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第六十二話 前哨戦で検証 その五

 

 第三試合が終わり、客席から罵声と歓声が上がる。


 歓声は疲労を振り切って逆転を見せたルノー殿、罵声は背負われたぬいぐるみを破壊されて信頼も勝利の可能性も失ってしまった格闘家へと向けられたものだ。


 自分もそんな様子を、貴賓席というのだろうか……他の観客席とは隔離された、日差し除けがあり広々とした王族用の特別観覧席で、従者のダーフィン殿に抜け出していたことに対するお小言をもらいながら観戦していた。


「……ですから、殿下にはもう少し王族としての自覚をもっていただきたいのですじゃ」


「うむ、承知している……自分も少々、そろそろこの立場を活かした検証を考えた方が良いのではないかと思っていたところだ」


「これは、全く分かっておりませんのぅ……」


 何が不満なのか、自分が誠心誠意こうして反省を示しているというのに、それがダーフィン殿には伝わっていないようであるが、まぁ、今はそちらの会話イベントはそれほど重要ではないので【知力強化】スキルの並列思考に任せておけばいいだろう。


 今重要なのは、目の前の試合である。


 ルノー殿VSウサギ格闘家の三ラウンド目は結局、体力差による技のキレで前半はウサギ格闘家の方が有利に進んでいたものの、セイディ殿が言っていた通り、ルノー殿がその無限の体力の正体が背中に背負われたウサギのぬいぐるみだということに気づいたようで、隙をついてそれを破壊するという行動に出たルノー殿が逆転した。


 大会のルールに『魔物の持ち込みが禁止』というような記載はなかったのだが、殺傷性のある危険物の使用が禁止されている点と、味方の乱入が禁止されている点で引っかかったらしく、ぬいぐるみが破れて隠れていた[上治癒薬スライム]がアリーナ内を縦横無尽にピョンピョン飛び跳ね始めた段階で、ウサギ格闘家は反則負けとなってしまったのだ。


 審判が判断を下すまでにそれなりのタイムラグがあったことを考えると、魔法や魔動機で運営との相談があり、最終的にルールの拡大解釈で止める決断に至ったのだと考えられる。


 自分が直接対応していたのであれば、事前に渡されたルールにちゃんと記載されていないではないかと抗議する検証に移行していたのだが、臨時の助っ人にそこまでの柔軟性を求めるのは酷だったようで、格闘家はそのジャッジを受け入れ、すごすごと退場していった。


 そういうわけで、一応、ルールの隅をつつく検証のひとつの結果としては、まぁ想定範囲内の処理が行われはしたのだが、まだドーピングの方の検証結果が出ていないので、検証終了とは言えないな……こちらは続報を待つとしよう。



 今自分が気にするべきは、第四試合……これから行われる、前哨戦の最後の試合である、木刀の老人こと、ライヒアルト殿の闘いだ。


「ふむ……前哨戦でも装備は変えてこないか」


 アリーナに現れたのは、予選の時と同じ、くたびれた着流しを着て、木刀を杖のようにつきながら歩いている、大会で上を目指す覇気のようなものが感じられないご老人……。


 ただ、予選と異なるのは……その杖にしている木刀が、使い込まれすぎて殆どボロボロの棒切れのようになっているものではなく、新しく買ってきたのか、自ら木を削って作ったのか、まだ使い始めてからそこまで時間が経っていないことが分かる木刀だということだ。


 その原因は言うまでもなく、自分が予選で前に使用していた木刀を破壊してしまったからなのだが、新しいものに変わってから数日しか経っていないにもかかわらず、既に老人の手に馴染んでいるところをみると、元々武器にそれほど拘りがないか、この準備期間でそういった調整を終わらせてきたかだろう。


 自分はそんな小さな部分でも欠点を見せない老人に感心すると、そういえば彼に騎士団に合気を教えてもらう教官を頼むような話をしたなと思い出して、自分が座る椅子の斜め後ろに立ちアリーナを眺めているコンラート殿に話しかける。


「コンラート、あれが前に言っていた合気の達人なのだが……」


「え、ええ……左様でございますね」


「む? どうかしたのか?」


「あー……うーん……それが……」


 そういって口ごもるコンラート殿が視線を送った先には、先ほどまで前哨戦に興味がなさそうにしていた父上が、アリーナを真剣な……いや、まるで睨みつけるような眼差しで眺めている姿があった。


