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第十話 Fランク昇格試験で検証 その一

 あれから自分は五日かけて、時には怒られ、時には呆れられながら、ファビオ殿の配達依頼を最後まで終わらせた。

 届け物をよく似た別のアイテムにすり替えたり、優先度が高いと言われていた配達を一番最後に行ったりしていたためか、薬屋のアドーレ殿のように配達の段階で感謝されることは稀だったが、その後の手伝いまで行ったところ大抵の人は喜んでくれた。


 ちなみに、最初に配達に伺った鍛冶屋のトルド殿も、冒険者ギルドの解体所から毛皮が届いた後に「ふんっ、これであの時の無礼はチャラにしてやる、何か欲しい武器があったら俺のところに来やがれっ」とお礼? を言いに来てくれた。


 そして明日はとうとうFランクへの昇格試験、簡単なものだから気負う必要はないと言われていたが、だからこそ、自分の目的を達成できるかどうかは一日開いた今日にどれだけ準備できるかで決まるだろう。


「……ということで、試験の内容を教えて欲しい」


「何が『ということで』だ! 教えられるわけねぇだろ!!」


「うーむ……フランツ殿でもダメか」


 つい先ほど、一番詳しいであろうミュリエル殿に聞きに行ったのだが、朝の挨拶から入ろうと口を開いた段階で「ダメです」と言われて自分は碌に言葉を交わすこともできないまま諦めることを強いられ、仕方が無いので方向転換して依頼受付の窓口へと向かうも、エネット殿の隣には何故か数秒前まで総合受付窓口にいたミュリエル殿が立っていて、ある意味では一番頼りにしていたエネット殿とも、挨拶くらいしか交わすことしかできずに終わった……。


 冒険者ギルド内では鬼でエスパーで忍者なミュリエル殿の監視が厳しすぎて無理だと判断した自分は、何かの依頼を受けたフランツ殿がギルドの外に出てきたのを見計らって声をかけ、現在、屋台で売っていたタコスをその場で仲良く食べながら話しているところだ。


 どうやら他の領地で今ブームになっているらしいそのタコスは、日本で真っ先に思い浮かべるU字型に揚げられたトルティーアに色々な具材が乗っているものではなく、本場メキシコの屋台でよく食べられているような、揚げてないトルティーアに焼いた塩味の肉を乗せてサルサソースをかけただけのものだった……ふむ、酢は酒を製造しているなら存在していても全然おかしくないが、造船技術が無いと聞いていたのにコーンや唐辛子などが栽培されているのは少し違和感があるな……これも検証項目に追加しておこう。


 と、それよりも今は試験の内容か……フランツ殿もダメなら他に誰か頼めそうな人物はいただろうか……冒険者になりたてでこの街にもそれほど知り合いが多いわけでもなく、コミュニケーションが得意な方でもない自分は、ここでダメなら知らない人にもかたっぱしから声をかける必要が出てきそうだと思いながら頭を悩ませる……。


「まぁでも、お前はたしか小さな村の出身だったよな……確かにFランク試験では一般常識的な問題しか出ないが、田舎では教えられないことも多いだろう……お前の場合は何か別の意味で一般常識から外れている気もするが……まぁ試験の傾向と対策くらいは教えてやる」


「本当か! それは助かる」


 そんな本気で悩んでいる表情をしていたせいだろうか、それとも今人気の少し高い屋台料理を奢ったのが良かったのだろうか、フランツ殿はうんうんと唸る自分を見かねたようにひとつため息を吐くとサルサソースで汚れた口を開き、Fランク試験で出題される試験に挑む前にどんなことをしたらいいのかを教えてくれた。


 要約すると「教会へ行け」……だそうだ。


 一般常識として出題されるのは、複数人のチームで依頼を達成した際に報酬を山分けする際に使われる程度の簡単な計算問題と、依頼で貴族や王族と関わることになった際の最低限のマナー、それからこの国の歴史を少々とこの世界で語り継がれている神話についてといった感じらしい。


 計算であれば日本で高校卒業までのテストを全て満点で通過する程度の知識はあるので全く問題はなく、貴族への対応に関しても何かの危機を感じたらしいフランツが特別に教えてくれた内容によれば「基本的に関わるな、だめだったら逆らうな」くらいの物だったので、コミュニケーションが苦手なりにも一応は日本社会で働いていた経験のあり、元の世界の封建制度もある程度なら分かる自分には問題ないと思われる。


 ……問題はこの世界の歴史と神話だ。


 おそらく、本来この世界の住人ならば、そちらの知識の方が常識的で、対策としては計算やマナーの部分を重点的に頭に叩き込むのだろうが、自分の場合はその逆だ……現在、この国の歴史について……ましてやこの世界の神話なんて全く分からない……。


