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第四十八話 料理勝負で検証 その二

 クラリッサ殿と城の料理人の、おそらく最後になるであろう料理勝負の打ち合わせを終えた翌日、コンラート殿との戦闘訓練は全ての武器を扱えるようになったということで一日だけお休みにして、その日は勝負に使う食材の買い出しから調理練習、下準備までずっと彼女と共に過ごして料理スキルのレベリングをしてから戦場へ送り出した。


 それまでは自分が訓練している間に買い出しに行ってもらい、訓練が終わってからの短い時間で調理技術を教え、次の日の訓練中に一人で練習はしてから挑んでもらうという事を繰り返していたので、彼女が細かい部分までちゃんと覚えたか確認するなどが出来なかったのだが、今回はその復習からして、今まで見れなかった部分まで教えられたと思う。


 と言っても、次に挑むレシピはこれまでの方向性と大きく異なるので、復習した料理知識に関してはまた別の機会に活用してもらう事になるのだが……それどころか、今度の料理は下準備の段階で殆どやることは終了しており、本番でも手間のかかる料理は数品だけだ。


 ―― コンコン ――


 そしてクラリッサ殿を料理勝負に送り出してから一時間と少しくらいで、彼女の帰還が知らされるノックの音が聞こえてきた。


 勝負は一時間の時間制で、その制限時間以内に完成させた料理を料理長が審査するという流れで進行されているらしい……使用する食材も調理器具も、下準備にかけていい時間も無制限なので、煮物なども前日に作っておいて当日に温めるという手法で提供できなくもないし、デザートのアイスやゼリーを冷やしておくことだってできる。


 一回戦目の彼女の報告でそのことに気づいたため、二回戦目は事前準備に少々手間のかかる料理を選んでみたのだが、それだけではやっと同じ条件で戦えるようになっただけのこと……どうせならばと調理時間が一時間あるのを利用して、全て完成してからでなく、その料理時間の間にもう前菜から順番に提供するコース料理形式で挑む。


 この城の料理長はこのイベントを新米の訓練の場とも考えているようで、料理勝負をする相手が作ってくる料理は自分がこの城で振舞われている和食の御膳だったようなのだが、このコース料理で挑んだ二回戦目も、勝利を手にするまでには至らなかった……。


 とはいえ、その日の夕食から自分たち王族の食事が、最初から全ての料理がお盆に乗せられて出てくるものではなく、コース形式で次々に料理が追加される会席料理のような形に変わったので、料理長に何らかの影響を与えるほどには善戦していたのだろう。


 それならばと三回目はさらにコース料理を追及して目と舌で楽しむと言われるフレンチで挑んでみたが、相手は最初から飾り切りなども交えて視覚的にも美味しい和食を作っている……下準備などで条件が同じになり、見た目にもこだわって完成品の質も同じになったというだけで、それでも勝利を勝ち取るまでには至らず終わったのだ。


 そして今回の勝負が四回戦目……。


「……それで、結果は?」


 料理勝負に出ていた彼女の代わりに部屋にいてもらった別の使用人に対応してもらってクラリッサ殿を部屋に招き入れると、慣れない仕事を急に振られて緊張した様子だったその代わりの使用人を見送ってから勝負の結果を尋ねる。


 彼女は勝負に送り出した時からそうだったが、今回挑んだレシピに何やら色々と疑問を抱えているようで、その結果を自分に伝えるときも複雑な表情を浮かべていた。


「それが……殿下の言う通りの展開になり……勝ってしまいました」


 それは結果発表をもったいぶって言葉を一々止めているのではなく、その結果を手に入れて帰って来た彼女自身が、まだそれを現実として受け入れ切れていないような……今まで待ち望み、やっと手に入れたその勝利は嬉しいはずなのに、自分の中で納得いっていない部分があるような……そんな表情での勝利報告だ。


「うむ、やはりな」


 しかし、そのレシピで挑ませた自分は、彼女の持ち帰ってきた結果にそれほど驚きはしなかった……正直、勝てるかどうかは賭けだったのだが、少なくとも今回の勝負でおそらく最後になるだろうと……引き分けではなく、勝利か敗北、どちらかの結果にはなるだろうと確信していた。


「あの、どうして……あ……いえ……なんでもありません……」


「ふむ……この勝利に納得がいかないか」


「いえ、そんなっ……決して殿下から授かったレシピを疑っていたわけでは……」


 クラリッサ殿は一度質問を投げかけようとするが口をつぐみ、おそらく彼女が胸に抱えているのであろうその疑問を自分が声に出してみるが、立場上の問題だろうか、その表情で図星だと訴えながらも口ではそれを否定する。