 前にコンラート殿に話したときは父上に相談してみると言っていたが、その時に反対されるなどの出来事などがあったのだろうか……。


「あいつ……本当に参加していやがったのか……」


「ふむ? 父上、あのライヒアルトという老人のことを知っているのか?」


「知ってるも何も……って、そうか……お前は前に会った時は赤ん坊だったし、たとえ覚えていたとしても前の記憶がないんだったな……」


「???」


「あいつはオレ様のクソ親父……つまり……お前の祖父だ」


「……」


 なんと、あのSランク冒険者の剣聖と自分は血のつながりがあったのか……。


 城にいるときも父上と母上、兄上と姉上しか家族という存在を見かけず、父上も家族はこれだけだと言っていたような気がするから、他には存在しないものだと思っていたのだが……王の座に就くのが世襲制ではないのであれば、現在の王に平民の父上がいたっておかしくはない。


 それにしても、実の父をクソ親父呼ばわりして、家族のカウントから除外しているとは……父上と祖父上の仲はあまりよろしくないということだろうか。


「そういえばお前がコンラートを通してあいつが参加していることを教えてくれたんだったな……騎士団の教官として招いたらどうだという話で」


「う、うむ……まさか自分の祖父上だったとは知らずに……ただ予選で見かけて、戦闘の技術が高かったのでコンラートにそのまま伝えてしまったのだ」


「はぁ……まぁ、あいつが強いのは事実だからな……何せオレ様の師匠でもあるんだからな」


「父上の……師匠……」


 それは自分が手も足も出ないほど強いはずである……ハンデの多い状況で【戦いと開拓の国】グラヴィーナ帝国の前王を打ち破り、帝王の座についた、SSSランクの魔物であるロック鳥と素手で戦って勝てると豪語する父上に、戦い方を教えた張本人なのだから……。


 しかし、そうなると……その祖父上はどうして今になってこの場所に……。


 それも、家族として城に挨拶に来るのではなく、わざわざ王位継承戦に挑戦するような形で訪れたのだろうか……。


 武闘大会という、魔力の扱い方を覚えるチュートリアルを兼ねた、ただの負けイベントだと思っていたのだが……何やらストーリー的にもかなり大きな動きがある、それなりに重要なイベントだったのかもしれない。


「本当に……孫の顔も少し見ただけで帰りやがる老人が、今更何をしに来たんかねぇ……」


 自分は父上も分からないらしいこの大イベントの情報を取り逃さないよう、ついに始まったその第四試合の闘いを真剣に観戦することにした……。



 ♢ ♢ ♢



 闘技場の貴賓席……父上や兄上たちもいるその場所から、自分はつい先ほど祖父上だと発覚した、〈流浪の剣聖〉という二つ名を持つSランク冒険者が闘う様子を眺めていた。


 母上や姉上は、途中で飽きたのか、流石に王族全員が観戦していては政務に差支えがあるのか、第一試合が始まるときは一緒に観戦していた気がするが、いつの間にか城へ帰ってしまったらしい。


 この場に残っているのは、睨みつけるように祖父上を眺めている父上と、特に彼のようにそこまで大きな感情を持ち合わせているわけではないのか、他の試合よりは少し関心があるといった程度の様子でアリーナを眺めている兄上たち……そして、父上や兄上、自分の傍に控えている、何人もの従者たちといった感じである。


 ダーフィン殿が小言を終えてまた忙しそうに何処かへ行ってしまった今、自分の従者がコンラート殿とクラリッサ殿の二人しかいないのに比べて、兄上たちは護衛騎士が二人に使用人が二人の四人ずつ、父上はその倍の護衛と使用人に加えて文官が一人という形で、それなりに多くの従者を抱えているようだ。


 その従者たちの殆どが、先ほどの自分と父上の会話を聞いて驚いた顔をしていたのを見た限り、あのライヒアルトという老人が父上の親父殿であるということを知らなかった……つまり、祖父上は城には殆ど訪れたことがなく、特に紹介もされていないということだろう。


「テオ兄とヴォル兄は、祖父上と話したことはあるのか?」


「うーん、僕も会ったのは一度だけで、その時はまだ子供だったから……なんか無言でお菓子を手渡された気がするけど、何か話したかは覚えてないなぁ……兄貴は?」


「俺はその時はもう大きかったから会ったこと自体は覚えているが、何か話した記憶はないな……ただ、剣の素振りをしているところにフラッと現れて、何も言わずに手でその素振りの姿勢を正してくれて、その直された姿勢で何回か素振りを続けた後に、振り返ってお礼を言おうと思ったら、もういなくなっていた」


「ふむ……寡黙な人なのだな……」


 そうして噂話をしているうちに一ラウンド目の決着をつけたらしい、その噂の中心人物である祖父上は、相変わらず勝利を喜ぶ様子も試合で疲れた様子も見せずに、のんびりとした雰囲気でアリーナの所定の位置へと戻ると、木刀の先を杖のように地面につき、静かに第二ラウンドの開始を待っている。


