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もういい加減にしろ! 僕につきまとうなよ!

作者: 七瀬






僕が以前、付き合っていた“元カノ”の話。

彼女と付き合ったのは? お互いの共通の友達の紹介でね。

【物凄くいい子がいるんだけど、一度! 会ってみるか?】 

と言われ僕は、即会いたいと答えた。

ずっと、彼女がいなかったし! 一人寂しい時間を過ごすよりも

彼女と二人でいる幸せの方がいいと思ったからだ!




・・・でも?

いざ会うと? 物凄くおしとやかで優しそうなステキな女性ひと

だった! だから、僕は最初に会ったこの時に、、、。

【友達からでいいから僕とちょこちょこ会ってくれないかな?】

彼女は何も言わず、ニコッと頷いてくれたんだ。

それからは? お互いの時間が会えば、一緒にご飯を食べに行ったり

買い物に行ったり、映画を観に行ったりしながら。

いつの間にか? お互いの部屋に遊びに行く仲にまでになっていった。

彼女と一緒に居ると? 安心するというか?

時間がゆっくりと流れているような気がして、落ち着くんだよ。

僕は、この時! 彼女とずっと一緒に居たいと思ったんだ!

お笑いのテレビ番組を見ていても、僕と彼女は同じところで笑う!

笑いのツボが一緒だと気づいた。

好きな食べ物や趣味も僕に似ている。

彼女と一緒に居ると? 僕が凄く楽しんでいるんだと気づかされたんだよ。

彼女も、僕と同じ気持ちならいいのになと何度も思う。

どんな事があっても、僕は彼女と一緒に居ようと決めていたのに。




時間と共に、彼女の気持ちと僕の気持ちがすれ違っていく...。

なかなか? 二人の時間を作れなかったり。

たまに、一緒に会っても! 一言も話さなかったり。

小さな事で、何度も喧嘩もした。

僕も彼女も、お互い一緒にいる事が疲れてしまって...。

結局! 僕と彼女は、別れる事を選択したんだけど、、、?




お互い納得して別れたはずなのに、、、。

彼女から、たまに僕の携帯に電話が鳴るんだ。

【・・・ねえ? もう1度! やり直そう! お願い!】

【そんなの無理に決まってんだろう! 僕達別れたんだよ!】

僕は、そうやって! 一方的に電話を切るんだ。

彼女が、どんな気持ちかも知らずにね。

もう僕の中で、彼女は【元カノ】であって!

別れた彼女だ! ヨリを戻す気はないし! あの頃には戻れないよ。

それでも、彼女からの連絡はなくならない!

たまに、僕のマンションの前で僕が仕事から帰って来るのを待って

いる時もある! それでも、僕は彼女を追い返すし。

話す事は、もうないと思っているんだ!




・・・だけど? 急に彼女から電話もかかって来なくなり。

あんなに僕につきまとっていたのに。

それが! 突然、なくなってしまうと?

僕は、急にどうしたんだろうと思い! 彼女のマンションまで

走っていたんだ! そうしたら? 元カノの彼女に新しい彼氏が

できていて、嬉しそうに彼の腕に手を回して歩いているところを

僕が目撃してしまう。




あの時僕は、気づいたんだ!

僕が、彼女の事を忘れられなかったんだと、、、。

まだ、僕は彼女の事を好きなんだと、、、。

こんなどうしようもない状態になって! はじめて気づくなんて!

それなら? もっと僕につきまとってほしかった。

彼女との時間は、すべて! 僕の大切な時間だった。

彼女をなくして! 今更気づくなんて!

遅すぎたけど、、、? それでも僕は、今も彼女を忘れられない。




僕の想いでは? すべて元カノである! 彼女とのいい想い出

ばかりが詰まっている。



・・・少し、時間が経てば、、、?

彼女に幸せになってほしいと心から想えるのだろうか?

例え? 相手が僕じゃなくても、、、。





最後までお読みいただきありがとうございます。

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