 おそらくこれがジェラード王国の城で見かけたような厳しい訓練を受けたメイドであったのであれば、表情で肯定を悟られることのない冷静な切り替えしが出来るだろうし、そもそも王族が指示した内容に疑問を持つことすらないのだろうが、個人的にはクラリッサ殿のような人間らしい反応をしてくれる人物の方がいい。


 なんたってまだコミュニケーションスキルを獲得していないのだ……感情や真意が隠されたキャラクターと会話する検証もいずれは必要だと思うが、まだ今の自分には時期尚早というものだろう……。


「他の王族はどうかしらないが、自分はそれで怒ったりしない……気になることがあったら正直に言ってくれて大丈夫だ」


「……でしたら……この勝負で……あのレシピで勝利できた理由が知りたいです」


 彼女は自らの手で勝利を掴み取ったにも関わらず、何故その勝利を手にすることが出来たのかが心の底から分からないといった表情でその疑問を口にした。


 それもそうだろう……三回戦目まで、徐々にその必要な料理の知識や技術も高度なものになっていき、見た目にもこだわった凝った料理になっていったにもかかわらず、この四回戦目では殆ど手間のかからない、お手軽料理の部類だったのだから。


 きっと対戦相手も……それどころか、料理長まで直前まで今回の料理をバカにしていたに違いない……この地獄のフルコースを食べきるまでは……。


「うむ、実は今回あの料理で勝てたのはそれほど難しい理由ではない……それは……」


「それは……?」


「それが今回の審査員への特効だったからだ」


「……はい?」


 戦いに置いて、その勝負に何か複数の選択肢が用意されているゲームでは、割とよくあることだ……炎属性の敵には水属性で挑むように……狼男と戦う場合は銀の弾丸で迎え撃つように……今回の料理勝負でも相手の弱点をついただけ。


 そして、その中でも簡単なお手軽料理を選んだのにも理由がある……それは、チャージに数ターンかかる高度で多大な犠牲を強いられる究極の技を使うよりも、通常攻撃を連打した方がダメージを与えられる時もあるというのと同じだ。


 自分が今回の勝負に当たって彼女に託したレシピは合計で十品……手間のかかる高度な料理であったなら、それほどの品数は用意できなかっただろう。


 せっかく三回戦目までに覚えた知識や技術の復習までして、より難易度の高い料理に挑めるようになった彼女には、その簡単な料理を作るのはもの足りなかったかもしれないが……レベルを上げて物理で殴るという言葉があるように、高いステータスを持った状態で基礎的な攻撃を行った際の威力は侮れない。


 むしろ料理のような制作技能を使用したクラフトでいうと、難易度の高いものは効果が高い代わりに失敗率が上がり、逆に自身のレベルより低い制作をした場合に店売りのものよりも質の高いアイテムが完成するということも、制作要素のあるゲームではよくあること。


 そしてそれが全て相手の弱点を突いた特効であるなら、一撃一撃が無視できないダメージを蓄積させるボディーブローのように効いただろう……最後にフラフラの相手にとどめを刺すアッパーを一つだけ用意すれば、それで相手をノックダウンさせることが出来ないわけがないのだ。


「……つまり簡単に言うと、今回の料理はどれも審査員の大好物だったということだ」


「なるほど……」


「うーむ……まぁ、でも……この作戦が効いてしまったということは、もしかすると……」


 ―― コンコン ――


 その時、自室の扉が叩かれる音と、来客を告げる騎士の声が聞こえる。


 自分はそれに対して、やはり、と思いながら、クラリッサ殿に頷いて対応してもらう。


 ―― ガチャ ――


「ごきげんよう……わらわの可愛い弟……」


 落ち着いた物腰で部屋に入ってきたのは、濡烏と形容するのが正しいと思える美しい黒髪を真っすぐ腰まで伸ばした若い女性で、同じように黒を基調として色とりどりの花が描かれた和服を着て、扇子で口元を隠しているその姿は、ここが元の世界ではないのだと忘れてしまいそうになるほど立派な日本人女性に見える。


 薄く化粧が施された顔には少し幼さが残りつつも、こちらを見つめる薄められた目にはそれを相殺しても余りある眼光が宿り、丁寧さや落ち着きが行き過ぎて人によっては冷たく感じてしまいそうな言葉遣いも相まって、若干の威圧感を感じさせなくもないが、逆にそれが彼女の魅力を引き立てているのだろう。