 ただ、フランツ殿によれば、街の中央にある教会に行けば聖書や歴史書が置いてあり、それを読めば神話から古い歴史まで程度の情報が得られるらしいので、心配だったら神父様やシスターに言って読ませてもらえばいいとのこと。


 文章の言い回しなどが古くて所々どう解釈していいか分からない箇所があったりするが、そのあたりは教会にいるシスターなどに頼めば教えてくれるし、飛ばし読みでもFランク試験で出題される程度の問題なら全く問題ないらしい。

 Eランクの試験となると神様の名前や歴代の王様の名前なども出題するので、かくいうフランツ殿もその時は流石に教会に通い詰めたそうだ。


 しかし、自分は神様の名前どころか、その基本的な体系すら分からない……明日の試験で全力を出すならば、今日中に最低でも聖書を最初から最後まで一回は読破しなければならないが、言語は【人族共通語】スキルだけで滞りなく読めるのか……そしてページは一日で読み終わる程度の者なのか……うーむ、これは予想外の不安要素だ……。


「まぁ、Fランク試験ならそんなに肩肘を張らなくても大丈夫さ、気楽に当たってこい」


 フランツ殿はそう言って不安がる自分の肩を叩くと、手を振りながら今日の仕事に向かってしまったが、ひとり残された自分は少々焦りを感じていた……自分は基本的に事前準備をしっかりと整えて挑んだり、じっくりと腰を据えて取り組んだりすることは得意だが、この間のアドーレ殿を毒から救い出す緊急クエストのように、急に期限の近い重要課題が降ってくるのは苦手なのだ……なので元の世界でも、いつどんなテストが来ても大丈夫なように授業で習っていない範囲の勉強までしっかりと行っていた……。


「ふむ……なるほど……よし……」


「……明日の試験は不参加でいこう」


 こうして自分は最初の試験で、会場にすら行かないという検証を行った。




 ♢ ♢ ♢




「どういうことですかぁぁああ!!」




「だから言ったではないか、準備不足に不安を感じて日を改めることにしたのだ」


 そして翌日の夕方、早速ミュリエル殿に呼び出された自分は、鬼と化した彼女に怒られていた……いや、本当は怒られるどころか冒険者ギルドに立ち寄る気も全く無かったのだが、自分が試験をすっぽかした事を知った彼女が、フランツ殿に緊急指名依頼として自分を捕獲する依頼を発注して、それを断れずに遂行することとなったフランツ殿の手によって見事確保され、連行されてきたのだ……ちなみに報酬は大銅貨一枚(エール一杯分)らしい。


「だったら無断欠席じゃなくて私に言って試験をキャンセルすれば良かったでしょう!!」


「あ……」


「……まさか、そんな単純なことも頭から抜けてたんですか?」


「む、面目ない……試験をキャンセルするという検証項目も加えておこう」


「そうじゃないでしょう!!」


 自分はミュリエル殿の前で正座させられながらも何とか弁明し、最善の努力を尽くしてから試験に挑みたいということを分かってもらい、今回の試験で無断欠席したことは厳重注意だけで免れ、準備が整い次第、改めてもう一度だけ推薦してくれることとなった。


「すまない……恩に着る」


「はぁ、本当になんというか、慎重の度が過ぎるオースさんらしいですね……皆さん言ってると思いますがFランク試験は本当に気楽に挑んで問題ありません、ギルド職員の私が言うのも何ですが、推薦された時点で実力も人柄も一定レベルと判断されているので、試験はあくまでも形式としてやっているだけに過ぎないんです……まぁ、もちろん結果が基準値以下なら受かりませんが、簡単な問題なのでよっぽどのことが無い限りありえません」


「そうは言っても、出題範囲が分かってそれに不安があったら予習しておきたいだろう?」


「……だからオースさんにはあえてそれを伝えなかったのですが」


 そう言いながらミュリエル殿は、それをタコスひとつで教えてしまった自分の後ろに立つ人物にジト目を向けるが、そんな目を向けられたフランツ殿は仕方ないじゃないかというような表情で頭を掻く……まぁ本当に仕方のない事だろう……別に出題する問題自体を教えたわけではないし、むしろテストの範囲に不安がある後輩に先輩が予習した方が良い範囲を教えるのはどちらかというといい事だと思う。


 なのでミュリエル殿は別にフランツ殿に注意の言葉を投げかけないし、逆にフランツ殿も謝ったりしないが、互いの気持ちが分かる者同士の取引として、試験から逃げ出した自分をエール一杯で連れてくると言う形に落ち着いたのだろう。


