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第三十八話 王都で検証 その二

 ジェラード王国の王都……商業都市アルダートンの少し南から続くグレートウォール山脈を背にした大きな城塞都市。


 中世ヨーロッパ系のファンタジーらしい豪壮な城が中心にそびえ立ち、その周りを二重の城壁……大自然の城壁とも呼ばれるその山脈も合わせれば三重の城壁に囲まれており、何らかの外敵がここを攻め落とそうとしてもかなりの労力が必要そうだ。


 商業都市アルダートンもそれなりに大きいと感じたが、城のほかにも多くの貴族が住む屋敷や、多様な分野に分かれたいくつもの研究所……剣や魔法の技術を磨き、騎士を含む様々な官職になるための知識やマナーを身に着ける学校……王国一の職人の工房が集まっているであろう都市は、国の面積がそこまで広くない場所で生まれ育った人物が見たら、ここだけで一つの国だと言われても信じてしまいそうな大きさである。


 城壁を取り囲むように広がる麦畑を進み堅牢そうな門を抜けると、おそらく冒険者や行商人向けであろう宿屋が立ち並ぶ広い道が続き、その通りを進むと様々な露店が立ち並ぶ広場で吟遊詩人の演奏をBGMに多くの人が交流していて……さらに進んでいくと劇場や競技場のような商業都市には無かった大きな娯楽施設まであり、二つ目の門を抜ければ貴族街の後に城へと辿り着く。


 行きかう人の中にはもちろん人間以外にエルフやドワーフが混ざっていて、それ以外にも商業都市アルダートンでも見かけるのは稀だった、おそらくテイムされているのであろう魔物にリードを付けて連れ歩いている人もそれなりにいるようだ。


 日が落ちれば人が少なく静かになってくるが、夜でも貴族の出入りがあったりするためか馬が道に迷わない程度には魔法を動力にした街灯で大通りが照らされるし、月が真上に来るまでは住宅街から離れた酒場で騒ぎ足りない人たちが笑いあうだろう。


「うーむ……」


 自分はそんな西洋ファンタジーな世界観にどっぷり浸かれそうな賑やかな街の……しかし明るい雰囲気とは対極にある……これは現実なのだと突き付けられるかのような場所で膝を抱えて座っていた……。


「少々やりすぎたか」


 ここはジェラード王国の王都の中心にある、豪壮な城の、地下。


 周りに見えるのは石レンガと冷たい鉄格子……窓さえないその部屋の寝床は、馬小屋の方がまだましだと思えるような不潔な藁の山だけで、用を足す場所として用意されているのはたった一つの木製バケツのみ……実に立派な牢屋である。


 見方を変えればある意味この街で一番非現実的かもしれないが、おそらく多くの日本人はこんな非現実を望まないだろう……。


 冒険者ギルドで手配された馬車の御者に自分の足で王都に入りたいと頼んで、街の入り口まで歩いて行けるくらいの距離で降ろしてもらったあと、魔法の装飾品などを外して少しボロの服に着替え、久しぶりにどこかの村の子供スタイルになったまでは良かった。


 ただ、何でもかんでも亜空間倉庫に格納する日常に慣れていたため、小さな武器や麻袋すら持たない手ぶら状態で門番に挑んでしまい、怪しまれるどころか村に帰れと門前払いされたのが失敗の始まり……。


 あれやこれやと言いくるめようとしても聞いてくれず、物を持ちすぎているため税金の額を想像すると言い出しにくかったのだが、最終手段として収納魔法が使えるということを伝えたのだが、門に設置されている収納魔法の検知魔道具が反応しないということでそれすらも信じてもらえなかった。


「仕方ない……まずは抜け道が無いかの検証か……」


 そこで実際に亜空間倉庫からアイテムを取り出して見せても良かったのかもしれないが、それはそれでまた別の面倒ごとが起きる気がしたし、どうせ入場料を払う時に払わず強行突破する検証をしようと思っていたので、自分は諦めて帰る振りをした後、何食わぬ顔で後ろに並んでいた商人の御者台に乗って通過しようとするが止められる。


 その後も貴族の馬車に続いて当然のように堂々と『ご苦労』と挨拶をして通り過ぎようとしたり、住人らしき人の荷物の中に隠れて侵入しようとしたが全て失敗し、最終的に毎日のジョギングで鍛えた足で本当に強行突破した。


