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俺のファンタジーの捜索願い

 ハッチが閉じられたのを横目に見て俺はイグニッションを回す。


 大音量の排気音が後部から聞こえてくる。

クラッチを踏みつけ、シフトを一速へ入れるとアクセルふかし気味にクラッチを繋ぐ。

ガコンという衝撃の後ゆっくりと前進を開始した。


「あんまフカすんじゃ…まぁいい。右方向、瓦礫に取り付け!」


 後方からぶへぶへと情けない音を立てなが瓦礫に近づく。

 目の前に瓦礫が迫るとおやっさんが猛烈な勢いで操作を始めた。


「ってジョイコン?わけわかんねーよファンタジーどこだよ」

「なに訳のわかんない事言ってンだ。右へ一歩前進」


 おっさん指示の元、3つのペダルとステアリングを操作する。

おっさんがガチャガチャコントローラーを動かす。

指示された方に動く。

おっさんがガチャガチャ…


 ものの数分で瓦礫は撤去されESが通れるだけの隙間が出来た。


そして瓦礫の向こう側には…

※あんまフカすんじゃ…


アクセルを踏む事をフカすと言うが、あまりアクセルを踏んだ状態でクラッチを繋ぐとクラッチ機構にダメージが入る為好きな人ほどうるさい。

1回くらいならヘーキ。


エンジン回転を上げてクラッチを繋ぐ事からエンストのリスクが下がる。

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