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皆で仲良しアイドル!異種族アイドル同好会!  作者: フクキタル
第5章「夢と茸」
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第291話

今回は少し濃厚な愛情表現が含まれていますのでご閲覧の際、ご参考ください!


いつもありがとうございます!

二人の思い出が残っている森の中のツリーハウス。

「ラブハウス」と名付けたあそこには二人だけの思い出がたくさん残っていて今もこの胸に生きています。

目を閉じたら今もあの頃の記憶が蘇ってきてもうこんなにも懐かしい気分になってしまいます。


「ゆりちゃん!今日は何が食べたい?」


二人で夕食の準備をした台所。


「ゆりちゃん!一緒にゲームしない?」


二人で遊んだゲーム。


「ゆりちゃん!この写真、こっちの部屋に飾ったらどうかな?」


二人で飾り付けた思い出の一面の壁。


そして


「えへへ~ゆりちゃんと一緒に寝るの私好き。」


一晩中一緒に愛を語り合ったベッド。


その全てが何も変わったこともなく今もこんなに残っていて胸がいっぱいになる気分です。


でもその時の自分には分かりませんでした。


まさか自分がその思い出の家で


「イク…!♥またイキます…!♥みもりちゃん…!♥」


しかも愛するみもりちゃんの前で()()()なんかをさせられてしまうとは…

あの頃の自分には思いもよらない想像すらしたこともないことだった故、最初は少し戸惑ったりもしましたが


「さ…最高…♥」


その時、私は確実に真の歓喜と幸福に満ちて全身を震わせていたのです。


「み…みもりちゃん…?」


忘れていた古い思い出。埃っぽいあの頃の記憶がみもりちゃんと一緒に作ったタイムカプセルの中から蘇ってそれに触れることができた私達はその懐かしさを思う存分満喫しました。


でもそこで二人で書いた婚姻届が見つかった時、


「じゃあ…!今から作ろう…!赤ちゃん…!」


何故かすごい勢いで私のことをベッドの上に押し倒してくるみもりちゃん。

その時、真正面から私のことをしっかり見つめていたみもりちゃんの顔を私は今もよく覚えています。


緊張したように少しこわばった顔つき。

可愛くてモチモチしたほっぺはもうこんなにきれいな桃色になっていてあの時のみもりちゃんの気持ちを代弁しているように見えました。

つややかな漆黒の髪の毛が私にまとわってそこから放たれてくる濃厚な香りに一瞬気を失いそうになったりしましたが私は決してみもりちゃんの新緑の瞳から目を逸らせなかったのです。

その真剣で愛に満ちた目に吸い込まれてしまった私はその一瞬で気づいてしまいました。


「わ…私…!今ここでみもりちゃんに抱かれるんだ…!」


っと。


長きに渡る念願。

その願いに掛けた忍苦の時間がやっと報われる時が来たと本能的に感じてしまった私は本当は嬉しすぎて涙まで出そうな気持ちでしたが私はそれ以上何も考えられませんでした。


何かに惹かれ合ったようにあっという間に服を脱ぎ捨てて裸になった私達はその後、本能に身を委ねてお互いの肉体を食い求めるようになりました。

貪欲に、そして焦がれるように相手の肉体を渇望して宥め合った私達。

混ざり合う唾液と滲み出てきた体液と合って部屋はあっという間に私達の体臭の密室となって本当の意味の「ラブハウス」を作り出してきました。


子供の頃から知っていたつもりのみもりちゃんの体。

でもどれもとても新鮮で今まで味わうこともできなかったまったく新しいものばかりでそれこそ本当の意味の至宝であることを私はよく分かるようになりました。


柔らかくて肌触りの優しいその体は筋肉質の私とは段違いの正真正銘の女の子の体で


「あっ…!ゆりちゃん、そこダメ…!」


どこを触ってもすぐ感じてしまうほどものすごい感度を示してくれました。


汗だくになってお互いの体を舐め合い、吸い込む。

絡み合う舌から伝わる唾液の味は今まで食べたどのスイーツより甘くて癖になりそうでそれを繰り返しているうちにいつの間にか私達の前には今まで一度も見たことのない新しい景色が広がり、やがてお互いの秘所まで見せ合うようになりました。


「もう…♥みもりちゃんったら赤ちゃんみたいに胸ばかり…♥そんなに吸っても何も出ないんですよ…?♥」


みもりちゃんに噛まれてしゃぶられた乳首はもうこんなに敏感で固くなっていて胸は爆発しそうにバクバクしてお腹の中が「キュンキュン♥」響きながらみもりちゃんのことを更に欲しがる。

それに応えてくれるようにみもりちゃんは初経験ということにも関わらず一生懸命私のことを喜ばせるために張り切っていてそれがまたたまらなく愛おしく感じられた私は


「じゃあ、今度はこちらを気持ちよくしてくれませんか…?♥」


更に拍車をかけることにしました。


「みもりちゃんのペロ…♥みもりちゃんの可愛いペロがこんなに一生懸命私のことを知ろうとしている…♥」


ついに自分の中で入って激しく暴れるみもりちゃんの舌と指。

気持ちいいところをピンポイントで攻めてきたテクニカルな指さばきで中はもうこんなにグチョグチョなのにそれを温かくて柔らかいペロが引っ掻き回してさらなる快感を与える。

