第158話
いつの間にかこういう官能小説みたいなジャンルになってしまいましたが一応アイドル系でございます。
いつもありがとうございます!
「なんで…何も言わないの…?」
私は悲しかった。
「…赤座さんのせいじゃないから…」
私はただ限りなく悲しかった。
皆が去ってしまった誰もいなくなった森。その嫌になるほど静かさを背負いながら目の前のズタボロになっていた少女を眺めている私はその哀れな姿がとても悲しかった。
私に何も言わないあの子のことが悲しかった。こんな時でも私のせいじゃないっと言ってくれるあの子のことが悲しかった。この子の痛みが悲しかった。そしてなぜこんなことになってしまったのか分からなくて悲しかった。
皆のおもちゃになった粉まみれの少女は私に何も言わずにただ静かにしゃがんでいるだけで私を恨んだり憎んだりしなかった。それがたまらないほど悲しかった私はつい口から血が出るほど唇をかじってしまった。
「自己嫌悪」。それ以来、私はずっとそう呼ばれる嫌な感情から離れられなくなってしまった。ずっと世界一の超絶可愛いだと疑わなかった私自身だったが
「なんでだよ…」
その時の私は自分のことが世界で一番最低な人間だと思っていた。いっそ嫌われたら楽になるっと心底から思った。
生卵と小麦粉まみれのみっともない格好になってもその子の目はいつかお姉ちゃんと一緒に見た冬空のお星様みたいに清らかに、そしてまっすぐに輝いていた。そのきらめきを追いかけて一生懸命頑張ってきたはずなのに
「ことりは…」
私は一体何をしているんだろう。
それ以来、私はまともに鏡の前すら立てなくなってしまった。哀れで醜い自分のことがとても嫌だったから。何より鏡の前から自分を見るとその時、その子から私を見ていた視線を分かってしまうことがどうしようもなく怖いかった。
***
「赤座さん。朝ですよ?」
先輩の声。いつ聞いても穏やかできれいな声だった。汚れのなく清らかで冴えた声。去年の私もこの爽やかな声のことが本当に大好きだった。
でも先輩の呼びにも私の体はなかなか起き上がろうとしなかった。多分慣れない時間まで起きていたせいだろう。
「すずめさん達が窓から挨拶しているんですから。」
さり気なくものすごく恥ずかしいことを言っている先輩。
見た目だけは第3女子校の中でもぶっちぎりでトップだと言えるものだがなぜか頭の中はいつもお花畑だった。確かに初々しくて可愛いだと思ってはいるだがさすがに心配になるところも存在した。
「仕方ないでちゅね。マミがチュ♥してあげまちゅね。」
こういうところが本当に心配だった。
ーチュ♥
そっと額に触れた先輩の唇。ふにふにで温かい。そしてすっごくいい匂い。
私は子供の頃に母親が亡くなってしまったからこれと言った思い出はないだがもしちゃんと覚えられていたならこういうものではないかとつい思ってしまう。それほど私はこのお花畑先輩の温もりが心地よいものであった。
正体は知れない。ただ限りなくいい人というのは確かだった。自分の正体についてはあの生徒会長にさえ明かさなかったようだが皆、そういうのどうでもいいっと振る舞っているので私もそれに従うことにした。
ただひたすら人並み以上母性本能が強くて優しい人だからあの子とのことを置いといても個人的にも本当に好きな人だった。
「まだ起きないんですね。そろそろ準備しないとダメですのに。」
なんだか急いでいるような先輩。そういえば先輩のマンションから学校まで結構距離があるからそろそろ準備しなければ遅くなってしまうだろう。
「先輩…おはようございます…」
「おはようございます、赤座さん。」
まだ体は疲れが重なっていてまるで水を吸い込んだ服みたいに重くて調子が悪いだがよく考えてみればいきなり押しかけたのは私の方だったからこれ以上先輩に迷惑を掛けるわけにはいかないのでそろそろ体を立たせる私。
