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リバイバルゲーム  作者: ヒロ
26/31

第26話 作戦会議

「賢治君、今だよ!!!」

「了解!!」

俺は力一杯に片手剣を振った。攻撃は命中。

「よっしゃ!」

「その調子!」

ここでレイラさんがとどめの弓矢を放った。

「ふっ!!」

バシュッ!!!

これも命中。モンスターは倒れた。

戦闘訓練終了のベルが鳴ると、クルトさんが話しかけてきた。

「賢治君!訓練するのまだ2回目なのに、凄かったよ!自信持っていいと思う!」

「ありがとうございます!」

戦闘が上手いクルトさんに褒められるなんて光栄だ。レイラさんも彼女の弓を布で磨いて手入れしながら、満足気な表情をしている。

サリアは訓練の手応えどうだったかな?

「サリア、訓練どうだった?」

「う〜ん…」

浮かない顔だ。するとレイラさんが会話に入ってきた。

「まぁまだ2回目だし、次があるわよ。それにアンタが思ってるほど悪い動きじゃなかったわ。元気出しなさいっ。」

レイラさん、強気なイメージあるけど素は良い人なんだろうな。サリアも少しは元気づいたといいが…。

「レイラさんありがとうございます!私、次も頑張りますね!」

サリアも素直で良い子だ…。うん、うん。

「賢治君、世間を微笑ましく見守る御老人みたいな顔してどうしたんだい?」

「い、いや何でもないっすw」

クルトさんは意外と人をよく見ているかも…。


その夜、俺達は訓練所に併設されている宿舎で泊まる事にした。夕食はもちろんあのレストラン。店に入ると料理長が出てきた。

「ああ、あなた方は先日、山賊共を一掃なさった英雄!チケットをお見せください。」

「英雄…照れるなぁ。はい、これ。」

俺は例の無料券を見せた。

「はい。確かに確認致しました。お席にご案内します。」

窓際の席に案内された。窓からはウェルダネスタウンの商店街のほのかな灯が見える。

メニューを見て、それぞれ好きな料理を注文した。ちなみに俺はチーズインハンバーグ。チーハンだ。

料理を待ってる間、クルトさんが口を開いた。

「そういえばさ…ドラゴングランプリって明後日だよね?僕たち大丈夫かな…。」

は?あさって!?ちょいw

「ドラゴングランプリあさってなんですか?」

「ヤマモト〜なーに考えてたのよ!明後日だって知らなかったわけ?」

「知らない知らない知らないですよwサリアは知ってたのか?」

「私も知らなかった…!」

これはマズイぞ…。まだ何にも作戦とか対策とか考えてない!でも、まあ…。

「明日じゃないだけまだマシかぁ。」

「呑気過ぎ!さ、今から考えるわよ!」

その時丁度料理が運ばれてきた。

「お待たせしました。御注文の料理でございます。」

「まあ料理来ちゃったし、後で考えましょう!」

「それもそうだね。」

「も〜後でちゃんと考えるんだからね!」

料理の味は相変わらず美味かった。とろける濃厚チーズにジューシーな肉。ゲームなのに味覚は鮮明だよな…。

1時間くらい食事を楽しんで、俺達はレストランを後にした。

宿舎に着くと俺達は、エントランスホールのテーブルに座った。ここは公共スペースになっていて、俺達意外の宿泊者達も利用している。

話し合いはクルトさんが仕切るようだ。

「まず、ドラゴングランプリに初めて出場する賢治君とサリアちゃんのために大会のルールを説明するよ。」

「お願いします。」

「大会は、1グループ5人まで出場出来るんだ。中には1人で出場する猛者もいるけど、ソロは相当な実力が無いとまず厳しいね。で、僕達は僕含め4人で出場するってわけ。」

なるほどな…。

「大会の内容はどんな感じなんですか?」

サリアも興味津々。

「大会は簡単に言うと勝ち抜き戦。強力なモンスターをグループが順番に倒していくんだ。それで最後まで残ってたグループが優勝だよ。」

「ちなみにどんなモンスターが出るんですか?」

俺が聞くとクルトさんは表情を曇らせた。

「実はそれが毎年、当日のお楽しみってことで発表されないんだ…。でも、この世で3本の指に入る凶暴さを誇るドラゴンが5年の周期で出てくるんだよ。そして…。」

「そして…?」

「今年はその5年の周期に当たる年なんだ…。」

マジか。俺達に勝算はあるのか…?

「あの、そのドラゴンの名前は何ていうんですか?」

「名前は、エンシェントデビルドラゴン。『いにしえの悪魔龍』さ…。」

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