あそこ全体を舐め尽くして敏感でぽっくりと大きくなっている()()さんを集中的に攻めるみもりちゃんの初経験とは思われないほどの高度のテクニックには本当に驚かされてその快感が限界に達した時、体の内側から熱いものが爆発的に吹き出されて下のみもりちゃんをびっしょりと濡らしてしまう。


「あ…!す…すみません…!みもりちゃん…!あまりにも気持ちよくて我慢できなくて…!」


っと慌てて謝る私に


「そんなに気持ち良かったの?えへへ…むしろ良かったって思うな…私でもちゃんとゆりちゃんのこと、気持ちよくできたなって。」


少し照れくさい笑みでむしろ今の言葉でちょっと自身ができたと安心するみもりちゃんが果てしなく愛らしかった私は


「じゃあ、お礼で今度は私がみもりちゃんのことを気持ちよくしますね…?♥」


自分が頂いた以上の気持ちをお返しするために一生懸命舌を動かしました。


もう気持ち良すぎて体は弓のように曲がりしなわって二人で何度吹き出したのかベッドの上がもうこんなにびしょ濡れで床にはこんな水たまりまでできている。

時間の経ちもすっかり忘れてしまうほど人生初の交わりに夢中になっていた私とみもりちゃんは初めてお互いの乱れた本能的な素の自分を相手に見せることができました。


誰も来ない森の奥で胸の底からただ本能と快感に身を委ねて思う存分声を上げる。

お互いのお股を重ね合って腰を振ってこすりつけながら吐き出すよがり声は更に相手のことを興奮させ、モチベーションを高めさせる。

自分のお股にみもりちゃんのぐっしょりしたお股が重なった時、私はそれだけで軽くイッてしまうほど興奮していました。

甘酸っぱい汗に匂いに息がつまりそうになっても私達はただひたすら相手の肉体を渇望する一方だったのです。


「腋♥腋、舐めてください♥みもりちゃん♥」

「お尻、叩いて♥思いっきり叩いて♥みもりちゃん♥」

「下敷きになってお豆さん、いじってもらってもいいですか?♥みもりちゃん♥」

「貝合せしましょう♥火がついてしまうほど思いっきりこすり合うんですよ♥みもりちゃん♥」

「止まらないで♥もっと腰を振って♥頑張れ、頑張れ♥みもりちゃん♥」


いくら私が注文しても一言の文句もせず全部聞いてくれる優しいみもりちゃん。

私達の純粋な思い出の家に大人になった私達の体臭が染み付く頃、私達は遅くなる前に早く青葉さんと会長が待っている記念館に戻らなきゃと気がつくようになりました。


「もう一回…!あともう一回だけやりましょう…!みもりちゃん…!」


でも先の気持ちが再び味わいたくなった私はそうやってみもりちゃんを引き止めるようになって


「うん、いいよ。」


そんな私のことをみもりちゃんは何のためらいもなくまた優しく抱いてくれたのです。


ベッドの上でずっと私の手をギュッと握ってくれたみもりちゃん。

私の体を離れないように強く抱きしめて何度も私の名前を呼びながら「大好き」と言ってくれたみもりちゃん。


「や…やっぱり嫌ですよね…?こんな毛むくじゃらのモジャモジャなのは…」


今日のことが予測できなくて予めムダ毛の処理を施していない私のことを


「ううん。自然ですごくいいと思うよ。」


ありのままでいいと素直に受け止めてくれた優しいみもりちゃん。


「なって…!私のお嫁さんになって…!ゆりちゃん…!」

「はい…!♥なります…!♥みもりちゃんのお嫁さんになりますから私のことをもっと愛してください…!♥」


そして私に一生の愛の誓いを約束してくれたみもりちゃん。


そんなみもりちゃんのために今の自分がやってあげられることは何なのか真剣に悩んだ私はあることを思いつきました。


「今夜私が絶対みもりちゃんの赤ちゃんを孕みます。」


私達は一度結婚式も挙げて婚姻届に名前も載せた正真正銘の婦婦。

その次なる段階といえばやはり…!


「子供しかありません…!」


っと張り切っている私のことに少し不安を感じたようですが


「楽しみにしてくださいね?♥みもりちゃん♥」


大丈夫ですよ、みもりちゃん♥

このゆりが絶対あなたを昇天させて差し上げますから♥


「そ…そろそろ青葉さん達のところに戻らないと…」

「そうですね。」


激しい一時を過ごした後、やっと現状が把握できたようなみもりちゃん。

参ったなって顔で服を着ろうとしているみもりちゃんですがその時に既に私の中には大きな愛の火が付いていたのです。


想い出さがしの一環で訪れるようになった秘密基地。

でもそこで私達が見つけたのはただの思い出話だけではありませんでした。


昔からずっと守られてきたあの頃の誓。

私達の心は昔からずっと一瞬たりとも離れたことがなかったのです。

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