 民衆からも人気のある、その和装美人という言葉がこれ以上ないほどに似合っている彼女は、この国の唯一の王女であり、自分と母親も同じ姉……名をリリーという。


 自分は四人兄弟という設定で、年齢の順番的には、長男のテオドール第一王子、長女のリリー第一王女、次男のヴォルフ第二王子、三男の自分、ということらしいが、テオ兄とヴォル兄は側室の子供らしく、他の国からすると正室の子供で一番年が上の男子……つまり自分が王位継承順位のトップとのことだ。


 まぁ、王位継承順位に関しては、ここ【戦いと開拓の国】グラヴィーナ帝国では全く関係ないのだが、母親が同じということで、彼女とは小さい頃から兄二人以上に仲良くしていたらしい……最初の顔合わせの場にいなかったのも、自分が記憶を失ったということに誰よりもショックを受けて寝込んでいたからだと、後から兄たちに聞いた。


 しかし、挨拶くらいはしておこうと一度部屋に伺ってからは気持ちの整理がついたのか、まるで失った時間を取り戻そうとでもしているかのように、何かあるたびに……いや、何も用が無くても自分を訪ねて来て、特に話題が無くとも傍にい続けたりするので、会話が続かないことも多い……。


 つまり、何が言いたいかというと……自分の苦手なタイプだ……。


 実の姉ということなので邪険に出来ないものの、コミュニケーションが苦手な自分が自ら楽しい話題を触れるはずもなく……彼女自身も同じように会話があまり得意ではないようで、お互いに口数は少ない。


 兄弟の中で一番多く会っているにも関わらず、兄弟の中でかわす言葉は一番少ないと言ってもいいだろう。


 彼女はそう感じていないのかもしれないが、何かの目的に沿った会話イベントの検証をするならともかく、日常会話となると何を話したらいいかさっぱり思いつかない自分にとっては、その無言の時間は苦行でしかないのだ。


 例えるなら、2Dのアクションゲームで、もう検証しつくして最低限の動きでクリアできるステージだというのに、自動でゆったりと強制スクロールしていく仕様なので黙ってゴールまで進むのを待っていないといけないという心境だろうか……きっとBGMでも流れていればそれに合わせてジャンプボタンでも連打している。


「ごきげんよう……リリ姉……用件は何だろうか」


 自分は苦手意識を表情に出さないように努めながら、彼女を愛称で呼んで用件を聞く……個人的には姉上という方が呼びやすいのだが、そう呼ぶと表情が曇り目に涙まで浮かべるので仕方ない……テオ兄も似たような反応だったが、この家の兄姉はいったいどんな仕様が設定されているのだろうか……。


「実はのぅ……」


 それから彼女が自分に振ってきた話題……それは、城の料理人が軒並み調理場で酔いつぶれている、ということ……自分はこの勝負で勝利を手にしたら、そういう結果になるだろうと予想していた……そして、そんな会話のネタになりそうな話を聞いたら姉上がここを訪れるであろうことも……。


 自分が特効だと言ってクラリッサ殿に今回の料理勝負に持って行ってもらったレシピは、キャベツの塩昆布和えから始まり、枝豆の蒸し焼き、キノコの煮浸しと続き、最後は焼き鳥で締める、居酒屋のおつまみフルコースだった。


 間にご飯ものや麺類などが挟まれていればここまでにはならなかったかもしれないが、十品ものお酒かご飯が欲しくなる料理を出されて、最後に『勝ちを認めてくれれば、用意してきた塩昆布や焼き鳥のタレなどのレシピと一緒に、城下町で買ってきた美味しい清酒をプレゼントする』と言われたら、酒好きのドワーフに対して殆ど脅迫のようなものだろう。


 そういうわけで、クラリッサ殿は見事彼らから料理勝負の勝利を持ち帰ってきて、その代償として彼女が立ち去ると同時にたまりにたまった酒欲が解放され、その場で宴会が始まってしまったという流れが予想できる。


「ふむ、それは大変であるな……」


 その惨状を引き起こした張本人ではあるが、それをあえて自ら告白することもない……自分はリリ姉の言葉に共感するように相槌を打つだけうって、彼女が話題を出し尽くして立ち去ってくれるのを待つ……頭の中では赤い帽子を被った髭のおじさんがリズムよくジャンプしていた。


「大変どころではないのじゃ、このままではわらわ達の夕食が無くなってしまうぞよ」


「ふむ、それは大変であるな……」


「父上も母上も出かけておるし、どうしたらよいものか……」


「ふむ、それは大変であるな……」


 彼女に言われるまでもなく、この代償が自分たちの夕食に響くことも分かっていた……だが、今の自分はスキップできないムービーだと分かっていながらボタンを連打してしまうプレイヤーのような心境だ……同じ言葉を繰り返すしか出来ない。


