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第十八話 ゴブリン掃討作戦で検証 その四


「ほう……」


「凄い景色っすね……」


 先に着いた冒険者の誰かが浮かびあげているらしい柔らかな魔法の光で全体がぼんやりと見えるその広い空間は、何かの建物の跡なのか、所々に人工物らしき石の構造物が点在していて、それなりに高い洞窟の天井はその構造物の特殊な石材や金属で作られた柱に支えられているようだったが……その中心には満天の星空を映し出す大きな穴が開いており、そこから差し込む月明かりが、あちらこちらから滝が流れている遺跡を神秘的な雰囲気に彩っていた。


 元々あったこの古代遺跡と呼べるような建物が長い年月をかけて地中に埋まり、地殻変動や流水なんかで周りに洞窟が出来たのだと思われるが、一体どんな建材で作られているのか、構造物自体はそんな自然の猛威によっても完全には崩れず殆ど形を保っていて、ここに研究熱心な考古学者などがいれば狂喜乱舞しているに違いない。


 自分としてもプロのデバッガーとして、一般ゲーマーとして、探究心が留まることを知らないこの場所で、既に他の冒険者がゴブリンの大群と乱戦を繰り広げており、周りをよく見て見るとそれぞれの横穴を経験豊かそうな冒険者が守っていて、前に出て戦っているのは比較的若い冒険者が多いように見えた……。


「よし、お前ら! 景色を堪能するのは後だ! この出口は俺とアンナが守るから、他はルノーとセイディに続いて加勢にいけ!」


「「「了解」」」


 どうやらフランツ殿も他の冒険者チームと同じ方針で進める事にしたのだろう、大斧と杖という攻めるより守る方が向いている二人で、今入って来た横穴からゴブリンが出ないように守備を固め、双剣と弓という素早く状況に対処しやすい二人と一緒に、道中で戦闘に慣れてきた自分たち下位冒険者を出してゴブリンを殲滅する事にしたらしい。


 自分もフランツ殿の指示に返事をすると、遺跡を探索したい欲求を抑え込んでルノー殿やセイディ殿の後に続いて、他の冒険者たちの加勢に向かう。


「乱戦で気を付けなきゃいけないのは味方への攻撃よ、飛び道具を使う子はもちろんだけど、近接攻撃の子も慣れないうちは既に誰かが戦ってる敵じゃなくて、他の冒険者から距離が離れているゴブリンを狙いなさい」


「「「はいっ」」」


 いつも穏やかに笑みを浮かべているが戦闘の時は真剣な顔つきをするセイディ殿にそう指示され、自分たち下位冒険者は離れているゴブリンをマークする……その誰もがここに来るまでに既にゴブリンと一対一で戦えるくらいの動き方は身に着けていた。


「そこっす!」


 ―― ザシュッ ――


 そしてそれぞれ得意な武器でゴブリンと戦闘を始める……グリィ殿ももう洞窟に入る前のビクビクした様子はなく、的確に相手の急所を捉え、鋼鉄のダガーで一突きするだけで一匹二匹とゴブリンを倒していく……フランツ殿も言っていたが、彼女はスライムでの訓練の成果があったのか、他の下位冒険者から頭一つ抜き出た実力を持っているようだ。


「ふむ」


 ―― ドゴッ ――


 そんな風に周りの様子を観察しながらも、自分は焦らず慌てず、後ろから襲い掛かるゴブリンに目を向けず……獲得したばかりの【万能感知】スキルの使い心地を検証しながら、後頭部に振り下ろされた棍棒に対して首を軽く逸らすだけで避けると、丁度いい位置にあったその顔面に裏拳をするのようにメイスを後ろに振って軽く吹き飛ばした。


 《スキル【棍棒術(基礎)】を獲得しました》


 ふむ、ここでメイスのスキルを獲得したか……。


毎日素振りをやっていてもスキルをなかなか獲得しなかったので、薄々そうではないかと思っていたが、やはり敵がいない状態での素振りよりも、実際にこうして戦闘をした方がスキルの成長率は高いようだな……。


 そして、【万能感知】は敵の位置だけでなく、攻撃がどこから来るかも感知出来て、生死を確認しなくても無事に倒せていることが感じ取れるようだ……しかも……。


 ―― ガスンッ ――


 自分が【知力強化】スキルで軌道を計算して投げた石が天井にぶつかり、跳ね返ったそれは岩の裏側に潜んでいたゴブリンの頭を的確に捉える……。


 魔力が感じ取れるならと思って目に力を集中してみたところ、岩の向こう側にいる敵の体温もサーモグラフィのように表示され、その頭の位置どころか一挙動すら正確に把握できたのだ。


