あの夏の日、私は確かに恋をした
夏の祭礼の終盤、私は婚約者である王子のエーリスに婚約破棄を言い渡されて、私が"精霊の愛し子"であることも「嘘だ」と断じられた。
何も言えないまま、私は国に送り返されることになり、馬車に乗ろうとした時だった。
「見つけた、カリサ」
どこかで見たことがあるような気がする男性に、私は攫われたのだった。
***全四話。四話だけ視点が変わります。一話当たりの文字数は多めです。短編で投稿する予定が、思ったより長くなってしまったため、分けています。設定は深く考えていませんので、サラッとお読み頂けると嬉しいです。
アルファポリス様にも投稿しています。
何も言えないまま、私は国に送り返されることになり、馬車に乗ろうとした時だった。
「見つけた、カリサ」
どこかで見たことがあるような気がする男性に、私は攫われたのだった。
***全四話。四話だけ視点が変わります。一話当たりの文字数は多めです。短編で投稿する予定が、思ったより長くなってしまったため、分けています。設定は深く考えていませんので、サラッとお読み頂けると嬉しいです。
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1.始まりと出会い
2024/07/30 15:24
2.二週間後
2024/07/31 11:44
(改)
3.再会と旅立ち
2024/08/01 12:53
4.エーリス、そして歩んだ先に
2024/08/02 12:00