表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
26/309

第二十二話 Fランク依頼で検証 その二

 商業都市アルダートンから北に伸びる道を歩いて、王都との中間あたりに位置するウィートカーペット村。

 既に収穫作業が始まっているようで、その黄金の絨毯は少しずつ畑の土の色に変わっているようだが、その村の名に恥じぬほど耕地面積が広く、全体から見れば一割に満たないほどしか進んでいない。


「どうもこんにちは村の方、アルダートンから収穫の手伝いをしに来た冒険者なのだが」


「おお、それはそれはよく来て……ん? ああ! スープのあんちゃん!」


「スープのあんちゃん?」


「ほら、ゴブリン退治のときに俺たちに山菜と茸のスープの作り方を教えてくれただろ?」


「ふむ、確かにそんなこともあったな……」


「やっぱりそうだ! あんちゃんが手伝ってくれんのか! おーい、みんなー!」


 自分がその村に着いて第一村人に話しかけると、たまたまその人がゴブリン掃討作戦が終わった後の宴会で自分がスープの作り方を教えた人の中の一人だったようで、彼から周りの村人に、周りの村人から村中に声が広まり、ゴブリンの脅威から村を守ってくれた冒険者の一人ということもあって大歓迎された。


 中でも何人ものおばちゃんに群がられて「思っていたよりも随分若いねぇ」とか「こんな身体でゴブリンを倒したのかい?」とか「もっとしっかり食べないとダメだよ」などなど、自分が【五感強化】を使わないと聞き取れないほどの勢いで好き勝手に喋られるのは、大量のゴブリンを相手にするよりも大変な気がするのは自分だけだろうか……。


「あんたの彼氏ちょっと頼りないんじゃない?」


「え? 彼氏っすか?」


「真面目そうだけど元気さが足りないわよねー」


「あー、オースさんはそう言うんじゃないっすよ、良い人っすけどね」


「なに? じゃああんた他に好きな人がいるの?」


「それは……ちょっと……」


 どうやらグリィ殿も同じようにおばちゃん軍団に絡まれて困っているようだが、無の境地で嵐が過ぎ去るのを待つだけの自分と違って、おばちゃんのマシンガントークについていけているようである……うーむ、これがコミュニケーションスキルの差か……。


 そんなこんなで自分たちは少しだけおばちゃんたちの小休憩に付き合ってストレスを発散させてあげた後、村長の家に向かわないといけないからと断り、最初に話しかけた人に案内を頼んで依頼に来たことを村長に報告へ向かった。

 小麦の収穫をする前から少し体力を持っていかれたような気もするが、ステータス的には何の変化も無いので、おそらく【異常耐性】で防げずステータス画面にも現れない超高度な状態異常の類だろう。


「村長殿、自分はアルダートンの冒険者ギルドから依頼を受けて来た、Fランク冒険者のオースというものだ、そして隣にいるのが同じくFランク冒険者でパーティーメンバーのグリィ殿……今日と明日の二日間は自分たち二人が小麦の収穫を手伝うことになったのでよろしく頼む」


「よろしくお願いするっす!」


「ほっほ、礼儀正しくて良い冒険者さんじゃな……村人から聞いたんじゃが、ゴブリン退治の時も活躍していたそうじゃのぅ……そんな優秀な冒険者さんに手伝ってもらえるなんてありがたいわい……退屈かもしれんがよろしくお願いするよ」


「うむ、自分は単純な作業が得意なので任せて欲しい」


「私は苦手っすけど、精一杯頑張るっす!」


「ほっほっほ、正直な嬢ちゃんも元気でいいのぅ、昼と夜に焼きたてのパンをご馳走するから、それを楽しみに頑張るんじゃぞ」


「はいっす! メチャクチャ楽しみにしてるっす!」


 村長さんとそんな挨拶を交わした自分たちは、再び最初に声をかけた村人に連れられ担当する収穫区域に案内される。


 この村はどうやら各家でそれぞれ畑を所持して管理しているのではなく、国から貸し出されている畑を村長が管理して、村人全員が協力して全ての畑で農作業をするという、農奴制に近い体制をとっているようだったが、王族や貴族、村長が良識のある人物なのだろうか、元の世界のそれとは異なり農民はそれなりに満足する生活ができているようだ。

 畑を借りている分だけ納めなければならないという税もそれほど厳しくないようで、それを納めたうえでも村人全員に消費量以上の小麦が行き渡り、村を通る行商人から物々交換で生活に必要なものを色々と買い揃えられるとのこと。


