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趣味の片付けって難しい

 実益を兼ねて裁縫とか編み物とかいろいろやってました。

今回片付けの対象となったのが布と毛糸。

布はねぇ。集めるのが趣味じゃないのと言われるくらいあります。

昔は子供たちの服を作ったり孫たちの浴衣や甚平なんか作ってたんだけど、今はみんな大きくなってしまって用尺が足らないのよ。


 今年双子の未就学児と知り合いになったので浴衣を二枚お揃いで作って押し付けて来た。

他にもお子さんのいる方と知り合いになったので、甚平やらなんやらで10枚弱縫った。

これで結構消費したけれど、今度はハギレがたくさん出たのでそれを消費するために赤ちゃん用の甚平縫いました。

もう孫は産まれないだろうけれど、ひ孫に期待する。



 後は今年はマスク大量に作ったなぁ。

200枚くらい作ってあちこちに配って歩いたけど、今流行りのラムダ株とかミュー株とかは布マスクよりは不織布のマスクが有効と言うから、今は人様には配ってないです。

今年知り合った人へのお世話になったプレゼントに、娘に頼んでマスクホルダーを作ってもらいました。

結構これが評判が良かったので、さらにいくつか作ってもらって、持ち歩いています。

何かお世話になった人にお礼に渡しています。




 それから毛糸。

今せっせと編んでいます。

高齢者用のカーデ二枚と自分用にベストとカーデ後は誰が着てもいいようなポンチョみたいなベストが二枚。


今年の編み物の本に四角く編んだ二枚を横でひもで結ぶポンチョみたいなベストが有って、可愛いなぁって思ったからそれを編んでみた。

一枚はアラン模様とかでめっちゃめんどくさい編み図だったけれど、もう一枚はただのらせん模様だったのでサクサクできた。

号数の大きな編み棒でローゲージだとサクサク出来て良いね。

でも自分の好みからすれば細い編み棒で編むハイゲージの方が好きなんだけど、100目位で120段とか編むのがちょっと辛い高齢者。

自分の分だしぃとちまちま編んでます。

いつか出来上がるだろう。

毛糸がすべて処分できたら、今まで集めていた編み物用具はオクにでも出すつもりです。

もし誰かこれから編み物を始めたいので一式くださいと言ってきたらあげるけど。

たぶん誰もいないだろうなって思います。

今どきはハンドメイドって流行らないらしいし。




 それと化粧品。

化粧は好きじゃないんだけど、基礎化粧品は多いです。

これ使うと毛穴がきれいになりますとか、シミが薄くなりますとか言われちゃうとつい買いたくなる。

高齢者の手の甲のシミとか顔のシミって結構目立つからなぁ。

でもものぐさ。なのでジェルとかが多いです。


お試しで買うとか、ドラッグストアで可愛かったからとか、出かけた先で無かったからとかで買った日焼け止めやジェルなんかがたくさんあります。


 いや解っているんです。

こんなの使ったって今更きれいになるわけじゃないってことは。

でも仕事に行っている時ってどうしても最小限でも化粧って必要なんです。

一回塗りで済むファンデとか色付きのグロスとか簡単で楽なものに入り込みます。

チークとかアイシャドーとかはほとんどないです。

てか出番がない。冠婚葬祭の時のみ。

以前父親のお葬式出た時、多分泣くだろうからと防水のマスカラとアイシャドーを買いました。

35年たってもまだ残っています。

使い道ないんだよー、で捨てました。今回さすがに捨てました。



身だしなみって言われるけれど、男性は化粧なんかしてないじゃないかって思うんですけど、やむを得ない訳です。

これ一本でとか、これ一つで済むとか言われるとついつい財布を開いてしまうわけですよ。


なので自分に対する戒めとして、ラックに並べてあります。

毎日目にすることで自分を諫めています。

ついドラストでこれって思った時に思い出すように自分の部屋の入り口に並べてあります。

毎日目にすることで忘れないようにです。

多分死ぬまで何も買わなくてもいいような気がします。








 写真について。

私は昔に子育てをしていたので写真がたくさんあります。

子供三人分を考えてもアルバム(昔のアルバムは重い大きい)30冊あまりあります。

家族で撮ったものに加えて保育園から始まった集団生活の年間行事で必ず売りに出される業者の写真。

今思えば何でこんなもんまで買ってるんだっていうのあります。

一枚一枚が高価なのに、自分が少しでも写っていると買いたがる子供達。

今になって思えばその時だけなんだよねぇ。


 上二人がアルバムも写真もいらないと言えば末の子だけが、おかーさんが死んだら私が処分するからそれまで取っておいてとか言う。

なら頑張れと手付かず。

アルバムに貼っていない写真だって多数ある。

それは追々私が処分しようと思う。

台紙に貼ってあった記念写真も、台紙をはがして大きなファイルに入れなおしました。

台紙が場所を取るんだよね。

昔の子育てでは、卒園入学の時、七五三や宮参りの時、写真屋さんに行ってスタジオ写真を撮ったものです。

これが約20枚ほどありました。




いつかもっと年を取ったら捨てることができるのかしらね?







 うちに、はがきがたくさんありました。

昔は年賀はがきだとかかもめーるだとかさくらメールだとかで、日常的にはがきを出しました。

引っ越ししました。結婚しました。子供が生まれましたなどなどです。

今はもうメールの時代ですかね。

家に有った使わなかったはがきを郵便局に持ち込んで切手と交換してきました。

切手ならゆうパックとかで使えますのでね。

結構な金額になりました。


それぞれの家庭でもあるんじゃないかなぁ。



結婚以来取っておいた家計簿とか使い終わった通帳、保証書なども見直して、既に家に無いものの分まで有った、処分しています。


 自分でも何でこんなもの残してるんだろ思うようなものがたくさんあります。

一つ捨てる度に死に近づいている気がします。

でも、実家の家を片付けたときのことを思えば、私が自分の物を捨てるしかないのだと戒めます。


 今YouTube動画などで自宅や実家の片付けなどがたくさん出ています。

わかります。

あれを見て自分を鼓舞しています。



 物を持たない生活などの動画もあります。

羨ましいです。

きれいな空間、片付いた部屋憧れます。



 しかし今は自分が物を持ちすぎています。

気が付いています。

それはなぜか?


買うの楽しいからです。



それを戒めて毎日生活しています。








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