 ―― コンコン ――


 その時、二人の会話とも言えぬ会話を遮って、来客を告げる音が聞こえてくる。


「ダーフィン様がいらっしゃいました」


 続けて聞こえてきた扉の外側に立っている騎士の声に、少し不満げな顔をするリリ姉には悪いが、自分は少しホッとした心境だった……一応、視線で彼女にもダーフィン殿を通していいか確認を取ると、普段でも細い目をいっそう細めながらも、小さく頷いてくれた。


 リリ姉の渋々といった返答を受け取ると、来客中のためお仕事モードで静かに入り口に立っているクラリッサ殿に頷き、苦しい時間の終わりを持ってきてくれた救世主を部屋に招き入れる。


「失礼いたします……やや、姫もおいででしたか……リリー殿下におかれましては本日も大変お綺麗で……」


「ダーフィン、余計な口上はいらぬ、早う用件を申せ」


「は、これは大変失礼いたしました……実は……」


 会話を邪魔されて機嫌の悪い彼女に急かされて話し始めたダーフィン殿は、城の料理人が殆ど酔いつぶれていて使い物にならないので夕食の準備が滞っているという先ほどリリ姉から聞いたものと同じ内容の報告だった。


 彼はそんな事情は知らないので別に何も悪くなかったが、自分の隣でその報告を聞いている彼女は、『横から会話に入ってきた上に、自分が既に伝えたことを報告しに来たのか』とでも言うように彼を睨みつけ、ますます機嫌が悪くなる。


「ダーフィン、その件は既に姉上から聞いている……報告は省いて、本題に入ってもらって大丈夫だ」


「やや、そうでございましたか……これは大変失礼いたしました……」


 自分がピリピリとした空気に耐えかねてダーフィン殿に先を促す……うむ? これはもしかしてなかなか良いコミュニケーションのフォローだったのではないだろうか……相変わらずスキル獲得のメッセージは受信しないが、かなり大きな経験値が入ったに違いない。


 いまだ不機嫌状態を脱しないものの、ゲーム的思考で幻視していたリリ姉の怒りゲージらしきパラメータの上昇を抑えることが出来たような感覚を覚えながら、ダーフィン殿が続けて話す内容を聞いたが、それも自分が予想していた展開の通りだった。


「クラリッサを夕食準備の助っ人に……か」


 ダーフィン殿の話によれば、料理勝負で煽った酒欲に耐えきれずに酔いつぶれるまで飲んでしまったのは料理長を含むその場に居合わせたドワーフの料理人だけで、人間の料理人や今日非番だった人達は無事とのこと。


 非番だった彼らも呼び寄せてはいるが、それでも少し人手が足りず、他に料理が出来て手を空けられそうな者がいないかと思案して候補に挙がったのが、旅の途中で自分に教わりながら美味しい料理を作っていたクラリッサ殿というわけだ。


「如何でございましょう……もちろん、彼女は殿下の従者としての仕事の方が優先ですので無理にとは申せませんが……」


 クラリッサ殿は彼の言う通り自分に仕える従者ということになっているので、他の使用人とは違い自分の許可なく招集をかけることは出来ない……それでも、旅の途中で振舞われたものの味を知る限り、彼女が他の使用人と一線を画す料理の腕を持つのは確か……なのでこうしてわざわざ伺いを立てに来たのだろう。


 本来はそのような仕事を王族直属の従者に頼むことではないが、今は緊急事態で、このままでは出かけ先から戻ってきた父上や母上がお召し上がりになられる料理に支障が出てしまう……自分の付き人という仕事に関しては、料理勝負に出した際に自らやっていたように、クラリッサ殿が不在の間は他の使用人に頼めば済む。


 特に不利益など無いので断る理由も無いし、それどころかこの事態を作ってしまったのは自分なのだからむしろ率先して協力するべきだと思われる……それに関しては反対意見は無いし、このイベントを予想していた時から彼女は送り出そうと決めていた。


 だが……自分が事前に決めていた対応はそれだけではない。


「ふむ……なるほど……よし」


「いかがいたしましょう?」


「自分も夕食準備の助っ人に参戦しよう」


「……へ?」


 自分のその発言に、ダーフィン殿は目を丸くして驚く。


 それはそうだ……料理人が雇えないような小さな領地を持つ男爵家の子供や、趣味で自分の家族にだけお菓子を振舞ったりするような子爵家の娘ならともかく、数えるだけでも苦労しそうなほどいる家臣の分まで食事を用意しなければならないタイミングで、王子が自らがその料理人として加わろうなど、この非常事態より非常なことだろう。