 そんなちゃんと民の事を考えられる王族のいる国で過ごしているからか、村長も傲慢で利己的な人物ではなくちゃんと村全体の利益を考えられる人で、収穫の時期が来ると雨で小麦がダメになる前に一気に終わらせてしまおうと、村の管理をする費用を使って今回のように自分たちのような冒険者を雇い入れるらしい……うむ、ここは良い国のようだな。


「よし、じゃあ手順を説明しながら手本を見せるから、その通りにやってみてくれ」


「承知した」


「了解っす!」


 小麦の収穫は元の世界で学生時代に何かの授業で体験したそれと同じようで、刃がのこぎり状になった鎌で根元に近い部分を切り、切り口から十五センチほどの位置を基点に少しずつ角度をずらして三束を扇状に重ねて置き、その基点を麻紐でしっかりと固く結ぶ。



 その束を麦畑の横に設営されたテントのような雨除けに持っていき、その中に設置されたハザと呼ばれる洗濯物干しのようなところに掛けていく……この時に角度をずらして結んだ三つの束の真ん中を一本、両端を二本で前後に分けて、掛けるときにそれが交互になるようにするようにとのことだ。



「手順はこんな感じで、注意点は鋸鎌がドワーフの鍛冶師にしか作れない高価なものだから乱暴に扱って壊さないように要注意ってことくらいか……駆け足で説明しちまったが、分かったか?」


「うむ、完璧に理解した」


「きっと大丈夫っす!」


「よし、まぁ分からないことがあれば近くのやつに聞いてくれ、俺はまた向こうに戻って作業するから、二人ともがんばれよ!」


「「任された(っす)!!」」


 そうして畑の一角に置いて行かれた自分たちは、さっそく教えられたとおりに小麦の収穫に取り掛かることになった……うーむ、この作業の検証も進めたいが、複雑な作業でも無いし、とりあえず手順通りやりながら検証項目を洗い出してみるか……。


 まずは鋸鎌を使ってうまく切れないパターンの検証だな……元の世界の体験でもそうだったが、慣れるまでは力の入れ方が分からず刃が引っかかってうまく切れないのだ。


 ―― ザクッ ――


「ふむ、体験したことがあるからかステータスが高いからか、普通に切れてしまったな」


「ふんぬっ!ん~っっ!! あれ? ちょっと! これなかなか切れないんすけど!」


「……うむ、グリィ殿がやってくれたようなのでいいか……次に勢いあまって根元ではなく上の方で切ってしまうパターン……」


「ふんぬぁぁあああっ!! ……ああぁあぁーーっ!! やってしまったっす!」


「……の検証もグリィ殿がやってくれたようなので……」


「次こそぉおおお!! とりゃぁぁあああっ!!」


 ―― ズブシュッ ――


「……ふむ……自らの手を切ってしまう検証をと思ったが、まさかグリィ殿の鎌が飛んできて自分に刺さるとは……」


「うぉぉああああああ!! オースさぁぁああん!! すみませんっすぅぅうううう!!」


「いや、グリィ殿、流石だぞ、その検証項目は自分では思いつかなかっただろう……怪我をしようとして【物理耐性】を【実力制御】で抑えた隙を狙うのも中々の判断力だ」


「いや、そんな事言ってる場合じゃないっすから! 血! 血が出てるっす!!」


 うむ、失敗の方の検証はグリィ殿に任せてしまって大丈夫そうだな……そう判断すると自分は冷静にアドーレ殿の薬屋で作った治癒薬を自分の傷口に塗って治療を始める……グリィ殿は猛烈な勢いで謝りながらオロオロしていたが、自作した薬の検証も出来るなんて一石二鳥で良いではないか……自分はグリィ殿に他の人には鎌を向けないようにとだけ注意してそのまま作業を再開した。


 それからも自分はグリィ殿が小麦を束ごとに分けないで積み重ねてしまったのを三束に分けなおしたり、縛り方がめちゃくちゃな麻紐を解いて綺麗に縛りなおしたり、ハザに適当に掛けられた小麦を一束二束が交互になるように掛けなおしたりしながら、もくもくと正確に素早く小麦の収穫を進めていく。


 体で覚えるタイプらしいグリィ殿も暫くすると慣れてきた様子でミスが無くなったようなので、メモ画面を開いて書き込んだ検証項目にまだチェックしていない項目や漏れが無いかを確認したのだが、あとはタイムアタックと細かい検証を残すのみとなっていた……うむ、やはりグリィ殿をパーティーにスカウトしたのは正解だったな……。


