chapter2 部屋への紹介
会社のメンバーと話し合っていると、メイドの一人が軽く頭を下げ、話しかけてきた。
「みなさま、お待たせしました。これから、皆さまが暮らしていただくお部屋へご案内いたします」
メイドは先導するように歩き出し、召喚された場所から30分ほど歩いた先で立ち止まった。扉には『蓮華の間』と書かれている。
中に入ると、想像以上に広々としていた。中央には大きなテーブルが置かれたリビングがあり、壁際には色とりどりのソファが並ぶ。奥には複数のベッドが整然と並ぶ寝室があり、隣には清潔感あふれるシャワールームもある。全部で20人ほどが暮らせる広さだという。
「共同生活となりますので、皆さまで協力して快適にお過ごしください」
メイドがそう告げると、会社のメンバーは自然と笑みを浮かべた。一人ひとりが部屋を見回し、荷物の置き場所やベッドの位置を確認している。
ぼくも少し離れたところから眺め、胸にわずかな安心感を覚えた。
「なるほど……これなら、少し長く住むことになっても大丈夫そうだな」
そう呟くと、自然に笑みがこぼれた。
読んでくれた方ありがとうございます
誤字、脱字などの不自然な文章があれば、指摘お願いします
他の作品も読んでくれたら、嬉しいです
面白いと感じたら、評価やブックマークお願いします




