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まだ就活してます。

 今年ご縁があってまたお仕事はじめました。

仕事を始めるとそちらに注意が向いてしまい家が汚れてきました。




 そんな中で息子のお嫁さんが自殺しました。

毎週末はそちらに気を取られておりました。

お嫁さんと私はほとんど年が変わらないのですが、息子がどうしても彼女と結婚したいと言い、お嫁さんも息子と一緒に過ごしたいと言うので、親が反対する年でもないしと思い結婚することになった訳です。

正直言って親と一歳しか変わらない女性と結婚するのかぁとは思いました。

でも結婚って親がどうこう言ってもしたい人とするのが一番いいのではないかと思っていますし、親が反対してもしたい人とするだろうし、何よりも自分が選んだことの結末が幸せでも不幸でも自分が責任を取ることになりますから。

 


 今年の二月でしたかお嫁さんのことで息子と娘が言い争いがありその結果息子はお嫁さんを選んで私達とは絶縁ということになりました。

親兄弟とは一生を共にすることはありませんが、配偶者とは離婚しない限りは一緒に過ごすのだからと私達は納得したわけです。

私とお嫁さんはこの15年間かで三度ほど会ったことがありますが、それだけでした。

なのでお嫁さんが何を望んで何を考えていたのかわかりませんが、なぜ自宅で自殺を選ぶのかと怒りがわきました。

残される息子のことを考えたのかと親である私は思ったわけです。

本当に辛かったと思います。


 別作にも書きましたが、家族が死んだとき残されたものを片付けるのが本当に大変です。

金銭的なことをお嫁さんがすべてやっていたので、息子にはお小遣い程度しか現金がありませんでした。

お葬式関係のお金を払うのに会社からお金を借りるしかなかったようです。

口座関係は何もわからなくて結局は弁護士を頼みました。

遺産整理と言うやつです。

故人の財産を調べて貰うのです。

着手金込みで約15万円でした。

その他の光熱費等の名義変更、クレジットカードや保険の解約、通信関係の整理とかやることはいろいろありました。

その中で、スマフォのパスワード、パソコンのパスワード全くわからないのです。

中身を見ることが怖いと言う息子の意見もありそのまま解約したのですが、後日弁護士に怖いことを言われました。

今スマフォで投資や暗号資産とかをやっていた場合資産がマイナスになったとき連絡が来ても本当がどうかわかりませんよですって。

亡くなった人の衣服を片付けるためにタンスを開けることが躊躇われます。

当然息子にやるように言ったのですが、触りたくないとのことでした。

自分の家の片付けも進まないのに、お嫁さんの分もやることができませんでした。

息子が今少しづつ片付けているようですが、突然いなくなってしまった家族の私物を片付ける捨てるなどはとても辛いことですね。


 家族が減ることは多々ありますが、病気などだったら自分自身が折り合いをつける時間を取ることができるでしょう。

自死や事故などは突然その時が来るわけです。

出来ればその時に残された家族に迷惑をかけないように、自分でできることは少しでもやっておこうと思いました。


 とりあえず息子と私はエンディングノートを作ることにしました。

パソコンのパスワード、スマフォのパスワード、使っている銀行の口座番号、保険の証書のコピーこんなものを書いてあります。

実はなろうも削除しようと思っていました。

実際他のサイトは色々解約もしくは退会手続きもしました。

なろうを去るにあたって最後に自分が今までブックマークをしていたお話を読み返していました。

その時に感想をいただきました。

自分の好き勝手に書き散らしていた作品の続きを読みたいと書いてありました。

私はその時になろうでたくさんの人に支ええられてきたんだと改めて知りました。

幾人かの方は書けなくても削除はしないでほしいと言ってくださいました。

とても心が強くなりました。



 ありがとうございました。


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