でもなぜか挨拶する先輩の顔が何かに防がれていて見えない。
「朝ご飯、用意しましたから一緒にしましょうか。」
「はい…でも…」
何だ、これは…なんか布に包まれたでっかい塊が私の視野を全部遮て…触れる感触はなんかふわふわで柔らかいけど…
「あん…♥朝から情熱的ですね、赤座さん…♥」
「はい…?」
なんか邪魔だなっと思ってその塊を押した途端、私は先輩からその反応から気づいてしまった。これって間違いなく、
「うわっ…!?す…すみません…!」
先輩のあのでっかいおっぱいというのを。
いつ見てもアホほどでかい…こんなもの、本当に人間が付け回れるものなのか…下から見ると前が全然見えないのではないか…何だ、この圧倒的な重量感…
「赤座さんはマミの牛乳が飲みたかったんですね♥でもどうしましょう…マミにはまだ牛乳が出ないから…」
「べ…別にそういうつもりではなかったんですけど…!?」
本当にいつも何を考えているのか見当もつかない先輩。それよりわざわざ搾りながら確認させなくてもいいんですが…
今日の朝食は和食。わざわざ私のまで…気を使わせてしまったようで申し訳ありません、先輩…
「いえいえ。私、料理するの大好きですから。いつも一人だったから今日は赤座さんがいてくれて本当に嬉しいです。」
「そう…ですか。」
先輩の味噌汁、美味しいな…そういえば誰かと一緒にする食事なんて久しぶりかも…転校以来はずっと一人で食べていたから…
「赤座さんは今日どうする予定ですか。一旦学校に戻る予定なら近くに済んでいる第1の友達がいますから出迎えに来てもらいましょうか。多分今の時間なら「百花繚乱」と「Scum」のパトロールも始まっている頃だし、その子と一緒にいるとそこまで疑われないでしょう。」
「そ…そうですか…」
第1女子校の友達か…先輩って意外に顔広いんだな…
「あ…あのですね、先輩…実は…」
でも先輩のそのようなありがたい気遣いは受け入れられない。なぜかと言うと
「私…辞めちゃったんですよ…学校…」
私は一昨日、お姉ちゃんから苦労して転校させてくれた第1女子校を自ら出てしまったから。
「…はい?」
***
最初は完全にこちらからリードしていました。黒木さんからの呪文、みもりちゃんは「淫紋」と言ったものもありまして私の性欲のゲージは理性が保てないほど爆発寸前でした。ほんのちょっと触れたくらいで噴き出すほど感度も良くて中のお部屋からの疼きも止まらなくて実に危険な状態だったと覚えています。
荒沼さんからの条件を受けて後、「陽炎」の方から案内してもらった部屋に入った途端、シャワーも浴びなくてその場でみもりちゃんのことを襲うくらいでしたから。あ、ちなみにお金の方は寄付される予定ですからご安心ください。
とにかく私は自分なり結構我慢しましたがそれ以上はどうしても抑えきれませんでした。だってみもりちゃんの甘い匂いも、緊張で乱れている息も、全てが私にとって興奮剤と同じものでしたから。そんな美味しいみもりちゃんを目の前にしてそれ以上我慢できるほど私は我慢強い女の子ではありません♥
「ゆ…ゆりちゃん…!?ちょ…ちょっと落ち着いて…!」
っといきなりベッドに押し倒して仕掛けてきた私を落ち着けようとするみもりちゃんでしたが
「もう我慢できません…♥今日こそあなたの子供、授かっていただきますから…♥」
こっそり摂取したお母様からの媚薬と黒木さんからの淫紋のおかげで完全に理性がふっ飛ばされた私にみもりちゃんの声は届きませんですた。
全ての準備は整えました。あなたを考えるだけで私はこんなに濡れてしまいましたから…♥
「あなたのゆりが脱がせてあげますね♥」
「ちょ…!自分で脱ぐから…!」
あらあら♥そんなに恥ずかしがらなくても♥タイツの上でこんなにぷっくりと♥どんな魔剣が入っているのかな…って
「な…なんですか、これは…」
なにこれ…こ…これが本気になったあなたですか…?
