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第六十六話 本戦で検証 その四

 

 決勝戦、第一ラウンド。


 相手は……テオ兄<第一形態>とでも呼んだ方がゲームらしいだろうか、右手にショートソード、左手にカイトシールドを持ち、鋼鉄のフルプレートアーマーを身に纏った標準装備の姿である。


 それに対し、こちらは革鎧を身にまとい、右手に短剣、左手に小刀を持った軽装備という動きやすさ重視の装備選定……ヴォル兄との闘いから、テオ兄<第一形態>が素早い連撃が弱点ということが判明しているので、その事前情報を活かしたチョイスだ。


「第一ラウンド……始め!!」


 自分は審判の合図と同時に小ぶりの短剣と小刀を両方とも逆手で構えてダッシュする……そして右手に持った短剣で右下から左上に向かって斬り上げるような斬撃を放った。


 その攻撃は左手にカイトシールドを持った相手からすれば簡単にガードできる斬撃だが、こちらはそれを受け止められた瞬間にそのまま身体を回転させながら姿勢を低くして、左手に持っていた小刀で足元へ狙いを定めると身体ごと突進するように突き攻撃を行う。


 ナイフでの、ダッシュ攻撃……からの、下中攻撃……。


 しかし、それも盾を下に構えることで防がれる……だがそれも想定範囲内……自分は地面に手をつき身体をひねって相手に両足を向けると肘と膝を同時に伸ばして、相手の斜め下に構えられた盾を、その先の身体ごと斜め上へと突き上げるようなイメージで蹴り上げる。


 格闘での、下強攻撃……。


 相手はこのタイミングで蹴りを行うということを予想していなかったのか、対処方法を思考する時間がコンマ数秒長くかかったようだが、それでも自分の数十倍もの戦闘経験を重ねた、現役の騎士団長でもある人物だ……衝撃が加わると同時に盾を斜め上に反らすことで、自分の蹴りを受け流しつつそのまま体勢を崩そうという手に出たようだ。


 その相手の行動を予想していなかったら、自分の身体が自分の意図しない方向へと流れていく感覚に狼狽え、相手に大きな攻撃チャンスを与えてしまうことになっただろう。


 だが、その手ももちろん予想していた自分は、相手自身を斜め奥へと突き飛ばすイメージから、盾のみを斜め上へと反らすイメージに切り替えて、出来るだけ盾を今の位置からずらすように蹴り上げると、その横に働いた力を活かして足を引っ込めながら地に着いた手を軸に身体を反転させ、足を屈伸させながら相手の反対側へとおろす。


 そして、相手が盾を元の位置に戻す前に曲げた肘と膝を伸ばし、今度は地に着いた手を起点に足で相手を蹴るのではなく、地に着いた足を起点に相手の空いた懐に向かって飛び掛かった。


 相手が見習い騎士ならば、ここで思考が追い付かなくなり、盾の内側に潜り込まれて猛攻を浴びせられ、早々に決着がついたかもしれない……だが、流石にテオ兄はそんなレベルではない……彼は落ち着いて後ろに一歩下がって距離を稼ぐことで、盾を元の位置に戻すほんの僅かな時間を稼ぐという基本に沿った動きを迷いなく選択する。


 しかし相手がただの見習い騎士でないのと同じく、自分もその辺のNPCではないのだ……。


 自分は地面に手をついたときに短剣も小刀も亜空間倉庫に格納しており、相手に飛び掛かっている今、手には何も持っていない……。


 何も持っていないということは……何かを持てるということである。


 自分は亜空間倉庫から槍を取り出し、相手が盾を戻すために必要なその一歩の後退を終える前に、その空いた足元に渾身の突きを放った……。


 槍での、下強攻撃……。


 ―― ザクッ ――


 しかし、次の瞬間に自分が槍で突き刺していたのは相手の足ではなく、アリーナの地面の土……。


 相手も収納魔法で武器を切り替えながら戦うということが身についているからだろうか……こちらの戦略である、様々な武器を相手の意表を突くタイミングで切り替えながら戦うという目論見も一手目から見破られたようで、焦ることなく、その狙いを定めていた足を上げることで避けられてしまった。