「よし、グリィ殿、次はタイムアタックの検証をやろうではないか」


「タイムアタックの検証……? なんなんすか? それは」


「一定時間内にどれだけのポイントを稼げるか挑戦するものだな、今回でいうと小麦をより早く正確に収穫するということになる」


「おぉっ! 小麦を収穫する早さを競う勝負ってことっすね! 私も慣れて感覚がつかめてきたんで、いいっすよ!」


「ふむ……目標を決めるバランス検証のため勝負でなくても良かったんだが……まぁ対戦型のゲームになった場合の検証も同時に出来るし、その方がいいか……よし、それで行こう」


「負けないっすよ!」


 そうしてグリィ殿の提案でタイムアタックの自己ベスト検証と対戦のバランス検証を同時に行うことになり、自分たちは記録が取りやすいように中途半端に収穫された箇所を終わらせて綺麗なスタート地点を作り上げると、お互いに鋸鎌を手に持って配置につく……開始の合図は逆さにした調理鍋の上で真上に向かて石を投げ、その石が鍋を叩いた時にスタート……終わりは各々で畑を一区画持ち、その全てを収穫すれば終了とする事にした。


「グリィ殿……準備はいいか?」


「いつでもオッケーっす!!」


「よし……」


 自分は横に置いた鍋の上で、【投擲】スキルを使って天高く石を投げる……。


 【知力強化】で完璧に軌道を計算されたその石は、寸分の狂いもなく真上に飛んでいくと、重力に従ってそのまま下へ下へと落下して……。


 ―― カーンッ ――


 それが逆さになった鍋の底に当たると、辺りにゴングのような金属音を響かせた。


「うぉぉりゃぁぁあああ!!」


 慣れないことや初めてのことは苦手なのかもしれないが、元々グリィ殿は不器用なわけでも運動神経が悪いわけではない……小柄で俊敏に動けるその身体を活かして巧みな鎌捌きで小麦を次々と収穫すると、道の横に三束ずつ少しずらして重ねた状態を大量に作っていく。


 どうやら縛って持っていくのは後に回し、小麦の根元を鎌で斬る作業を先に終わらせてしまう作戦にしたようだ……それは元の世界で農家の人もやっていた最適解……グリィ殿はやはり頭も悪いわけではない……ただ覚えるというのが苦手なだけで、今必要で最適な行動を考えるというのはこうして一瞬のうちに出来ているのだ。


「ふんっ、ふんっ」


 しかし最適解で進めているのは自分も同じ……グリィ殿のように気合いを入れて叫ぶようなことはしないが、正確な情報と確かな根拠を持って黙々と作業を進めていく、そして……。


 《スキル【鎌術(基礎)】を獲得しました》

 《スキル【収穫】を獲得しました》


 自分はスキルを獲得した。


 おそらくグリィ殿もそのうち獲得するだろう、前回の戦闘訓練で【成長強化】スキルも獲得していたようなので、おそらくその辺の農民よりものみ込みが早いと思われる……しかし残念ながら元の世界での経験と知識がある自分の方が遥かに早い。

 スキルを獲得した自分は徐々にそのスピードを上げ、グリィ殿との収穫面積の差はどんどん開いていく……。


「くっ……このままじゃ追いつけないっす……こうなったら……おりゃぁっ!」


「む……!?」


 ―― ガキンッ ――


 自分はグリィ殿の方から小石が飛んでくるのを【万能感知】で察知して、【身体強化】を駆使した反射神経と獲得したばかりの【鎌術(基礎)】を使用してそれを弾いた。


 そうか……これはただのタイムアタック検証ではない、対戦のバランス検証だ。

 そして自分は最初のルール説明で、相手の妨害を禁止するとは言っていなかった……流石グリィ殿だ……自分の思いつかない部分の検証を全力でフォローしてくれる。


 当たっても怪我をしないように気遣ってか、死角を狙ってなのか、石の軌道はそのまま弾かなくても背中にコツンと当たるだけのようだったが、収穫に集中していたからこそ、集中力が乱れるそのほんの僅かな脅威に反応し、全力で対応してしまった。


