皆が満足気な顔で倒れて居る中で、リンは真打ち登場と言わんばかりに、近付いて宣言した。


「私は今、セツナ様の1日占有権を行使します。」


 皆の顔がしまった。という顔をしたが、直ぐにどうぞと俺達に手のひらを向けた。


「セツナ様、皆の合意を得ましたので……」

「リン、何を……?」

「私も回復魔法を使えますので……」

「だから、ナニを?」

「頂きます。」

「あ~~~~~~!!!」


 俺は何度も回復魔法で持ち直され、それでさえ、絞り尽くされた。

 リンはこの世の全ての幸福を受けた様な顔で寝ている。

 まあ、リンが幸せなら良いか。

 リンや皆、お休みなさい。


 こうして、七夕の1日が終了した。




暖かい応援メッセージと星の加点をお願いします。

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