 だが、それでいいのだ……。


 もしかするとこの試合は、このまま自分が決定的な攻撃を与えられないまま終わってしまうかもしれない。


 予選で祖父上と闘ったときなど、こちらがこれだけ攻める側をキープし続けられること自体が稀であり、どちらかと言えば逃げることの方が多かった。


 あの時と比べれば、自分も少しはこの次元の闘い方を修行して、こうして普通の戦いのように主導権を握ることが出来ているが、それでも相手はこの戦いと開拓の国の第一王子。


 自分の本来の記憶としては、この戦闘が身近にあるゲームの世界に訪れ、こういった検証をするようになってから、まだ一年も経っていないのに対して、彼は生まれた時からこの世界の住人……それも、強くあることを義務づけられた、グラヴィーナ帝国の王子という環境で英才教育を受けている、エリートの中のエリートである。


 ゲーム設定的には同じ血を分け合う兄弟なので、おそらく潜在能力的にはあまり違いがない……それに加えて、年齢という経験値も、父上や祖父上ほど離れていない……そういった面では、鍛えればまだ真っ向勝負をしても勝てる可能性があるとはいえ、今のあまり鍛えていない状態で勝つのは厳しいのは確かだ。



 ……真っ向勝負では。



 そう……自分はこの戦いを、真っ向勝負で勝とうなどとは初めから思っていない。


 自分が試合前にテオ兄のグラスに入れておいた遅効性の下剤を、ヴォル兄との試合が終わって確かに飲んでくれているのは、【鑑定】スキルで確認できるステータスにも特殊状態異常として表示されているので分かっている。


 あとは、その効果が発揮されるであろう三分少々を待つだけ……。


 一種類の武器では、ヴォル兄ほどの猛攻を行うことはできないだろう……自分にはまだここまでレベルの高い対人経験が少ないので、当然のことである。


 だが、そこは今の自分にできることを最大限に活かして闘って見せようではないか。


 自分がそう意気込み、改めて手に持った槍でラッシュ攻撃を再開すると、テオ兄はそれを盾や剣で捌きながらこちらへ話しかけてきた。


「ふんっ、ひとつひとつの技の練度はまだまだだが、工夫しながら思ったよりもついてくるではないか」


「うむ……自分に与えられた限られた期間の中では……かなり無駄のない訓練を積めた方だと……自負して……いるっ」


 ヴォル兄と闘っているときも、聞こえなかっただけで実際にはこうして二人で会話をしていたのだろうか……それとも、自分の技量がまだ未熟だということで、声をかける余裕が生まれているということだろうか……。


 そこがどちらなのかは分からないが、こちらの攻撃を捌きながらも声を乱さない兄上に対して、自分の方は何とか返答は出来るものの、相手の聞き取りやすさを考慮するなどといった余裕はない。


「まぁ、その努力は確かなものだろうな……隣国へ逃げ出す前の、やる気のないお前を部屋から引っ張り出して、泣き出すまで稽古をつけてやった時とは大違いだ……戦闘技術もそうだが、戦いに対する姿勢も全く別物といっていい……」


「そう……であるかっ……だとすると……おそらく記憶を失う前の自分は……目標などを持っていなかったの……だろうっ」


「ほう……では、今のお前は何か目標があるのか?」



「もちろんである……人間が力を発揮しやすいのは……自身の成したい目標に向かって……精一杯取り組んでいるときであるからなっ」



 呼吸を乱さないように気を付けながら、会話も戦闘も続ける……。


 今のところ、自分が繰り出す弱中強コンボの連続突きに対して、テオ兄はこうして会話をしながらもそれを盾でただ防ぐだけでなく、隙があれば剣で弾いて攻撃側に回ろうとするので、そうはさせまいとすぐに弾かれた勢いを利用して石突に当たる部分での攻撃に切り替え、そのまま槍の先端を逆にした構えで攻撃を再開するというような状況の繰り返しだ。