 しかし、自分はもう決めている……これは、今やコンシューマゲームからブラウザゲーム、スマホアプリにまで幅広くリリースされている『調理場シミュレーションゲーム』に他ならない……そんな重要イベント、今検証せずにいつするというのだ。


「ほぅ、面白そうじゃのぅ……わらわもその戯れに参加しよう」


「「……え?」」


 そしてそのリリ姉の言葉に、ダーフィン殿だけでなく自分も驚く。


 ……このイベントの難易度は想像以上に高くなりそうだ。


▼スキル一覧

【輪廻の勇者】:不明。勇者によって効果は異なる。

【物理耐性】:物理的な悪影響を受けにくくなる

【精神耐性】:精神的な悪影響を受けにくくなる

【時間耐性】:時間による悪影響を受けにくくなる

【異常耐性】:あらゆる状態異常にかかりにくくなる

【五感強化】:五感で得られる情報の質が高まる

【知力強化】:様々な知的能力が上昇する

【身体強化】:様々な身体能力が上昇する

【成長強化】:あらゆる力が成長しやすくなる

【武器マスター】:あらゆる武器を高い技術で意のままに扱える

【体術】:自分の身体を高い技術で意のままに扱える

【実力制御】:自分が発揮する力を思い通りに制御できる

【薬術】:薬や毒の効果を最大限に発揮できる

【医術】:医療行為の効果を最大限に発揮できる

【家事】:家事に関わる行動の効果を最大限に発揮できる

【サバイバル】:過酷な環境で生き残る力を最大限に発揮することができる

【隠密】:気配を薄くして周囲に気づかれにくい行動ができる 

【鍵開け】:物理的な鍵を素早くピッキングすることが出来る

【解体】:物を解体して無駄なく素材を獲得できる

【収穫】:作物を的確に素早く収穫することができる

【伐採】:木を的確に素早く伐採することができる

【石工】:石の加工を高い技術で行うことができる

【木工】:木の加工を高い技術で行うことができる

【調合】:複数の材料を使って高い効果の薬や毒を作成できる

【指導術】:相手の成長を促す効率の良い指導が出来る

【コンサルティング】:店や組織の成長を促す効率の良い助言ができる

【鑑定・計測】:視界に収めたもののより詳しい情報を引き出す

【マップ探知】:マップ上に自身に感知可能な情報を出す

【万能感知】:物体や魔力などの状態を詳細に感知できる

【人族共通語】:人族共通語で読み書き、会話することができる

【人族古代語】:人族古代語で読み書き、会話することができる



▼称号一覧

【連打を極めし者】

【全てを試みる者】

【世界の理を探究する者】

【動かざる者】

【躊躇いの無い者】

【非道なる者】

【常軌を逸した者】

【仲間を陥れる者】

【仲間を欺く者】

【森林を破壊する者】

【生物を恐怖させる者】


▼アイテム一覧

〈1~4人用テント×9ずつ〉〈冒険道具セット×9〉〈キャンプ道具セット×9〉

〈調理道具セット×9〉〈登山道具セット×9〉〈その他雑貨×9〉

〈着火魔道具×9〉〈方位魔針×9〉〈魔法のランタン×9〉

〈水×60,000〉〈枯れ枝×1,000〉〈小石×1,800〉〈倒木×20〉

〈食料、飲料、調味料、香辛料など×1095日分〉

〈獣生肉(下)×1750〉〈獣生肉(中)×870〉〈獣生肉(上)×965〉〈鶏生肉×245〉

〈獣の骨×747〉〈獣の爪×250〉〈獣の牙×250〉〈羽毛×50〉〈魔石(極小)×90〉

〈スライムの粘液×600〉〈スライム草×100〉

〈棍棒×300〉〈ナイフ×3〉〈シミター×2〉〈短剣×3〉〈剣×3〉〈大剣×3〉

〈戦斧×3〉〈槍×3〉〈メイス×3〉〈杖×3〉〈戦鎚×3〉〈弓×3〉〈矢筒×3〉〈矢×10,000〉

〈魔法鞄×4〉〈風のブーツ×4〉〈治癒のアミュレット×4〉〈集音のイヤーカフ×4〉

〈水のブレスレット×4〉〈装飾品×10〉〈宝石×6〉〈高級雑貨×10〉

〈一般服×10〉〈貴族服×5〉〈使用人服×2〉〈和服×1〉

〈ボロ皮鎧×1〉〈革鎧×1〉〈チェインメイル×2〉〈鋼の鎧×2〉

〈バックラー×1〉〈鋼の盾×2〉

〈金貨×44〉〈大銀貨×5〉〈銀貨×6〉〈大銅貨×0〉〈銅貨×4〉

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