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地球防衛作戦

作者: はやまなつお


ソウ「やあ、どうも、どうもと兄弟!」


A「どうもと・・・は胴元、ギャンブルは日本は法律違反で全面禁止なのに

いろいろ国が仕切ってるのはおかしい、近づかない方が良い、パチンコ競輪競馬宝くじ全部。


ヤクザの資金源になってるのでは?

少年マンガでギャンブルゲーム主題にしてるのってまずいんじゃ?」


ソウ「ジィスストリートそのとおり!ギャンブルは中毒性があるから危険だね~」


A「遊びはお金をかけずに行わないと。お金が絡むと人間関係が壊れる」


ソウ「まったくねえ、それはともかく」


A「例のアレですか?」


ソウ「そう、第3局の挑戦」


私は50代の男。

ソウというのは創造主を名乗る、見えないゴースト。


A「いつもながら突然ですねえ。こっちにも都合があるのに」


ソウ「君が暇な時間を見計らってるけど~。それじゃあ!何をゆうたい離脱!」



2 危機


衛星軌道上に幽体離脱状態で転移。


眼下に地球の半円を見ると、こういう場合のアニメのセリフが浮かぶ。


A「地球か。何もかも懐かしい・・・ガミラスが滅んだ今は放射能除去装置

コスモクリーナーを使って・・・地球を元の青い世界に戻すのを邪魔する者はいない・・・


後は頼むぞ古代・・・ガクッ・・・

って、あれ?来てる!遊星爆弾来てる、何でっ!?」


ソウ「もうスタートしてるので。早く対応しないと」


A「えーと、神の視力で見て・・・小惑星が地球に衝突コース、あと・・・」


ソウ「3分ぐらいでぶつかる」


A「大型トラックを爆薬積んで突入させるような事ですか。

またしても地上げ屋っぽいことを。

それにしてもダイレクトアタックは禁止なのでは?」


ソウ「今は急いだほうが」


A「敵が有利すぎるんじゃ・・・いや、今は。

 小惑星を操作してるのは・・・重力怪獣グラビドン!

 第1局と2局の強力怪獣を使ってる。こっちの怪獣も!」


小惑星の後ろにまとまって10体全部が、付いて来ている。

今回は分散させずに、戦力を1箇所にまとめる作戦らしい。


重力怪獣グラビドンを先頭に、クマムシ怪獣クマーガ、透明化怪獣ガメレオン、

ナマケモノ怪獣ダラケルダス、異次元怪獣テレポルドン、


無敵超獣パーフェクドン、吸血鬼怪獣キューゲラー、

格闘戦のブルーキングとオレンジキング、

そして怪獣サイズのモクセイガー、つまり火龍タイプの10体。



3 戦闘


「ええと、だったら・・・考え込んでる時間は無い、

 まずは衝突回避をしないと。こうして・・・スタート!」


10体配置して実体化させる。

太陽方向からビーム砲撃が5発、発射される。


そしてビームは、急接近する小惑星、を狙わずに、その周辺方向の後ろへ。

そこで反射、5発のビームは、小惑星の後ろに位置する怪獣たちへ。


グラビドン、クマーガ、ガメレオン、ダラケルダス、テレポルドンに着激、破壊!


これで小惑星への重力コントロール、グラビドンの影響が無くなる。

太陽方向からの第2射、5つのビームが小惑星の側面に集中、爆発、軌道を変える。


地球の表面を削りながらも、直撃は回避され、地球を残して飛び去っていく。


第3射、地球近辺の宇宙。残り5体のうち3体はビームで消滅!

しかし無敵超獣パーフェクドン、吸血鬼怪獣キューゲラーは俊敏に反応、ビームを避けた!


後方で2つのビームが反射、パーフェクドン、キューゲラーを捕捉、2体も破壊!




A「ふう。何とかなった!」


アメーバ光電池怪獣ドビーガー5体を太陽の近くに配置、ビーム攻撃。

それをバリア怪獣レギオス5体で、ビームを反射、角度を変えて攻撃した。


つまり反射衛星砲作戦!


重力怪獣グラビドンとテレポート怪獣テレポルドンを先に仕留める。

迷彩になったら面倒なガメレオンも。


ソウ「これは、怪獣バトルじゃなくなってるんだけど」


A「でもビーム攻撃してきたのは第2局の敵からでしょう」


ソウ「確かに。有効ということで。そちらの勝利・・・」


こちらの怪獣たちが存在を解かれて光に還っていく。



元の部屋へ意識が戻る。

A「今回は宇宙でのバトルだったし。被害がなくて良かった」


ソウ「いや、えーと、ちょっと海が傾いたとか、重力異常があるとか、

でも地球は無事ってことで。

それじゃこれでシーユーアゲイン~は楳図かずおのマンガ~」


ニュースで。地球の片一方に海が偏って海面上昇、半分では海面が下がり、陸地が増えた。

さっそく土地を巡って争いが起きたが、1週間もすれば元に戻った。



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