 使っているのは一応は槍という体の武器ではあるが、訓練用に先端に刃ではなく金属の球体がついた、穂先も石突もそれほど変わらない槍である。


 むしろ突いた時の感覚が逆さに持ってもあまり変わらず、【魔力応用】で威力を上げればどちらも同じような打撃力を発揮し、【槍術】の動きだけでなく【棒術】の動きも活用できるため、多様な技で何とか相手に食らいついている自分にとっては、この訓練用の槍の方がありがたい形状かもしれない……。


「それで、今のお前が戦いに前向きになっている、その目標というのは……?」


「先のことでいえば……色々あるのだが……直近の目標は……ひとつっ……それはっ……」


「それは……?」


「……この大会で……優勝することであるっ」


 自分はそう言いながら……この試合が始まってからずっと使用していた【実力制御】スキルを解除する……。


 ゲージ消費でブースト……。


「……っ!?」


 そして、武器の持ち方も扱い方も【槍術】から【棒術】に切り替えると、先ほどとは型も速さも異なる動きでラッシュ攻撃を叩きこむ……そして、テオ兄がその急な切り替えに対応し始めてきたところで、わざと先ほどまでの槍術と同じタイミングで隙を作り、兄上がつられて剣で弾こうとしたところで、槍を手放して自身は上に飛びあがった……。


 弱中強コンボをジャンプキャンセル……。


 テオ兄が振った剣は今まで通り槍を弾いてアリーナの隅の方へと飛ばす……だが、そこに自分の姿はなく、姿を追って上を見上げれば、そこには盾が迫っている光景が広がっていたことだろう。


 盾での、ジャンプ下攻撃……。


 しかし、同じように魔力を込めて受け止めたのだろうその盾には、おそらくテオ兄が想像していたほどの重量も衝撃もない……何故なら、自分は盾の向こう側にいないのだから。


 敢えて魔力を大量に込めた盾を頭上から落として死角を作りだした自分は、次の瞬間にはまた【実力制御】で完全に魔力を抑え、盾を踏み越えた先の兄上の背後に移動しており、彼がこちらの存在に気づいた時には、もう戦鎚を振り上げていた……。


 格闘の覇気コマンド技で瞬間移動をしてからの、戦鎚での波動コマンド技……。


 ―― ガキンッ ズザザザザ…… ――


 だがそれでも……テオ兄の方も、何かスキルで動きをブーストさせたのか、迫る戦鎚と自身の間に何とか盾を滑り込ませ、自分の攻撃を防ぎ切ってみせた……。


 防いだ時の体勢が完全では無かったからか、その衝撃を受け流すことは出来なかったようで、足元から土埃を上げながら後ろに下がる結果にはなったが、それでも攻撃をもろに食らうことはなく、きちんとガードしたのだ。


 こちらの攻撃としても、直前まで気づかれないように魔力を抑えていたので、インパクトの瞬間に全力で魔力を込めたものの、相手を吹き飛ばすような威力にはならなかったのだろう……だが、おそらく審判の審査的には、今の攻撃はそれなりの評価を得られたに違いない。


 それに……。


「ふん、それなりに隠し玉を持っているようだな……確かになかなか驚かされたが、それに頼った闘い方をしていては、いつまで持つか分からないぞ?」


「確かにそうであるな……しかし、兄上は勘違いしているぞ」


「勘違い……だと?」


「うむ、確かに兄上の睨んでいる通り、技術の不足している自分は、なるべく予想外の行動を繰り返すことで、制限時間いっぱいの判定勝ちを狙おうとしている……だが、それは実はおまけでしかないのだ」