 うむ……これはいい意味でも悪い意味でも検証のし甲斐があるスキルだな。


「やぁー!」


「うらぁー!」


 そんな風に一撃でゴブリンを倒していく自分やグリィ殿だけでなく、他の下位冒険者たちも頑張っており、時々背後を取られたところをルノー殿やセイディ殿に助けられたりはしているものの、なかなかいいペースでゴブリンを討伐できていた。


「俺たちも続けぇぇー!!」


 そしてまだ到着していなかった他の冒険者チームも次々に加わって時間がたつごとに人族側が増え、逆にその数を増した冒険者に倒されていくゴブリン側の数は少しずつ減っていく……。


 しかしどこから湧いてきたのか、広い遺跡の中にいたゴブリンの数は、自分たちが道中の洞窟で倒してきたゴブリンの数を考えるまでもなく作戦開始時に報告されたよりも何倍も多く、倒しても倒してもあまり減った気がしない状態が続いた……。


「うわわっ!」


「油断するなグリィ殿!」


 ―― ドフッ ――


「ひぃぃ面目ないっすオースさん、助かったっす!」


 自分も一通りの検証が終わると個人的にやりたいことはそれで無くなったのだが、慣れと疲れからか油断が生じたらしいグリィ殿の助けに入ったり、周りの熱気に押されるようにして、突撃して来たゴブリンの群れに立ち向かったりして、検証とは関係ない戦いを、周りの冒険者と一緒に汗をかきながら続けた……。


 最初はただやる事が無い手持ち無沙汰から集団の波にのまれ、彼らがどのように戦っているのかを観察しながら一緒に行動していたのだが、一見統一感の無いバラバラな装備でちぐはぐな連携の彼らの中に、何か身体の動きとは別の連帯感が見えたような気がして、自分はそれを確かめるために彼らと共にゴブリンに立ち向かっていく。


「ふんっ」


 ―― バシュッ ドカッ ――


 すっかり使い慣れたメイスを軽々と振り回し、遠くの敵には亜空間倉庫から取り出した石を投げつけて、味方の冒険者に棍棒を振り下ろそうとしていたゴブリンを次々に葬り去る。


 この謎の連帯感を確かめるまでは彼らに倒れてもらっては困る……検証のプロとしてのその気持ちは、彼らがイベントの発生源だった時のために生きていてもらわないといけない、という使命感を経て……ただ、よく分からないが、何かを必死で頑張っている彼らを失いたくない、という気持ちへと変化していった。


「はぁ……はぁ……おらぁぁあああ!!」


 ―― ザシュッ ――


 そして自分たちが到着してから一時間以上は経過しただろうか……その広い空間に響いていた騒がしい戦闘音は……冒険者の中にただの一人の死者を出すことなく、途中から乱戦に加わっていたフランツ殿の大斧による一撃を最後に、とうとう収束した……。


 どうやらゴブリンの数が思ったよりも多かったため、誰かが呼びに行ったらしいバックアップ要員の冒険者たちも参戦し、彼らが出入口を守る役を変わってくれたようだ。


「うむ……さすがに……疲れたな……」


「はい……もう動けないっす……」


 いかに【身体強化】スキルがあるとはいえ、途中からは使い始めたばかりの【万能感知】をフルに使って、何人もの冒険者を影ながら守りながら戦っていたため体力と言うよりも精神的に疲れ果てて、自分もグリィ殿の隣で大の字に寝転がって肩で息をしている。


 そしてその洞窟なんだか遺跡なんだか分からない広い空間が、Aランク冒険者やフランツ殿たち熟練冒険者によって隅から隅まで確認され……彼らがゴブリンの完全討伐を高々と宣言すると……直前まで荒い息遣いが聞こえるだけだった空間は、疲れているだろうに元気よく立ち上がった冒険者たちの上げた雄叫び似た歓声に包まれた。


「「「うぉぉおおおおお!!」」」


 遺跡の内部に残っていないのかが少し心配だったが、ぐるりと一周回ってみたところ、入り口らしき場所が見当たらず、そこは今回の掃討作戦とは別に専門家を連れて遺跡を調査する探索隊に任せるそうだ……ちなみにゴブリンの亡骸はフランツ殿がAランク冒険者に掛け合ってくれたので見える範囲は自分が全ていただいた……小遣い程度なので山分けもしなくていいらしい。


 森の中の移動から洞窟での探索、最後に遺跡らしき場所での大乱戦……戦っている時間こそ一~二時間程度だったが、気を張り詰めたまま歩き続けていた冒険者たちは、任務達成で少し回復した気力を体力の代わりに使いながら来た道を戻る。


