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迷宮に囚われた男  作者: 火川蓮
第二章 

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chapter16 魔法の属性 その3

魔法の階級の話を終え、ぼくは本題に戻ることにした。


「さて――属性魔法の話に戻りますよ」


そう言うと、みんなが一斉に頷いた。

集中してくれているのがわかる。


次は、六つ目の属性だ。


「6種類目は、氷属性魔法です。

氷魔法と呼ばれていて、魔力で氷を作り出し、それを操る魔法になります。

生活面でも役に立ちますし、殺傷能力も高いので――扱うときは注意が必要ですね」


階級の説明のときにも少し触れたし、このくらいで十分だろう。

……あ、そうだ。


「補足としてですが――氷魔法は、“複合魔法”に分類されます」


その言葉に、ざわめきが起こった。


「複合……魔法?」


「最初に言ってたやつだな」


カザクラさんとカラスバさんが同時に声を上げる。


「はい。

複合魔法とは、“二つ以上の属性”を同時に使って発動させる魔法のことです」


「二つ以上の魔法を、同時に!?」


「なんか……むずかしそうじゃん」


エンダガワさんとサギジマさんが、驚いたように言葉を重ねた。


ぼくは頷いて続ける。


「氷魔法の場合は、水属性と風属性を同時に発動させることで、氷を生み出しているんです」


説明を終え、ひと呼吸おいた。


「――これが、氷属性魔法の仕組みです」


そう言って、ひと呼吸終えた。


さて、七属性目に行こう。


「7種類目は、かみなり属性魔法になります。

雷魔法と呼ばれていて、電気で攻撃すると言った方がわかりやすいかもしれません。

熟練度が低いうちはたいした威力はありませんが、鍛えれば基本魔法の中でも“別格”の攻撃力を持つとされています」


「攻撃魔法の中では別格?」


「どういう意味?」


コンドウさんとヒョウヤがそう聞いてきた。


「“雷の速度”で攻撃されて、避けられる自信がありますか?」


ぼくがそう言うと、みんな黙り込んだ。


「ちなみに、雷魔法は風魔法の派生魔法です」


それを聞いても、反応はなし。

よく見ると、みんな青ざめていた。


……なるほど、雷の速さを想像したんだろうな。

音より速いものなんて、人間が敵うわけがない。

では、八属性目に行きますかね。


ぼくは〖パン!!〗と手を叩いて合図した。


次は植物魔法。階級の話のときにも触れたけど――どう説明するか考えていると、白銀さんが声をかけてきた。


「颯哉くん、どうしたの?」


「8種類目の植物魔法についてですが――」


ぼくは白銀さんの声に反応する。

その後、言葉を整えてから説明を始めた。


「先ほどの階級の話にも出ましたが、植物魔法は植物を操るだけでなく、

植物の成長や再生、対象への状態異常付与、対象の回復、さらには植物で森を創ることすらできるとされています」


「万能なんだね」


猫島みょうじまさんが感心したように言う。


「扱うの、難しそう…」


巳島みしまさんも続けた。

まあ、その通りだ。ぼくがラノベで得た知識で話してるくらいだから、実際に使うとなればなおさらだろう。


「はい。

植物魔法は“万能型”ではありますが、使用できる能力も限られており、使い手も少ないようです」


ぼくはそう説明した。

ラノベでも、攻撃力が乏しいせいで“地味”だとか“役立たず”と言われていた。

でも、追放されたその使い手を失ったパーティは、あっという間に瓦解していた。

――結局、かなめだったんだろうな。


ぼくがそう言うと、みんなは納得したように頷いた。


次は九属性目だ。


「9種類目は、毒属性魔法になります。

毒魔法は、その名の通り――“毒を扱う魔法”です。

危険すぎる性質のため、使い手はほとんど存在しません。

攻撃魔法は少なく、防御魔法もほぼ皆無。

支援や妨害に特化した魔法なので……見た目以上に地味なんでしょうね」


ぼくは簡単に解説を終えた。

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