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アマテラスの微笑み — 光を信じて —

作者: 逢乃 雫

光あるところに闇あり 


光まばゆければ


闇もまた深し


ツクヨミは言う



されど


闇あるところに光あり


光も 


闇も 


光から生まれた分かち難き存在


ならば


闇をも包む光を、この世界に


アマテラスは微笑む



光ある限り


闇も消えないとしても


光が生む闇は


新たな光がまた包み込む


いや、闇があるからこそ


光の眩しさ


光のあたたかさ


光の美しさ


光の尊さを


人は知ることができる


だから闇もまた 光なのだと



どんな白昼にいても


心の瞳を閉じれば


そこはいつでも闇


けれど


どんな闇夜にいても


信じる心があれば


一条の光を


感じることができる



太陽は一つしかなくても


決して孤独ではない


月は自ら輝けなくとも


闇夜に人びとを導いてくれる



あなたが輝くときは


そのまばゆい光で


皆のことを照らしてほしい


そして


もし輝くことに疲れ


夜が来たとしても


あなたを照らす


たくさんの光があることを


どうか忘れないで



その光を信じて


進む明日に


太陽は必ず、やって来るから
























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― 新着の感想 ―
[良い点] 感動して、泣いた(TT) 強い光は、より深い闇を照らすことができる。 抱くことができる。 闇を知るからこそ、人は太陽になれる。月になれる。 闇に合わせて、優しい光、あたたかい光、様々…
2022/05/28 16:15 退会済み
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