 対する前哨戦の第四試合で祖父上と闘っている相手は、なんとこの国の第三騎士団の騎士団長とのことで、予選の時に全力で逃げ回っていた自分ほどではないが第一ラウンドを長引かせ、祖父上とそれなりに打ち合っていた。


 父上が帝王になった際、改革のために政治に携わる官僚には少しずつ大量の入れ替えが発生し、その中で軍務に関わる騎士団も同様の調整が行われたのだが、第三騎士団に関しては未だに団員の入れ替わりが激しく、その長である彼も比較的最近その職に就いたらしい。


 テオ兄が先導する第一騎士団や、ヴォル兄が先導する第二騎士団は、その揺るがないトップの信念のもとに、目指す目標や行動方針が決まっているのだが、将来的に自分が仕切る予定らしいその第三騎士団は、その指針となっているのがこの国の風潮ともいえる『力こそ正義』という一点だけしかないので、元の騎士団長よりも強い団員が現れるたびにトップの入れ替わりが発生するとのことだ。


 まぁ、ポジティブに考えるのであれば、団長も含めて騎士団の全員が向上心を忘れない、常に強くあろうとするいいチームではあるし、こうして実際にその中で勝ち上がってきた騎士団長が、フランツ殿も歯が立たずに一瞬で敗れてしまった祖父上を相手にそれなりに打ち合えていることから、そういった面での強さは補償されているのだろうが……。


 大勢を率いる団長という役職で大事なのは、決して個の強さだけではなく、どちらかというと戦略や統率力の高さが重要になってくると思うので、そこまでいい状況だとは言えないだろう。


 ただ、成人した自分がそろそろ第三騎士団の騎士団長に就任するかもしれないというのにその職を目指したことを考えると、彼は純粋にその座を求めたわけではなく、自分が騎士団長を引き継いだ時に優秀な人物であるとアピールして、補佐的な役職に立候補しやすくしようと考えたのかもしれない。


 そうだとすれば彼は単純に強いだけでなく頭もキレる男だという可能性もあるし、騎士団長がコロコロ変わって行動方針が安定しないのも、自分が騎士団長に就任した際に大きな方向転換があっても対処しやすい騎士団を作るためという理由だって考えられる。


 全て前向きに受け取っているからそう見えるだけという可能性もあるが、いつも最終的には【戦いと開拓の国】と呼ばれるこの『力こそ正義』のグラヴィーナ帝国の方針が、結果的に良い方向に働いているのは、神の加護か何かだろうか……。


「勝者……ライヒアルト!」


「「おぉぉおおおおおおお!!!!」」


 そんなことを考えているうちに二ラウンド目の決着もついたようで、特に逆転を期待させられるような熱い展開もなく、祖父上の木刀を捌ききれなくなった騎士団長が地面に倒され、首筋に木刀を突きつけられるという結果に終わった。


 彼の敗因として、おそらく武器の選定も悪かったのだろう……。


 騎乗用のロングソードを地上でそれなりに素早く振えていた、彼のその怪力と技術は素晴らしく、武器の重さがそのまま攻撃力になるこの大会においては、かなりアドバンテージが高いと思われるが、それは『当たれば』の話である。


 第二試合で勝ち上がった暗殺者のように、身軽さが一般以上でも攻撃を全て回避することが叶わず、武器による受け流しで徐々に体力を消耗させられていくというような展開になるならば意味があるのだが、この試合で祖父上は一撃も攻撃を受けていない……。


 予選で自分が闘った際は、回避が間に合わないタイミングを狙った攻撃はともかく、決して間に合わないこともない攻撃に対しても、気軽に受け流しを使っていたが、この試合では敢えてそういった行動をとっているのだとでもいうように、受け流したほうが楽な攻撃も回避して、一度もその攻撃に当たらないという闘いを見せたのだ。


 うーむ……もしかすると、その予選で木刀を破壊されたことが、それなりにショックだったりしたのだろうか。


 まぁ、それはともかくとして、この前哨戦が第四試合まで全て終わったのであれば、次はとうとう本戦……自分たち王子を交えた、正真正銘、王位継承戦である。


 すぐに試合が始まるわけではなく、前哨戦を勝ち上がった選手を含めてトーナメントの抽選が行われる時間でもある、十分ほどの休憩時間があるのだが、今のうちに気持ちを切り替えて、準備だけはしておいた方がいいだろう……。


「ふむ……なるほど……よし」


「とりあえずドーピングが試合終了後も気づかれないのなら、その逆も大丈夫そうだな」


 自分は本戦を前にそう呟くと、試合前の兄上たちに遅効性の毒物を飲ませておく検証をするため、またコンラート殿やクラリッサ殿を撒いてから、闘技場近くの薬屋に下剤を調合する材料を買いに行った……。