「まぁ次の試験は全力で挑むので許して欲しい」



「・・・はぁ……


 その全力を出す方向が私の予想と違うことを願ってます……」



 そうして自分はそんな疲れた顔でため息をつくミュリエル殿に別れを告げた。


 きっと彼女の予想は正しいのだが、あえて自分がそれを肯定する必要は無いだろう……人には人それぞれの全力の出し方があるのだ、全力を尽くした結果、試験に落ちてしまうということは誰にでもありある……ただ、それを回避するために力を発揮するか、自ら突っ込むために最善の努力をするかの違いだけだ。


 そんなことを考えながら歩く自分の背後で再びミュリエル殿が溜息を吐く声を聞きながら、ついでなのでその足で依頼受付のエネット殿のところに向かう。

 昇格試験をやり直すために必要な貢献度の条件を達成しておくために、最初とまったく同じ納品依頼を受けようと思ったのだ。


「治癒草の納品を……」


「ひぇぇえぇん! ミュリエルさぁあぁぁん!!」


 そしてまだ納品する個数すら告げていないのに助っ人を求めに行ってしまった。


 うーむ、確かにまた大量に納品しようと思っていたが、自分が声をかけただけでそれを察することが出来るとは……ここの冒険者ギルドの受付は、採用項目に『エスパー所持必須』とでも書いてあるのだろうか。


 自分は勝手にそんなギルド受付のハードルの高さを想像して大変だなと同情しながら、ミュリエル殿を連れて戻って来たエネット殿に治癒草を四十個ほど手渡して、それを数え終わった後に狼の亡骸を五体ほど納品する。


「治癒草四十個と狼の素材がまるまる五体分から解体手数料を引きまして、報酬は大銀貨十枚、銀貨一枚、大銅貨八枚です」


「うむ、想定通りだな、それでいい」


「はいっ、ありがとうございました!」



 自分が今日は特に検証をしなかったからか 最初以外は笑顔のままだったエネット殿から報酬を受け取ると、財布代わりに使っている小さな麻袋の中身を検めて、今持っている全財産をざっと確認する。


 先日ドワーフ鍛冶屋のトルド殿の手伝いのために解体所で引き取ってもらった素材が、そのトルド殿にプレゼントした毛皮がどうやら一番高いらしく、それ以外の素材だけだと手数料を引いて大銀貨二枚と銀貨三枚と大銅貨七枚だった。


 そしてファビオ殿の配達依頼の達成報酬が大銀貨五枚なので、元々の所持金と合わせると大銀貨二十六枚ほどある  ……街に来てからの生活費と、他にも配達依頼で届け物をすり替えたりするために雑貨屋でいらないものを買ったりしていたので、大銀貨四枚と銀貨二枚くらい使ったと思う……。


 まぁ、実際にここ数日この街で過ごしてみたところ、一日当たり銀貨五枚あれば不自由ない生活が出来るようなので、大銀貨が二十六枚もあればひと月は仕事をしなくても余裕で生活できるだろう。


「うーむ、それにしても普通のFランク依頼より納品依頼の方が稼げるのは如何なものだろうか……」


「あはは……納品依頼でこんなに成果を上げているのはオースさんだけですよ……」


「ふむ? そうなのか?」


 自分の些細な疑問に丁寧に理由を説明してくれたエネット殿が言うには、薬草の採取はギルドに登録したばかりの新人が最初に受けがちな依頼とされていて、受注される絶対数が多いばかりか、その多くの初心者は採りつくしたら繁殖力が落ちることも分からないので加減を知らず、この辺り一帯の薬草は既に採りつくされており、野生の薬草を探すのはそれだけでかなり大変だそうだ。


 それは狼の素材も同じで、駆け出し冒険者が粗末な装備で戦いを挑めるのはスライムか狼くらいなものなので戦闘訓練としてもターゲットにされやすく、町や村の近くにある森は狂暴な動物が増えすぎて溢れないよう騎士団が定期的に間引きを行うこともあり、一度に多くの群れに遭遇するなどは滅多に起こらないらしい。


 なので定期的に消費することが分かっている騎士団などで使われる薬草はちゃんとした国の施設で栽培されたもので、冒険者たちが採ってくるものは、必ずしも必要になるわけではない街の住人や自分たち冒険者用とのことだ。


「まぁ、未開の地まで足を延ばしたり、人が普段は絶対に立ち入らないような場所……竜の休息地などにいけば大量に採取することができると思いますが……」



「竜の休息地……?」



 自分が初めて聞くその単語に首をかしげると、エネット殿は自分の無知っぷりに大変驚いた様子で、その竜がたまに訪れるという草原と森のことを説明してくれた……


 どうやら昔から「悪戯ばかりしていると竜の生贄として捧げられてしまうぞ」という脅し文句としても使われるため、この辺りに住む者なら小さな村の子供でも知っているそうだ。


