chapter1 同僚たちの戸惑い
神官服の女性の話が終わり、ぼくは会社のメンバーがいた場所に戻った。みんなも、戻ってきていた。
「お?速水くんも戻ってきたか」
部長が最初に口を開いた。
「颯哉くん、おかえりなさい」
白銀さんが迎えてくれた。
「速水さん、あの女性の話、どう思いますか?」
その他の同僚たちも口々に問いかけてくる。
「本当なのかしらね…」
「不可解な点はあるけど、証明する方法がないね」
「いきなり戦う力とか魔法が使えるとか言われても…」
「信用できるか怪しいよ」
「気前よすぎない?」
みんな、それぞれの考えを口にしていた。
「お待たせしました。
みなさんは、どんな感じでした?」
ぼくは、気になって聞いてみた。
「能力とか魔法とか言われても、わかんねぇーよ」
犀田さんが開口一番に言葉を漏らす。
「魔法は便利そうですが、使い方がわかりませんしね」
「扱えたら…最高なんだけどね…」
「魔法など非現実的です。使えるなんて信じられません」
「私も、魔法と言われても…わからないな。
速水くんはどうだい?どんなものなのか、使い方とか知ってるかい?」
「颯哉くん、知ってたら…私にも教えてほしい!!」
熊沢さん、鷹橋さん、海蛇田さん、部長、白銀さんが犀田さんに続いてそう言ってきた。
「まず、猫島先輩、あの神官服の言葉について…ですが、信用するのは時期尚早かと思います。
情報を集めないと、なんとも言えませんね。
それから、部長と白銀さんの質問なんですが…魔法の使い方は知ってます。
近所にいた男の子が魔法を使う世界の小説を持っていて、貸してくれることがありましたから。
事実かどうかは、魔力があるこの世界で、確かめていくしかないですね」
ぼくは、そう答えるのであった。
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