▼スキル一覧

【輪廻の勇者】:不明。勇者によって効果は異なる。

【物理耐性】:物理的な悪影響を受けにくくなる

【精神耐性】:精神的な悪影響を受けにくくなる

【時間耐性】:時間による悪影響を受けにくくなる

【異常耐性】:あらゆる状態異常にかかりにくくなる

【五感強化】:五感で得られる情報の質が高まる

【知力強化】:様々な知的能力が上昇する

【身体強化】:様々な身体能力が上昇する

【成長強化】:あらゆる力が成長しやすくなる

【武器マスター】:あらゆる武器を高い技術で意のままに扱える

【武術】:自分の身体を特定の心得に則って思いのままに扱える

【魔力応用】:自分の魔力を思い通り広い範囲で精密に操ることが出来る

【実力制御】:自分が発揮する力を思い通りに制御できる

【薬術】:薬や毒の効果を最大限に発揮できる

【医術】:医療行為の効果を最大限に発揮できる

【家事】:家事に関わる行動の効果を最大限に発揮できる

【サバイバル】:過酷な環境で生き残る力を最大限に発揮することができる

【諜報術】:様々な環境で高い水準の諜報活動を行うことが出来る

【解体】:物を解体して無駄なく素材を獲得できる

【収穫】:作物を的確に素早く収穫することができる

【伐採】:木を的確に素早く伐採することができる

【石工】:石の加工を高い技術で行うことができる

【木工】:木の加工を高い技術で行うことができる

【調合】:複数の材料を使って高い効果の薬や毒を作成できる

【指導術】:相手の成長を促す効率の良い指導が出来る

【コンサルティング】:店や組織の成長を促す効率の良い助言ができる

【鑑定・計測】:視界に収めたもののより詳しい情報を引き出す

【マップ探知】:マップ上に自身に感知可能な情報を出す

【万能感知】:物体や魔力などの状態を詳細に感知できる

【人族共通語】:人族共通語で読み書き、会話することができる

【人族古代語】:人族古代語で読み書き、会話することができる



▼称号一覧

【連打を極めし者】

【全てを試みる者】

【世界の理を探究する者】

【動かざる者】

【躊躇いの無い者】

【非道なる者】

【常軌を逸した者】

【仲間を陥れる者】

【仲間を欺く者】

【森林を破壊する者】

【生物を恐怖させる者】

【種の根絶を目論む者】

【悪に味方する者】


▼アイテム一覧

〈1~4人用テント×9ずつ〉〈冒険道具セット×9〉〈キャンプ道具セット×9〉

〈調理道具セット×9〉〈登山道具セット×9〉〈変装セット×1〉〈調合セット×1〉

〈その他雑貨×8〉〈着火魔道具×9〉〈方位魔針×9〉〈魔法のランタン×9〉

〈水×54,000〉〈枯れ枝×500〉〈小石×1,750〉〈倒木×20〉

〈食料、飲料、調味料、香辛料など×1089日分〉

〈獣生肉(下)×1750〉〈獣生肉(中)×661〉〈獣生肉(上)×965〉〈鶏生肉×245〉

〈獣の骨×720〉〈獣の爪×250〉〈獣の牙×250〉〈羽毛×50〉〈魔石(極小)×60〉

〈革×274〉〈毛皮×99〉〈スライムの粘液×850〉〈スライム草×100〉

〈棍棒×300〉〈ナイフ×3〉〈シミター×2〉〈短剣×3〉〈剣×3〉〈大剣×3〉

〈戦斧×3〉〈槍×3〉〈メイス×3〉〈杖×3〉〈戦鎚×3〉〈弓×3〉〈矢筒×3〉〈矢×10,000〉

〈魔法鞄×4〉〈風のブーツ×4〉〈治癒のアミュレット×4〉〈集音のイヤーカフ×4〉

〈水のブレスレット×4〉〈装飾品×5〉〈宝石×6〉〈高級雑貨×8〉

〈一般服×10〉〈貴族服×4〉〈使用人服×2〉〈和服×1〉

〈ボロ皮鎧×1〉〈革鎧×1〉〈チェインメイル×2〉〈鋼の鎧×2〉

〈バックラー×1〉〈鋼の盾×2〉

〈上治癒薬×19〉〈特上治癒薬×5〉〈魔力回復薬×10〉〈上解毒薬×7〉〈猛毒薬×10〉

〈筋力増加薬×5〉〈精神刺激薬×5〉〈自然治癒上昇薬×10〉〈魔力生成上昇薬×10〉

〈遅効性緩下薬×1〉

〈金貨×49〉〈大銀貨×5〉〈銀貨×96〉〈大銅貨×1604〉〈銅貨×3〉

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