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迷宮に囚われた男  作者: 火川蓮
第四章

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chapter31 未来を見据えて

食事会を終えたぼくたちは、割り当てられた部屋へ戻っていた。

それにしても、妙な雰囲気だった。


この国にいれば、ぼくたちもいずれ――あの人たちと同じ運命を辿るかもしれない。

“解呪”できたとはいえ、魔法を使える人が餌食になれば、意味をなさない。

ひとりで考え込んでも仕方がない。


ぼくは──意を決して、みんなに聞くことにした。


「さっきの食事会、みなさんはどう思いました?」


その言葉に、みんなが反応する。


「異様な雰囲気してたわね」


「周りの人たちに、不自然な人がいましたね」


「異世界に来てはしゃいでるやつもいたけど、それとはまた別な感じがしたな…」


「あの騎士らしき男に応えたようにも見えたな」


熊沢さん、鳥沢さん、犀田さん、カラスバさんがそれぞれ感想を述べた。


「はやみんは、どう思ったの?」


「なにか気になることでもあるの? 颯哉くん」


サギジマさんと白銀さんが聞いてくる。


「ぼくは、この国に居座るのは危険だと思ってね」


「危険?」


「どういうことだ、速水くん」


コンドウさんと部長が問いかけてきた。

ぼくは、自分の考えをみんなに伝える。


「つまり、君は――この国が怪しいと思っているのか」


「考えすぎじゃないか?」


鷹橋さんと犀田さんが答えた。


「ええ。魔王の話にしても、先ほどの食事会にしても、この国を信用するのは時期尚早です。


後手に回れば、取り返しのつかないことになるかもしれません。

みなさんも気をつけてください。

ぼくは隙を見て、この国から逃げ出すつもりです」


ぼくの言葉に、みんなは驚いた表情を浮かべた。


「みなさんも、“これからどうするか”考えておいてください。

火の粉が降りかかる前に、払っておかないと。後悔するのは自分ですから」


そう言って、ぼくはみんなとの話し合いを終えた。

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