「はぁー……早く宿屋で身体を拭きたいっす……」


「うふふ、グリィちゃん、気持ちは分かるけど帰り道も油断しちゃダメよ?」


「あ……そうっすよね、すみませんっす」


 セイディ殿の言う通り帰るまでが冒険だが、帰り道では特に何も起きることなく、自分たちは他に隠された横道などが無いかを確認しながら来た道を戻り、無事に出口で待っていた騎士団と合流して、森の中でも全員で広がって索敵しながら、朝日の昇るウィートカーペット村まで帰って行った……。



「騎士団の皆様、冒険者の方々、本当に、本当にありがとうございます……」


 ゴブリンの殲滅が報告された村人たちは大変喜び、流石にお腹いっぱいまでとは言えないものの、冒険者たちにパンや酒を少しずつ分けてくれた……まぁゴブリンが潜んでいた場所的に最初に襲撃されるのはこの村で、小麦はそのまま食べられないためゴブリンに奪い去られることは無いが、それが踏み荒らされない理由にはならないし、村の女子供が攫われる可能性もあっただろう。


 騎士団の方たちは発見された遺跡の事も含めて王都に報告しなければいけないと言って帰ったが、冒険者たちは村人たちからのその好意を受け止めると、代わりに干し肉やドライフルーツを提供して、その日は朝から飲めや歌えの盛大な宴が開かれた。


「おい坊主」


「どうしたフランツ殿?」


「ちょっと協力して欲しいんだが……」


 自分も亜空間倉庫に保存食がたくさん入っていることが知られていたフランツ殿に、金を払うからと宴のための解放を要求されたため、折角ならばとキノコや山菜も全て提供することにして、皆に好評だったスープの作り方を村人に教えると食料を使い切る。


「さっすが坊主! そういう変な礼儀はしっかり分かってんじゃねぇか!」


「うむ……まぁ知識としてはな……」


 元の世界でも仕事が終わると打ち上げなどが行われて、自分が何かを提供せずとも経費で飲み食いできていたのを思い出したが……この日の宴会は自分の買い込んだ食料が人のために全てなくなったのに……プロが作ってくれた豪華な食事などではなく、質素なパンやスープに、あまり美味しいとは思えないエールしか無いのに……何故か今まで経験したどの宴会より楽しかった気がした。


「何故だろうフランツ殿……よく分からないがこの宴会は少し楽しい気がするぞ?」


「はっはっは、なんだよ坊主、そんなの楽しいに決まってんじゃねぇか!」


「……?」


「俺たち皆が誰かのために戦って、誰かがその結果を喜んでくれてんだ! そんなの楽しくないわけが無いだろう?」


「誰かのために……自分も誰かの役に立てていただろうか?」


「はっはっは、まぁ最初はちょっと頼りなかったけどな、最後の方は結構頑張ってたんじゃねぇか?」


 確かに……最初は検証の事ばかり考えていたが、途中からはよく分からない行動欲に流されるまま、ただただ無心でメイスを振り続けていたように思う……。


「そうか、あの時の連帯感はそういう事だったのか……」


「そんな難しく考えんなって! ほらほら、坊主もスープ作りはもう村の連中に任せて飲め飲め!」


「うーむ……自分はエールなどお酒の類はあまり好きでは無いのだが……」


「いいからいいから、ほら、乾杯ー!!」


「う、うーむ……乾杯……」


 自分はフランツ殿に持たされた木製のジョッキを手に、その匂いに顔をしかめながら口をつける……。


 元の世界でもあまり自分はお酒が得意では無かった……特にこうやって上司から注がれたビールなどは、本当にただただしょうがなく飲むだけの不味い水という認識だった……。


「どうだ? うまいだろ?」


 この世界のエールの味は元の世界のビールよりも不味い……それは歴史の発展具合からして仕方ないし……ちょっとやそっとの努力じゃ覆らない事実だ……そのはずなのだが……。


「……うまい」


 何故だか、この時に飲んだエールは、元の世界で飲んだどんな飲み物よりも美味しいと思えた……。


「はっはっは、そりゃぁ良かった! 坊主が一歩大人になったってことだな!」


「ふむ……」


 大人になった……そう言うことなのだろうか?


 自分は元の世界で二十代後半だったと思うのだが、まだ大人じゃなかったのだろうか?