「ふむ、アクションゲーム検証の続きといったところか……」


 それからはもう町中で追いかけっこの大騒ぎになってしまったが、攻めるより守る方に向いている鎧を着た門番は身軽な自分に追いつけず、途中で加わってきた街を巡回していた兵士も【実力制御】スキルでの抑制を解除した本気の逃走には敵わない。


 自分はパルクールのような動きで街を駆け抜け塀を飛び越え、細い手すりの上を軽やかに走った先で高い段差を飛び降りて前転で勢いをころし、街灯を伝って屋根の上に上がったらそこから別の屋根へと飛び移り、時には民家の窓をくぐったり階段を使わずに三角飛びで上の階に上がったりしながら、城下町の兵士を全て振り切ってとうとう二つ目の門を抜ける。


 貴族街にいた騎士は魔法も使えるようで、自分に向けておそらく拘束する魔法だろう何か光の紐のようなものを放ったり、空に光の玉を打ち上げ増援を呼び、通信の魔道具か何かで連絡を取りながら数を活かした戦術で包囲しにかかったが、それでも【身体強化】スキルでさらに俊敏に障害物を利用した逃走術を披露して逃げ切った。


 しかし、いくら身軽に駆けまわっているとはいえ自分は地面のあるところを移動しているので、空を飛ぶ魔物に乗って魔法を専門に扱う集団が出てきた辺りで危なくなってくる……何とか【体術】スキルで飛び交う魔法の弾丸を飛んで跳ねて回転して掻い潜り、城の前まで辿り着いたのだが既に連絡がいっていたのだろう……城門は閉じる寸前……。


 今思うと、おそらくその門が閉まりかけていたという出来すぎたタイミングも罠だったのだろう……その隙間に身体を滑り込ませるようにして城の内部へと侵入した自分を、剣や槍を構えた大勢の騎士が出迎え……そんな光景を冷や汗を荒らして眺めるしかなかった自分の背後で、門が重い音を響かせながら閉じた。


 厳つい顔のお兄さんたちに刃物を向けられ囲まれるという結果にはなってしまったが、それでもアクションゲームの高難易度ステージをクリアしたかのような達成感と、ゲーム進行上まだ侵入が不可能な領域でちゃんと止められる検証を終えた充実感。


 海外のゲームにはパルクール要素が入っているものも多く、一人称視点のリアル志向だったりするむしろそれがメインのものまで存在していたりするが、やはりそういったアクション性の高いゲームはステージをクリアしたときの達成感が素晴らしいな。


 全体とは言えないまでも遠回りして街の中を結構巡ってみたが行き詰まって進行不能になるような場所も無かったので、王都の第一城壁の門から城の入り口までのステージ検証としては特に問題ないだろう。


「うむ、満足した」


 自分は検証結果に満足すると、街への入場料であろう大銅貨三枚では迷惑料を考えると足りないだろうと思い、金貨三枚をポケット経由で亜空間倉庫から取り出して地面に放り、誰に言われるまでもなく膝をついて両手を頭の後ろで組んだ体勢となって無抵抗の意を示して……今に至る。


 迷惑料を払ったのがよかったのか、自分の潔い捕まり方が良かったのか、この国の犯罪者に対する対応が進んでいるのかは分からないが、元の世界の中世だったら牢屋なんて上等なものが存在しなかったり、すぐに市民権の剥奪や体刑となる可能性も捨てきれなかったところ、こうして立派な牢獄に入れられたのだから優しい対応だろう。


「それにしても、この状況はどうしたものか……」


 捕まった際、あまりオシャレとは言えない金属製のチョーカーを首につけられ、よく分からない魔道具を向けられたので、その両方を【鑑定】してみたところ、前者は〈抑制の首輪〉という魔力が放出できなくなる首飾りのようで、後者は〈収納検知器〉という収納魔法やそれに似た特性を持つ鞄などを検知するための道具のようだった。


 亜空間倉庫が収納魔法の検知に引っかからないのは門のところで知っていたのでそれまでだったが、首につけられた装飾品は非常に興味深い……魔法なんて使えないので特に意味は無いだろうと思ったのだが、これを身に着けているとスキルも殆ど使えなくなるらしい。


 【身体強化】が無くてもそれなりに動けそうだったり【人族共通語】が無くても兵士の話す言葉が分かったりするので、身体や頭で覚えた分は使えるようだが、おそらくそれ以上の……まだ使ったことのない言葉を文字で書いたりするのは難しいだろう。


