鑑定の儀
前回の続きです。
俺、マルス=エンブラムは、今日で5歳になる。
つまり鑑定の儀があるのだ。
そう!この目の前の教会でな!
中に入る。
そこはまるで別の世界のような美しさだった。
「本日はどのような御用で?」
1人の神官が言う
「鑑定の儀を行ってほしい」
父が返す
「了解しました。ではこちらへとお進みください」
そこには、水晶のようなものがあった。
「では、これから鑑定の儀を始めます。この水晶に手を置いてください」
俺は手を水晶の上に置く
そうすると水晶は空中に俺の偽装されたステータスを映し出した
=========================
アルス=エンブラム
年齢 5
才能 A
レベル 1
攻撃 - 6
防御 - 4
敏捷 - 5
精神 - 6
魔力 - 2
知能 - 8
幸運 - 10
職業 --
装備 村の子供服(全身)
スキル(一覧)
---
=========================
「才能A!?」
神官が言った
「アルス!才能Aだとよ!」
俺は
「ありがとうございます。父様」
と言った
「早速職業を決めよう、職業の変化をしたいのだが」
父はそう言って、神官に頼んだ
「もちろんです。才能Aの者の職業がどのようになるのか、楽しみですな」
まぁ実際はEXなんだがな。
俺は神官に連れられ、移動した
部屋に入ると神官が
「ここで職業をきめま...」
その時、部屋が光に包まれた。
「なっ.....これはまさか...固有職?」
神官がそういった
「どういうことですか?」
俺が尋ねると
「これは固有職というものです。人によって内容は違いますが...」
「それでその固有職とは?」
神官は部屋の真ん中にある、水晶を覗き込むと...
「これは...【魔法剣士】ですね」
まじか、転生しても同じ職業か...
「ということは魔法も剣も使えるのか?」
父が言う
「わかりません、それが固有職というものなので...」
「そうか...礼を言う」
「いえいえ」
「では父上、帰りましょう」
「あぁ、そうだな」
俺は家へと帰るのであった。
何かすみません。