表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

詩、あるいは詞

カードゲーム

作者: 志賀飛介

目の前にいる奴のことが全部分かるなんてことはない

分からないから推し量るしかない


コミュニケーションなんて結局カードゲームだろ

勝ち負けのないカードゲーム


互いに手札のカードを見せ合い

互いの手札を予想する


同じ数字で驚いたり

違う数字を楽しんだり

大きさを競ったり

泣いたり笑ったりして

だけど本当に大事な

大事な一枚だけは

誰にも見せることなく

ずっと手元に置いたまま


そしていつかいつの日かこいつにはって奴に出会えたら

一枚だけ隠したカードを見せよう


同じ数字はこそばゆい

違う数字は面白い

大きくても小さくても

認め合えれば素晴らしい

そして人生で一番

大事な瞬間が来たら

隠してたこのカードを

そっとフィールドに出すだろう


コミュニケーションなんて結局カードゲームだろ

終わることのないカードゲーム


だから分からなくて当たり前さ

失敗も含めて、所詮はカードゲームだ


なんかピコッと思いついて、それで書いたやつです。


今日はもう一作、小説の方を投稿できるかも。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