 そして今までも何となくそうじゃないかとは思っていたのだが、これでスキルを使用するのにも魔力が必要だということが確定となった……同時に自分が最初から使えたステータス画面の表示から派生している【鑑定・計測】や【マップ探知】、亜空間倉庫などの機能はそれら普通のスキルとは別のくくりのようで、魔力を封印されても使えることが判明……その結果……。


「これは……仕様設計ミスだろうか……」


 亜空間倉庫を思考操作して格納してしまえば、その魔王すら一般人に変えてしまいそうな首輪は簡単に外れてしまった。その結果、自分は持っているスキルを制限なく使えるようになってしまう。


 【鑑定】によると〈抑制の首輪〉の種類によって抑える魔力量に違いがあるらしく、おそらく抑えられる以上の魔力を放出するなど、他にもいくつか抜け道があるのだとは思うが、初期スキルで解除できてしまうのは仕様設計ミスのような……いや、先ほどつけられたのはランクの低い首輪で、もしかしたら初めての牢獄行きと言う条件による救済処置かもしれない……。


 まぁとりあえずは、牢屋に入れられる際に「処分に関しては追って沙汰がある」と言われたので待っていればそのうちイベントが進むだろうし、自分がどうみても犯罪者ではなく村の子供に見えるためか少しやる気が無さそうな見張りの人もいるようなので、RPG的な正規ルート的はきっと第三王子から貰った手紙をその見張りに渡す方法なのだろう。


 しかし、ここでそれをやってしまうと、次にそんな最後の切り札があるような状態で牢屋に入れられる機会が、いつ訪れるか分からない……。


「ふむ……なるほど……よし」


「ここからは脱出ゲームの検証だな」


 自分はそう判断すると、ちゃんとした難易度になるよう〈抑制の首輪〉を装備しなおして、牢屋の中に脱出に使えそうなものが無いか探し始めた……。



 ♢ ♢ ♢



「うーむ、素の状態では制限時間内に脱出できなかったか……」


 自分はこの事件の判決が決まって呼びに来たらしい兵士に連れられ、入る前よりもいくらか散らかっている牢屋を振り返りながらそう呟く。


 おそらく今回の状態から本気で脱獄するのであれば、最初に試したように〈抑制の首輪〉を外してスキルフル活用でごり押しするか、亜空間倉庫の中に格納している道具などを使って牢屋の扉を壊すか、もっと簡単なところであれば、扉の南京錠を格納してしまうだけでもよかったかもしれない。


 しかし、自分はあくまでも牢屋にあるものだけを使って脱出できないか検証していたため、南京錠を外すところまでは成功したのが、慣れないこともあり思ったよりも時間がかかってしまっていたようで、ピッキングを成功させて開けた扉の向こう側に立っていた兵士にニッコリと微笑まれてしまった……。


 きっと木製のバケツを壊すと同時にフェイクで寝藁を撒き散らして暴れたところで既に警戒されていたのだろう。


 木のバケツを分解して板同士を繋げていた細く丈夫な木釘を取り出し、バケツ状に固定していた帯鉄を石の床に擦りつけて簡単な刃物を作り、それを使って木釘をさらに細くするところまででも時間がかかってしまい、金属ではないピッキングツールではキーシリンダーのピンを押し込む時に力を少し入れすぎただけで折れてまた細い棒の作り直しになる。


 完全に折れさせずに不味いと思ったら引き抜いたので鍵穴が詰まらなかったのは良かったのだが、そうして何本もの木製ピッキングツールを消費しているうちにいつの間にか自分の処分が決まってしまったようで、やっと扉を開けられたところでロープを手に笑顔で何かを訴える兵士に出迎えられたというわけだ。


 自分は静かに両手首を揃えて前に向けると、兵士にその手首を丁寧にロープで縛られ、今現在、何処かへと連れていかれている最中……乱暴な扱いは受けていないので重い刑罰にはならなそうだが、一体何が待ち受けているのか不明である。


 ―― コンコン ――


「例の囚人を連れてきました」


「よし、入れ」


 ―― ガチャ ――


 大人しく兵士に連れられて牢屋が立ち並ぶ城の地下をしばらく歩き、辿り着いたのは出口に近い場所に設置された面会室のような部屋……現代のそれとは異なり向こう側とこちら側の部屋を隔てているのはガラス窓ではなく鉄格子だが、この牢屋がある事だって意外だった時代にそんな部屋が用意されているのは驚きだった。


