「力」とは何か
※本作は東方プロジェクトの二次創作です、独自シナリオ、キャラ崩壊などなどありますのでご了承ください、あと初投稿なのでかなり下手くそですが暖かい目で見てくれると嬉しいです
1章「結界のゆるみ」
〜それはいつもと変わらない博麗神社での出来事〜
霊夢「はぁ…やっぱ暇ね〜、平和なのはいい事だけど、こうなにも起こらないとつまんないわ」
魔理「まったくだぜ…あ、お茶くれ」
霊「人の家に勝手に上がり込んでおいてお茶の催促までしないの!たく…」
魔「まあまあそう言わずに」
紫「あら、お暇?ならいいニュースと悪いニュースがあるのだけど」
霊「いきなり現れるんじゃないの、でそのニュースって?」
紫「まずいいニュースは暇つぶしが出来るということ、悪いニュースはその暇つぶしはいつもの異変解決より疲れるという事よ」
魔「?異変なら私達が気が付かない訳ないし…何が起こったんだぜ?」
紫「そうねぇ…簡単に説明すると、大結界にゆるみが生じたのよ」
霊夢「…あっちの人間が迷い込んだの?」
紫「それはないわ、すぐに確かめて直したもの…ただ…」
魔「ただ?なんだぜ?」
紫「かなり昔ね、そう幻想郷が出来て100年も立ってない頃に1人の人間が迷い込んだのよ」
霊「…その人間と今の話と何か関係あるの?…そもそも死んでるでしょ、妹紅じゃあるまいし」
紫「いいから黙って聞きなさい…でその人間もただの人間じゃないのよ、龍族の血が流れている人間なのよ…ほんの十分の一程度しか流れてないとも言ってたわね」
魔「龍族ぅ?そんなもの実在するのか?幻想郷でも見たことないぜ!?」
紫「私も最初は信じてなかったの…でも彼と勝負した時に実感したのよ、これは確かに龍族の血が流れているって、しかも龍族の血が流れているせいかほぼ不老不死に近い状態だとも言っていたわ…それも事実だった、でも彼は自分がどれだけの力の持ち主か理解していて、あまり使わないようにしてたのよ…問題は…」
霊「ちょっと待て、話を整理させて、まず彼って言うからには男なのよね?でほぼ不老不死で、紫以上に強く、あまり力も使わないて事でいいのよね」
紫「そうね、私以上強いってところがしゃくにさわるけど」
魔「てことはなんだぁ?暴走でもしたのかぁ?」
紫「いいえ、ただほんの些細な事で彼と大喧嘩したのよ」
霊&魔「は?(#^ω^)」
紫「いや、そんな怖い顔しないの…で彼のいる場所と今の幻想郷を結界で遮っちゃったのよ!2人で決めて」
魔「おいおいまさか…その暇つぶしって」
紫「それでついさっき結界にゆるみが出た時に繋がっちゃったのよ、だから〜
霊「断固拒否します」
紫「ちょっと!まだ何も言ってないでしょ!」
魔「いや、今の流れなら誰でも分かる、もう1度結界で遮れって奴だ」
紫「そうなのよ〜お願〜い私1人じゃ到底できないの〜手伝って〜」
霊「だからやらないって言ってるでしょ!それにその人も今更あんたに顔合わせたく無いと思うわよ…だから合わないようにすればいいだけの話よ!帰ってちょうだい!忙しいんだから!」
紫「なによ!暇って言ってたじゃない!意地悪!」
魔「あぁこいつ腹立つ〜ほんと腹立つわ〜」
霊「魔理沙、こいつ外に出すわよ」魔「同意見だぜ」
紫「うわ〜ん霊夢と魔理沙がいじめる〜、助けて藍ねぇちゃま〜(´・ω・`)」
藍「これは紫様の問題です、ちゃんと自分で責任取ってください、それに珍しく私も今回はこの2人と同意見です」
紫「みんながいじめる〜助けて〜(´;ω;`)」
…この日紫の泣き声が幻想郷中にこだまし、騒音問題や幽霊問題、新聞の記事になったりしたのだが、それはまた別の話…
※第二章に続く…?