表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
リバイバルゲーム  作者: ヒロ
8/31

第8話 そこで見たもの

「んじゃ、俺は飲みに出かけてくるからお前達2人はここにいてな。」

サリア父はそう言い残して家を後にし、俺とサリアの2人きりになった。

「そういえば、俺が借りてたピッケルまだあのバケモノに盗まれたままだな…。なんか悪りいな、取り返せなくて。」

俺は軽く頭をかきながらサリアに謝ったが、サリアは盗まれた事に関して全然気にしてない様子だ。

「ピッケルなんてどうでもいいのよ、うちの屋根裏部屋にまだたくさんあるしね。それよりも助けてくれたこと、本当に感謝してる。」

「お、おう。良いってことよ!」

俺は再び照れくさくなって別の話を切り出した。

「なあサリア、その屋根裏部屋には他にどんな物があるんだ?」

「気になる?なら来て!案内してあげる!」

サリアはそう言うと俺の腕を優しく掴み、屋根裏部屋まで連れてってくれた。彼女は無意識だが、女の子に触れられるとやはり緊張してくる。なんだか得した気分w

「ここが屋根裏部屋よ!」

「うわ、すっげええ!!秘密基地みたいだな!!」

そこには地球儀やコンパスなどが置いてあり、壁には少し色あせた大きな世界地図が貼ってあった。本棚には本がぎっしり。

「屋根裏部屋ってよりも『2階』って呼んだ方がいいくらいに広いな。天井も割と高いし。」

「お父さんが屋根裏部屋を拡張して作った空間なのよ。お父さん大工の資格も持ってるの!」

「お父さんすげえな!」

俺は屋根裏部屋へと足を踏み入れ、サリアに聞いた。

「それにしてもサリアの父さん武器屋なのに、どうしてこんなに格好いい部屋を作ったんだ?」

「実はお父さん武器屋をやりながら時々、趣味であちこちを旅してるのよ。それで旅の土産物とか手に入れた物とかをここに保管しておいたり、まぁ拠点として使ってるってわけ。」

「サリアの父さんマルチな才能すぎ…w」

「本とかなら触っても大丈夫だと思うよ。」

そう言われたので俺は本棚から本を適当に一冊手に取り、パラパラめくってみた。

すると思いのよらない物が目に映った。

「これ……まさか……」

そこに描かれていたのは俺がこの世界に来て最初に出会った巨大なドラゴンそのものだったのだ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