 それを知らないのは流石に世間知らずでは通用しないくらい怪しまれそうだと思った自分は、「子供のころからずっと悪戯などしたことが無い真面目な少年だったので今まで聞いたことが無かったのだ」とエネット殿に説明したが、その弁明で先ほどより怪しむような視線が強くなったのは何故だろうか……。


 まぁ、それはそれとして、


 今さら判明した事実だが、自分が降り立ったのはおそらくその休息地とやらで間違いないのだろうな……その場所や風景の特徴を聞いても、採りつくされている筈の薬草が大量に手に入っている現状を考えても、最初に自分が意識を取り戻したあの広い草原と合致する……あの時に何も表示されないマップ画面の検証を後に回さなければ、おそらくその地名が表示されたのだろう。


 そして最初に遠くの空を飛んでいるのが見えたあのドラゴンがきっと、その草原を旅の合間の寝床にする竜なのだろう……こちらに向かっている途中だったのか別の場所に旅だった直後だったのかは分からないが、あの時にソレと鉢合わせ無くて運が良かったかもしれない……おそらく出会っていたら竜の検証で草原からの脱出がさらに遠のいていただろうな……。


 こうして貴重な話が聞けた自分はエネット殿に礼を言って、夕暮れの町を歩いてカロリーナ殿の経営する宿屋〈旅鳥の止まり木〉に戻り、夕食と一緒に開発者サービスで付けてくれるリンゴのゼリーをデザートに食べてから就寝。


 そして翌日、宿の娘のソニア殿に用意してもらったお湯で身体を拭いてから、フランツから試験の傾向を聞いた一昨日から通い詰めている場所……この街の教会へと出かけた。


▼スキル一覧

【輪廻の勇者】:不明。勇者によって効果は異なる。

【物理耐性】:物理的な悪影響を受けにくくなる

【精神耐性】:精神的な悪影響を受けにくくなる

【環境耐性】:環境による悪影響を受けにくくなる

【時間耐性】:時間による悪影響を受けにくくなる

【異常耐性】:あらゆる状態異常にかかりにくくなる

【五感強化】:五感で得られる情報の質が高まる

【知力強化】:様々な知的能力が上昇する

【身体強化】:様々な身体能力が上昇する

【成長強化】:あらゆる力が成長しやすくなる

【剣術(基礎)】:剣系統の武器を上手く扱える

【短棒術(基礎)】:短棒系統の武器を上手く扱える

【体術】:自分の身体を高い技術で意のままに扱える

【投擲】:投擲系統の武器を高い技術で意のままに扱える

【薬術】:薬や毒の効果を最大限に発揮できる

【医術】:医療行為の効果を最大限に発揮できる

【掃除】:掃除の効果を最大限に発揮できる

【調合】:複数の材料を使って高い効果の薬や毒を作成できる

【料理】:複数の材料を使って高い効果の料理を作成できる

【鑑定】:視界に収めたものの詳しい情報を引き出す

【気配感知】:生き物の気配を感じ取ることができる

【視線感知】:生き物の視線を感じ取ることができる

【物体感知】:探し物の場所を感じ取ることができる

【人族共通語】:人族共通語で読み書き、会話することができる


▼称号一覧

【連打を極めし者】

【全てを試みる者】

【世界の理を探究する者】

【動かざる者】

【躊躇いの無い者】

【非道なる者】

【常軌を逸した者】


▼アイテム一覧

〈水×22,000〉〈枯れ枝×990〉〈小石×1,900〉〈リンゴ×32〉

〈食用草×352〉〈治癒草×92〉〈上治癒草×35〉〈毒草×100〉〈解毒草×28〉

〈解熱草×49〉〈鎮痛草×29〉〈鎮静草×20〉〈緩下草×30〉〈食用茸×66〉

〈猛毒茸×30〉〈麻痺茸×30〉〈幻覚茸×10〉〈止瀉根×29〉〈強壮根×29〉

〈劇毒根×10〉〈抗病根×10〉〈スライムの粘液×3,000〉〈スライム草×600〉

〈狼の屍×120〉〈猪の屍×120〉〈大猿の屍×120〉〈鹿の屍×100〉〈山羊の屍×100〉

〈狐の屍×80〉〈兎の屍×80〉〈ドードー鳥の屍×50〉〈グリズリーの屍×30〉

〈サーベルタイガーの屍×15〉

〈村人の服×1〉〈盗賊の服×4〉〈麻袋×5〉〈水袋×5〉〈毛布×5〉〈松明×8〉〈火口箱×1〉

〈ロープ×7〉〈干し肉×8〉〈硬いパン×10〉〈ナイフ×3〉〈シミター×2〉

〈大銀貨×26〉〈銀貨×6〉〈大銅貨×2〉〈銅貨×7〉

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