「そ…そんなにじろじろ見るなって…!」
ここまで来て別に隠さなくてもいいと思うんですがさすがにこの大きさは少しためらってしまうのですね…これって人間のちん○っというよりなんというか…
「馬…」
ほ…本当に今までこんなものよく付けていられたんですね、みもりちゃん…女で例を挙げればあの爆乳のみらい先輩ほどではないかと…これ全部私の中に入るんですか…♥全部受け入れられるかしら、これ…♥
「そ…そんな例は要らないから…」
スカートを引っ張ってなんとかその凶悪な肉の棒を隠そうとするみもりちゃん。ああ…♥でも…♥
「ステキです…♥」
この濃厚なイカ臭さ…♥そしてそれに加わったみもりちゃんの汗臭い体臭…♥臭いだけで頭がくらくらしてきました…♥ど…どうしましょう…♥私、今、みもりちゃんの前でとんでもなく下品な顔をしているかも…♥
「それではまずはお口の方から行きますね♥いただきます♥」
「ゆ…ゆりちゃん…!はうっ…!?」
「しゅごい…じぇんびゅひゃいれないんでしゅね…♥」
「しゃ…しゃぶりながら喋らないで…!っていうかゆりちゃん、舌…!?」
うふふっ♥いかがですか♥あなたのゆりのお口は♥
「ゆりちゃん…!言い方…!」
うふふっ♥思い切り感じてくれるみもりちゃんも可愛いです♥
「な…なんか変な気分だけど…!本当にこれで大丈夫なの…!?」
「大丈夫ですから♥」
「え…?なにこれ…なんかもう…」
「みもりちゃん?」
っといきなり口の中で生ぬるいものが噴出されて!?ぬるぬるで生臭くて栗の花の匂いまで…こ…これってまさか…!
「あ…ごめん…!なんか何も考えられなくて…!本当にわざとではなくて…!」
別に謝る必要まではありませんからそんなに心配しなくてもいいですよ?お互い初めてですし、仕方ありません。とりあえずみもりちゃんの初めてのミルクいただきますね♥
「そんなもん飲んじゃダメよ…!今、ティッシュあげるから…!」
残念♥ごちそうさまでした♥うふふっ♥少し変な味ですがみもりちゃんの愛がたっぷり詰まっていて優しさまで感じちゃいます♥
「そんな食レポはいいから…!大丈夫なの…!?」
もうー心配性ですから♥何ならもっと試してみてもよろしいですよ?♥
「だ…だから言い方…!」
慌てるみもりちゃんも本当に可愛いです♥
さてと随分体も温まったところだしそろそろ本番に移りましょうか♥しかし本当に元気ですね、みもりちゃん♥またこんなにガチガチになっちゃって♥
「ゆ…ゆりちゃん…!?何を…!?」
「よいしょっと♥」
みもりちゃんを仰向けにした後、その上に乗って私の大切なところをみもりちゃんの逞しい竿に一気にチュ♥させるつもりでしたがやはりこの大きさでは思惑通りにはいかないものですね…先っぽだけでこんなにきついだなんて…♥
でもこう…
「よいしょ♥よいしょ♥」
すりすりしながら滑らせて少しずつ挿れ込んだら…♥
「あ♥入ってきた♥入ったきたんですね、あなたの愛が…♥」
はい♥愛の花園に1名様ご案内♥
「え…!?本当に入ったの…!?」
「はい♥いらっしゃい、みもりちゃん♥」
「な…なにこれ…!?なんかめっちゃ熱いんだど…!?」
うふふっ…♥みもりちゃんも私みたいにとんでもなく乱れた顔をしているんですね…♥
「じゃあ、動きますね…♥」
「ちょ…ちょっとまって…!」
「いいえ…♥もう止められませんから…♥」
ああ…♥みもりちゃん…♥やっとあなたと繋がりましたね…♥私がこの日をどれほど待ち続けてきたのか…♥さあ、あなたのゆりの中にあなたの愛の種を一杯射精してください…♥私の中をぐちゃぐちゃにかき回してください…♥私をあなたの女でしてください…♥
「ゆ…ゆりちゃん…!もっとゆっくり…!」
「うふふっ♥ダ·メ♥です♥」
あのみもりちゃんが私の下に押されてこんなに激しく喘いでいる…♥今まで知らなかった快感に体は素直に反応しつつ腰を振っている…♥感じます…♥感じますよ、あなたの愛が…♥あなたのゆりへの大きい愛が私の中をあなたの色で、あなたの形で覚えさせていく…♥もっといい声を聞かせてください…♥
さあさあ、どんどんいちゃいましょうね、みもりちゃん…♥
「ゆりちゃん…私、もう…」
「はいはい♥お構いなく思いっきりビュッビュッしてください♥」
そしてついに迎えることができたみもりちゃんの愛の種♥こんなにたくさん入り込むんですね♥しかもこんなに外で溢れるほど♥元気な子が生まれそうです♥結局ゴムとか気にしなくても良かったかも♥
私は今、みもりちゃんの愛と歓喜に包まれて生まれてから最高で幸せです♥感激すぎてなんだか涙まで出そうな…
「ゆ…ゆりちゃん…!?急にどうしたの…!?」
「は…はい…?」
その時、私は不意に私の頬を流れている一滴の雫につい動きを止まってしまいました。
「ど…どうしたの!?そんなに痛かった!?誰か呼んでこようか!?」」
真っ青な顔色になって心配するみもりちゃん。
でも痛みのせいかそういうことではなくて…なんというかこの温かい感覚は…
「幸せ…でしょうか…」
私、本当にみもりちゃんと一つになれたという安心感のせいでしょうか…急に溢れてきた涙に私自身も戸惑ってしまいます…
本当に大好きなあなたと…今までのことを全部報われたような幸せな気分…感情が溢れてうまく言葉にはできませんが私…今、本当に幸せです…
例え目が覚めたら消えてしまう儚くて寂しい夢としてもこうやってあなたの繋がったことがどうしようもなく嬉しくて…って…!?
