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今回は、話の区切りの関係で凄く短いです。すみません。
『だまれ、だまれだまれだまれだまれだまれだまれ!!!!!』
少女は黒いその体を、ぐにゃりと歪ませたかと思うと大きなドリルのような形になった。
『死ね!早く、早く死ねよ!!
死ねーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!』
ドリルは凄まじい音を立てて回転し、その先端を彼女に向けた。
轟音とともにすさまじい勢いで彼女に向けて走る。
今度こそ、死んでしまうかも。
そんな思いは
「なるほど、無様ね。最高よ。」
彼女の余裕な声で消え失せた。
彼女がその手をドリルに当てると、その先からドリルは霧散した。
ドリルはどんどんと黒い霧となり霧散していく。
最後に、何か、他の部分とは比べ物にならないくらい暗い闇の部分が残った。
『うそ!こんなのありえない!!!!なんで私ばっかり!!!!!。』
その闇の部分も、ゆっくりとだが、確実に霧となっていった。
しかし、ほかの部分と違うのは、その黒さが濃く、なかなか消えないことだ。
最終的に、全てが黒い霧になると、霧はありえない速さでどこかへと消えていった。
そして僕は、それをどこか遠い気持ちで見ながら、意識を落とした。
なんか変な話書きたいですね。
どっかで馬鹿な話を挟みたいなと思います。