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アマルの傷  作者: BIBI
10/19

リーサ将軍 NO.10

ライアン・リーサ将軍 

リーサ伯爵でありアマル嬢の父君だ。

僕は今、リーサ将軍の執務室に来ている。


「リーサ将軍、お忙しいところ、時間をとってくださって、ありがとうございます」


「殿下との時間でしたら歓迎します」


「ありがとうございます。どうしてもお話ししたいことがあります」


「改まってどの様な話でしょう?」


「アマル嬢のことです」


「アマル? アマルが何かしたのでしょうか?」


「私は幼少の頃に、将軍の領地へ滞在しました。その事を思い出しました。アマル嬢に傷を負わせたことも思い出しました。

大変申し訳なかった。その傷が今も大きく残ってることも知りました。それでも、出来ればアマル嬢と婚姻を結びたいと思ってます。もちろん、今はアマル嬢には、その様な気持ちが無いことも分かってます。それでも、将軍にはこの気持ちを伝えたいと思いました。もちろん、陛下にも伝えてあります。陛下からも強要はしないように言われてます」


「フランソワ殿下、お気持ちはありがたいのですが、私は娘の意思を尊重したいと思っております。それに殿下は娘の傷をご覧になったことは無いでしょう? 同情だけでは、きっと後悔する日が来ます」


「私がアマル嬢に好意を寄せたのは、記憶が戻る前からです。アマル嬢を知ってから、私自身、努力することも、人を慮る事も知りました。それに、同情では決してありません。どうか見守ってください」


「殿下のお気持ち、ありがとうございます。親として大変ありがたい事です。娘の気持ちを尊重してください。よろしくお願いします」


僕は尚一層、精進しようと学業にも執務にも努めた。

それでも、卒業まじかになると、公務で登校が難しくなった。

何としても、卒業パーティーでアマルをエスコートしたいと思っていた。



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― 新着の感想 ―
アマルの心はどこにあるのかとても気になります。 フランソワ殿下は彼なりに努力をしているけれど、アマルの傷は深い、 頑張れフランソワ!
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