 そしてそれよりも驚いたのは……。


「あれ? お前は……」


 鉄格子を挟んだ向こう側にいた面会人と思わしき人物が見覚えのある人物だったことだ。


「ヴェルンヘル・ジェラード殿下……?」


 その誰も喜んで入ってくるとは思えない部屋の、決して王族が腰かけていいとは思えない粗末な椅子に座っているのは、ゴブリン掃討作戦で自分がスープを振舞った人物……この国の第三王子その人だった。


「おお! お前やっぱりあの時の料理人だろ! 村の子供にしか見えない小僧が街の衛兵と鬼ごっこを始めたかと思えば、兄貴の騎士団を掻い潜って城まで入ってきたって聞いて、一体どんな面白い馬鹿がいるのかと顔を見に来たら……なんだお前の事だったのか! ハッハッハ!」


「うむ……それなりに騒がせてしまったようだな」


 相手は王族と言うことで一瞬どんな態度を取るべきか迷ったが、出会った時そこまでの身分と知らずにそのまま会話しても特に本人からはお咎めが無かったことを思い出し、今回も同じように接することにした。


 自分の後ろに控えていたのであろう兵士がその言動に何か反応を示したようで金属鎧がガシャンと揺れる音がしたが、自分の正面に座り会話をしている本人がそれを静止するように手を向けると、もう一度鎧が揺れる音が聞こえて大人しくなる。


 話しやすい口調でやり取りが出来るのはありがたいことだが、向こうの部屋の入り口に立つ第三王子の部下であろう二人の騎士に関しては、自分の言動を止めるどころかこちらに目もくれず騎士同士で雑談しているのは如何なものだろうか……。


「別にいいって……いや、よくは無いか……まぁでも、特に物を壊したわけでも何かを盗んだわけでも無いし、すっぽかした街に入る税金も、騒がせた迷惑料も払ったんだろ?」


「まぁ、迷惑をかけたのは分かっているからな」


「そうそう、防衛をそれなりに突破されちまった兄貴は刑罰だなんだって騒いでるけど、俺としては反省してんなら、こんな優秀で面白いやつをどうにかしちまうのは勿体ないと思ってな……ちょっとした提案をしに来たんだ」


「……提案?」


「ああ……お前、俺の騎士団に入らないか?」


「なん……だと……?」


「いや、軽いとはいえ犯罪者に騎士の称号を与えるのは無理だから、入ったとしても雑用係の下っ端兵士ってところだが……何か功績を上げればそのまま騎士に昇格して、さらに頑張れば貴族街の家とか、もっといえば領地が手に入る可能性だって無くはない」


 これはやはりメインストーリーに繋がる大きなイベントか何かだったのか……首輪のせいで【知力強化】が出来ないこともあって、急すぎる展開に検証パターンの構築が追い付かないが、もしかしたらエンディングにまで影響を及ぼす重要な選択肢なのでは無いだろうか。


 うーむ……騎士ルートを進んでもかなり検証しがいがありそうだが……まだ冒険者ルートをFランクまでしか進めていないしな……それに相手の反応的にこれは手紙とは別件のようなので、それを見せたらまた違うルートに突入する可能性がある……。


 二週目のプレイで全く同じようにプレイして同じ選択肢が現れればいいが……ランダムイベントなどを採用したゲームだと同じ行動をしても別の展開になる可能性がある……一流のデバッガーとしてここで自分が取る選択肢は……。



