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プロローグ 71年前の大事件

学生小説及び処女作の為色々おかしい所が有りますがご了承ください


 今…旧西暦2107年新暦50年…から71年前、極東の彼の国日本国が消えた。

 その後、地球に残された国々は戦争を始め地上の40パーセント以上が核で汚染された。

 そして旧西暦2099年1月1日午前0時00分00秒

人工衛星との一切の通信が断たれた。

そして、その時に消失したはずの日本と接触。

国交を再締結した。

 それ以降に起こった国際紛争は第一次接触戦争と後世呼ばれる事となった、と言うのが元地球人、いや、この世界の人間であれば誰もが知っている事だろう。

 自己紹介が遅れたが私はキイチ・オーランド・ハタキ、第一次接触戦争後生まれのジャーナリストだ。日系3世でもある。

 今回は日本国消失及び第一次接触戦争に大きく関わっているとされる、とある組織(新世界連合はローイガルムと呼称・識別していた)に所属していた八重島鷹、田中修、白波瀬忠一 の3名について調べる事になった。

 だが、自分は何も知らないのではないか?そう思い手始めに彼の生まれ故郷である日本国に飛んだ。すべてを知るために。

 ♢

新暦50年1月19日南紀国際空港 第一ターミナル

 そこに一人の男が居た。髪は灰色の平凡な男だった。この男こそキイチである。

彼は初めに八重島鷹について調べる事にしたのだ。

 私が初めに向かったのは、ある古民家だった。そこに八重島鷹の関係者が居るらしい。

家のインターホンを押す。そして家の中から出てきたのは、まだ若い男だった。黒髪は青みがかった物で。その眼は鳶色だが翡翠色の筋が見える。

「あたが、キイチさんですね。」彼はこう問いかける。私は「はい。」と答えた。彼は家に入ってくださいと言い、応接室に連れて行かれた。

 彼の方から自己紹介をしてくれた。

八重(やえ)(しま)義嗣(よしつぐ )

私が追っている八重島鷹の息子だと言う。

彼は私の質問に答えてくれた。

「八重島鷹と言う人物について、分かっている事を教えてください。それから、地球で最後に目撃されたのはどこなのかも。」

そして彼は語り始めた。八重島鷹という男の謎を。

 八重島鷹について分かっている事は少ない。

彼が旧西暦2035年1月ごろに失踪した事と、それ以降に彼の存在自体があやふやな物となっているためだ。

 また、ある軍事評論家はサガミタモン(これ以降はサガミと表記する)と言う人物が八重島鷹と同一人物の可能性を指摘して居るが真相は定かではない。

 しかし、サガミと言う人物と八重島鷹には奇妙な点がある。

1サガミの初めて確認された年が八重島鷹の失踪した年と同じである。(月日も同じ)

2ある都市で八重島鷹と似た人物が目撃されていた、なおその人物はサガミの名を名乗った。それはサガミの異世界で初めて確認された数ヵ月後の出来事である。

真相はやはり誰かが明らかにしなければならないのだ。

そして青年は語りだす。自らの父親の話を。そして、全てが明らかになる。


これは、壮大な物語。ある世界線の歴史である。


2021/10/26加筆、再編。

2022/1/1 添削(人名の変更)

2022/4/3 全体の修正

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