 しかし、たかが一瞬気をそらされただけ……自分も同じように迎え撃ってもいいが、それよりも今のスピードでそのまま突き進んだ方が健全に勝利できるだろう。


 自分はそう思っていた……。


 ―― ガスッ ――


 しかし、次に小麦を鎌で切ろうとした時に気がつく……のこぎり状の部分の刃が欠けていて上手く切る事が出来ないと……。


「いっしっし、油断大敵っすよ!」


「むむ……」


 グリィ殿は自分が反射的に鎌で弾いてしまうことまで見越して石を自分の方へ向かって投げたというのか……確かに自分にそれだけの技術があるとはいえ、石がぶつかったくらいでは【物理耐性】で痛くもかゆくもないので、スルーしてもよかったのだ……きっとゴブリン掃討作戦で仲間を守るために感知と反射神経を使うことを癖にしていなかった以前ならそうしていただろう。

 しかし、彼女はおそらくゴブリン退治の際に見かけたであろう自分の動きを思い出し、その時の行動と重なるようなタイミングと角度で石を投げてきたのだ……全く、スライムやゴブリンと戦うのを怖がっていたとは思えない戦闘センスだ。


 だが、自分を甘く見てもらっては困る……グリィ殿の対応に満足した自分は、その場にそっと刃の欠けた鋸鎌を置いた……。


「おろ? 鎌を地面に置いちゃって、オースさんはもう降参っすかね?」


「いや、ここからが本番だ……」


 そして亜空間倉庫から二本のシミターを取り出した。


「へ……?」


 グリィ殿が困惑して手を止める中、自分は取り出したシミターを片手に一本ずつ持ち、それをクロスさせるように構えると、【剣術(基礎)】を使って勢いよく開く。

 ハサミのように重なった刃によって何束もの小麦が一度に切られ、握られていないそれはその勢いで宙に舞おうとするが……自分は【知力強化】で脳の処理を加速して【五感強化】で小麦を束ごとに見分けると、それを思考操作で亜空間倉庫に格納した……。


「……」


「……」


「なんすかそれぇ!! 反則っすよぉぉおおお!!」


「鋸鎌しか使ってはいけないとは言わなかっただろう?」


 元々この収穫方法はやろうと思っていたのだ……検証のプロである自分が、鋸鎌の破損に気をつけてくれと言われた時に、気をつけないで破損させる検証を行おうと思わないわけが無いだろう?

 であれば、鋸鎌が破損した後に他の刈り方が出来ないか検証するのも当然だ……自分は最初からこちらの方が効率がいいと思い、後で試す予定だった……それがグリィ殿の手によって早められただけだ。


 そして、それからはもう一方的な戦いだった……。


 グリィ殿も頑張って妨害しようとしていたようだが、彼女が最初に手を滑らせて自分に鎌を突き刺した時も、自ら怪我をする検証をしようと【物理耐性】を【実力制御】で抑えていなければ無傷だったのだ……収穫道具を破損させる検証も終わった今、わざわざ小石を弾く必要もなく、【収穫】【剣術(基礎)】【身体強化】などを全力で使った自分は数分で担当区画の小麦の収穫して、さっさと雨除けにハザ掛けしてきてしまう。


 そうしてタイムアタック勝負は圧倒的な差で自分が勝利したが、その勝負の中でグリィ殿も【収穫】や【鎌術(基礎)】のスキルを獲得したようで、その素人とは思えない早さで収穫する二人の勝負を見ていたらしい農家の人の闘争心にも火をつけてしまったようで、広大な農地の小麦収穫は自分たちのいる二日間で全て終わってしまった。


 鋸鎌を壊してしまったことは村長に怒られたが、自分たちの活躍で予定よりも早く収穫が終わったということで報酬の減額は免れて、冒険者ギルドで銀貨十二枚が支払われた……自分たちは二日で終わらせる気だったが、村長の考えではそれでも終わらずに追加で冒険者を雇うか、残りは村人だけでやるつもりだったらしい。


 お手伝い期間に用意された食事も、何故かスープは自分の広めた山菜と野菜のスープが流行っているらしくそれが提供されたが、一緒に出されたパンは村のかまどで焼かれた天然酵母のふかふかパンで、とても満足できる美味しいものだった……もちろん保存料などが入っていない手作りのため暫くするとカチカチのパンになってしまうが、時間経過の無い亜空間倉庫を持っている自分には関係ないので、お土産にいくつか貰って来た。