「み…みもりちゃん…!?」
急に裸のままで私を抱きしめるみもりちゃん…!!
肌から直に伝わってくる熱くなった体温、そしてそれ以上温かいみもりちゃんの唇がそっと私の頬に触れた瞬間、私は再び言葉では全部語りきれないほどの大きい幸せに包まれました!
でも…でもなんかだかこれは…!
「はわわわ…!」
ど…どうしましょう…!なんだか急にものすごく恥ずかしくなっちゃいました…!勢いでやっちゃったけど確か強引なところも少なくなかったから…!ど…どんな顔で合わせばいいのか…!
「私も嬉しい。子供の時からずっと思っていたんだ。初めては絶対ゆりちゃんじゃなければならないってね。」
「みもりちゃん…」
そっと私と目を合わせてくれるみもりちゃん。
その一点の曇りもない純粋な黒い瞳は私にずっと愛の誓いを語っているようにとても温かくて優しく輝いていました。なんだか見ているだけで心が解かれてゆくようなその目を私は心から愛していました。
「ありがとう、ゆりちゃん。私のためにこんなに頑張ってくれて。私もいつまでもゆりちゃんとのこの時間を大切にしたいから一生懸命頑張る。だからこれからもよろしく…ね?」
少し照れているように笑ってしまうみもりちゃん。
やはりあなたはどうしようもなくいい人ですね…こんなワガママだらけで勝手なことばかりやらしてしまう私なんかのために…今、私達は真の意味でお互いと繋がっていますね…
私の方こそありがとうございます、みもりちゃん…本当に…本当にありがとうございます…
「私、もっともっとみもりちゃんを喜ばせたいです!これは魔法とかで言っているのではありません!私は純粋にみもりちゃんを気持ちよくさせたいです!すみません、私一人で盛り上がってしまって!」
「ええ…は…恥ずかしいから直接話すのは控えて欲しいんけど…でもまあ…気持ちよかったのは本当だから…その…ありがとう…」
「みもりちゃん…!」
恥ずかしながらありがとうっと言ってくれるみもりちゃんも可愛いです♥
「でも私の方からもゆりちゃんのことを喜ばせたい…かな?ほら、こういうのは両方皆楽しまなければならないし…ゆりちゃんって私のことしか考えないから…」
そ…それはつまり…私を気持ちよくさせたい…ってことですか…?
「ま…まあ…うまくできるのかはよく分かんないけどね…」
「みもりちゃん…!じゃ…じゃあ、お言葉に甘えてそうさせていただきますね!」
今日の私、本当についているかも…!まさかみもりちゃんからそんなご褒美をもらえられるなんて思ってもなかったんです!受け身のみもりちゃんがこんなに頑張ってくれるなんて…!
「じゃ…じゃあ、次、始めるのね…?」
「はい!よろしくお願いいたします!」
ああ…嬉しいです、みもりちゃん…どんどんあなたと一つになってゆく実感が湧いてきます…こうやって私達はお互いのことをもっと愛し合うようになっていくんですね…
でもその時の私は知るべきでした。誰かのために本気になる時のみもりちゃんがどれほど強くなるのか、そしてその底知れずのおぞましい体力と絶倫な精力を…