「オースしゃん、何をやっれるんっすかー! そんら所にいらいで、一緒に飲みましょーっす!」


「……グリィ殿、酔っぱらっているのか?」


「酔っぱらって何かいないれすよー、私はまらまら飲めるっすよー!」


「はっはっは! ほら坊主、お嬢ちゃんの方はこういう時の楽しみ方をちゃんと分かってんじゃねぇか、一緒に付いてって飲んでやんな!」


「うーむ……仕方ない、分からないことは検証するだけだ……グリィ殿、こういう時の楽しみ方とやらを自分に教えてくれるとありがたい」


「えっへへー、オースしゃんでも分かららいことがあるんすねー? ゴブリンを一撃で倒しぇるこの私になんれも任せるっすよー!」


 そうして自分は楽しそうに笑うフランツ殿や酔っぱらってご機嫌なグリィ殿に背中を押されるように連れられて、安いエールを飲まされながら他の冒険者の輪の中を歩かされると、仮眠は取っているとはいえ徹夜の限界が来た彼ら全員が眠りにつくまで、そのお祭り騒ぎに付き合わされる……。


 エールを片手に話した冒険者の中には、ピンチの所を自分に助けられたと覚えているものもいて、お酒が入っていたからか、そのお礼がなんだかくすぐったいような感じがした。



「ふむ……なるほど……よし」



「このよく分からない気持ちも検証項目に追加だな……」



 自分は【実力制御】で【異常耐性】を抑えて酔いが回った頭でそんな自分でも言っている意味が分からない言葉を呟くと、その心地よいとも思える酔いに包まれるような気持ちで目を閉じると、明日からの検証に思いをはせながら眠りについた……。


▼スキル一覧

【輪廻の勇者】:不明。勇者によって効果は異なる。

【物理耐性】:物理的な悪影響を受けにくくなる

【精神耐性】:精神的な悪影響を受けにくくなる

【時間耐性】:時間による悪影響を受けにくくなる

【異常耐性】:あらゆる状態異常にかかりにくくなる

【五感強化】:五感で得られる情報の質が高まる

【知力強化】:様々な知的能力が上昇する

【身体強化】:様々な身体能力が上昇する

【成長強化】:あらゆる力が成長しやすくなる

【短剣術(基礎)】短剣系統の武器を上手く扱える

【剣術(基礎)】:剣系統の武器を上手く扱える

【槍術(基礎)】:槍系統の武器を上手く扱える

【短棒術(基礎)】:短棒系統の武器を上手く扱える

【棍棒術(基礎)】:棍棒系統の武器を上手く扱える <NEW!>

【体術】:自分の身体を高い技術で意のままに扱える

【投擲】:投擲系統の武器を高い技術で意のままに扱える

【実力制御】:自分が発揮する力を思い通りに制御できる

【薬術】:薬や毒の効果を最大限に発揮できる

【医術】:医療行為の効果を最大限に発揮できる

【掃除】:掃除の効果を最大限に発揮できる

【サバイバル】:過酷な環境で生き残る力を最大限に発揮することができる

【調合】:複数の材料を使って高い効果の薬や毒を作成できる

【料理】:複数の材料を使って高い効果の料理を作成できる

【指導術】:相手の成長を促す効率の良い指導が出来る

【鑑定・計測】:視界に収めたもののより詳しい情報を引き出す

【万能感知】:物体や魔力などの状態を詳細に感知できる

【人族共通語】:人族共通語で読み書き、会話することができる

【人族古代語】:人族古代語で読み書き、会話することができる


▼称号一覧

【連打を極めし者】

【全てを試みる者】

【世界の理を探究する者】

【動かざる者】

【躊躇いの無い者】

【非道なる者】

【常軌を逸した者】

【仲間を陥れる者】


▼アイテム一覧

〈一人用テント×1〉〈調理道具×1〉〈食器×2〉〈布×20〉〈ロープ×7〉〈杖×1〉

〈村人の服×1〉〈盗賊の服×4〉〈麻袋×5〉〈水袋×5〉〈毛布×5〉〈松明×8〉〈火口箱×1〉

〈水×97,000〉〈枯れ枝×650〉〈小石×1,800〉

〈治癒草×12〉〈上治癒草×35〉〈毒草×100〉〈解毒草×28〉〈解熱草×49〉

〈鎮痛草×29〉〈鎮静草×20〉〈緩下草×30〉〈猛毒茸×30〉〈麻痺茸×30〉

〈幻覚茸×10〉〈止瀉根×29〉〈強壮根×29〉〈劇毒根×10〉〈抗病根×10〉

〈スライムの粘液×3,284〉

〈狼の屍×120〉〈猪の屍×120〉〈大猿の屍×120〉〈鹿の屍×100〉〈山羊の屍×100〉

〈狐の屍×80〉〈兎の屍×80〉〈ドードー鳥の屍×50〉〈グリズリーの屍×30〉

〈サーベルタイガーの屍×15〉

〈ゴブリンの屍×300〉〈棍棒×300〉

〈ナイフ×3〉〈シミター×2〉〈ショートソード×1〉〈槍×1〉〈メイス×1〉

〈ボロ皮鎧×1〉

〈大銀貨×10〉〈銀貨×9〉〈大銅貨×5〉〈銅貨×7〉

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