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初めての夜勤 レポ

作者: 神無桂花

 神無桂花は大学を卒業し、今はとある薬品会社の工場に勤務しています。

 昨日から今日にかけて初めて夜勤しました。ちなみに僕は、朝早くも夜遅くも駄目なタイプの人間ですが、まぁ、頑張って昼に寝て、夕方に起きて出勤しました。

 十九時から四時の勤務です。二十四時頃までは普通に働いてました。これ、いけんじゃね。何て思っていましたが、まぁ、甘かったですね、はい。

 人間、プログラムされた生活習慣には抗えないのでしょう。二時ごろ、研修期間扱いだった先月まですんなりできたこと。ポンプをはめる作業に、結構手こずりました。

 三時ごろ、勤務終了の一時間前ですね、あたりから、頭がぐらぐらして、胃がぐるぐるし始めました。

 外は、青臭くて、少し寒かったです。工場の駐車場は、それなりに車が停まっていて、ヤバいですね、なんて思わず呟きました。

 夜勤明け後、一時間で書き上げたレポです。夜勤明けの凡人の脳みそでは、夜勤ってヤバいわ。頭おかしいわ。と。しかしながら夜勤が無ければこの社会は成り立たないという諦観と、これまで学生時代の僕の生活を、そしてこれから何年生きるかわからないけど、これからの僕らの生活を支えてくれる夜勤者の皆様への畏敬の念が込み上げましたと。

 少なくとも眠気が殆どを占めている僕の頭には、この社会を変えるシステムなんて浮かぶはずもなく、とりあえず今週、夜勤の週をどう乗り切ろうか、転職してしまおうか、とりあえず健康保険探すか、という考えしか浮かばないのです。

 おやすみ。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 本当に夜勤明けの感じがあって生々しい [一言] お疲れ様です。 夜勤手当、しっかり貰って頑張ってください
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