「なかなか楽しい依頼だったっすね」


「うむ、村の人も明るく優しい方ばかりで良かったな」


「焼きたてのパンも美味しかったっす」


 エネット殿に依頼の達成報告を終えて報酬を受け取った自分たちは、まだ誰も受けていなかった家事手伝い依頼を予定通り受注してから宿屋〈旅鳥の止まり木〉に帰る。


 明日は大商人が新しくこの街に購入した屋敷を使える状態にするため、その商人が一人だけ連れている見習いと一緒に、大掃除やベッドシーツの洗濯をして、ついでにその日の分だけ食事の用意もして欲しいということらしい……次の日からは新しくお手伝いさんか見習いを雇うので、引っ越し当日の一日だけ協力してもらえば大丈夫とのこと。


 どんな検証が待っているか分からないが、明日も楽しみだな。


▼スキル一覧

【輪廻の勇者】:不明。勇者によって効果は異なる。

【物理耐性】:物理的な悪影響を受けにくくなる

【精神耐性】:精神的な悪影響を受けにくくなる

【時間耐性】:時間による悪影響を受けにくくなる

【異常耐性】:あらゆる状態異常にかかりにくくなる

【五感強化】:五感で得られる情報の質が高まる

【知力強化】:様々な知的能力が上昇する

【身体強化】:様々な身体能力が上昇する

【成長強化】:あらゆる力が成長しやすくなる

【短剣術(基礎)】短剣系統の武器を上手く扱える

【剣術(基礎)】:剣系統の武器を上手く扱える

【槍術(基礎)】:槍系統の武器を上手く扱える

【短棒術(基礎)】:短棒系統の武器を上手く扱える

【棍棒術(基礎)】:棍棒系統の武器を上手く扱える

【鎌術(基礎)】:鎌系統の武器を上手く扱える <NEW!>

【体術】:自分の身体を高い技術で意のままに扱える

【投擲】:投擲系統の武器を高い技術で意のままに扱える

【実力制御】:自分が発揮する力を思い通りに制御できる

【薬術】:薬や毒の効果を最大限に発揮できる

【医術】:医療行為の効果を最大限に発揮できる

【掃除】:掃除の効果を最大限に発揮できる

【サバイバル】:過酷な環境で生き残る力を最大限に発揮することができる

【解体】:物を解体して無駄なく素材を獲得できる

【収穫】:作物を的確に素早く収穫することができる <NEW!>

【調合】:複数の材料を使って高い効果の薬や毒を作成できる

【料理】:複数の材料を使って高い効果の料理を作成できる

【指導術】:相手の成長を促す効率の良い指導が出来る

【鑑定・計測】:視界に収めたもののより詳しい情報を引き出す

【万能感知】:物体や魔力などの状態を詳細に感知できる

【人族共通語】:人族共通語で読み書き、会話することができる

【人族古代語】:人族古代語で読み書き、会話することができる


▼称号一覧

【連打を極めし者】

【全てを試みる者】

【世界の理を探究する者】

【動かざる者】

【躊躇いの無い者】

【非道なる者】

【常軌を逸した者】

【仲間を陥れる者】

【仲間を欺く者】


▼アイテム一覧

〈一人用テント×1〉〈調理道具×1〉〈食器×2〉〈布×20〉〈ロープ×7〉〈杖×1〉

〈村人の服×1〉〈盗賊の服×4〉〈麻袋×5〉〈水袋×5〉〈毛布×5〉〈松明×8〉〈火口箱×1〉

〈水×97,000〉〈枯れ枝×650〉〈小石×1,800〉〈軟石鹸×10〉〈パン×10〉

〈治癒薬×4〉〈上治癒薬×15〉〈特上治癒薬×5〉〈解毒薬×15〉〈上解毒薬×5〉

〈鎮痛薬×15〉〈風邪薬×25〉〈緩下薬×15〉〈止瀉薬×15〉〈鎮静薬×10〉

〈筋力増加薬×5〉〈精神刺激薬×5〉〈麻酔薬×5〉

〈毒薬×50〉〈猛毒薬×15〉〈劇毒薬×5〉〈麻痺毒薬×15〉

〈獣生肉(下)×1750〉〈獣生肉(中)×900〉〈獣生肉(上)×1000〉〈鶏生肉×250〉

〈生皮×550〉〈上質な生皮×197〉〈皮屑×18〉〈獣の骨×747〉

〈獣の爪×250〉〈獣の牙×250〉〈羽毛×50〉

〈魔石(極小)×90〉〈棍棒×300〉

〈ナイフ×3〉〈シミター×2〉〈ショートソード×1〉〈槍×1〉〈メイス×1〉

〈ボロ皮鎧×1〉

〈大銀貨×0〉〈銀貨×21〉〈大銅貨×5〉〈銅貨×2〉


▼残り支払予定額:グリィ

〈大銀貨×20〉


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