「勝利がおまけ……? どういうことだ?」


「自分がこの戦いで本当に目的としているのは……」


「……っ!」


 ―― キンッ ――


 そんなことを話しながらもゆっくりと重い戦鎚を亜空間倉庫へと戻していた自分は、また右手に短剣、左手に小刀を装備して、試合開始時と同じように短剣でテオ兄の盾を斬り上げた。


「……コンボパターン検証である」


 そう発した自分は、テオ兄の側も最初と同じように短剣での斬り上げ攻撃を盾で弾いたのを確認すると、こちらもまたその時の再現のように、小刀で足元を突き、ガードされたところで盾を蹴り上げる……。


 ……しかし、試合開始時に行った次の手で使った槍は、今はアリーナの隅へと弾き飛ばされて転がっているので、物理的に再現できない。


 いや……再現する必要はないのだ。


 テオ兄の構える盾を蹴りで横へとずらした自分は、先ほどまでとは異なり、亜空間倉庫から鞭を取り出して、槍の時と同じようにその盾がずれて守りが薄くなった右側を狙って攻撃する。


 鞭でのダッシュ攻撃……ここで既に、前回のコンボとはパターンが異なる。


 ―― ヒュンッ ――


 だが、パターンが少し変わったからといっても、前回のパターンも初見で全て防いで見せた兄上だ……この変化に対応できないわけがない。


 それを槍で足元を狙われた時と同じように軽々と回避し、続く鞭での弱中強コンボの方は、無理に全て盾でガードしようとせず、距離を取りながら、避けたりうまく盾で弾いたりして捌き続けた。


 槍の捌き方と異なるのは、下手に剣で弾こうとすれば、そこに鞭が絡みつき、そのまま取り上げられてしまう可能性があるということ……テオ兄ほどの実力者であれば取り上げられるまではいかないだろうが、しばらく動きを制限されるような状態に陥ってしまう可能性があるだろう。


 しかし、流石は兄上、相手がどんな武器を使ってこようとも、その基本的な対処法をちゃんと守る堅実的な闘い方をすることが身体に染みついているようで、まったく焦る様子もなく、すんなりと攻撃の捌き方を切りかえて見せている。


「なるほど……闘い方や展開に工夫が出来るだけでなく、様々な武器をそれなりのレベルで使いこなせるというわけか……それであれば確かに、対応できないパターンの武器が来たときは対処に困るかもしれないな」


「うむ……まぁ、テオ兄にはどんな武器を使っても簡単に捌かれてしまいそうであるがな」


「分かっているではないか……その通り、俺には苦手な武器のパターンがない……そこに期待して色々な武器を試すのがパターン検証というのであれば、オースのその作戦は残念ながら不完全だったということだな」


「ふむ? テオ兄は、武器の種類を色々試すことが、パターン検証という名前の作戦だと思っているようであるな」


「何? 違うのか?」


 確かに、作戦名ではないものの、それもパターン検証のひとつだろう……。


 武器の違いだけでも、自分は訓練場から十種類以上の訓練用武器を持ってきている……しかし、それを聞いて、そのまま十種類以上のパターン検証をすると考えるのは、デバッガーとしては初心者だろう……。


 自分は前回と同じように、何度目かの弱中強コンボを盾で弾かれそうになったところをジャンプキャンセルでテオ兄の頭上に飛ぶと、テオ兄との距離が空いたときに回収しておいた盾で再び上から押しつぶそうとする体勢に入る。


 そして、今度は頭上に盾を向けながらも背後にも意識を回している兄上が、そこへ落ちてきた戦鎚に気を取られたのを確認すると……。


 実際には背後ではなく、正面側の、しかも上方へ飛んでいた自分は、地面に着地すると同時に、その空中でテオ兄に向けて構えていた弓で、訓練用の矢を放った……。


 ―― キンッ ――


 しかし、兄上はその急に飛んできた矢に対しても、剣で払うことで対処して見せた……。


 流石に祖父上のように矢の先端から縦に割るような斬り方はせず、普通に剣の腹で叩き落とすように対処したのだが、その反応速度を見て、少し祖父上の影がちらつき、血のつながりを感じてしまう。