「ふむ……なるほど……よし」


「お? 決まったか?」



「……とりあえず教会でお祈りさせて欲しい」



 それでセーブが出来るかは分からないが、何もしないよりはいいだろう。


▼スキル一覧

【輪廻の勇者】:不明。勇者によって効果は異なる。

【物理耐性】:物理的な悪影響を受けにくくなる

【精神耐性】:精神的な悪影響を受けにくくなる

【時間耐性】:時間による悪影響を受けにくくなる

【異常耐性】:あらゆる状態異常にかかりにくくなる

【五感強化】:五感で得られる情報の質が高まる

【知力強化】:様々な知的能力が上昇する

【身体強化】:様々な身体能力が上昇する

【成長強化】:あらゆる力が成長しやすくなる

【短剣術(基礎)】短剣系統の武器を上手く扱える

【剣術(基礎)】:剣系統の武器を上手く扱える

【大剣術(基礎)】:大剣系統の武器を上手く扱える

【戦斧術(基礎)】:戦斧系統の武器を上手く扱える

【槍術(基礎)】:槍系統の武器を上手く扱える

【短棒術(基礎)】:短棒系統の武器を上手く扱える

【棍棒術(基礎)】:棍棒系統の武器を上手く扱える

【杖術(基礎)】:杖系統の武器を上手く扱える

【戦鎚術(基礎)】:戦鎚系統の武器を上手く扱える

【鎌術(基礎)】:鎌系統の武器を上手く扱える

【体術】:自分の身体を高い技術で意のままに扱える

【弓術(基礎)】:弓系統の武器を上手く扱える

【投擲】:投擲系統の武器を高い技術で意のままに扱える

【実力制御】:自分が発揮する力を思い通りに制御できる

【薬術】:薬や毒の効果を最大限に発揮できる

【医術】:医療行為の効果を最大限に発揮できる

【家事】:家事に関わる行動の効果を最大限に発揮できる

【サバイバル】:過酷な環境で生き残る力を最大限に発揮することができる

【解体】:物を解体して無駄なく素材を獲得できる

【収穫】:作物を的確に素早く収穫することができる

【伐採】:木を的確に素早く伐採することができる

【石工】:石の加工を高い技術で行うことができる

【木工】:木の加工を高い技術で行うことができる

【調合】:複数の材料を使って高い効果の薬や毒を作成できる

【指導術】:相手の成長を促す効率の良い指導が出来る

【コンサルティング】:店や組織の成長を促す効率の良い助言ができる

【鑑定・計測】:視界に収めたもののより詳しい情報を引き出す

【マップ探知】:マップ上に自身に感知可能な情報を出す

【万能感知】:物体や魔力などの状態を詳細に感知できる

【人族共通語】:人族共通語で読み書き、会話することができる

【人族古代語】:人族古代語で読み書き、会話することができる



▼称号一覧

【連打を極めし者】

【全てを試みる者】

【世界の理を探究する者】

【動かざる者】

【躊躇いの無い者】

【非道なる者】

【常軌を逸した者】

【仲間を陥れる者】

【仲間を欺く者】

【森林を破壊する者】

【生物を恐怖させる者】


▼アイテム一覧

〈1~4人用テント×9ずつ〉〈冒険道具セット×9〉〈キャンプ道具セット×9〉

〈調理道具セット×9〉〈登山道具セット×9〉〈その他雑貨×9〉

〈着火魔道具×9〉〈方位魔針×9〉〈魔法のランタン×9〉

〈水×60,000〉〈枯れ枝×1,000〉〈小石×1,800〉〈倒木×20〉

〈パン・穀類・芋・豆・種実・果実・野菜など大量の食材×972日分〉

〈砂糖、塩、魚醤、ワイン、ビネガー、胡椒、唐辛子、山椒、生姜、胡麻、ニンニク、ナツメグ、クローブ、シナモン、クミン、コリアンダー、ウコンなど大量の調味料×942日分〉

〈獣生肉(下)×1750〉〈獣生肉(中)×870〉〈獣生肉(上)×992〉〈鶏生肉×246〉

〈獣の骨×747〉〈獣の爪×250〉〈獣の牙×250〉〈羽毛×50〉〈魔石(極小)×90〉

〈獣肉のベーコン×20日分〉〈スライムの粘液×600〉

〈棍棒×300〉〈ナイフ×1〉〈シミター×2〉〈短剣×3〉〈剣×3〉〈大剣×3〉

〈戦斧×3〉〈槍×3〉〈メイス×3〉〈杖×3〉〈戦鎚×3〉〈弓×3〉〈矢筒×3〉〈矢×0〉

〈魔法鞄×4〉〈風のブーツ×4〉〈治癒のアミュレット×4〉〈集音のイヤーカフ×4〉

〈水のブレスレット×4〉〈着替え×10〉〈ボロ皮鎧×1〉〈革鎧×1〉〈チェインメイル×1〉〈鋼の鎧×1〉〈バックラー×1〉〈鋼の盾×1〉

〈金貨×75〉〈大銀貨×7〉〈銀貨×4〉〈大銅貨×4〉〈銅貨×9〉

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