第十話 サバイバル②
mining30になって全身aincientで固めたのにダメージ全然上がらん
現状の確認をしよう。
人間が生きる上で必要なのは衣食住、そしてこの世界では武力も含まれるというのはffw4新規勢でも知っている常識だ。
じゃあ今どれくらいそれらが揃っているのか。
衣は一週間くらいなら見て見ぬ振りができる。
食は鑑定で食べられる木の実を見つけて齧ればしばらくは困らないだろう。
住も洞窟などを見つければ良い。
ならば、今必要なのはモンスターから身を守ることができる武力である。
昔のffw4には、「児童騎士団」というギルドが存在していた。名前の通り子どもが経営している可愛らしいギルド…ではなく、一部の経営者を除いて構成者が全てNPCの子どもであるという悪い意味で児童騎士団である。この世界に労基などはないので別に違法ではないが。
もちろん当時子どもが戦闘をするメリットはかなり多かった。
ステータスさえあれば子どもも大人も同じ動きができる世界なのだから、アクセサリーや防具などにステータス強化を詰め込むだけで即戦力が作れる。
さらに子どものほうが洗脳スキルが通りやすいので組織に忠実な人間を量産できるのは強みではあった。
実際、このギルドは一回ギルド戦トーナメントで3位を記録したこともある強豪ギルドであり、その強さは自他共に認められてはいた。
但し、その子どもメンバーの補充方法が誘拐したり借金奴隷に落としたりなど本人の合意なく戦闘員にする、という非人道的な方法だという噂があったりそのギルド戦トーナメントでは子どもたちをいくらでも換えが効く道具のように扱った結果、死者4000人という莫大な死者数を記録したこともあったが。
その結果、ゲームと現実の区別がついてない輩の影響でffw4はSNS上で瞬く間に燃え上がり、この世界のルールの一つに「15歳以下の人間・亜人は武器を持つことができない」という縛りが追加されたりとffw4の環境には影響がなかったもののこのような大きい事件を引き起こしたこともある悪名高きギルドである。
何故このようなことを考えているのか?
答えは一つしかない。
「俺、まだ3歳なんだよなぁ…」
武器、持てないんだわ、これが。完全にこのことを失念していた。
これを解決するには年齢が上がるか特定の試練を乗り越えることで強引にデバフを無効化することもできるが流石にこの状況で試練に挑むのは無理。
じゃあどうするか。
本当はこんな早くにこの技を使いたくはなかったのだが、年齢を増やす必要があるなら致し方ない。
「永き長き時の円環の中に存在せしかの現象よ、冷たい止まった世界の中で其処だけは極光のように輝き温もり、動きを感じる場所よ、世界を切り取りそれらを自分のものとせん強欲を実現する物よ、今この時にすら存在しうる物よ、今我の周りに円環の輪を導き、球を作りて世界を凍らせよ—
『壊れた時計のように』」
この世界の魔法は詠唱すれば詠唱するほど消費MPが減る。
完全詠唱というものが存在しないため、その魔法のイメージと連動する単語をとにかく並べ続けることで簡単に消費MPを減らして大魔法が行使できる。ただし詠唱が長引けば長引くほど脳のリソースを圧迫する。今の脳の負荷に耐えうる量の詠唱しかしていないが、それでも頭が割れそうなほど痛いくらいの処理はしているらしい。
あまりの頭痛で意識を失う前に見た最後の光景は、きっちり魔法が発動したことがわかる白いサークルだった。
Q.え?この間「プロットが明らかに矛盾してる!」とか言って4万文字くらい消してましたよね?そんな時に毎日投稿とか殺す気ですか?
A.君はこの小説を書きたくてやっているんだ。毎日投稿くらい余裕だろ(書き溜めが2、3個しかないところを見ながら)
ということでこれから毎日投稿します。頑張る(小並感)