 再び短剣と小刀を構えて、試合の開始地点に立つ自分……。


 対峙するのは、今度はそんな自分に話しかけてくることもなく、静かに剣と盾を構えるテオ兄……。


 どうやら先ほどの会話と自分の行動から、自分の言うパターン検証というものがどんなものなのか、少しは感じ取れたらしい……。


 そう……自分はただ十種類の武器が使いこなせるだけではない……。


 通常の立った状態での弱・中・強攻撃から、しゃがみ、ダッシュ、ジャンプ状態での異なる攻撃もするし、詳しく言えばパンチボタンとキックボタンでの違いや、それらを順番に行うことで変化するコンボ技……波動コマンド、昇竜コマンドなどのコマンド技から、ゲージ消費技……。


 格闘ゲームのキャラクターで言っても、ひとつのキャラクターあたり三十種類以上の技がパターンとして存在する。


 十種類の武器で、それぞれ十種類の技を行うとしても、百種類の攻撃方法で……それらを異なる順番で全てのパターンを試すとなると、百の階乗で十の百九十乗ほど。


 三十種類の技ではおそらく十の四百乗を超え、同じ技を複数回連続で使うことも考えると、最終的なパターン数はそれ以上……無限といってもいい。


 通常の格闘ゲームなどであれば個々の武器を使うキャラクターが別々に存在するのが普通だと思われるので、別々の武器の技を組み合わせて戦うパターンなど存在しないだろう。


 武器によって攻撃が変わるアクションゲームがあったとしても、装備を切り替える時にメニュー画面をはさむことが多いので、それらの技の繋がりはあまり考慮しなくてもいいことが殆どだ。


 しかし、この世界は違う……自分の今の状態は違う。


 装備を瞬時に切り替えることが出来てしまうことで別の武器による全く異なる技もコンボとして組み込めてしまい、それだけのパターンのコンボが生み出せてしまうのだ。


 現実世界でもそんな無限のコンボが生み出せるゲームが存在しなくはないが、そうだとしてもそのパターン検証を手動でやるはずがなく、パソコン上のシミュレータでざっくりと不具合がないかチェックするのが普通だろう。


 だが、この世界には当然のことながらそんな便利なものは存在しない……それに、これがリリースされているゲームの中だとするならば、そんな基本的な検証は既に現実側で行われているかもしれない……いや、確実にされているだろう。


 これはきっと検証する必要のない、蛇足的なものだ。


 でも何故だろう……自分はそんな果てのない無駄な検証も嫌いではないのだ。


 ……まぁ、現実世界には付き合ってくれる仲間はいなかったが。



「ふむ……なるほど……よし」


「兄上にはこの悠久のダンスを一緒に踊ってもらおう」



 こうして自分は、兄上を相手に、永遠に終わることがのないであろう検証を開始した。



▼スキル一覧

【輪廻の勇者】:不明。勇者によって効果は異なる。

【物理耐性】:物理的な悪影響を受けにくくなる

【精神耐性】:精神的な悪影響を受けにくくなる

【時間耐性】:時間による悪影響を受けにくくなる

【異常耐性】:あらゆる状態異常にかかりにくくなる

【五感強化】:五感で得られる情報の質が高まる

【知力強化】:様々な知的能力が上昇する

【身体強化】:様々な身体能力が上昇する

【成長強化】:あらゆる力が成長しやすくなる

【武器マスター】:あらゆる武器を高い技術で意のままに扱える

【武術】:自分の身体を特定の心得に則って思いのままに扱える

【魔力応用】:自分の魔力を思い通り広い範囲で精密に操ることが出来る

【実力制御】:自分が発揮する力を思い通りに制御できる

【薬術】:薬や毒の効果を最大限に発揮できる

【医術】:医療行為の効果を最大限に発揮できる

【家事】:家事に関わる行動の効果を最大限に発揮できる

【サバイバル】:過酷な環境で生き残る力を最大限に発揮することができる

【諜報術】:様々な環境で高い水準の諜報活動を行うことが出来る

【解体】:物を解体して無駄なく素材を獲得できる

【収穫】:作物を的確に素早く収穫することができる

【伐採】:木を的確に素早く伐採することができる

【石工】:石の加工を高い技術で行うことができる

【木工】:木の加工を高い技術で行うことができる

【調合】:複数の材料を使って高い効果の薬や毒を作成できる

【指導術】:相手の成長を促す効率の良い指導が出来る

【コンサルティング】:店や組織の成長を促す効率の良い助言ができる

【鑑定・計測】:視界に収めたもののより詳しい情報を引き出す

【マップ探知】:マップ上に自身に感知可能な情報を出す

【万能感知】:物体や魔力などの状態を詳細に感知できる

【人族共通語】:人族共通語で読み書き、会話することができる

【人族古代語】:人族古代語で読み書き、会話することができる



▼称号一覧

【連打を極めし者】

【全てを試みる者】

【世界の理を探究する者】

【動かざる者】

【躊躇いの無い者】

【非道なる者】

【常軌を逸した者】

【仲間を陥れる者】

【仲間を欺く者】

【森林を破壊する者】

【生物を恐怖させる者】

【種の根絶を目論む者】

【悪に味方する者】

【同族を変異させる者】

【破滅を画策する者】


▼アイテム一覧

〈1~4人用テント×9ずつ〉〈冒険道具セット×9〉〈キャンプ道具セット×9〉

〈調理道具セット×9〉〈登山道具セット×9〉〈変装セット×1〉〈調合セット×1〉

〈その他雑貨×8〉〈着火魔道具×9〉〈方位魔針×9〉〈魔法のランタン×9〉

〈水×54,000〉〈枯れ枝×500〉〈小石×1,750〉〈倒木×20〉

〈食料、飲料、調味料、香辛料など×1089日分〉

〈獣生肉(下)×1750〉〈獣生肉(中)×661〉〈獣生肉(上)×965〉〈鶏生肉×245〉

〈獣の骨×720〉〈獣の爪×250〉〈獣の牙×250〉〈羽毛×50〉〈魔石(極小)×60〉

〈革×274〉〈毛皮×99〉〈スライムの粘液×850〉〈スライム草×100〉

〈棍棒×300〉〈ナイフ×3〉〈シミター×2〉〈短剣×3〉〈剣×3〉〈大剣×3〉

〈戦斧×3〉〈槍×3〉〈メイス×3〉〈杖×3〉〈戦鎚×3〉〈弓×3〉〈矢筒×3〉〈矢×10,000〉

〈魔法鞄×4〉〈風のブーツ×4〉〈治癒のアミュレット×4〉〈集音のイヤーカフ×4〉

〈水のブレスレット×4〉〈装飾品×5〉〈宝石×6〉〈高級雑貨×8〉

〈一般服×10〉〈貴族服×4〉〈使用人服×2〉〈和服×1〉

〈ボロ皮鎧×1〉〈革鎧×1〉〈チェインメイル×2〉〈鋼の鎧×2〉

〈バックラー×1〉〈鋼の盾×2〉

〈上治癒薬×19〉〈特上治癒薬×5〉〈魔力回復薬×10〉〈上解毒薬×7〉〈猛毒薬×10〉

〈筋力増加薬×5〉〈精神刺激薬×5〉〈自然治癒上昇薬×10〉〈魔力生成上昇薬×10〉

〈金貨×49〉〈大銀貨×5〉〈銀貨×96〉〈大銅貨×1604〉〈銅貨×3〉

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